LaSt wAr【光明】編 第三章 第2話 過去ログ

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アオ「……ああ、『女神』の好きにはさせないよ。……行ったか…いつつ(こめかみの傷が痛む)…ははっ、最も弱い英雄、か……その通りだよ(苦笑を浮かべて拠点のホテルへ歩きだす) 」
サングル「…威勢の良さなら、他の英雄に引けを取らないようだな。ブワサッ…!!(跳躍し建造物の屋上へと上がる)……邪魔をしたな。だがいずれ、今度はお前たちが我等の邪魔をするのだろうがな。シュンッ(消える) 」
アオ「(カチンッ)…怠けていたワケじゃない、『アイツ』は俺ひとりで何とかする。そう、この因縁に決着を…! 」
サングル「…だろうな。『奴』が貴様とどう言う繋がりがあるのか、まあ…既に分かりきっていることだが、奴もまた俺と同じ七神衆。戦うのなら味方を連れていった方がいいぞ。(明らかに馬鹿にしている) 」
アオ「当然だ、何を積まれたってそっちに付く気はないよ。………エッグマン、本拠地―――(以前の戦いがフラッシュバックする)」
サングル「やはり、な。実際、俺は盥回しで貴様に伝えるよう言われたからな。『女神』が何を企んでいるのかは分からんが、少なくとも俺は貴様が我等に加盟するなど思ってもいない。……もう一つ、その『偽物』から貴様宛に伝言を預かっている。――――――「エッグマン本拠地へ来い。俺はそこで待っている。」、とな。」
アオ「(最も弱い英雄…実は自覚もしてるし、俺をよく知る人間なら周知の事実なんだ…) ……それはできない。という返事は分かっていたんだろ?俺は女神と敵対してきたんだ。……(『偽物』か…) 」
サングル「―――二つ用件がある。まず一つは、これは我等の上に立つ『女神』の提案だ……清辿 蒼、『偽物』に代わり我等七神衆の元へ来ないか?人数は事足りているが…そいつを蹴落とし新たに迎える事は出来る。貧弱でも加盟してくれればそれでいい。 」
アオ「――あ…あはは…そういうことか……(力が抜けたような乾いた笑い) 」
サングル「――――過去歴史上、最も有名な英雄であると同時に、"最も弱い英雄"である清辿 蒼。やはり貴様がそうだったか。先程の戦闘で理解できた。 」
アオ「へ?(素っ頓狂な声をあげる)…ど、どういうことだい?俺はむしろ君に遅れを取って―― 」
サングル「(アオの表情を伺う)……確定した、貴様は紛れもなく清辿蒼本人だな。 」

