陛下と閣下と星の戦士と、時々冒険 第一章『切符』過去ログ

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カービィ 「 何の根拠もない自信だけど…何も無くて良かったよ 」
デデデ「 ワシが簡単におかしな目にあう筈が無いゾイ、なんたってワシは大王だからな!(カービィの頭をポンポンとして) 」
アリス「 あら、消えた…代わりに何か出て来た(デデデ大王を見て) まあ、何でもありだものね…ここは(俊に) 」
カービィ「 大王、大丈夫だったんだ!良かったぁ~… 」
俊「むしろ穏やかじゃないのがこの世界なのかもしれないなぁ。(そこらへんに座る) 」
デデデ「 ほんやぁ…なんだったんだゾイ?まぁいいかゾイ、だっはっは 」
アリス「 やーみやみやみ…穏やかじゃないわねぇ 」


気が付けばデデデ大王は、先程の宝石が散らばっていた個所に留まっていた。無論そこにはもう…あの泥濘の姿はなかった…。

デデデ「 だっはっは、そんな脅しなどワシには通用せんゾイ・・・・どぅおぉ!?(球体の中に) 」
メフィレス「ああ、ボクは闇そのものさぁ……そうかい、気に入ってもらえて嬉しいよぉ…。そうか、未知の穴に落ちて…ここへ来たんだね。ボクと会って、良かったねぇ…他の輩に出逢うと、もう二度と…“この世”へは帰れなかったと思うよ、キミはぁ…。(デデデを球体の中に閉じ込める)さあ、帰るといい……キミの生きる“この世”への…片道切符をあげよう……!―――――――――――――――――――」
アリス「 ふぅん…入れるのか。見るからにヤバそうだから進んで入ろうとは思わないけれど…気になるのは確かね(切り株に座る) 」
デデデ「 貴様闇フェチかゾイ、面白い奴だゾイ、だっはっは。ワシはただ穴に入っただけだゾイ。 」
俊「あらやだ、何だか懐かしい雰囲気が•••。(工房の扉を開けて出てくる) 」
メフィレス「……無いのなら、是非とも見つけてみるといいさぁ…。いいよぉ…『闇』は、体の隅々までそれを体感してみるといいさぁ…。………それと、やっぱり、どういう経路で訪れたのかは、知らないけど…キミは、やっぱり、こんなところへ、来るべき者じゃ、ない。今更だけど、悪い事は言わないけど、キミの生きる“この世”へ、帰してあげようじゃないかぁ…。ブブ…ン…ッ(両手に闇を集束させ、大きな闇の球体を創り出す) 」
デデデ「 闇ィ?うーむ…ダークマターくらいしかないゾイ。 」
アリス「 アリスでありんすー…っと。やだ、これ気に入ったな。それにしても相変わらずの静けさねぇ(泥濘の近くに) 」
メフィレス「(ゆっくりと交わした手を離す)………キミは…キミの生きる“この世”の闇を見たことがあるかぁい…? 」
デデデ「 そう褒めるでないゾイ、でぇはははは。透き通ってはいるが心はシッカリクッキリ在るゾイ 」
メフィレス「おんやぁ……?これは驚いたねぇ……なんとキミからは、光も、闇も見当たらない…。こんなの生まれて初めてだよぉ…こんなにも、透き通った心を持っている人と出会うなんてねぇ…。これはぁ、運命なのか…。(ゆったりとした口調) 」
デデデ「 メフィレスかゾイ、だっはっは。お初にお目にかかるゾイ(何の警戒心も無く握手) 」

×××××→メフィレス「……ボクは……メフィレス…。……闇の……メフィレス…。 …初めまして、かなぁ…?まあ、とりあえず…握手でも…いかがかと…。(手を差し出す) 」


デデデ「ワシは生きておる、死などワシにはあり得んゾーイ! んん?お前はソニックか、いや違うな。 」
×××××「…そうか……“この世”から訪れたお客さんは、とっ…ても、久しい事だねぇ…?――――――いらっしゃい。(デデデの前方に黒い闇が集い、やがてそれは…人の形を模したような、ハリネズミが姿を現した) 」
デデデ「 おぅ、正真正銘ここに居るゾイ!安心して姿を出すが良いゾイ。だっはっは 」
×××××「……そこに誰かいるのかぁい…?(何も無い平面世界、彼の背後から要るはずのない人物の声が発せられる) 」
デデデ「 何ゾイこの空間は…まるでファイナルスターとフラットゾーンを合わせたところだな 」

デデデが辿りついた先は……禍々しい雰囲気の漂う何も無い平面世界であり、景色は黒にもなったり赤にもなったりと、気味が悪いことこの上ない。

カービィ「 あっ、大王…!大丈夫かなぁ 」
真庭鳳凰「すまんな、時間だ。我は行かねばならぬ・・・・そこに入りたくば、入るが良い・・・。(消える) 」
デデデ「 だっはっは、もしかしてあの中に入れんじゃないのかゾイ!?こりゃぁ入らない手はないゾーイ!!(中へ躊躇いも無く突っ込む) 」

ズップ、ゴプ…ッ……(泥濘の中はどうやら入れるらしく、まるでデデデたちを誘っているかのようにただ不気味な音を立てている)

真庭鳳凰「・・・・・・・・・。 」
カービィ「 うぁぁ、何か不気味…。何あれ 」
デデデ「 おんやぁ、汚濁物質でも流れ出たかゾイ 」

ズップズップ……ゴボ…ッ…!(泥濘は人一人は入れる位のスペースに広がる。見た感じ、無論善からぬ雰囲気が漂う…)

真庭鳳凰「・・・?(闇色の泥濘を見て) 」

――――――ゴプッ……(突然、先程宝石が転がっていた箇所に…闇色の泥濘が出現する)

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最終更新:2013年05月07日 02:18