Bloody Requiem 過去ログ④

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──きっと迎えに行こう。私の半身を……可哀想な私のために 」

ルシア「冷たいよ、寂しいよ、消えたくないよ……助けて……    …クヒ…クヒヒヒ…ヒヒ… 」

──サリーであった頃の記憶は全て置いて来た。今ここにいるのはルシア、凍てついた未練の塊、冷たい氷の…化物 」

ルシア「ねぇ…どうしてあなたがサリーなの?…私を捨て置いて…嫌なこと全部忘れて…ズルいよ 」

──私はルシア。そして『サリー』という名の空っぽの人形でもあった。サリーは私に与えられた名前だった 」

ルシア「Soul吸収…完了。魂安定立160%…」 」

──どんなに奪おうと、欠けた空白を埋め合わせようとしても、私の心は満たされない。在るのは生前の失われた幸福に対する未練。『これから』へ抱いていた希望も、友も、家族も全て彼女に持って行かれた 」

「花がッ!花が枯れていくぅぅぅぅー!」「牛が弱ってくぞ!誰か何とかしてくれ!」「作物が全部潰れたトマトになった…潰れたトマトに…」 」

──私の魂の鎖を通じて伝わってくるもう一つの私の心。私の半分の心。それは今、私の心にぬるま湯を注ぐような不快な温かみで満ち溢れていた 」

「ここらじゃー見ない子供だな」「傷だらけじゃねえか薄気味悪い」「ねえアンタ!大変ッ!ウチの鶏が皆ポックリ逝っちまったよっ!」

──今余計な記憶を捨て去った私にはその夢の意味が理解できる。母が小さな私をそっと抱き寄せ愛でてくれたことを覚えている 」

「おい、この木枯れてねーか」「そりゃー春とはいえここれはまだ寒いからなぁ」「いやでもこれ、常緑樹だぞ」

──それはいつの日に見た夢だったのか。それが、私がまだ無垢でこの世のあらゆる痛みを知らない頃なのか。それとも、私が新たな意味をもらった時からだったのか







シエラ「侍…という人々の思想に似たところがある…。あなたは信念がある、与えられた倫理観から得た正義ではない、それはあなたの正剛なんだと、私は信じます(強い口調で)……! 日が出ている…?(窓の外の景色に目を向けてフェードアウト) 」
アオ「そんな、大袈裟だよ…悪は殺されて"当然"だが、悪を倒すってことは、人を殺すことと同義だ。一殺多生の活人剣だと言えどね。…正義を美化しすぎるのも、あまり良くない事なのかもしれないね(遠い目をし) 」
シエラ「!……返す言葉がないよ。感謝してもしきれない…どんな言葉で、この気持ちを伝えればいいんだ…(目に涙が滲み膝を付く) 」
アオ「あなたは世界の淘汰を望んでいなかった。責任なんてどうでもいい…これだけわかれば充分さ(薄く笑む) 」
シエラ「……ありがとう……。私も計画の片棒を担いでしまった責任があるというのに…頼る事しかできないだなんて… 」
アオ「…………(苦い表情をして口をつむぐ) ……死力を尽くします。(低く、それでいて力強く言う) 」
シエラ「…様々な関わりを持って…か…(まさかサリーとして完全に分離しつつあるのは…) だが誰シミが信念を持って生きている訳ではないでしょう。もし、ジールを止められなければ…… 」
アオ「様々な人間と関わりを持って、何か自分の信念に為り変わる物でも見つけたのかもしれませんね。…まあ、本人にしかわからないことですが(苦笑し) 」
シエラ「それはどうだろう……幼い頃だけどね、私の知る限りではとてもおてんばで我儘なだけだったし今もそれは変わらないように見えたが 」
アオ「憎悪すら…か……今の彼女(サリー)は、それだけの強い意志…信念を持っているということですよね 」
シエラ「自我の強さ…とジールは言っていた。彼は意志の強い人間だけを好む傾向があったから恐らく本当の事なんだろう…もっとも、逆に意志の弱い人間を嫌う、いや憎悪すら抱いていたようだが… 」
