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円神「ヒャハハハハ…… ……はぁ…んじゃ、やかましいのも消えたし、一先ず寝るか。(消えることを知らぬ業火の中で横になる)」
××××→円神「最強は二人もいらねえ… 頂点に座するのはこの俺様だァ!!ヒャッヒャヒャ…ウッヒャハハハハハハハッ!!!!!」
光太「とにかく君の目的がこちらの予想通りだと話が早い。僕は先に行って待ってるから、次の国を崩したらあとはよろしくね。それじゃあ頑張って――――
―――『金坂円神』(かねざか えんじん)さんよ。(そう言って炎を避けながら何処かへ歩いて行った)」
××××「今度はぜってェ容赦しねえ…ッ!!骨の髄まで微塵も残さず、全部焼き払ってやるぜェッ!!!(その眼に殺気の炎が滾る)」
光太「…ふーんー…そっ、思い通りになるといいね。(小声で呟く)」
××××「ハッ!『奴』に会った時、次は能力を使われる前に確実に仕留めてやる。『奴』さえ消えれば俺様が"最強"だァ!!!もう誰も、俺様に刃向かうゴミカスどもはいなくなるんだぜ…!!」
光太「そんなことをしたら、『あいつ』も黙っちゃいないと思うよ?」
××××「当たり前だクソ餓鬼いちいち聞くんじゃねえよ胸糞悪ぃ…!何もかもブッ潰して、皆殺しにしてやる。(ニタリと狡猾そうに嗤う)」
光太「もちろん、ぶっつぶすんだよね?(額の汗を腕で拭い)」
××××「んで…テメェは俺の動向をきっちりチェックしていたんだと?気色悪ぃ…だが、テメェの言うとおり、俺様の目的地は
キュラリアにある。 」
光太「(ケッ…相変わらず危なっかしい野郎だなー…)あははー、めんごめんご。次からは気をつけるよー…。(苦笑しているが目は笑っていない)(こいつは敵に回すといろいろと厄介だ… ったく、獣は扱いが難しいな。)」
××××「パキンッ… その減らず口を溶かしてやってもいいんだぞクソ餓鬼ェ…!(火を噴くジッポーライターの蓋を閉め、光太を見下すように睨みつける)…俺様は『お前たち』の頼みでわざわざ協力してやってんだ、利害が一致した上でな。つまりテメェーらが俺様の機嫌を損ねるような真似をすれば、今からでも協定を破って―――― 殺 し て や っ て も い い ん だ ぞ ? ―――――」
光太「うっひゃあ!!(ひょいと火球から逃げるように遠ざかる)」
ボアアアアアアァッ!!!!!(男子の頭上から大きな火球がどぷんっと落下する)
光太「あ、そういえばねぇ!ねえねえ聞いて聞いて!今のキュラリア…かつて君が訪れた時よりも能力者の数はだんだん増えてきているんだよ。もしかしたらさあ、その中にまだいるかもしれないね!どっかの誰かさんをズタズタにした最強の能力s――――― 」
××××「ピキビキビキィ…(額に青筋が立つ) 」
光太「ここ最近君が行ってきた国崩しを地図で調べさせてもらったらね…某国から一直線に、少しずつ、少しずつ…キュラリアのある国へと進行していることが解ったんだ。…君が初めて手にかけようとしたのがキュラリア、でも残念ながらそれは失敗に終わって、君は国を追われる羽目となった… だから君がいずれあの街を本気で潰しにかかることは十分に予測できていた。…あと一国潰せば、ようやくキュラリアのある国に到達。ねえ、正直武者ぶるいしているんじゃない?くぷぷ…♪ 」
××××「ピキ…(ニィっと口角をあげるがその表情は怒りへと変わり始める)」
光太「―――――――――でも君は、その"小さな街"だけは崩せなかった…よね?」
××××「とぼけんなクソ餓鬼。テメェ今『街』っつっただろ。俺様は今まで『国』そのものだけを潰してきたんだよ。だいたい街なんてのは規模が小せェから足りねェんだ… 用がそれだけならとっとと失せ―――」
