概要
「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」で飛び出した
ベジータ屈指の迷言。
伝説の超サイヤ人である
ブロリーの真の力を理解した事で早々に戦意喪失してしまったベジータは、ブロリーに立ち向かう悟空、悟飯、トランクスの戦いを遠巻きに見る事しか出来なかった。悟空らはブロリーに全く歯が立たず、彼らに加勢したピッコロまでもがブロリーの放った気弾で無惨にも爆破されてしまう。
その光景に絶望したベジータは嗚咽の如く言い放った。
もう駄目だ・・・おしまいだぁ!
まるでブロリーに赦しを乞うべく土下座しているかのようなポーズ、普段のプライドの高さが微塵も感じられない弱気な声、直後にピッコロからこの台詞を寝言と切り捨てられ叱咤を受ける構成等から、本作のベジータのヘタレ具合を象徴する台詞として扱われている。
この言葉は本当に寝言だったのか
ブロリーの戦闘力はZ戦士が束になっても敵わないほど高く、後に戦意を取り戻したベジータ自身も瞬殺されているため、その実力の差を理解してしまったベジータがこうまで恐れるのも仕方ないと言えるだろう。
しかしブロリーはこの時点で罪無きシャモ星人を虐殺し、母星の破壊までしてみせる凶悪さを見せつけているため、彼に降伏したところで命の保証は無い。
ピッコロの言うように、目の前の悪魔と戦わずして現状を嘆き続けるベジータの弱音は寝言に過ぎないのだ。
最終更新:2024年09月05日 15:27