アオ「消滅、する……ッ?(表情が僅かに青ざめていく)……純度を保つには、一体どうすれば…! 」
シエラ「そう…つまり逆を言えば『純度が低ければ消滅する』という事だ 」
アオ「―――純度の高い魂だから…? 」
シエラ「ぐっ!(サムズアップにウィンクを返し) 結果的にはそうだよ。何故、サリーという霊魂が限りなく人に近い形を保っているかわかるかい?肉体を離れた霊魂なのに 」
アオ「『だけ』を!?…大虐殺でも始めるつもりなのか…!? グッ(小さくサムズアップを返す) 」
アルシィ「ぐっ!(2人に対してウィンクとサムズアップ) (……呪いを生み出さないような人以外を滅ぼそうとしてる、アルシィさん達と似たような感じかなぁ) 」
シエラ「そうだな…最低だ。だが彼が最低なのはここだけには留まらない。手記から解釈するにこの現象を彼は『自分の魂が強固な故』と受け取っているらしい…。そこで彼は考えた、純度の高い魂の人間『だけ』をこの世に残せないかと 」
アオ「悪い夢だ、と…頑なに現実逃避したくなる話ですね(口元があまり笑っていない苦笑をし)(最低3人…そう、"最低"だ…彼も含めて4人以上。殺れるか…?) ジョインジョイントキィ()小声 」
シエラ「て、天に帰る時が来たのだ(苦し紛れ) 」
アルシィ「おいしーいきのこはホ・ク・ト♪百烈拳!!\テーレッテー♪/(いきなり劇画調の顔になって例の曲が流れる) 」
シエラ「ごめん私タケノコの里派(キリッ) そう…それだ、彼はあくまでも1人で人間を超腰する「集団」を作り上げる気だ。彼は既にこの時代に最低でも3人は連れてきている 」
アオ「何度も、人生をやり直す……?…そんな―――(そして、40ページに目を移す)―――…人間を、超越する化け物になるつもりか……!?(目を見開き) あ、アルシィちゃん…水を飲むk……あ、それで落ち着くんだ…!? 」
アルシィ「きのこっのっこーのこげんきのこー♪えりんーぎまいたけぶなしめじー♪きのこっのっこーのこげんきのこー♪(落ち付いた) 」
シエラ「あわわ…大丈夫かい?好きな言葉を何回も頭の中で粒やいて落ち着くんだ 」

P40「今日僕は自分という存在を『理解』した。こうやって僕という人間は来るべき日に向けて『蓄積』されて行くのだと』 」

アルシィ「むー……(プスプス)むむー………(ジジジジ……)むむむ~…………!!(ボンッ!)(話が難しくて理解できずに頭がショートする) 」
シエラ「ちなみに、このノートは3冊目…これが何を意味すると思う…?彼は必ず5歳から日記を書き始め、そして5年前の自分の死因を書き綴る。これが何を意味すると思う?(声は微かに震えている)彼は何度も人生を繰り返しているんだ 」
アオ「……~~~ッ!(読み上げられた内容を聞き、恐怖を感じ激しく動揺する) 100年だぞッ…100年近く経っているのに………しかも記憶の引き継ぎは完璧と来た…!(動揺し、髪を掻き上げる) 」
アルシィ「はぇ?(シエラが読み上げた文が理解できずにアホ面) 」
シエラ「そうだよ、彼女と親しいならな尚更危ない 『1850年7月2日 私は二度目の20歳を迎えた。記憶の引き継ぎは完璧なようで、この前の成人式が昨日の事のように思える』(目を伏せて内容を読み上げる) 」
アルシィ「(数百年前かぁ……ウチにもクレア様とか、桜花ちゃんとか居るからなぁ……珍しくもないや)(手記を眺めて) 」 アオ「バカな、何かの間違いだ……数百年も前に書かれた手記なんて…!15ページ…?(目を移す) 」
シエラ「私も目を疑ったよ。だが筆跡は確かに彼のものだったし、内容も妙なリアリティがある。更にだ、私はページをめくってみて恐怖を覚えた。15ページを境に紙の年季が異なるだろう 」