光太「わぁ!どーしてわかったんだい?すごい偶然ー♪」
××××「――――あの"キュラリア"とかゆーとこか?(不愉快そうに眉を顰める) 」
光太「あらそー…まー、これだけ能力を使ったんだ、休息しないと今度は君の身体も燃えちゃうかもしれないからねー。(周囲の、業火に包まれ朽ち果てていく建物を一望しながら)お昼寝時に邪魔して悪かったよ。でもどうせ起きた後は暇なんだろ?壊し甲斐のある街を見つけたんだけど――――――」
××××「目の前で国が丸々焼けてんのに「暇そう」だとか呑気なこと言いやがる。ちょうど沈めてやったところで今から昼寝しようと思ってたんだよ暇じゃねえんだよ。」
光太「まあまあそう熱くなるなって。今だって熱いけどさ。(燃え盛る街の熱気により尋常ではない量の汗が垂れている)相変わらず暇そうにしているね。(呑気そうに)」
××××「…ああ、『あん時』のクソやかましい餓鬼か。俺様の許可なくテリトリーに入って来てるんじゃねえよ焼き殺されてェのか?あ゛ァん!?」
××××(男子)→光太「もー、誰だよーこんなの飛ばしたのー。(棒読み)…あっ!おっ♪久しぶりだね~!僕だよ、和田光太。覚えてる?(屋上の××××に気づいて大きく手を振る)」
××××「あ゛?皆殺しにしたはずだが…まだ運良く生き残ってた餓鬼がいたみてェだな。(しかし今のうっとおしい声、どっかで聞き覚えがあんな…)(下方へひょいと顔を覗かせる)」
うわっ!唾が落ちてきた!汚え!!(下方で少年の声が聞こえる)
××××「(炎炎と燃え盛る街並みを、灰色になった二階建ての家の屋上から一望している)…くっそ、火が強すぎて一服も出来やしねえ…。まだ上手くコントロール出来ねえな…ちきしょう…。ペッ…(ゴールドのジッポーライターを手で弾ませ、その辺に唾を吐く)」
AM11:15 ――South・M・Land 燃え盛る某国――
――――「金坂円神」だ―――――
オルガー「(そして視線を変え、ホワイトボードに張られた一枚の写真を睨みつける)…覚醒能力者の中でも凶暴凶悪、故に政府でも手が負えない狂気のバケモン… …炎を操る【-the Fire-】の覚醒能力者―――――――」
政府軍兵士「オルガー大尉…まさか、その"黒"というのは……!!」
オルガー「その他にも、キュラリアで多くの覚醒能力者が確認されてやがる… だがこいつらは、未だ目立った事件を起こしていない…言うなれば"白"…! …当然、そいつらの中にも"黒"だって存在すらぁ…(項垂れた態勢のまま天井の一角を見上げる)」
液体を自在に操る【-the Liquid-】の覚醒能力者―――――「ジルコー・ラッセー」
高速移動を物にする【-the Speed-】の覚醒能力者―――――「佐々木山一樹」
言葉を実体化させる【-the Ward-】の覚醒能力者―――――「瀬時結香」
未来を予知する【-the Previse-】の覚醒能力者―――――「芥山翠宰」
オルガー「そいつらは、その街で悠々自適に生活している。報告書で知ったことだが、奴らは街の一般住人と慣れ親しんでいる。というか、そもそも、奴らも住人らしいんだけどなぁ。(立ち上がって、いくつかの資料に添付された写真を順々に見つめていく)」
政府軍兵士「えっ…!!?(驚愕)」
オルガー「きな臭ェぜ… …だけどよォ!そんな街だってのに、未だ大事件が滅多に起こっていないことの方が、俺としては驚きなんだけどなぁ?」
政府軍兵士「なっ…!!…た、確かに……」
オルガー「どぁーほー。んな理由で一つの街に集まるかボケ。隣接する街にいてもおかしくねーのに、"ピンポイントでそのキュラリアだけに密集している"んだよ。」
