アイコン |
ゲスト |
年齢 |
不明 |
性別 |
男 |
種族 |
人造人間 |
職業 |
元混沌神下七神衆/赤い泪 |
二つ名 |
血(クローフィ) |
武器 |
デスサイズ |
能力 |
血液を操る能力 |
人物
混沌神下七神衆の一人で『
血(クローフィ)』の異名を持つ男。
かつて
ブラッドキルビスと呼ばれた人造人間。名前の由来はスペイン語のsangre(血)から。
左胸に七神衆の紋章が施されたフード付きの赤線入りの黒コートに、血の如く真っ赤に染まった長髪が特徴。
右目に包帯をしている(詳しくは
こちらを参照)。
まだ
ブラッドキルビスと呼ばれていた頃、当時は
殺し屋の神の大戦争が終結し混沌の女神による制裁活動が活発化していた。
女神に殺されかけ瀕死にまで追いやられた
桃虹桜を「人助けをしてみたい」という改心の考えの基に彼女を救い、死亡する。
しかしその夜、当の彼女が自ら死を望み死去。あの世からその様子を閲覧していた
ブラッドキルビスは
人助けをした自身に対する羞恥心や後悔、そして人間と言う業深き存在に対しての何よりの激怒を示し、人間への制裁を企んだ。
シルヴィによる地獄襲撃事件により
地獄からの脱獄を果たした後、『第二の女神』という得体の知れない人物の声に誘われ、
"殺戮を肯定する世界の創造"という己の目的達成の為に七神衆に入る。その後は与えられた命に従い殺戮を繰り返している。
しかし第二の女神が崩壊したことで七神衆を脱退。
その後は行方不明となっていたが『
双眸 ~紺碧の哀/紅蓮の愛~』にて再登場し、
某スラム街に潜伏していたかつての同胞
ヴェドリーの元へと赴く。
闇の眼球復活の為に元幹部等を集め、大監獄インフェルノに幽閉されている
シングを奪還するために暗躍する。
白の組織/♚Chess♛に所属している。
階級は『Bishop』。元『Kinght』だったがとある事件をきっかけに降格。
JOKに登場するサングルは本元と大した相違点はない。
組織を束ねるQueenの命令には忠実に従うものの、彼女の思想や能力に対してはやや反抗的な一面を見せ、あわよくば彼女に代わり政権を牛耳ろうと密かに企む。
戦闘
血を変幻自在に操る固有能力を持つ。
全身の至る部位から己の血を放出でき、特に口からの吐血は酸に匹敵する溶解力を持つ。
血液硬化をはじめ、複雑な形を模した疑似生物や武器の生成、体の液状化、崩れ傷ついた体の回復など能力を様々な面で応用できる。
出血多量による気絶・死亡はなく、あらゆる斬撃技は身体に通用しないことから、
カズネの血刀「鉉」を凌駕する機能を持つ。
それに伴い身体の耐久力が増していく為、傷つけば傷つくほど肉体が強化されていく。
活動時では主に分身を利用し、緊急活動時は七体の分身と共にする。
分身体全員が視野を共有している為、各々が遠隔地に点在していても瞬時に情報交換でき、
戦闘時では死角からのいかなる攻撃をも回避することが出来る。
心臓を生きたまま抜き取り体内に移植することで、“血濡れの人形”により完全な分身体を生み出す事が出来る。
本体を含め7つもの心臓を補充でき、1つでも残っていれば補充が効く為、心臓を補充し続ければ寿命をいくらでも伸ばせる。
以上の点から、
キセルに続き歴代七神衆の中でも上位に座する強豪の一人と言われている。
デスサイズ
サングルの所持武器である無数の刃が施された白い大鎌。
白い棒に流血で付着させることで血が凝結し、大鎌を模した武器に変形する。
刃毀れし易いが、生物の血液を鎌自体が吸収する事で刃が再生する異質の武器。
タイプ一覧
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七神衆内で最もよく姿を現す、サングル本体。
“血濡れの人形”で生み出した下記の分身を引き連れる。
分身体にそれぞれ固有能力を埋め込んでいるが、憤怒自身は彼らの能力を行使できない。
容姿は長髪、長身の男性。
混沌世界の住人等の前に初めて姿を現した個体。