P1 1758年2/15

アオ「本当かい?助かるよ。あはは…想像を上回られたらさすがに驚くかもしれないけれど、きっと大丈夫(アルシィに) ジール……(日付を見る) 」
アルシィ「サリーちゃんが?危ないの?うーん……(もぞもぞと動いて手記を見に行く) 」
レイヴン「あーっれ、起き損ー?なんだ……んじゃ、おやすみー(また寝る)(声‐竹本英史) 」
シエラ「こんな言い方はしたくはないけど…娘だ、サリーを側に置いておく事は危険なんだ これはジールという男が、名を偽って私から娘を騙し取った男の手記、日記のようなものだよ。最初のページの日付に注目して欲しい 」
アルシィ「良かったら教えてあげるよー?あ、狭い家だけどびっくりしないであげてね、自分でも言ってるけどいざ人に言われるとちょっと傷つくみたいだから! 」
アオ「うん、おはようございます。…といっても、まだ朝にしては早すぎるかもしれないけど(レイヴンに) ?(知り合いと聞き、かえちゃんというニックネームに該当しそうな人物を想像する)あっ、槭さんか。…うん、知り合いだけど、家までは知らないんだ。今度会ったら、直接聞いてみる事にするよ(アルシィに) (シエラの視線を追い、分厚いノートが視界に入る)……ええ、お願いします 」
アルシィ「かえちゃん危ないの?…ホントに?なんで?どうして? 」
シエラ「おお、いきなり食いついた…(驚愕) ああ、その通りだよ。だからこそ会ってその人を危険から遠ざけないといけないんだ 少し、アバウトな説明になってしまいましたね。順を追って話しておきましょうか、コレについて(卓上に置いてある一冊の分厚いノートに目をやり) 」
アルシィ「えー?でもアオくんとかえちゃんって知り合いじゃなかったっけ?あ、おうちまでは分かんないかー(ごろごろ) 」
レイヴン「ん゛… ん゛ん゛……んおぅ…おはよーさん(声‐竹本英史) 」
アオ「なるほど…今度、ぜひ案内して欲しい(アルシィに)…保護の必要は…いや、急だと混乱させてしまう…。ただ安全だけを考えてもダメ、か。 (希望を奪われ、ほんの一握りの希望しか持っていないので『世界規模、人類の将来』という言葉で僅かに不安を感じる)……絶対に、何とかしないと…(自分にも言い聞かせるように、シエラに) っ?あ、起きたんですか(レイヴンを見て) 」
アルシィ「かえちゃんとー、サリーちゃん?仲良さそうだったよー。でもかえちゃんはそのー、問題?とは関係ないと思うけどー… 」
レイヴン「んんっ!(急にガバッと起き上がる)(声‐竹本英史) 」
シエラ「そうね、自体は一刻も争います。私は家族の事は自分でケジメをつけるつもりでしたが…最早この問題は世界規模…ある意味で人類の将来に関わる事態に発展しかねないのですから(アオの目を見つめ) …そのかえちゃんにも近い内合わなければならないようだね 」
アルシィ「そう、かえちゃん!アルシィさんのお友達ー!うん、サリーって名前で間違いないと思うよ? 」
アオ「かえちゃん、隣……(槭の事だと気付かなかった)サリーで名前は間違いないのかい?(アルシィに) ……事態は一刻を争う、か…(椅子の背もたれに寄りかかり、ログハウスの天井を仰ぐ) 」
シエラ「そう…なら良かった…まだ取り込まれていないのね ええそう……かえちゃん?…どなたかのお世話になっているの? 」
アルシィ「サリー……もしかしてー、今かえちゃんちの隣に住んでる子のことー?(寝転がって足をぱたぱた) 」
アオ「こう、朗らかで活発な……先の話で挙がった、恐らく『ルシア』と呼ばれない方だと思います 」
シエラ「フフ、噂に違わない正義感…(微笑み)そう…サリーと……それは…『どちらの』サリーでしたか?(暖炉に目をやったまま目を細め) 」
アオ「(ふっと薄く笑う)頼られずとも俺は、あなた達の為に動きます。実はあなたの娘さん…の幽霊と会ったことがあるんです、それだけで充分過ぎる理由になりますよ(もっとも…悪者は見過ごせない) 」
シエラ「…話が長かったのかな…(レイヴンを見て苦笑) 」
レイヴン「ぐごぉ~、くかぁー…Zz(ベッドで大の字で派手にどーんと寝て鼾かいてる)(声‐竹本英史) 」
シエラ「…もっとも…これは私の家族の問題。本来なら君達を頼る道理は無いんだ……本来なら…ね 」
アルシィ「(ぽへーっとした顔で暖炉にあたってる) 」
アオ「(椅子に座ってばつが悪そうな表情で、自分の髪を掻き上げる)それは…あ、あなたのせいではっ……(少しでも気遣おうと、目を泳がせ言葉を選ぶように思考を巡らせる) 」
シエラ「(10年前の出来事の粗方を説明し終えた)……(足で木片を蹴り暖炉に放り込む)ここまでが私が娘を失った理由、私が罪を背負い償い続けることとなった原点だ…。私のエゴが、娘から安らかな眠りを…奪った 」