政府軍兵士「……!(オルガーの言葉を聞きながら、資料の幾つかを見て目を見張った)…ほ、本当だ… …ほとんどが、そのキュラリアで目撃されたものばかりです…!いったい何故… …ん、確かここは…政府非加盟国の中にある街ですよね?だから…ですか…?」
オルガー「そのキュラリアっていうところで覚醒能力者の目撃情報が多々ある。覚醒能力共はいたる国、いたる街に一個人として点在しているが…とくに、そのキュラリアというところには多くの輩が密集しているようだ。理由は解らねぇが、寄せられた資料も合わせると、不思議とほとんどの覚醒能力者とその街には何か関係があると伺えてくる。」
政府軍兵士「キュラリア…ですか?あそこは観光地として人気のあるところですね…。確か、その名が記された資料をいくつか目にしたような…ガサガサ…(再び資料をあさる)」
オルガー「あー、それそれ!『キュラリア』だ、確か。うん、それだ。(兵士を指して)」
政府軍兵士「南の国にある街と言えば、ベルフェーノやカトソフが有名ですね。他にもレデギオールにユペタフ…キュラリアに、ギトーに、それからー…―――――」
オルガー「…チッ…(煙草をしまう)…『覚醒能力者』(イヴォーカー)…最近この名前が公になってきているっつー街がある。南にある街だが名前は何っつーたかな…(後頭部を掻き毟る)」
政府軍兵士「大尉、ここは禁煙です。 …!早くも何か手掛かりを…?」
オルガー「…んま…"その為"に俺達がいるんだけどな。(気を沈め、改まった表情で大量の資料を一瞥する)…今は手がかりをつかむために、地道に、虱潰しに、やってくしかねぇ。…つっても、もう範囲は絞り込めたがな。(懐から煙草を取り出しそうとする)」
政府軍兵士「(あんたが言ったんじゃ…)(大汗)」
オルガー「……おー、そーだったそーだった♪怒りに駆られるあまり、ついありもしないことを言って―――――ってんなことはどーでもいいんだよ!!!!(激怒)」
政府軍兵士「た、大尉… 対策係に3班は存在しないのでは…?(唖然)」
オルガー「ただの盥回しじゃねえかオルァッ!!!!(╬ಠ益ಠ) ふざけんなビチクソ共ガァ!!人を雑用扱いするのも大概にしろよなぁ!!!……おい、それ、もう、3班へ回してこい。(ぉ」
政府軍兵士「いえ、実はそれが… …これらの資料を預かった者から、「上層部から0班へ、0班から1班へ、1班から我が2班へ」と回ってきたとのことで…(大汗)」
オルガー「ングング… …ぷふぁー! ダンッ(缶ビールを一気飲みし、自分の机に無造作に置く)でなきゃ「こっち」に回ってこねーだろ、アホが。っかぁー!!上層部も面倒くせえもん送りつけてきやがる!こーゆーのは俺らより働き手の多い1班、0班に処理させろっつーの。(ぐだぐだ不満を垂れながらぐてーとしている)」
政府軍兵士「ガサガサ…(横長のテーブル一面を覆い尽すほどの大量の書類を、一枚一枚丁寧にあさっている)これぜんぶ…例の覚醒能力者(イヴォーカー)に関する資料ですか…?(驚愕)」
――世界政府本部・某一室――
翠宰「ええ、さようなら。(細い目で
ニシルの背を見送る)……ゆっくりでいい、しっかりと歩きなされ。たとえその未来が…貴女に"幸福"を齎そうとも、"絶望"を齎そうとも…――――――」
ニシル「わぁ。(缶コーヒーを見て笑みを零す)…では、もう行きます。さようなら、翠宰さん。(深くお辞儀をして小走りで去っていった)」
翠宰「いえいえ。私はただ、占い師…いえ、人間として当然のことをしたまで…。(ニシルからもらった温かい缶コーヒーを見せながら) 」
ニシル「ぁ、はい…。(うぅ…緊張してたから気付かなかったけど、た…確かに寒い…)(肩を摩る)あの……本当に、ありがとうございました…!(ぺこりと頭を下げ) 」
