《破れた世界/The tearing world》 |
この世の裏側に存在し、
ギラティナのみが棲む世界。時空が捻れ、時間・空間の概念がない(昼夜の区別、流水の方向など)。
青く渦巻く背景や浮遊する足場、重力の方向が最大で180度傾いている場所がある、遠くからでは見えたものが近付くと消える(逆も存在)など現実世界の常識を覆す場所である。
この場所ではギラティナは常時オリジンフォルムにフォルムチェンジする。
カオスドラマにおけるやぶれたせかい
ケイオスに残る伝説によれば、ギラティナはその昔暴君として現実世界を暴れまわっており、それを見た神々により追放され、この世の何処かではない世界(破れた世界)にへと逃げ込んだ模様。
それ故この破れた世界は
神でさえ干渉することのできない絶対世界であり、主であるギラティナのみが次元の渦を生み出す事で現実世界とこの世界を自由に行き来できる。
そしてギラティナは、己を追放した神々に復讐するためか、彼らが創り上げた現実世界の時間と空間を自らの能力で切り取り、破れた世界に引きずり込むようになる。
この世界に水や土、林や岩の足場等が存在するのは、もともとそれらが現実世界にあったもので、無限に広がるこの世界の空白を埋めるべくギラティナが切り取ったもの。
目的は不明だが、おそらく現実世界で誰とも解り合えることのできなかったギラティナが、その孤独からなる悲しみを埋めるために行っているものと思われる。
またギラティナは主に、現実世界の人々が愛した名所などを引きずり込んでいる模様。
ポケモンの世界に存在する「やぶれたせかい」と同一であり、これはケイオスの掟により存在するものと思われる。
最終更新:2015年10月11日 13:35