シエラ「……かなり込み入った話になるよ…何しろ、私が生まれてなかった頃から事は始まっていたらしいからね……(暖炉に目をやり瞳が金色に染まってフェードアウト) 」
アオ「……(まさか、折原さん…これも込みでの依頼なのか…?)それで、『話』というのは…… 」
アルシィ「ほぁー、あったかぁー(暖炉の前で体育座り) 」
シエラ「……(ソファにぐったりともたれる)……生きた心地がするな…温かい… 」
アオ「(ログハウス内――)…牧があって助かった、少しすれば、部屋も温まるでしょう(暖炉に火を点し、椅子に座る) 」
シエラ「ああ……助かった…これで何とか生き長らえられるな……(アオにおぶられてログハウスに入る) 」
レイヴン「ちょ、まっ…おっさんをおいてかないでぇー!(声‐竹本英史) 」
アオ「…許してくれ、レイヴンさん…(汗笑) なるほど…うん、気が向いたら、俺もチャレンジしてみるとしようか…(アルシィに) 俺を…?……!…とりあえず、あのログハウスを借りよう。吹雪がやむまで厄介になるんだ(ログハウスに向かって歩く) 」
シエラ「実を言うと…本当は心強いんだ。あの男はあなたを危険視していたからね… ああ、そういえばろくなもの食べてないな…はあ、庶民的な味が懐かしい… !…あれは……。(木造の小さなログハウスを見つける) 」
アルシィ「でしょーっ?それとおんなじ!ひやーってしてー、きゅぅーってするの! 」
レイヴン「あだぁ!あたたたた…っつー…こ、腰が、腰がぁ(ルパンダイブは空しく失敗、全身が地面に叩きつけられる)(声‐竹本英史) 」
アオ「ああ…うん、それは聞いたことがあるな(アルシィに) 」
アルシィ「だよねっ、ご飯食べづらいもんね!アルシィさん応援するよ!(むぎゅっ) ふぇー?えっとねー……おしっこ!の感覚に近いんじゃないかな?アレってね、体内の熱を奪われてるからぶるぶるーってなるらしいよ? 」
アオ「(名前を呼ばれ、少し驚くがすぐに落ち着き、神妙な顔になる)………ああ、何でも話してくれ(シエラに) ごめんよ、今はそれどころじゃないんだ…!(汗)(シエラに肩を貸している為。レイヴンのルパンダイブを止める) …俺には、分からないな。…大丈夫かい?(アルシィに) 」
シエラ「だろうなー…けど、腕がまた使えるなら安いものさ(ニヤッ) 」
アルシィ「でもでもー、冷たいのってきもちーよね?(胸元を開いて雪をさっと入れる)ひゃんっ♪(ビクンッと身体を震わせる) 義手?うーん…りはびり?大変らしいよ!頑張ってね、ふぁいとーっ!おーっ! 」
レイヴン「いやーわかってるねぇ少年は。んで、ものはついでなんだが………俺の体、温めちゃってぇ!(アオにルパンダイブ)(声‐竹本英史) 」
シエラ「義手…検討してみようかな(アルシィを見つめながら) もう女を捨てた顔になっているかと思いましたが、まだまだ捨てたもんじゃないですかね(生々しい痣や傷だらけの顔で苦笑) その日も、そう遠くないかもしれない…(ポツリと呟く)……ここを脱したら…やはり貴方には話しておいた方がいかもしれませんね、『アオ』…(雲の切れ端を見つめながら) 」
