ベニグノ

ベニグノ()/Benigno》


アイコン ゲスト
年齢 32
性別
種族 人間
身長 190cm
職業 灰色の戦士
特技 速読
物をすぐどこかへ隠す
好きな食べ物 トマト、魚介類、パエリア
嫌いな食べ物 フライドポテト
武器


「適当でいいんだよ、適当で。」

フルネームはベニグノ・ドミンゴ・ベルダスコ・アルモドバル(Benigno Domingo Verdasco Almodovar)
ワックスを使用していない金髪のショートヘアで、顎に無精ひげを生やし、デニムジャケットにジーパンを穿いている。
基本的に他のメンバーと関わりを持とうとしないため孤立気味、彼と口をきいた者は少ない。彼が発言をする時は、クエストについての質問の時か腹を立てる時ぐらいなので、彼がめずらしく口を開いた時には、場の空気は緊張し静まり返る。
品のなくうるさい輩の事が嫌いで、扉を思いっきりブチ開け騒音をたてるシルダッタに腹を立てたり、なにかにつけてやたら暑苦しくやかましいブレイブや口の減らないイグルー事を割と本気で嫌っていた。
また、ジュウのことを「役立たずの穀潰し」と思っており、そのため彼を忌々しく見ている。ジュウと会話した事自体はほとんどない。
反面、ラロッカのことを気に入っている。

灰色の騎士には昔からいるが、彼がクエストに参加する所は珍しく、彼の実力を知る者は殆どいない。

+ ベニグノ・ベルダスコの過去
ベニグノ・ドミンゴ・ベルダスコ・アルモドバル(Benigno Domingo Verdasco Almodovar)
1981年4月1日、アシレマ合衆国ゴールドタウンに生まれる。
地球のスペイン人を父母共に持ち、ミゲル・ベルダスコ、リコ・アルモドバルの間に生まれる。
父、ミゲルは小さな建設会社の社長で、生活には困らなく、安定した生活を送っていた。
好奇心旺盛な少年ベニグノは、気になったことには何でも挑戦し、失敗をすれば原因を考え改善していこうとする活発な少年として育った。
天真爛漫で行動力もあることから友人は多く、ルックスもよく女子からも好かれ、学力はずば抜けて良く、勉強はせずとも必ず99点以上をキープし、その天才的な才能の片鱗を見せ付ける事が多かった。
だがある日友人宅へ泊まりに行った時のこと、その好奇心から作業中の機械に手を出してしまい、友人の父親に怪我を負わせてしまう。彼が小学校1年の時のことである。
それからのこと母、リコは親として世間体を気にするようになり、ベニグノの行動を制限するようになる。
それからのことベニグノは一度として友人宅へ泊まりに行かせてもらえず、不良になるからとスポーツを制限させられ、読書や芸術に力を入れさせられた。

1997年、彼女の家へ泊まりに行くことになったベニグノは、ミゲルとリコの了承を得ずに彼女の家へ向かうも見つかり、母親と大口論になった末に、一ヶ月間家出をする。ベニグノ・ベルダスコ、高校2年の頃である。
この頃彼は、昔のように好奇心旺盛で活発な性格ではなく、何に対しても興味を示さないダウナーで消極的な性格になっていた。
それは母親が彼の意思を捻じ曲げてしまった為であり、彼もそのことについて気づいていた。彼は芸術よりもスポーツや機械弄りが好きだったし、「泊まり」を制限された彼の行動力やコミュニケーションの才能は燻っていた。
特に彼をネガティブで消極的な性格に変えてしまったエピソードに

「彼は花を母親にプレゼントしたが、それは余所の花壇に植えてあるチューリップだった。」

というものがある。この時母、リコは慌てふためき、ベニグノのことを酷く叱った。
母が喜んでくれるだろうと期待に胸を膨らませていたベニグノにとって、この事は酷くショックであり、当時小学1年生であった幼い彼の心に永遠の深い傷を残した。
彼はそれ以降、「良い」と思った事でも行動に移す事を躊躇するようになる。

1999年、大学選択の際に母、リコと父、ミゲルは口論になり、離婚してしまう。
専門学校への就職を進めたミゲルに対し、自由に選ばせるべきだと主張したリコにある程度共感したため、ベニグノは母方に引き取られる。
元々父、ミゲルは3代続く建設事業の跡継ぎであり、両親を含めた周囲からは跡継ぎとして甘やかされ、叱られずに育った。
そのため自由奔放で我儘な性格で、会社でもトラブルを起こす事があった。
決して悪気があるわけではないが、気遣いが下手で、その事がリコを精神的に不安定にさせていたせいもあり、離婚に至った。
また、この頃ベニグノは学力は落ち、かつてのような活発性はなく、口も悪く、町では喧嘩で有名だった。

ミゲルが離婚してからは、生活が厳しくなり、働きづめのリコは体調を崩していき、より一層彼女は余裕のないキリキリとした性格になっていった。
ことあるごとにベニグノと口論になり、ベニグノはそのたびに家を追い出されては、夜の仲間と明け暮れていた。
資金の事もあり、大学にはいかず、父と同じ建設事業に就職する。
この頃から母親はよく、誰かと電話をしていた事があった。その度に母親は涙を流していたそうだ。

―――2003年、その日は来た。ベニグノ・ベルダスコ、22歳の頃であった。
各企業の要人達によるパーティの際、とある過激派集団によってビルが占拠され、そこに勤務していた母、リコはその人質の一人にされてしまう。
たまたまその日、ビルに居合わせたベニグノは、そのことを知るや否や激怒し、丸腰のまま単身でテロ組織を完膚なきまでに皆殺しにし、母リコを救い出したが・・・

リコは泣いて、一人のテロ組織の一員の亡骸にすり寄ったのだ

ベニグノは、テロ組織の一員に変装した捜査官の一人を殺してしまっていた。そして、その男は母、リコの昔からの友人であり…かつて母が恋をした男性だった。

技一種


  • 即修(アプレンデル)

  • 先見(カルキュロ)

  • 育牙(ラビア)

  • 爆発的な力(コントラクシオン・モーメンタニア)


BGCOLOR(silver):関連ページ



コメント
名前:
コメント:

すべてのコメントを見る

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年11月24日 11:48