アオ「ドォンッ! (大きな砂煙が上がり、拳が打ち込まれた地面にクレーターができる)……おかしいな、結構得意なんだけど…さ(笑みを見せるが、表情に余裕は無くなってきている) 」
サングル「(陸へ上げられた魚が跳ねるように、体を起こす動作と同時に両脚で蹴飛ばし起き上がる)……肉弾戦は不得意か? 」
アオ「もらったッ―――!!(片膝をついて立ち、サングルの顔面へ渾身の右ストレートを叩きこまんとする) 」
ジール「(政府、女神が居る間は潜水艦も意味無しか……早めに片付くのを祈るか…) 」
サングル「―――ッ(転倒する) 」
アオ「――はっ(ウィンドミルという動きを一回転だけして、サングルの足を掬おうとする。要するに足払い) 」
サングル「――――!(身体を反って蹴りを回避) 」
アオ「 つ…大した腕力だッ…!(体を捻り両手を胸の前に出して何とか受け身を取り、そのまま左足で顔を蹴ろうとする) 」
サングル「パシ…ッ(斜め蹴りを片手で受け止め、そのまま天で弧を描く様にアオを背後へ叩きつける) 」
アオ「おー、怖い…殺る気満々だねッ!(右足を斜めに蹴り出して迎えうつ) 」
サングル「好きにしろ、俺は素手で殺るつもりだがな。ダダッ…! (駆け出す) 」
アオ「あはは…英雄はこっ恥ずかしいって。でも――しばらく話題にならなかったからって、甘く見ない方がいいよ。 …得物は使わない方がフェアだよね?(ククリを納める) 」
サングル「……貴様が清辿蒼本人、即ち“英雄”なら…力もかなりのはずだ。では…俺から一本取ってみろ。そうすればお前を本人だと確定し、用件を伝える。―――できるのなら、という前提だが。 」
ジール「(これでアオがサングルを消してくれれば理想的だが果たして…) 」
アオ「……っ …その眼…久々にぞくぞく来たよ。これは本気出さないとまずいな(汗笑 構えを取る) 」
サングル「ククッ…やはり察していたか。だが、俺が確かめたいのは身分証明でも何でもない。……"力"だ。(生気の感じられない眼でアオを睨む) 」
アオ「なーんで確かめる必要があるのかな…本人“じゃない奴”がうろついてるって事なのかい…?(ククリを抜いて二刀流に) 」
ジール「(攻撃すら手一杯かよ……まいったね) 」
サングル「 サッ…(視界にはジールが入っていないのにも拘らず、彼の蹴りをあたかも来るのが知っていたように難なく避ける)……『ブラッドキルビス』、かつてその名で呼ばれ、そして俺も自分でその名を呼んだ記憶がある。…まあ、俺の事は、どうでもいい。貴様が「清辿 蒼」本人なのかどうか、確かめさせていただく。(淡々とした歩みで近寄る) 」
アオ「あながち!?どういう意味ッ――ドシャアアッ っはあ゛ッ…!(裏拳を受け頭から地面に倒れ砂煙が上がる。直ぐに勢いを付けたまま側転の要領で立ち直るもこめかみから血が流れていた)――!(逆手にナイフを握りしめた左手でフックを打つ) 」
ジール「不意打ちは気が引けるが……仕方ないよなァ!!(死角からサングルに蹴りを入れる) 」
レイヴン「ホ、ホテルぅ!?あいや、なんでもないなんでもない…。んじゃ、しゅっぱぁーっつ!(歩き出す)(声‐竹本英史) 」
サングル「ドッ、ガガッ、ドンッ ………あながち、間違ってはいない。ヒュン、ヒュン、ヒュン、ドンッ!!(ステップ移動からの裏拳による死角打ち) 」
マリー「一先ず、ホテルに戻るのが一番安全だろうな…あそこだけは安全が保障されている、一度戻ろう 」
アオ「(空中で体制を直し、着地する。左手にナイフ)キルビスさん…なのか!?(サングルの猛攻を防ごうと防戦) 」
レイヴン「…ま、少年ならうまくやるさ。それより俺は少年からマリーさんを守るように、とかなんとか頼まれたわけだ。というわけでマリーさんよ、どっち行きたい?(声‐竹本英史) 」
マリー「そうか…ただならぬ雰囲気を感じたのは事実だな…無事を祈るしかあるまい 」
ジール「じゃ。レイヴン任した(微笑み)………オジサンも久々に運動する時が来たかねぇ 」
サングル「……ダッ…(再び駆け出し蹴りやパンチを叩きこもうとする) 」
レイヴン「よし…おっしゃ、おっさんやったるでぇ!マリーさんはどぉーんと任せな!(アオに)…うん?いやいや、俺はよくは分からんね。(マリーに)(声‐竹本英史) 」
アオ「(は、早っ…)っお゛ぉ!?(水平に吹き飛んでいく) 」
マリー「彼とあの人物(サングル)は何か因縁でもあるのか?(レイヴンに) 」
レイヴン「へっ?いや、お願いってちょっと…。ん、いや待てよ…?ということはだ、お嬢さんと、二人きりに…(アオにマリーを任されて独り言ぶつぶつ)(声‐竹本英史) 」
サングル「(何の前触れもなくアオに攻撃を仕掛ける)……。(先ずは目の前のこの人物が本人か、どうか……少し様子見だな。)(強烈な蹴りを入れマリーたちから引き離そうとする) 」
アオ「か、彼は…―――ッ!!(背中にあるククリより高速で抜ける脚のナイフを抜いて胸の前に構える)(混沌神下七神衆――!?) れ、レイヴンさん!マリーさんのことお願いしますよ!絶対ですからッ!(焦って声が上ずる) 」
レイヴン「あれ…おたく、誰かと思えば。こないだのお偉いさんじゃないの(サングルを見て)(声‐竹本英史) 」
マリー「…ふぅむ(サングルを見てレイヴンの横で考える) 」
××××→サングル「(三日月の光によって照らされたその顔は、何処となくキルビスにそっくりであった)―――『混沌神下七神衆』、血(クローフィ)のサングル。(名乗り出すと否やアオに向かって接近する) 」