饒舌な性格でうっかり自身の能力を敵に明かすことがある。
右手で触れた物質を分解し、遠距離の攻撃であれば相殺できる“インサルト”を使用できる。
容姿はボサついた短髪の少年。
敵から受けた衝撃を吸収し己の技量へと変換できる“ペインブレイク”を使用できる。
容姿はスキンヘッドで、暴食に劣る程の巨漢。
戦闘能力は全員の中でも最弱だが、相手より遅ければ遅いほど、感覚だけで相手の動きを感知し強烈なカウンターを与える“レジェクト”を使用できる。
その単純な攻撃力は憤怒にも匹敵する。
容姿は長髪を後ろで纏めた青年。
掌から放出される念力で対象を引き寄せ、掴んだ相手を無力化する“ディザイア”を使用できる。
外見は二回り大きい巨漢。
あらゆるものを食す事で戦闘能力を大幅に活性化する“インベイジョン”を使用できる。
食した物を体内で融合させ、吐き出して攻撃したり憤怒を除いた他の分身体を蘇生する事もできる。
容姿は髪を二つに分けて結んだ少女。
異性同士を密着させることで爆撃を見舞う“セクスィラプション”を使用できる。
召喚魔法を得意とする。
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技一覧
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血液から無数の擬似生物や分身体を生成できる(ただし分身体は、各々に心臓を移植させなければ完全生成できない)。
擬似生物は血液量によって数が変わり、分身は本体と差ほど変わらない戦闘力を有するため、破壊は極めて困難。
自らの意思で擬似生物及び分身を起爆することができる。
分身には七つの断罪の名が施された個体が存在し、外見も僅かに異なれば戦法も本体の憤怒とは異なる(上記のタイプ一覧を参照)。
天高く跳躍した後、血液を凝固させて生み出した無数の血針を雨の如く降り注がせる。
どんな分厚い鉄板すらも貫通できる威力で、突き刺さった針を起爆することもできる。
手に溜まった血滴を投げ飛ばす。
“鮫雨”同等の貫通力を誇り、その速さはリボルバーを超越する。
大地に一撃を叩き込み地割れを引き起こすことで、そこから血の間欠泉が湧きあがり、紅色の大海を築き上げる。
この展開により血液を用いた攻撃範囲は血海内全体に及ぶほど拡張する。
“血海”展開時に使用可能。
血の津波を巻き起こし、血海内にあるもの全てを呑み込み多くの生物を溺死させる。
触れた相手の血液量を膨張させ、内側から液相爆発させる。
鋭利な矛先を持つ血のベクトルで対象を貫く。
血のベクトル(矢印)が対象を包み込むことで四角形に変化し完封する。
非常に頑丈なため、自分自身を閉じ込める事で敵のいかなる攻撃をも退けられる。
☆血哈(けつごう)
相手の血液を吸収し、己の血液と結合することで相手の個人情報物質(DNA)を得る能力。
即ち、相手の技・能力を得られる。下記の技はこれにより得た力である。
“血哈”により リオのDNAを入手したことで得た力。
摩擦着火によって体が燃焼し、全身が一時的に液状化する。
物理攻撃を受け流す他、“血海”を展開していればそれに溶け込むことで敵の視界から消えることもできる。
“血哈”により リオのDNAを入手したことで得た力。
対象をドーム状の赤い膜で包み込み、大爆発を引き起こす。
★血眼(げつが)
憤怒体専用の能力。眼からの出血が能力の解禁を表す。
血流を加速させることで身体能力を大きく増強させる能力。
目を合わせた人物に強力な波長を送り込むことで血液循環の動きを不規則にし、暴走させて体内から出血大爆発を引き起こす。
また己の体内の血液を膨張させることで、鋭利な矛先を持つ血のベクトルを体の至る所から大量放出できる。
色欲体が使用する特殊能力。
召喚魔法の口寄せ契約により消費された魔力を、ありもしない空間から呼び戻すことができる。
★屍山血河『殺戮』(しざんけつが・メツェライ)
憤怒体専用の禁術能力。
