NES PowerPakは、コンパクトフラッシュ(CF)に書き込んだROMイメージを、ファミコン実機でプレイするためのファミコン用ソフトです。
- プログラム的に問題のあるソフトも動くらしく、自作ソフトを実機で動作確認する用途には不向きなようです。
- 別途NES-FC変換アダプタとCFが必要です。
- CFの種類によっては読み取りエラーが起きるため、メディアも一緒のお店で購入するとよいかも知れません。
- ディスクシステムにも対応(要BIOS)しており、ディスクの入れ替えは自動で行われます。
- PowerMappersを使うとより多くのゲームが動くようになります。
(STTONESでNESファイル化したファミリーベーシックのプログラムも一部動くそうです。)
- ファミコン互換機では上手く動かないようです。
- 後述のEverdrive N8の方が評価が高いようです。
メディア名 |
サイズ |
速度 |
状態 |
備考 |
SanDisk Ultra |
2GB |
100x |
O |
ほとんど読み取りミスがなく、ゲームも問題なく起動する。 |
GREEN HOUSE GH-CF128MC |
128MB |
- |
BUFFALO RCF-X |
256MB |
- |
△ |
v1.20なら動くが、読み取りエラーが多い。 ゲーム画面が乱れることも。 |
Transcend TS2GCF133 |
2GB |
133x |
X |
電源投入後に"File Not Found"と表示される。 ROMイメージを選択した後に"File Not Found"と表示される。 "Loadihg Game..."と表示されたままゲームが始まらない。 |
PQI BCF15 |
8GB |
150x |
- NES PowerPakの使用例
- タイトル画面でAボタンを押すとゲームを選択、スタートボタンでタイトル画面に戻ります。
- タイトル画面でスタートボタンを押すとコード入力画面に変わります。
ここでカーソルをStart Gameに合わせてAボタンを押すとゲームが始まります。
- PowerMappersの使い方
- mappersフォルダにある全ての*.MAPファイルを、CFのPOWERPAKフォルダに上書きコピーします。
- 必要に応じて、slots.powファイルをCFの任意のフォルダにコピーします。
- コード入力画面でSelect Slot Fileからコピーしたslots.powファイルを指定するとクイックセーブ&ロードが可能になります。
- ゲーム中にスタートボタンを押しながらセレクトボタンを押すと設定画面に変わります。
- slots.powファイルを指定していない場合、SAVE STETE・LOAD STATE・SLOTは利用できません。
- セレクトボタンで設定項目を切り替えます。
- QUICK SAVE/LOADにチェックすると、ゲーム中にクイックセーブ&ロードが可能になります。
- クイックセーブ:セレクトボタン+Aボタン
- クイックロード:セレクトボタン+Bボタン
- NES-FC変換アダプタの改造1(アダプタの種類によっては要改造)
- NES-FC変換アダプタの改造2(アダプタの種類によっては要改造)
Everdrive N8
MicroSDカード上のROMイメージを読み取り、ファミコン実機でプレイできるツール。
- メディアによっては読み取りエラーが起きます。
- ディスクシステムにも対応しており、ディスクの入れ替えは自動で行われます。
- NES PowerPakよりも多くのマッパーに対応している模様です。
最終更新:2016年10月26日 19:43