レイヴン「やれやれ…今度はなに、なんなの(呆・汗)(声‐竹本英史) 」
アオ「(さっきの人たちと同等のプレッシャーを感じる…)(××××に目をやる) 」
レイヴン「あらま、そいつはなんとまあ(マリーに)いやーほんとまいったまいったー…ん?うお(××××が突然姿を現してきて)(声‐竹本英史) 」
マリー「君は…?(×××に) 」
ジール「お出ましか……(ニヤァァ(×××を見る) 」
マリー「む…?(声に振り向く) 幸い、何事もなく終わった…いや、終わってはいないか… 」
××××「―――ブワサ…ッ…! …タン…(暗闇の空から突然とアオたちの前に姿を現す) 」
アオ「あ、レイヴンさん、おかえりです。 ……誰だい?(「全くだな」の声の主へ) 」

――――――全くだな。(アオの言葉に続く)

レイヴン「あー、そ、ならよかった。…んで、さっきのどうなったよ?おっさん急な用事が入っちまったもんであれからよくわかんなくってね(声‐竹本英史) 」
マリー「ほんと、やれやれだな…(苦笑)」
アオ「……その連中の話は聞いた事があります…まったく、必要以上に危険が伴ってくる…折原さんの仕事はいつもこうだ…(困り顔で手の傷を布で塞ぐ) 」
ジール「(女神の奴等には見えなかったから関係ないか……」
レイヴン「ヒョコッ(マリー達のところにひょっこり戻ってくる)んー…まだお時間、あるかい?(声‐竹本英史) 」
マリー「噂には聞いたことがあるが…恐らく破界を企む連中だろうな(汗を拭う) 」
シャロック「そうね・・・でも、これもお仕置きうちよ? カズネ見たいな子には普通じゃダメよ 」
アオ「……参ったな…何者なんだろうか…(構えを解くと同時に緊張も解かれ、大きく息を吐く)マリーさん…彼らに心当たりは? 」

アルシィ「だねっ……じゃーねー(アオとマリーに手を振り影の中に消える) 」
マリー「……ッハァ…(二人が居なくなり力が抜けて膝を付く) 」
影月「なに、焦ることはない…じっくりやればいい。じっくりとな(アルシィと共に影の中へ消える) 」
アルシィ「むむぅ……しょーがないね、また今度奇襲しよっか…… 」
アオ「大丈夫です!(汗) ……(退いてくれた方がありがたいが…ていうかアホ君て…)(構えを解かない) 」
影月「退く。一度体勢を立て直すべきだろう…それに、今は戦うべき時ではないからな 」

ピカチュウの中の人「動物の群れの大移動か、まさかこの世界に何か起こってるんじゃないか・・・ 」
カズネ「雪 動物の移動 …前触れ なの 確かに そんな気も…する 」
ラジオ『ここ最近 正体不明の雪 動物の群れの大移動といった現象の目撃情報が多く寄せられております 何かの前触れでなければ良いのですが・・・』 」

