ワドルディ「 (こんな大王様で大丈夫かな…?) (呆れた顔で警備に着く) 」
デデデ「 おぅ、引き続き調査を頼むゾイ。さぁてワシは…全スキルレベルMAXを目指すかゾーイ(またゲームをしに行く) 」
カービィ「 じゃあ僕はちょっとのんびりしてこようっと…(城を出る) 」
メタナイト「 それでは私も失礼します、私は続いてこの世界について調べて見る事にします(場を後にする) 」
ワドルディ「 (大王様の心が天使なら他の人の心は神ですね) 」
デデデ「 でぇははは、ワシの心は天使のように温和だゾイ☆ 」
カービィ「 あれで殴らないなんて、大王もちょっとは温和になったね 」
エスカルゴン「ふぃ~…ありがとうございますでゲス、では私はまだ研究が残っているのでこれで失礼(自室へ戻る) 」
デデデ「 こんのォ…まぁ良いゾイ、今度ばかりは許してやるとしよう 」
エスカルゴン「今回ばかりはお許しを~… 」
デデデ「 何ィ!?大王であるこのワシにも教えんというのかゾイ!! 」
エスカルゴン「対策といってもただ単に回避対策なんでゲスがねぇ…これはまだ機密にしておきたいでゲス、外部に漏れると厄介事になりかねないので 」
デデデ「 ほぅ?そりゃどんな対策だゾイ? 」
エスカルゴン「とにかく嘘か本当かは定かではないでゲスが、こっちだって対策は持っているでゲス 」
メタナイト「 ああ、それも場合によっては最大限の規模になり得る可能性もある 」
カービィ「 へぇぇ、何だかまた重いキーワードになってきそうだね 」
エスカルゴン「さぁ、それは私にも理解しがたいでゲス。罪や罰とかそういう点に関係すると思われるのでゲスが 」
デデデ「 クソ暗い話だが、まぁ理解したゾイ。それで何で今更この世界を破壊しようとするアホが出てくるんだゾイ? 」
メタナイト「 そしてその後の復興も着々と進み、この星を蝕んでいた侵食も取り払われ…最近になって正常に戻った、との事です 」
エスカルゴン「逃げる前に死んだ奴が殆どだったんでゲスがね…。それで僅かに生き残った者がこの戦争で死んだ者の命を「ドラゴンボール」で復活させて、地道に復興させていったらしいんでゲス 」
デデデ「 そんでその後ここの住民どもはどうしたんだ?この星を捨てて逃げでもしたのかゾイ 」
カービィ「 死の星…うわぁ、聞いただけでもう凄そうだね(汗) 」
ワドルディ「 (環境破壊を平気でしていた大王様が言える事ではありませんがね…) 」
デデデ「 でぇーはははは!占領する筈の星を死の星にするとはな、壊滅的にアホな奴らだゾイ! 」
エスカルゴン「それでゲスなぁ、地球軍は負けそうになって最後っ屁のつもりで出したのかどうか知らないでゲスがそこで出してはならない「核」を使いやがったらしいんでゲス。そんでこの世界は当然…死の星となって、殆どの生命が消え去ったんでゲス 」
メタナイト「 その地球は環境汚染等の原因により劣悪な生活条件に陥った。そこで地球から放たれた軍がこの星を強奪する為にこの星を攻撃した…との事です 」
カービィ「 地球って確か宇宙のどこかにある青い星だよね。色んな好条件が揃った星だって聞いたけど…なんで其処の人達が襲ってくるんだろう 」
ワドルディ「 地球軍ですか、となるとその軍の本拠地は当然地球で… 」
エスカルゴン「ええ、それはもう前から認識済みでゲス 」
エスカルゴン「 その核は地球軍が落とした物…それは分かっていますね、閣下 」
カービィ「 あー…そういえば本にそういうの載っていたね 」
エスカルゴン「いくら大王様が平気でもこの世界の住民にとっては有毒なものでゲしてなぁ、私らも即死する程の放射能がこの星…
ケイオス全体にばら撒かれたでゲス。それ以前に核爆発で蒸発した奴らも数多く居たらしいでゲスぞ 」
ワドルディ「 (それはただ大王様がタフなだけでは…?) 」
デデデ「 あぁん?たかが核ごときでそれ程恐れるのかゾイ、ここの住民どもは…意外に軟いな、でぇははは 」
エスカルゴン「いやぁ、平気とは言えないみたいなんでゲス。それが… 」
カービィ「 でもさ、この世界に一度核が落ちても平気だったんでしょ?なのに如何して今更… 」