翠宰「(ニシルを見て微笑む)…さあ、お行きなさい。夜はもう冷え込んできている、風邪をひいてはなりませんぞ。」
ニシル「……(緊迫していた表情が一気に和らぐ反面、心の中では更なる重圧感がこみ上げてくる)……はい!(翠宰の言葉に応じ、力強く頷いた)」
翠宰「私の予知は絶対なのです。どうぞ、ご心配なく…私を信じてください。そして貴女も、貴女自身を信じて…この先の未来を歩み続けてください。」
ニシル「――――――!!!(目を大きく見開き)……本当…なんですか…!?」
翠宰「ふむ… 安心なされ。近い未来、その『男』は必ず―――――――――貴女の前に姿を現す。(はっきりとした口調で)」
ニシル「……!は、はい…!!(当たってる…!?)」
翠宰「貴女は…人を捜しているようだね?それも、『男性』…か…?」
ニシル「……!(ぴょくりと体が跳ね、緊迫した表情へと一変する)」
翠宰「……はぁー…はぁー…はぁー……―――――――――『読み取りました』。(汗を布で拭いながら)」
ニシル「Σ(゜□゜;)(翠宰の占いに驚愕)」
翠宰「――――ライライライ ミライライライ コイコイコイ イコウヨウラマチキャバクライ ナイナイナイ カリタオカネデイッテコイ セイセイセイ アイノコクハクツタワラナイ オイオイオイ ナミダトマラヌダレノセイ ライライライ ミライライライ ライライライ ミライライライ んんんん…っ…んんんんん…っ……!!!!っはあああああああああああぁぁぁぁぁーーーーー!(奇妙中奇妙な謎呪文を唱え、水晶に映るニシルの未来を読み取る)」
ニシル「…ごくり……(汗)」
翠宰「ふっふっふっ… では、行きますぞ…。(水晶に両の手を向け、意識を集中させる)……はあああぁぁぁぁー……っ……!」
ニシル「はは…そ、それは期待できそうです…。(苦笑)」
翠宰「分かりました。ならばこの芥山翠宰、貴女の未来をズビシと当ててやろうではありませんか。心配ご無用です。私の占いは120%、いいや!!!――――――『200%』当たります。(自信満々に誇ってドヤ顔)」
ニシル「…はっ、はい!お願いします…!」
翠宰「うむ。(頷く)これから貴女に起こる出来事の…その中でも、貴女が一番に望んでいることを予知しよう。…よろしいですかな?」
ニシル「ふぇ…?み、未来を…ですか…??(驚)わぁ…あ、ありがとうございます…!(今月ピンチだったから助かった…)」
翠宰「ああ!…いやしかしなんと親切なお嬢さんだ。この私の与太話にまで付き合ってくれるとは… どうだろう?先程のお礼と言っては何だが、ここは一つ、貴女の未来を占って差し上げましょう。ああ、料金などはご心配なく。今回は特別にタダで占ってあげようではないか。」
ニシル「すごいですね…!未来予知…かぁ…。(すっかり感心している)」
翠宰「ああ、そうとも!あの日の翌日…私は本物の未来予知の力を手に入れたのだ。…んだが!…私は既にペテン師として顔が馴染まれている為に…誰も、私の言葉に耳を傾けようとはしなかった…。その為、今日まで、占った客の数はあまりにも少ない。だが、その客人たちをあっと驚かしたのは…紛れもない事実なんだよ。」
ニシル「えっ… 未来が…見えたんですか…!?(まさか…この人も、例の能力者なんじゃ…?うーんー…どうなんだろう…??)」
翠宰「うむ。ある日、店じまいをする際…ある客人が私の写真を撮りはじめてな。満更でもなかったのだが…撮影した後は「良い事が訪れる」と占い師の私にまるで本物の占い師であるような言葉を言い残し帰っていったのだ。その翌日、どういうことだろうか…!!なんとだな、私に"見えたのだ"!自分の未来が…そして行き交う人々の未来が!