アオ「これは、本当に参ったな……彼を一人で相手取るのは厳しい(汗 頬をかく) 」
AS「・・・今日限りの猶予を満喫するがいい。(ASの居る場所がひび割れ砕ける、するとそこにASの姿はなくなっていた) 」
アオ「ああ、頼むよ。…俺としても、ASさんとは戦いたくない。仲間なんだから(それ以上に、勝算も低いし…) 」
AS「お前が望もうが望むまいが俺は現れる・・・猶予はやる。 」
カンナギ「ふん、かわいらしいボウヤだな・・・(アオの反応を見てつぶやく) 」
アオ「(か、かわい…い、いかんいかん)(カンナギに苦笑してみせる)……本当に困ったな…出来るだけASさんと会わないように隠居しないとね、ハハ……(目は笑っていない) どうも、癖がある人ばかりだ…(ジールの笑みを見て苦笑) 」
ジール「(相も変わらず不吉な笑みでアオ・ASを眺める) 」
AS「・・・今は見逃す、次は無いぞ・・・殺す。(殺意を一時的ではあるが納まる) 」
カンナギ「・・・・クス(アオが気づいたのを見てアオに艶っぽく笑む) 」
アオ「そんなつもりはないよ。…今は信じてもらえないだろうが、必ず誤解を解こう(ASに)(カンナギの気配を察する) 」
AS「・・・俺達を、糧としにでも?(剣は納めるも殺意は納めず) 」
カンナギ「なかなか、面白そうな話だ・・・混沌神下七神衆・・・だったかな?(酒を飲みながら) 」
アオ「(混沌の女神…本当に復活したのか…それに、何故か”俺”の噂を耳にする…なるほど――)悪いが、今は仕事中なんだ。ASさん…その剣を収めてくれないか(目を離さず) 」
AS「・・・今から少し前の事だ、致し方無いか。 」
ジール「おや、ここでも女神の名前が出るのか。詳しく話を聞いてみたいものだ。(ASを見ながら) 」
AS「国一つを沈めて宣戦布告・・・混沌の女神に属したお前が、よくも呑気にこんな場所にいるな・・・死にに来たか?(殺意は未だ収まらず)」
カンナギ「(宙に浮く玉座にすわり酒を飲んでいる)ふ~ん・・なかなかよい余興だ・・・・。(アオやAS達を見て) 」
アオ「参ったな……心当たりが…(何かが脳裏を過る)…まぁ、無いワケでもないか(困った表情をしているが、ASから目は離さない) 」
AS「(接近するなりアオの首に剣を突きつける)お前は・・・よくものうのうと生きているな。(確かな殺意がある) 」
ジール「おや、いつぞやの9刀流だったかな?(ASに) 」
アオ「あ、ASさんまで来ていたのか。旅は色々な人と……?(ASの殺意に気づく) 」
AS「・・・(アオに近寄る、殺意を持って) 」