“血哈”で集めたあらゆる人物の血液を用いて血の巨大竜を築き上げ、自身はその心臓部となる。
触れたものすべてから生命エネルギーを瞬時に吸収し、腐食させる。
轟音の如き凄まじい咆哮により大地を腐食させる。
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魔術一覧
魔術は主に色欲体が使用する。
使役する召喚獣はすべて召喚魔法の中でも最凶と謳われており、それを四体も召喚し操る力を持つ。
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四凶の一つとされる怪物「饕餮」がモデルとなったもの。
外見は大きな身体を持つ黒い虎の様な姿をしており、額に沢山の人間の顔がある。
口からの黒い吐息はあらゆる生命エネルギーを枯らす力を持つ。
四凶(しきょう)とは、古代中国の舜帝に、中原の四方に流された四柱の悪神。
四凶の一つとされる怪物「窮奇」がモデルとなったもの。
けたたましく鳴り響く犬の鳴き声を浴びせることで身体を麻痺させたり、爆風を吐くことができる。
四凶の一つとされる怪物「渾沌」がモデルとなったもの。
天から凄まじい黒雷を落として大地を滅ぼす絶大的な破壊力を持つ。
四凶の一つとされる怪物「檮杌」がモデルとなったもの。
上記の三匹の中でも頑丈な体を持ち、尚且つ速度も高く、身体能力が大きく特化した魔獣である。
召喚魔法の分類される。
本来召喚魔法で召喚される召喚獣は一個体のみだが、この魔術を介することで複数召喚を可能にする。
魔力を一気に消耗させるため、使用後は魔法が一切使用できなくなる。
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主な台詞
- 「血の出るような努力を惜しみ、血を吐く思いでここまで来た。」
- 「人間に成り下がろうとした自分が、今となっては…羞恥と居たたまれなさに、頭を抱えて転がり回りたい。」
- 『サングル』 ネーミング設定と構成のネタバレ
サングル:西語のsangre(血)の発音を捩じった。正しい発音はサングレ
クローフィ:露語кровь(血)
インサルト:insult(侮辱する)
レジェクト:reject(拒絶する)。正しい発音はリジェクト
インベイジョン:invasion(侵入)
セクスィラプション: ※忘れた(確か「性別」を意味するsexが語源の英単語から取った気がする)
血濡れの人形(ブラム・ストーカー):『ドラキュラ』の作者として名高いアイルランド人の小説家「ブラム・ストーカー」より
鮫雨(ハイ・レーゲン):独語Hai(鮫)とRegen(雨)を合わせたもの
血銃(サングレ・フシール):西語Fusil(銃)
血海(クローフィ・モーリェ):露語Mope(海)
血波(ブラッド・フラッド):flood(津波)。bloodとfloodの発音のアクセントは同じ
爆血灸(バクチク):爆竹より
血槍(ブラド・ツェペリ):"串刺し公"で恐れられていた「ヴラド・ツェペシュ」(ヴラドⅢ世)より。なおヴラド・ツェペシュは『ドラキュラ』のモデルとなった人物でもある
天地爆破(ハイマ・ヘリオース):希語αιμα(血。読みはハイマ)。ヘリオースはギリシャ神話の太陽神の名から。
eYe(アイ):あえてこう表記したのは、この「eYe」が顔に見えておもしろかったから
口血未乾『刹那』(こうけつみかん・モーメント):口血未乾(約束をしたばかりで、まだ何日も経っていないこと)
屍山血河『殺戮』(しざんけつが・メツェライ) :屍山血河(死体が山のように積み重なり、多くの血が川のように流れること)独語Metzelei(大虐殺)
召喚魔獣『タオティー』『チェンジー』『フンダン』『タオワ』:古代中国の聖人である舜帝によって中原の四方に追放されたとされる四柱の悪神 -- (黒い羊) 2016-02-01 22:25:53
最終更新:2018年07月14日 21:39