エスカルゴン「この世界にはこの世界を製造した神が居るらしいんでゲス。そいつの首を討ち取ればこの世界が崩壊するらしいんでゲスがねぇ…。 」
カービィ「 へぇぇ~、でもさ…どうやってこの世界を壊すつもりなのかな?やっぱり隕石とかそういうベーシック物なのかも 」
ワドルディ「 (大王様には幾つも前科がある様にも思えますが…) 」
デデデ「 罪だとォ!?ワシに罪など無いゾイ、国家ぐるみの場合は犯罪にならんのだからなァ!! 」
エスカルゴン「深い理由は判らないんでゲスがね、ただこの世界の奴等の罪がどうとかなんだらかんだら言っていたでゲス 」
ワドルディ「 普通じゃない世界とは前々から判っていましたが、まさか其処までとは… 」
デデデ「 この世界を破壊だと?何でそんな簡単に壊そうとする奴等がまた出てくるんだゾイ 」
エスカルゴン「えーっとでゲスねぇ…難しく言っても大王様には理解できないと思いますんで、簡潔にいえばどうやらこの世界を破壊しようとしている連中が居るみたいなんでゲス。 」
カービィ「 グルメスポットだったら、ラーメン屋さんとか焼肉屋さんとか牛丼屋さんとか…増えるといいなぁ 」
デデデ「 何ィ?もしやこの世界に新たなグルメスポットでも見つかったのか!? 」
カービィ「 この世界?そういえば昨日なんだか難しい話をしてたっけ… 」
エスカルゴン「(そりゃ大王様の事でゲショーが…)ち、違うでゲス!この世界に関することでゲスよ 」
ワドルディ「 大王様はいつも寝ていたりゲームをしていたり自由気ままですが…。 」
デデデ「 厄介者だと?そりゃお前のことか 」
エスカルゴン「ああ、そっちの方は大丈夫でゲス。ただ大王様、昨日ちょいと調べ物をしていたら厄介な物が判明してでゲスねぇ… 」
デデデ「 エスカルゴンよ、ワシが頼んだ発明品は順調に製作が進んでいるかゾイ? 」
エスカルゴン「ふぃ~…これである程度は完成でゲスかねぇ 」
カービィ「この世界で夫婦や家族って結構珍しいみたいだかね、そうそう見ないし。 」
シャル「引っ越し…なるほど、通りで最近顔を合わせないと思った。仮にそうなら一言言ってくれたらいいのになぁ…。(ぶつぶつ)」
カービィ「 えぇっ、それってちょっと残念そうだなぁ…何か事情があるんだろうけど。でもそんな人一度も見ていないから、ほかの星に引越しでもしたのかなぁ? 」
シャル「実のところ、夫の方は会ったこと無くて…写真でしか確認した事は無いんだ。息子君もあったこと無いけど…娘さんは彼女に似ていて可愛かったよ。 」
カービィ「 子持ちだったんだ、って…僕に似てるってまさか相手は
カービィ族?だとしたらその子供って異型…ま、まさかね(汗) 」
シャル「うん、女の子さ。とってもとっても明るい、無邪気な子だった。子供もいてね、その子供たちの話をする時も幸せそうに全て話してくれるんだ。…懐かしいなぁ。聞いている側としても、心温まる家族愛が感じられたよ。 」
カービィ「 へぇ、本当に大切な存在だったんだね…。その子って女の子だったの?もしそうならまるでロロロとラララみたいだ 」
シャル「ふふ…♪ パートナーか…うん、そうだと言ってた。物凄く、掛け替えのない…たった一人のパートナーだって。…今思い返せば、その子がそのパートナーの話をする時は…いつも幸せそうに話していたな。 」
カービィ「 へぇ、魅力的かぁ…ちょっと嬉しいかな。最近会ってない…そのお友達にとって僕に似た人は、パートナーみたいなものだったのかなぁ 」
シャル「いんや、そんなことない。とっても魅力的な事さ。……ああ、僕の友達さ。最近会ってないけど、ね…。(苦笑) 」
カービィ「 そうかなぁ、魅力があるかどうかはわからないけど。あの子って…誰? 」
シャル「ってことは、今は性別不詳なんだね。何だか魅力があるね♪…確か名前は、カービィだったね。星の戦士のカービィ。ふふ……僕の知る、あの子の一番大切な人にそっくりだよ。 」
カービィ「話題?確かにこの世界に来たのはいきなりだったけど 」
シャル「キミの事は近々話題になっているよ。いや、正確にはキミの仲間たちもか。突如として現れた新住人として、大変嬉しい事だよ。…へぇ~、擬人化かぁ。良いね…そういうの♪ 」