ジール「ま、そういうことだ。(レイヴンを訝しげに見ながら)気を付けて帰れよ。(ナナに) 」
古酒「てめぇ喧嘩でも売ってるのか~!? 」
カズネ「むー…?(レイヴンの言葉に首を傾げる) 」
ナナ「うん…。……ごめんね、少しでも力になってあげたかったけど…。……もう少し、彼女たちの情報を調べ上げておくね…。みんな、ばいばい。(額を押さえながら歩いていく) 」
レイヴン「んー、ま、そーゆーことよ(ジールに続くようにカズネに)(声‐竹本英史) 」
ジール「忘れるだけで済んで良かったかも知れない。最悪消される場合もあるからな。 」
カズネ「ナナは 悪くない ナナは 記憶を 獲られた だけ… 」
ナナ「新しい七神衆のメンバーは…私には、分からない…ごめんね。 」
カズネ「好都合 何で…? 」
レイヴン「はっはっは。いやー若いっていいねぇ(古酒をからかうように)(声‐竹本英史) 」
リヴェンヂ「風向きが変わった……俺は行く…(そう言い残してどっかへ去った) 」
古酒「フンっ!(落ち着かない様子) 」
レイヴン「…ま、好都合っちゃ好都合かね(ナナを見てボソッと呟く) 」
ナナ「さっきのあれは……そう、だったんだ。…だから……(俯く) 」
レイヴン「まーそうカッカしなさんな(古酒に) 」
ジール「ま、忘れたものは仕方ないさ。(ナナの肩を軽く叩き)キセル、と言ったか?さっきのは。 」
カズネ「ナナ… 貴女は きっと さっき 記憶…奪われた 口止め…された(ナナの顔を見つめ) 」
ナナ「なんで……なんで、だろう… ちゃんと見てたはずなのに……ぅ…誰なのか、思い出せない……。(額を押さえ、表情が一変する) 」
古酒「記憶だと!?先の偉そうな目付きした奴の仕業か?チィ!! 」
古酒「てめぇに説教される筋合いはねぇ!!(レイヴンに) 」
レイヴン「ん?あら、ひょっとして、お兄さん?だったらもっと大事にしてやらにゃいかんでしょーよ(古酒に) 」
リヴェンヂ「……(話を黙って聞いてる) 」
カズネ「ナナ… もしかして さっき 記憶を… 」
ジール「ああ、これは記憶を抜かれた感じだな。 」
ナナ「…うん、なんだか…だいぶ良くなってきた気がする…。ありがとう、カズネ。(微笑) 」
ナナ「…むぅ…いいってば。(少し息苦しそうながらも無愛想な顔でレイヴンに)うん、ありがとうお兄ちゃん…。(よれよれと立ち上がる)…ごめんね……気を取り直してさっきの話の続きをしなきゃ。その二人は………???(話の途中で急に傾げる) 」
古酒「見ずも知らずの奴に妹に触れて欲しくないでな~!?(不機嫌表情でレイヴンに) 」
カズネ「ナナ まだ 少し 疲れ…ヒールウォーター!(ナナに癒しの水) 」
ピカチュウの中の人「っと、そろそろ行くわ・・・(歩いて行く) 」
古酒「チィ…わ~ったよ!?(引き止められて)おい……大丈夫か?(ナナに寄って顔を見る) 」
レイヴン「やや、ちょっと大丈夫かいお嬢ちゃん?よかったらおっさんが介抱してあげよっか?(ナナに) 」
ジール「放っておけ、あの手の輩は潰しても何も吐かない。賢明な奴だ。(ナナの方へ歩く) 」
カズネ「(今のは…)ただの 口止め だった…のかな 」
リヴェンヂ「よせ…(バァッド・ブラックで古酒を引き止める) 」
ナナ「はぁ……はぁ… ふぅ…ふぅ……ありがとう、少し…楽になったかも…。(胸を押さえつけ) 」
レイヴン「あらら、行っちゃうのね。ま、こんなおっさんにゃ興味ないってか(キセルを見て独り言みたいに)(声‐竹本英史) 」
古酒「おい!待ちやがれ!!喧嘩売って挨拶なしかよっ~!?(去っていくキセルを見て) 」
ジール「……(振動剣を下ろす) 」

