ハクドウ


【NPC名】ナカヤマ=ハクドウ
【所属】とある藩(名称未設定)の頭取/シンデン流道場
【体格】160cm程度
【年齢】72才
【性別】男性
【種族】ヒューリン
【登場】『言葉ひとつ』『やがてひとつとなるのだろうか』


「剣客とは半ば死んでいるようなもの…必死の剣、受けてみよ。」
「…隠し剣、破れたり。」

【設定とか背景】
ダイワのムゲン流から守破離を遂げ、居合の流派シンデン流を啓いた剣豪。
サムライの男としては小柄でほっそりとしているが、しなやかに鍛えられた肉体と姿勢が歴戦の将であることを物語る。
その究極の緩急から生み出される居合は、非常に強力と言っていいだろう。
内乱の折は刀を取って最前線で戦っていたが、敗戦。
数年後、その優れた刀術を買われ、頭取にまで取り立てられるが、その裏で妄執に駆られ復讐の牙を砥ぎ続けていた。

そしてついに城へと乗り込んだところ、中老から殿護衛の依頼を受けたNHKと衝突。
互いに退けぬ状況にもつれ込み、ついに隠し剣である奥義”必死剣”を放つも破られ、最早これまでと攻撃を甘んじて受け倒れる。


その後、セオリツヒメの陰謀に巻き込まれ、虚ろいの刻印を押される。
瀕死のところをイロハユーウィ、キリルの三人に救出され、共に天守へと攻め込むに至った。
NHKのセオリツヒメ撃破後は、藩のアフターケアの一部を担う立場となったようだ。
成り行きとはいえNHKには非常に深い恩義を感じている。頼れば必ず力となってくれるはずである。


性格は非常に一本気で頑固。
とにかく一度決めたことは譲らず、どうしても折りたければこの儂と斬り合うてみよとか言う。
義理堅いので、恩返し等の心掛けは非常にしっかりしている。


東方のとある藩NPC

チュウジロウ:
ハクドウの道場で留守を任されていた、ハクドウの一番弟子。
その剣の冴えはハクドウに継ぎ、居合で石をも断つという。
小柄なハクドウとは対照的に大きな身体の人物で、パワーファイター。
実家は田舎の農家で、親への仕送りを欠かさない。

読心の少女:
虚ろいの刻印により、他人の心の表層を読む力を手に入れていた少女。
セオリツヒメが倒されたことによりその力は失われたが、何故か以前よりも他人の感情に関して察しが良い。
一緒に逃げ出した少年がしょっちゅう暴走し、それに巻き込まれ気味。
今でもキリルのことが忘れられないで、手紙を送っている。

なんの力もない少年:
虚ろいの刻印を刻まれても、なんの能力にも目覚めなかった少年。
自分にはなにか秘められた力があると信じ、今日も近所の川の小さい滝に打たれたり、念じるだけで雨が自分を避けていく修行を繰り返しているが効果が無い。
キリルからのタレコミもあって、最近はハクドウの道場に入門させられ、ものすごく厳しく指導されているらしい。

千里眼の男性:
虚ろいの刻印により、目を閉じれば遠くのものまで透視して見通せる力を手に入れていた男性。
セオリツヒメが倒されたことによりその力は失われたが、何故か女性の下着の色を言い当てることが得意になった。
実は酒屋の跡取りであり、ユーウィと自分の店の酒で一晩飲み明かしたという。相撲のことを語ると止まらない。
今でもNHKに、自分の酒屋で作られたダイワの酒を度々送ってくる。

錯乱していた女性:
虚ろいの刻印を刻まれ、精神が錯乱していた女性。
ユーウィの説得と、セオリツヒメが倒されたことにより、精神状態も元に戻る。
後に語ったことによれば、軽い未来視ができるようになったがために、現実に絶望し錯乱に陥ったという。
今ではハクドウの道場に通い、亡きハクドウの妻に代わり道場の手伝いをしている。ハクドウは困惑している。

中老:
元神に抗う者達が一『イヅノメ』。
…とは言うが、実はセオリツヒメが勝手に雇い入れた研究者である。本人は神に抗う者達の情報は得ていない。
セオリツヒメの考案した「虚ろいの刻印」を実現した男であり、知略に長けた人物。
中老としての職務は部下に投げつけていたが、その投げつけ方が非常に正確なあたりが有能である証拠だろう。
現在はハクドウの監視の元、藩の運営を任されている。


桶屋:
儲かってなかった桶屋であったが、城の中が何者かに荒らし回され、瓦は尽く吹き飛び、謎の黒い物質がそこらにこびりついてるなど大惨事。
そこで掃除用の桶の注文が大量に舞い込んできたため、今は嬉しい悲鳴と共に毎日桶を仕込む日々である。

絨毯屋:
刺繍の美しい超高級品の絨毯等を扱う、藩の中でも一番の老舗。
貴重な京モノの絨毯が、謎の襲撃者に踏み荒らされ、見るも無残な姿になっていたため再度注文が舞い込むも、契約先の職人が急遽右肩を脱臼したり酔っ払って川に落ちて風邪を引いたりと仕事にならないため、早く他の優秀な職人を見つけなければと大いに慌てている様子だ。
最終更新:2014年03月15日 18:25