SF百科図鑑
リンダ・ナガタ「女神たち」
最終更新:
匿名ユーザー
2003.8.18
8月15日
リンダ・ナガタ「女神たち」読み始める。南インドのある町での出産シーン。当地では女の子は厭がられる。生まれたのは女の子だったが、母親はその子を受け入れた。転じて、ミズーリの汚染された土壌をバクテリアで洗浄する作業場に勤める女性が、部下の少年を学校に派遣することを告げる。また場面はインドに戻り、件の出産に立ち会った男が、乱暴され気を失った痩せこけた少女を救う。家に連れ帰り、チャリティ団体を呼ぶが、身寄りのない子は救えないと渋られる。転じて、少女の視点。少女は幼くして嫁ぐが、義姉にいびられ、夫の死後とうとう追い出される。少女はまだ15歳。というところまで読んだ。
なんというか、フェミニズム小説の匂いがぷんぷんする。ややアジアに対する偏見が舞台設定に見える感じもするが、これは白人の小説に共通する点なのでやむを得ない。この先の展開が気になるところだ。
「死の姉妹」数編読んだ。詳細な感想は全編読んでから。
8月16日
致命的なマークミスで馬券は逃したものの、本日の狙い馬=札幌12レース、トウカイテイオー産駒・ナチュラルナインの芝長距離適性は抜群だった。持ったままで好位から抜け出し4馬身差楽勝。500万からの昇級初戦、一気の距離延長、古馬に混じっての混合戦を3歳地方馬だてらにこの圧勝だから恐れ入る。1000万条件でこの競馬なら準オープンでも通用するだろう。気は早いが、菊花賞の惑星馬はこの馬かもしれない。晩成傾向の強いテイオー産駒、将来は重賞路線で活躍してほしい。親子孫3代ダービー制覇は間に合わなかったが、親子孫3代有馬記念、ジャパンカップ制覇ならばまだ間に合う(笑)。ただ、多分この馬ステイヤーだと思うけどね。母方にミスプロ系が入っているらしいから、種馬になってもいい仔を出しそうだ。次走も狙い馬!但し、もう人気だから高配当は望めないがね&&トホホ(馬名、ナチュラルラインと思ったら、「ナイン」でした。)
明日の狙い馬は次の通りです。
札幌
6Rブライアンズレター(前走脚を余した。1700なら適鞍)
9Rスリーブラボー(堅実、そろそろクラス卒業か)
10R マイネルプリオール(そろそろ復調期待)
同 コスモウェンブリー(オフサイドトラップ産駒、昇級初芝で人気薄激走の予感)
11R マイダイナマイト(高レベルメンバーを条件勝ち、連闘の勢いで人気薄一発!)
12R ホーマンウィナー(ダートは実績ないが、適距離に戻って巻き返し期待)
小倉
5R マルタカカリスマ(そろそろテイオー産駒も新馬勝ちを! 人気薄ほど走るから)
9R エリーナ(1回叩いて牝限なら格上であっさりも)
11R グリーンブリッツ(衰えない古豪、復調気配)
12R アグネスジャンボ(再昇級の勢いで)
新潟
5R ミデオンブライアン(初障害で未知の魅力あり)
7R ハーモナイザー(ナリブ産駒は人気薄で狙え)
9R サクラブライアン(得意のダートに戻り、1回叩いて変わり身期待)
11R トーアメイウン(トーホウシデンと接戦以来、休み明けで人気薄なら狙い目)
同 スリリングサンデー(順調なら重賞で勝ち負けしていたはずの素質馬、衰えは隠せないが、もう一花期待)
あ、全部買うわけじゃありません。上記のうち総流ししてもいいほど期待しているのは、ブライアンズレター、エリーナ、サクラブライアンの3頭。それに次ぐのが、マイダイナマイトとトーアメイウンです。
8月17日
ハーモナイザー1万7000円とって、やっとちょっとプラス。何千円か知らんけど。やっぱり真面目に予想しないと駄目だな。でもトゥルーサーパスの3万馬券は、トゥルーから薄め流しだけでよかったんだよな。そっちに方針変えようか。投資少なくて済むし。
「女神たち」214ページまで行く。マイケルのパートとコーディのパートに分かれている。マイケルのパート、インドの原理主義者がマイケル宅を訪ね、インド人少女を渡せと迫る。家のセキュリティシステムが作動し、少女が中庭に閉じ込められ、セキュリティ隊員が急行し少女を怯えさせる。マイケルの面会相手で少女を助けるのに一役買った女が少女を慈善メンバーに会わせ、自立しなさいと諭す。他方マイケルは、この地の地下水が汚染されているという噂が流れていることを知らされる。困り果てたマイケルは、前妻のコーディに連絡を取る。コーディのパート、現愛人と関係を持ち、これでまた妊娠するかしらと思う。前夫との子は流産してしまった。仕事のせいと思っていたが、自社のプロジェクトに自分の産まれ故郷が入っているのを見て、小さい頃の環境汚染が原因なのか?と疑う。VRの追体験マシンで幼時体験を追体験。母親と話したりしながらいろいろ悩んでいると、マイケルから連絡がある。というところまで読んだ。
