SF百科図鑑
ハーラン・エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの』ハヤカワ文庫SF
最終更新:
匿名ユーザー
2000年
8/5
「世界の中心で・・・」短編集読み始める。表題作コメント済み。
「101号線の決闘」★★★★1/2
モータリゼーションが極限まで進み、車同士の決闘が合法化された未来社会の恐怖話。カーチェイス(決闘)シーンの描写は迫力があるが、このオチはほんとうに怖い。
8/26
不具合の原因がどうもAtrmの機能拡張ファイルにあるらしいことが判明。外してもフリーズは起こるのだが、Atermを入れているときに限って頻発する(起動ができなくなったりもする)。コンフリクトではなくファイルそのものに欠陥があるらしい。
また、ノートンとの相性も悪い。修復中に終了してシステムファイルを壊してしまったり。危うく初期化させられるところだった。
ノートンのデフラグが目当てで入れたのだが、デフラグしようとするとエラー。
ノートン、今捨てた。
今度は作業環境マネージャでクラッシュし、起動できなくなったので使用停止処分にした。
どう考えても、一回全部バックアップをとって初期化した方が良さそう。
選択肢としては、MO、ハードディスク、iMAC二台目のいずれか。
ノートンは駄目。
「影が行く」より
悪夢団(クーンツ)★★★1/2
エリスンっぽい暴力描写のピカレスク小説?だが、ひねりが足りず物足りない。このネタで長編を書いたら、面白いと思うんだがなあ・・・。クーンツはやはり切れよりパワーのタイプで、長編に向いているようだ。キングも短編は今いちだし、通ずるものがある。
「世界の中心・・・」より
「名前のない土地」★★★1/2
いささかプロットが曖昧な気がする。強烈なアイデアではあるが、叙述面に問題あり。
さて、今度はインターネットを試してみる。
成功。
ただし、エラーになると復旧が面倒だが。
エリスン「世界中心」読み終わる、★★★★★、完全にはまってしまいました。
「雪よりも白く」★★1/2
これはちょっと・・・ショートショートだが、くだらないなあ。ただ、この出来不出来の落差が逆にエリスンの魅力でもある。
「星ぼしへの脱出」★★★1/2
腹に埋め込まれた爆弾・・・というとまず思い浮かぶのは、ディックの「にせ者」だが、暴力と復讐に目覚めるこのストーリー展開はまぎれもなくエリスン調。
「聞いていますか?」★★★★1/2
エリスンにしては異色の、奇妙な味のファンタジー(なのか?)。もっともメインアイデアには社会風刺の毒が入っていて、やはりエリスンなのだが。・・・でもこれって、「ドラえもん」に似た話がありましたね。
「満員御礼」★★★1/2
変てことしかいいようのない作品。いきなり現れた異星人が演劇の興行を始めるというのだから、変という以外にコメントのしようが・・・。
「殺戮すべき多くの世界」★★★1/2
宇宙規模の殺し屋というのだからこれはもうSFでしかできない話だし、またSF作家でもエリスン以外には書けない話だろう。ただ、このネタ、さすがに短編では持て余し気味、長編向きのネタだね。
「ガラスの小鬼が砕けるように」★★★★★
迫真のドラッグ・ホラー小説。ただ、SFとはいえないだろう、ネビュラ賞二席とはいっても。オールディスはこのオチを貶していたけど(なんかラヴクラフトに似たオチがあった)、綺麗にまとまっており個人的には高評価。次の作品がなければ、集中ベストだった。
「少年と犬」★★★★★
とにかくもう、これを読んだだけでもこの本を読んだかいがあった。集中の白眉のみならず歴代のホロコースト小説中1、2を争う名作でしょう。不良少年のピカレスク小説としても、動物小説としても、恋愛小説としても超一級品。得意の暴力描写が、暗い未来社会の情景、孤独で悲哀に満ちたストーリーと絶妙に調和して、言葉を失う。映画化作品(ヒューゴー賞)も見てみたいし、「幻想の犬たち」に入った新訳も是非読んでみたい。