ルルーシュとスザクの比較
ルルーシュの理由→自分とナナリーの平和のため。ブリタニア皇帝に対する復讐。合衆国日本のため。
スザクの理由→イレヴンや名誉ブリタニア人の名誉のため。贖罪意識のため（一期）。ユフィの行政特区日本のため。ブリタニア帝国のため。それでも基本、俺ルールのため。
ギアスの力と知略・計略によって、カリスマ的に黒の騎士団を統率しながら皇帝と戦う、ブリタニア帝国の捨てられた皇子ルルーシュ。
旧日本国の首相だった父親の代わりとしてか、着々と騎士として出世し名誉ブリタニア人としてエリア11の統治をもくろむスザク。
ルルーシュ「敵はブリタニア人じゃない！！ブリタニアだ！！やるなら戦争だ！！民間人を巻き込むな！！」（結果がすべて、民間人も巻き込みつつもブリタニアを糾弾する）
スザク「間違った方法で手に入れた結果に、価値はないと思うから」（方法がすべて、ただしスザク・ルール）
以下はPS2・PSP「コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS」のスザクとロイドとセシルが「正義とは何か」について会話するシーンから省略・改変しつつ要約
スザク：黒の騎士団はブリタニアから日本を取り戻そうとしてるけど、あんなやり方じゃだめだ。
ロイド：どうしてだめなんだい？
スザク：ルールを破ってやりたいようにやっているからですよ。
ロイド：ブリタニアが決めたルールだよね？ 旧日本のルールを無視して、ブリタニアは自分達のルールを力で押しつけたってことじゃないの？
スザク：黒の騎士団なんて、誰も認めない。
セシル：だけど、黒の騎士団を支持したり心情的に理解するイレヴンはたくさんいるでしょう？
スザク：その過程で踏みにじられたブリタニア人の気持ちは、行き場をなくしてしまう。
セシル：それがまさに、ブリタニアに踏みにじられ行き場をなくして黒の騎士団に集まっているイレヴンの現状なんじゃないかしら？
スザク：ブリタニア人にも認められたうえでこの国を変えていかなきゃいけないんです。
セシル：でも、誰が今のブリタニアのやり方を糾弾するの？
スザク：ブリタニアのすべてが正しくなくても、糾弾せずに納得して理解を得るべきなんです。
ロイド：じゃあ、何故スザクはそれを黒の騎士団にしないんだい？
スザク：黒の騎士団が聞く耳を持たないからですよ。
セシル：ブリタニアは聞く耳を持っていると思う？ …持たないわよね。あなたはどう思うかしら？
