Pixivでつけてきたコメントのログ。
とても個人的な日記ページ。
ver 0.01(ほぼ作りかけと同義のバージョンなので後日Ver上げる予定)
製作者 堀江 伸一
テンプレ
昔々まだゲームのRomがとても小さかった頃のお話。
そのころは世界も小さく、今では主流ではなくなったドット絵によって世界が作られていました。
そのころは、小さな世界にどうやってたくさんのものを詰め込むか。
小さな世界をキャラで以下に分け合って住み分けるか。
それはもう苦心したものです。
風景はあまりださず、街は狭くごみごみとして建物は小さく、そのなかでドット絵キャラが小さく住み分ける。
そんな世界だからこそ、小さな、必要な機能が十分そろっていない建物がありがたがられているのでした。
小さな町の小さな建物。
小さな世界にあわせて矮小化したいびつな建築様式と世界。
でもその制約の中でも一つの作品として、抽象化された役割をあらわす記号としての無駄を排した記号としての説得力があったわけです。
翻って昨今。
そんな小さな世界はもう昔の話。
いまでは、無数のポリゴンを使った大きな建物。
必要な機能が一通りプレーヤに提示できる部屋割り、ドット絵による大きな建物。
隅に追いやられた小さな建物達はその意味を変え、ゲーム内での雰囲気作りやキャラクターの移動や世界表示に便利な記号化された地位へと進化しました。
いまでもドット世界にはめ込む小さな建物を引きずっているhighdolさんはとても面白いかただ思います。
願わくば窮屈な世界に押し込めるためのドット絵技法から抜け出して、視認性と居心地とアメニティのよい記号としてのドット絵に移行されることをオススメします。
350
最終更新:2010年07月31日 14:17