キセル「……。(ナナへ向けていた掌を、何かを引っこ抜くようにしながら下ろす)……。(その後、何も言わずに反対の方角へ歩き去っていく) 」
リヴェンヂ「いい目をしてる……(慣れてるのか…平然とした顔でキセルを見る) 」
ジール「止せよそんな目、酒が不味くなりそうだ。 」
レイヴン「ん…ども。お勤めごくろーさんなこって(見渡されたうちの一人で)(声‐竹本英史) 」
古酒「なっ!(なんだ~?コイツ……ムカつく目線だぜ!) 」
カズネ「ぅ・・・(なんて 鋭い 目つき 殺意にも 感じるほど…) 」
ピカチュウの中の人「あ、ナナちゃんっ!大丈夫かっ!(ナナに駆け寄る) 」
キセル「……。(シルクハットから見える突き刺さるような鋭い眼光は、ナナから全員へと見渡される) 」
レイヴン「およ、お偉いさんかね…(キセルを見て)(声‐竹本英史) 」
古酒「あぁ~?お前かぁ~!?(キセルに) 」
ジール「口封じに来たのか?丁度良いな。(振動剣を構える) 」
ナナ「…ぃ…痛い…ッ!…頭…割れそう…い…うッ…!!(ブンブン首を振って込み上げてくる痛みを堪えている) 」
リヴェンヂ「(相変わらず小賢しい邪気を払つやつだ) 」
カズネ「貴方… ナナに 何か したの・・・(キセルに詰め寄る) 」
カズネ「あ… これは あの時の 冷たくない雪(空を見上げ) 」
キセル「(降り積もる白い世界から現れ、ナナの方に開いた掌を向けている)…それ以上は何も口にするな。 」

古酒「雪……? っておい!?(ナナの異変に気づく) 」
ジール「この雪は……サングルの時の――ッ!! 」
奏(天使)「………ち…(素早く動き、屋敷のあるほうへと退いていく) 」

