【NPC名】ラシール
【所属】サウスグラーフ
【体格】190cm程度
【年齢】140~180才(魔族来寇~自害まで)
【性別】男性
【種族】エルダナーン
【登場】『西半月の位に謳われて』
『せめてこの怒りが…憎悪が…無念がッ!!』
『この世から、妖魔を全て消し去る呪いになって…ッ!!』
『俺から、故郷を奪った、邪悪共を滅ぼす力となって…ッ!!』
『蘇らんことを!!!』
『…………………ありがとう』
【設定とか背景】
100年前の魔族来寇の折、その身に弓ひとつを構え、サウスグラーフを30年間守り通した伝説のエルダナーン。
だが、31年目に訪れた"古の城"ヴァンフーリエン率いる混成妖魔軍団によって、街は陥落。
妖魔に支配された街の人々には、困窮したラシールに手を差し伸べる余裕など残っていなかった。
国を愛した彼を、国が愛することはなかったのだ。
あらゆる人に突き放され続け、自らの感情を制御できなくなり、妖魔を滅ぼす願いと共に自害した。
そして月日は経ち、彼の隠し部屋を発見した
ヴァンパイアパラディンが、彼の使っていた弓を持ち去る。
彼女はラシールの弓に、先祖代々伝わる謳われの技術を込め、その力を利用しようと考えたが、弓は暴走。
妖魔の血を無差別に狙撃して殺害する、悪夢となって蘇った。
それを
ロブルフ、クゲン、ベルシェ、
ユーウィ、ガーシュ、
リーノ、
ミナト、ダニー達NHKが沈静化。
そのチャンスを虎視眈々と伺っていた
ヴァンパイアパラディンによって弓は強奪され、再び謳われの調整が行われる。
ラシールを受け入れなかった人間達を狙うように操作された弓は、再びNHKと対峙。
だが、サウスグラーフの謳われを操る職人達の歌う中、彼の感情を押し流すための説得を続けた結果、本来の標的である妖魔を間違いなく見定めることができるようになった。
それは怒り、憎悪、無念ではなく、愛した国を護るため。
戦闘を終えた後、彼は力を使い果たしたかのように光となって消え、ひとつの弓となりリーノの手に収まった。
彼女にだけ聞こえた彼の声は、偶然か、奇跡か。あるいは、希望か。
最終更新:2013年11月28日 02:44