アオ「…そうだね、暑いから美味しいんだ…こんなことろじゃあ、俺なら凍えちゃうよ(薄く微笑し、アルシィに) いや、それでこそレイヴンさんですから…(レイヴンに) 」
レイヴン「あらなに、減らなさすぎて塞いでやりたくなっちゃう?んー…(声‐竹本英史) 」
アルシィ「そうだね、かき氷は暑いから美味しいんだもんねっ!ここは寒いしー、こーんなにいっぱいあったらありがたみが感じられないよねー(ケタケタ) 」
アオ「その冗談が減らない口も、変わらない(苦笑しレイヴンに) …うん、待ってるよ。絶対に力になる……俺の悲願の為にも(雪原を歩きながらシエラに) かき氷か…悪くない。けど、今は遠慮したいな…… 」
レイヴン「やーだいじょぶだいじょぶ。ん…おたく、なかなかいい顔してんね(シエラに)(声‐竹本英史) 」
アルシィ「うんっ!かき氷も美味しいよねっ! えへへ、元気になったらぎゅーってしてね♪(笑顔) 」
シエラ「ハッ(ズキュゥゥーン)なんだこれ……叶うなら抱きしめたい…!(ほっこり) 無理はなさらない方が…あ、ほら言った側から…(微笑) (この青年…もしかしたら?)……わかりました…その時は、お力添えを戴くかもしれません…どうかその時は… 」
レイヴン「お、少年、ひょっとして…コッチかな?な~んて。(アオに)(声‐竹本英史) 」
アオ「本当に大丈夫なんだ…すごいな…。へえ、雪が好きなんだ(アルシィに) …本当、あなたはアルセム国の時から変わりませんね。何故だか安心します(ふっと微笑し、レイヴンに) ……一つだけ言っておきたい。もし、何か危ない事に巻き込まれているなら……いつでも。いつでもいいから、俺を頼ってくれ。その時は、きっと貴女を助ける。…覚えておいて(正面だけを見つめて歩き、シエラに) 」
レイヴン「ん?なんの!これしき、挫ける…よう…な、ふぁ…は……ぶえぇーっくしんっ!!(言ったそばから大きなくしゃみ)(声‐竹本英史) 」
アルシィ「だいじょぶだよー?ほらっ(シエラにぴとっとくっつく、温かい) 」
シエラ「随分と元気なお方だ。寒くないのかその格好…(レイヴンをまじまじと見つめ) ええ、聞かないでくれると助かる。貴方のためにもね… き、君その装備はまずくないか… 」
レイヴン「ん~?なに。おっさんはいつでもおっさんよ?(声‐竹本英史) 」
アルシィ「アルシィさんねー、寒いの大丈夫なの!(いつも通りのパーカーとミニスカ) 雪景色って綺麗だよねー♪あとね、吹雪ってかっこいいよね!ばーって!だから来たの!(笑顔) 」
アオ「……そっか、言いたくないなら良い。…つらいでしょう、早く雪原を抜けよう(低い調子の声で言い、少しペースを早める) まったく、いつも通りですね…レイヴンさんは 」
レイヴン「ややっ、そいつぁ失敬。はっはっは!(声‐竹本英史) 」
シエラ「…右腕は…自分で止むを得ず切り離しました…。ですが左腕のことは……(言いかけて口を継ぐむ) 見た感じ本当に子供みたいだけど、何故こんなところで旅なんか… 」
アオ「奇遇すぎるにも程があるよ、大丈夫かい…?(アルシィに) ま、まだ結婚してないですって…!(汗)(レイヴンに) 」
レイヴン「や、再会を祝したいのはー山々だが…まさかまさか、子連れだったとはねぇ。(声‐竹本英史) 」
