SF百科図鑑
谺健二「未明の悪夢」
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匿名ユーザー
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| ■2004/02/13 (金) 23:47:15 谺健二「未明の悪夢」 |
鮎川賞受賞のデビュー作。よくいわれるように、島田荘司に似ている。特に御手洗&石岡のシリーズに。社会派と新本格の融合の一つのかたち。本作は神戸震災と本格ミステリの融合。通常のミステリのセオリーを破って、過剰なまでにキャラクター描写や震災の生々しい描写が続く。本格パズラーの部分はまるで客引きのための付け足しにすぎないかのようだ。とはいえ、謎解きの部分はかっちりまとまっており、決して手抜きではない。ミステリの新しいかたちを示す異色作といえる。
最新作「星の牢獄」を購入し読み始めた。