再び、夜空から季節外れの雪が降る…

リヴェンヂ「どうした……?(ナナに) 」
カズネ「な ナナ…? 」
ジール「お、おい! どうした!?(ナナに駆け寄る) 」
古酒「はい残念~♪攻撃は1回とは限りんぞ~♪水龍ブレイク!!(鎮圧した隙にいつの間にか接近して奏を巻き込んで地面に叩きつけて地面を破壊する) 」
ナナ「―――――ひぐ…ッ…!?ぁ…ッ……(突然片手で額を抑え蹲る) 」
ジール「(ナナの話に耳を傾ける)ほーう。あの大会にな。(奏の掌を軽く切り裂) 」
奏(天使)「(……!)………ズザ…(電気が流れて両膝ついたようになる) 」
カズネ「むー…(ナナの話を真剣に聞く) 」
ピカチュウの中の人「何をやってるんだ!?(奏に向かって走る) 」
ナナ「…あの世界大会で、私が感じ取ったのは二人。二人の七神衆があのステージに出て戦っていた…あれは確か―――――― 」
リヴェンヂ「やはりか…あの小賢しい邪気はそいつらのだったか? 」
ジール「馬鹿な女だ。(捕まれた剣が電を纏い、音速で振動し始めた。電ノコ状態である) 」
カズネ「戦いで あの 大会でも 感じたの…? そう なの 大会 警戒心 もっと…深めないと いけない 」
奏(天使)「………(ジールの剣の刃を素手で手掴み) 」
ナナ「うん、例の世界大会…バトルを観戦していた時に、僅かだけど感じ取ったの。懐かしくも禍々しい邪気…七神衆の気をね。 」
奏(天使)「………(ウォーターマシンガンを、もう片方の手で掌で受け止め鎮圧) 」
古酒「喧嘩売るなら売るなりに払ってもらうぜ~?(奏にウォーターマシンガンを払った) 」
カズネ「言わないと いけない事…? 」
ナナ「わっ……!(殴られる寸前でジールに助けられる)…ありがとう。 」
ジール「おっと、その辺にしとけ。首を繋いでおきたくばな!!(奏の首に剣を当て斬る手前で止める) 」
ナナ「……こんな時になんだけど、一つね…言わなくちゃいけない事があるの。 」
カズネ「やっぱり 待つしか 無いのかな… だとしたら 被害 最小限に 留めないと いけない 」
奏(天使)「………(止まっていたと思いきや突如目にも留まらぬ速さでナナの至近位置に近づいては素手でナナの腹部を殴ってくる) 」
古酒「あっそ……ともかく、俺たちには待つ以外に選択なんてねぇと思うぜ~? 」
古酒「用はしっぽ出した時にやりゃいい! 別にこっちから攻める必要はねぇよ~? 」
ピカチュウの中の人「確か、奏ちゃん・・・だよな。(奏を見て) 」
カズネ「奏 何で そんな 強い 殺気を 」
ジール「生憎私は現在通常運転なんでね。(古酒に)………(奏を見て腰の剣に手を置く) 」
ナナ「……貴女は…。(奏を見る) 」
カズネ「でも 攻めてくるのを 待つ訳にも…いかない どうしたら… 」
奏(天使)「………(ナナらの前方で一旦足を止める) 」
ナナ「かつての女神がそうだったように…住処は絶対にあらわにはしなかった。ジールさんの言う通り、こちらから攻めるのも難しいよ…。 」
古酒「堅い話無しだ!(ジールに) 」
ジール「っと、来たか……七神衆でないにしても穏やかではなさそうだな。 」
ナナ「……。(彼女の行動を見ても身構えることなく佇んでいる) 」
カズネ「うん 確かに 紋章 あった・・・ 」
古酒「でも、穏やかな雰囲気は感じねぇぜ~? 」
ジール「だとしても攻めようが無いだろう。こちらは女神の潜伏する地すら知らないのだからな。 」
リヴェンヂ「早速か… 」
ナナ「(ジールに釣られ奏を一瞥する)…違う…あの時もそうだったけど、彼ら七人には七神衆としての紋章を身体の何処かに必ず身に付けている。 」
古酒「お客さんか~!? 」
奏(天使)「スタッ ………(自販機の上から降りて着地してナナのほうに向かっていく) 」
ピカチュウの中の人「そうか・・・その第二の女神と言う奴が世界をリセットさせようってのか。 」
古酒「論を語るぐらいなら今のうちに遊んでおこうぜ~? 奴らが攻めてきたら向かえば話!それだけのことだ~!(笑) 」
ナナ「ピク…(殺気を感じる…。) ううん、お兄ちゃん。今度はそうじゃないかもしれない。……計画が完全に成功する為に、向こうは私たちの様な厄介者は相手にしてこないと思う…。分からないけど…でも、昔とは絶対にやり方が違う。それだけは…分かる…。 」
ジール「私は今の七神衆の面子をほとんど把握していないが…あれは違うのか?(自販機の方を一瞥する) 」
カズネ「カオスエネルギー… 封印されている 内は 安全…なのかな 」
奏(天使)「………(自販機の上で、殺伐とした雰囲気でナナを見ている) 」
ジール「攻めてこなければこの平穏が続くだけの話…。こちらから動かなければ向こうから来るのは容易に想像できる。 」
古酒「案外、あっちから攻めてくるかもな? 」
ナナ「うん…。 …強さだけじゃない、恐らく…考える事は、かつての私よりも遥かに上かもしれない。当時の私は、『キルゴア』という頭の切れた科学者と共に計画を練っていた。その案が、ケオイスそのものを動かしている星の源『カオスエネルギー』を利用することで世界の破滅と創造を繰り出そうという事。けど今は、エネルギーは誰の手にも渡らぬようマスターによって封印されている。 」
ジール「ふむ、クイーン、第二の女神か…七神衆ですら謎の存在と言っていたしな……全く手懸かりが無いと過去を探る事さえも叶わんな。 」
カズネ「第二の 女神… 今は それが… 強さも 格上…かな 」
古酒「でも、とあれ…今は下手に動かない方が無難だな!? 」
リヴェンヂ「今はそいつがてっぺんっていうわけか…… 」
ナナ「(ジールの質問に首を左右に振る)組織はクイーンが全てを掌握していた。チェスの駒とは違って…キングよりもクイーンただ一人が上に立っている。……そして今年、私じゃない…もう一人の女神が誕生した。それが―――――『第二の女神』と呼ばれた謎の存在。その正体は私も知らない。 」
カズネ「過去が そうでも 今は 人間…それが すべて 」
古酒「けっ!今日はやけに寒気が感じるな~?(上着を着る) 」
ジール「(殺気…?)……また女神を名乗る輩が現れたが、女神とやらは複数居る者なのか? 」
奏(天使)「………(殺伐とした雰囲気でナナを視ている) 」
古酒「基本的に言えばアオとかいうガキが一番の英雄だがな~? 」
ナナ「うん…混沌世界のリセット計画…私たちはこれを――――“理想郷計画(アルカディア・スキーム)”と呼んで、世界を暗躍した。そして私は、女神だった。…今はただの人間。ナナ・カイルンという…ただの、人間だよ。私を救ってくれたのは、大切だった友達や今の英雄たち…勿論、他らならぬお兄ちゃんも、ね。 」
リヴェンヂ「…女神…あの混沌の残党共がござかしいことを始めてるって聞いた 」
ジール「ああ、知っている。ここに来て直ぐ過去の様子は見て来た。(ナナに) 」
ピカチュウの中の人「混沌の女神・・・だった?今は?(ナナに) 」
カズネ「え…? ナナが 女神 だった 時も あったの…? ふ ふぁぅ…(キスをされる) 」
古酒「通称…カオスメイド…X 」
ナナ「そう言えば…みんなにはまだ話していなかったね。――――――2年前…私は『混沌の女神』だった。 」