アルシィ「うー、恐るべしかきごーり………ハッ!(バレた事に気付く)やほーアオくーん!きぐーだね、アルシィさんは一人旅ー!(けたけた) 」
アオ「こっちのセリフですよ。久しぶりです、レイヴンさん(レイヴンに) ……そっか。…誰にやられたんだい(目付きが変わり、正面を見て歩きながらシエラに) 子供?………(アルシィが目に入る)あ、アルシィちゃん。こんなところで何を…… 」
シエラ「…大した事じゃあないんですよ…ただ、腕を置いて来ただけです(苦笑いを浮かべ)(ここで追っ手が来たらこの人も巻き込みかねな……)……………子供? 」
レイヴン「んんっ?…し、少年君じゃないかね!?まさか、こんなとこで会うたぁ(声‐竹本英史) 」
アルシィ「~♪(自前のシロップを雪にかけて食べてる)―――!~~~!!(頭がキーンってなってる) 」
アオ「お迎えじゃないです、ちゃんと見て下さい…(正面に居たレイヴンの近くで声をかける。いつも通りアルシィには気づかず) (折原さん…まったく、俺にこんな遠出をさせて…まぁ悪者は殺したし、こうして遭難者も助けられたから結果オーライか……)…わかった、それまで気をしっかり持つんだよ。…!?君…怪我、してるのか?(血が滲む様子を見て) 」
シエラ「ふふ…そんな暖かい言葉を聞いたのは久しぶりね……、迷惑をかけるかも…しれません、雪原を抜ければ…なんとか歩けますので…そこまで…(かけられたコートの右肩に血が滲んでいる) 」
レイヴン「さびぃ……んん?なにやら声が… 嗚呼…とうとうお迎えが(ぇ(声‐竹本英史) 」
アルシィ「(雪に埋もれて隠れながらアオを尾行してる)……?そーなんしゃ、かな……? 」
アオ「…あれは…まさか…レイヴンさん?おぉい!レイヴンさぁん!(声をかける) …いいさ、好きで助けてるんだから。(歩き続ける) 」
シエラ「…忝い…この恩はきっと忘れま…せん……(ほぼアオの背に被さる形になる。腕を回す様子はない) こんなところで人にめぐり合えるとは…感謝しなくては…(レイヴンを虚ろな目で見据え) 」
レイヴン「…ぶぇーっくしっ!う~っさみぃさみぃ(雪原で凍えてる)(声‐竹本英史) 」
アオ「…構わない、さあ(静かに即答する。コートを脱いでシエラに被せ、肩を貸す) 」
シエラ「(意識が薄らぎがらもアオに視線を送る)………あなたは……っ!申しわけありません…肩を…貸していただけないでしょうか……(消え入りそうな声で) 」
アオ「(厚いコートで防寒し、同じく雪原を歩いていた。そして人影を見つけ、様子がおかしいと近付いて行く)……おい…君、大丈夫かい(膝をついて屈み、シエラに) 」
シエラ「(追手は来てないな…逆に不気味だが考えてる暇は……)っ………!(足の力が抜け倒れる)……不味い…腕の次は足か……!…はぁ…くそ………! 」
シエラ「(両腕の袖が通ってないコートをはためかせ、雪原を踏み分けながらおぼつかない足取りで進む)まずった…。流石に吹雪を舐めていたか……。はあ…くそっ…凍傷が…悪化…して…… 」


北欧の何処か遠く…

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最終更新:2013年04月12日 03:46