ケイリーとメーヤ


【NPC名】ケイリー
【所属】移ろいの民末裔
【体格】130cm程度
【年齢】13才
【性別】女性
【種族】ヒューリン
【登場】『裏切り・疑惑・目覚め』


「あ、ありがとう…お姉さん達」
「ちっちが…いや、そう、そうです…か、返して下さい…」

【設定とか背景】
移ろいの民の末裔たる少女。
特別な力を何か持っているわけではなく、ただの本好きのメガネっ娘である。
病弱で、両親も早くに亡くしていたことから、定住生活を余儀なくされた。

その体質の原因は、ズオウに埋め込まれた神魔の刻印によるものであった。
刻印を埋め込まれたケイリーは、ロブルフの持つ『切り結ばれた誇り』の影響を受ける起点となったのだ。
そして、その刻印を中心として、夢と現を繋ぐ『歪んだ扉』が発現。
結果、ケイリーの中に夢として眠っていた、彼女の大好きな物語が、夢と現の混ざり合った空間として表出してしまった。
だが、クゲンにより彼女の『歪んだ扉』は閉じられ、現在も安定状態にある。
助けてくれたNHKには、深い恩義を感じているようだ。

読書が趣味であるが、多少斜め上を行くような読み物が好みのようである。
また、自作小説にも手を付けているようだが、あまり人には見せたがらないようだ。
余談であるが、アキコが散歩途中にむしゃくしゃして石を蹴ったところ、ケイリーの部屋の窓ガラスにヒビを入れてしまった。
びびって謝りに行ったときに知り合ってから、ケイリーとアキコ2人は友人同士である。

【NPC名】メーヤ
【所属】移ろいの民
【体格】160cm程度
【年齢】85才
【性別】女性
【種族】ヒューリン(ハーフドゥアン)
【登場】『裏切り・疑惑・目覚め』


「いいんだよぉ、このぐらいへっちゃらだから…」
「…えぇ、えぇ。移ろう砂の一粒になろうとも…」

【設定とか背景】
移ろいの民。
かつては『歪んだ扉』を追って移動生活を続けていたが、娘夫婦が死亡し、孫の体調も思わしくなくなったために定住を選択した。
本人の体力も非常に衰えており、日々の生活は近隣住民の親切心によって成り立っている部分も大きい。

かつて移ろいの民として過ごしていたとき、父親が話していた『歪んだ扉』についての話をNHKに伝えた人物。
その話によれば、『歪んだ扉』の発生箇所は徐々に収束しており、それは砂漠を目指すかのように移動しているようだ、という。
この話が真実ならば、ズオウの話していた『歪んだ扉を閉じた皺寄せ』の正体とは即ちこのことではないだろうか。
ここにひとつ、NHKは疑問を新たに持ち得るのであった。

最終更新:2014年04月22日 02:11