ナナ「あぅ…//(撫でられ)うん、絶対に繰り返しちゃいけない…。私が、かつての女神がやろうとしていた事は…絶対に償えるはずのない罪を生んだ。それと同じように…今度も生まれさせる訳にはいかない。 」
古酒「安心しろ~!俺ができることは尽くすつもりだ!? それが俺の罪ぼろしだ!(ナナを撫でる) 」
カズネ「現れると 倒す まるで 土竜 みたい…」
ナナ「ジール…さんだね。うん、ありがとう。でも…… 」
ジール「ああすまん、私はジール・シルバーバーグ。異世界から来たこの世界をこよなく愛する者だ。(真顔でナナに) 」
ナナ「……!お兄ちゃん…。(顔をあげ) 」
古酒「現れたなら、また潰せばいい~! それに罪ぼろしとしてはいいチャンスだと俺は思うけどな~? 」
ナナ「貴方は…誰?(ジールに) 」
ジール「世界が輝いて見えるか…良い事だ。その輝きを妬む者や、輝きが醜い物に見える輩が居る今。君のような者は貴重だよ。七神衆と対抗するには……ね。(ナナに) 」
ナナ「うん、ありがとうお兄ちゃん。……そうね、今は今…けど、“今”は…あの災厄が再び繰り返されようとしている。それを知ったのは四日前、私も驚いた…なんで、消えたはずの組織がまた現れたのか。 」
古酒「そっか~!まぁ、俺には難しいことは分からんが~?過去は過去、今は今はなんじゃね~の!? 」
ナナ「(ベンチに腰を降ろす)あの一戦を終えて…私は世界を旅してきたの。本当に世界が狭いのか、その自分の見る目の狭さを確かめに…ね。やっぱり世界は広かったよ。私の知らないところで、世界はこんなにも輝いていたんだって…気づかされちゃったな。そんな、輝かしい世界を…私は壊そうとしていた…。今思うと、何だかあの頃の自分が恐ろしく感じる。 」
古酒「おぅ!俺は古酒だ!?(中の人に)ん~?何か深いわけがありそうだな? 」
ナナ「うん……実は、その事なんだけどね…。(急に重苦しい表情になり、若干俯く) 」
古酒「んにしても、あれから(女神の一戦)どうしてる~? 」

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最終更新:2012年09月06日 20:17