ラシール(現在)


【NPC名】ラシール
【所属】サウスグラーフ
【体格】190cm程度
【年齢】20~120才(魔族来寇~現在まで)
【性別】男性
【種族】エルダナーン
【登場】『西半月の位に謳われて』


「…俺は…僕は……あの人の変わりなんて出来なかった。だからせめて…帰ってきて欲しい。この国に…迎えてやりたい…」
「そうか…どんなヤツかはわからないけど、その弓の力が必要になるのなら…」

【設定とか背景】
100年前の魔族来寇の折、その身に弓ひとつを構え、サウスグラーフを30年間守り通した伝説のエルダナーン。
…の書いた教本を支えに、街の開放時に弓を取りレジスタンスを組織した全くの別人。
その際に自らの顔を焼き、傷をありったけつけ、ラシールを名乗った。

『西半月の位に謳われて』にて、NHKを含む多数のギルドに依頼を発信した人物。
現状、サウスグラーフでまともに戦える唯一とも言える人物であり、自衛力を上げようと部隊の組織も進めているが、練度が圧倒的に低い。
故に、冒険者を大量に動員することで、事態を収めようと考えた。

ヴァンパイアパラディンに左腕を完膚なきまでに破壊されたところで、真のラシールの歴史を抜き出される。
長生きだった鍛冶屋のテーゲベックの子孫等は薄々感づいていたようだが、NHKがラシールの死を確実なものとして認識する機会となったのは、不幸中の幸いであった。

ラシールの真謳弓を無事持ち帰ってきたNHKに、感極まったように感謝の意志を伝えた。
だが、弓はまだ残った敵を討つため、リーノの腕から離れようとしない。
いつか全てが終わり、この国に帰ってくる約束を交わし、彼は祝勝する宴の音頭を取るのであった。



以下、サウスグラーフNPC一覧

マグゥ:
ラシールの筆頭お世話係。2年前から務めている。ユーウィとお茶をしたらしい。
眼鏡で、緑の髪を後ろでまとめた、やわらかい印象のエルダナーンである。

テーゲベック:
かの伝説の鍛冶屋の名を継ぐ、テーゲベックの子孫。細身で立派な長い髭のお爺さん。
謳われの技術を始めとした、鍛冶の技術に精通している。リーノに工房を見せる約束をした。

テーゲベックの息子:
鍛冶を継ぐ気はない。乗馬で各所を飛び回るのが趣味。

診療所のお姉さん:
神聖魔術の適性が低い街の中で、現実的な医療技術を扱える人間として重宝しているという。チョコが好き。
最終更新:2013年12月01日 02:22