なかなか複雑なプロットの小説で面白い。インドのしいたげられた少女をいかに助け、自立させるか?というフェミニズム色強い小説だ。ただインド社会の描写は、ちょっと偏見も感じられるけれど(シモンズの「カーリーの歌」よりもひどいかも知れない)。今日中に読み終わりたい。
きょう読み終わるかどうか微妙。いずれにしろ、読み終わっても感想は明日に回す。スワンウィックも読む予定だったんだけど無理っぽいね。
8月18日
「女神たち」リンダ・ナガタ読了、9点。嫁ぎ先に連れ戻された少女を、遠隔操作の偵察機(ラジコンのようなもの)で救い出し、少女はようやく自立を勝ち取る。少女の持っていた土が地下水の汚染を浄化する力があることが分かり、汚染問題も解決。他方、コーディは、インドのフォービレッジでも使われていたと同じ「胎児の性別を識別の上、特定の性別のものを自動的に排卵してしまう薬品」の使用して女の子を産もうとするが、その結果として結局妊娠しなくなったことをマイケルに打ち明け、結局マイケルとよりが戻る。
何だかんだいって読みごたえがあり、小説として飽きさせない程度に程よくプロットが込み入っていて面白かった。最後は全て収まるべきところに収まり、まとまりもよい。人物設定もよいし、男尊女卑や児童虐待、妊娠中絶や産児の遺伝子操作といった社会的/科学技術的問題と、主人公の男女の自己決定というパーソナルな問題とをオーバーラップさせる重層的なテーマ設定も見事。この男女がもと夫婦であるということは途中まで分からない仕掛けになっているのも巧い。実質的主人公ともいうべきインド人少女の設定も、いかにもという感じではあるがツボを押さえている。欠点を挙げるとすれば、「女性の自己決定や自由を抑圧する因習的社会」として、未来のインドを舞台にとった選択の必然性が何なのかということ。インド社会に対する深い理解と興味に根ざした意図的な批判には見えず、単に「アメリカ以外」の舞台であればどこでもよかったのではないか、という気がする。こういった点がアジア人の目にはややおめでたく映るので、1点減点した次第。
犬がワンワンと言った、に入る。
ところで、例の掲示板、私の競馬の投票の書き込みが多すぎるためか、書き込み不能になっていて済みません。電話投票の買い目の記事は削除で構いませんので、よろしくお願いします。
駄目だ、犬ワンワン2ページぐらいで、だるくて寝てしまった。もう朝だ。何でこんな時間に目が覚めるんだよ。
犬がワンワンと言った読了。8点。人間と機械の文明が戦争で滅んで長時間が経った遠未来のロンドンで、人間の男が人間化を施された犬のサープラスを誘い、宮廷からダイヤのネックレスをだまし取ろうと画策する話。古物商から買った中古の「モデム」を使ってひと芝居打ち、これと交換にネックレスをとるが、壊れていると思ったモデムが突然治り、最寄りの生物が火を噴くモンスターと化して暴れ始める。グロリアナ女王は人工生物で何千年も生きており、実は死を願っている。誤って宮廷の奥に逃げ込んでしまった二人はグロリアナに逃げ道を教えられ脱出。ところが、あのダイヤのネックレスも偽物だった、というオチ。次はパリで詐欺をやろう、と懲りない二人。面白かった。犬やら猿やらいろんな動物が人間化を施されているという設定も楽しいが、話自体もオチまで軽妙にテンポよく進み、面白い。人間化された犬が人間の女とドギースタイルでやるというくだりも笑った。スワンウィック、短編を書き慣れ過ぎているせいか、凄みや迫力はないが、常に一定水準の話を書く力量はやはりさすがだ。
これで、未発見の「真実の都市」を除き、手持ちのヒューゴー/ネビュラの中短編はコンプリート。あとは、長篇2冊を読み、未入手の数編を入手し、真実の都市を探すだけだ。
残る未読(★は未入手)
真実の都市(モロウ)探索中
ブルー・マーズ(ロビンスン)
★大理石門の風(ウィリス)
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(ローリング)
ブロンテの卵(チャウディック)
★いきもの(エムシュウィラー)
ブロンテの卵(チャウディック)はいま、ホームページよりテキスト入手。今夜読む。あとはウィリスとエムシュウィラーだけ。