ニシル「ほわわ…そ、そうですか…?//(恥ずかしげに)そ、そうだったんですか…(汗) ち、力…とは…?」
翠宰「ふむニシル…それがお嬢さんの名か。いい名だな。(にっと笑みを浮かべ)ああ、そうだ。だがひょんなきっかけではじめたものだから、当然私には人の未来を見通すほどの特殊な力なんてものはなかったのだがな。お陰で客には「ペテン師」と呼ばれる始末…だがそれも仕方あるまい。勢いでなろうとした占い師だったが…これを止めようとした時に、ある"力"が芽生えてな。」
ニシル「ははは… う、占い師さんなんですか…?(少しびっくりした表情で)あ、私はニシルと申します。(頭を下げて挨拶)」
芥川 龍之介似の男→翠宰「とにもかくにも、ありがとうございます。お陰で私の喉も潤い、そして暖かくなったよ。…ああ、これは失礼。私は「芥山翠宰」(あくたやま すいさい)と言う。見ての通り、ここで占い師をしている。」
ニシル「あ、いえ… 喉の方も良くなられて、よかったです。(安堵の色を浮かべ)」
芥川 龍之介似の男「んぐんぐ… ぷはーっ!!香ばしィ!!いいっ、これ!!缶のコーヒーも悪くないぞ!!…はっ、私としたことが…つい取り乱してしまった。失礼、お嬢さん。(こほんと咳をたて、改まった表情でニシルを見る)」
ニシル「(形容しがたい表情を浮かべながら男を見ている)あ…はは… ど、どうぞ。(苦笑)」
芥川 龍之介似の男「お…お……ぬ゛おおおォォーーー!!ありがたや!ありがたや!!こんなにもありがたいことはありゃしませんぞォー!!…ごっほごふっ…!見てみなさい!活気溢れる私の声に驚き、足元のアリたちも硬直してしまったぞ!まさにアリ硬い!ぬぁははははは!!!げっほげほっおえっほ!!……いだだきます。(缶コーヒーを受け取ってぐいと飲み干す)」
ニシル「は…はい…。…なんだか、声が枯れているようですので…。」
芥川 龍之介似の男「(久々に訪れてきた人… 私の力の見せしめに為に、ここはなんとか釘つけておかねば…!)……んんっ…??(凄まじく血走った眼で缶コーヒーを見る)……よ、よいのが…?この私に…?(上半身を起こし)」
ニシル「(咳をしてる…いや、声が枯れているだけ…?)……あ…(持ってる缶コーヒーと男を交互に見てから、男のもとへ近寄る)……あ、あの… ……もし、よろしければ…(恐る恐る男に缶コーヒーを差し出す)」
芥川 龍之介似の男「ぞうだ松田ァ!!…ごほん、ではなく… ぞうだ、そごのお嬢さんだ。というか、ここにはお嬢さんと私しかいないのだがね…ごふっ、ごふっ…!」
ニシル「ぴゅーん∑(=゚ω゚=;) (ドラ○もんの漫画みたいに驚き飛び上がる)…わ、わたし…ですか……??(汗(恐る恐る振り返って自分の顔を指す)」
芥川 龍之介似の男「んー…ん…… …んんっ?(ぼやけた視界にニシルの姿を捉える)お゛おっ!ひざびさの人だ…!お゛ぅーい…ごふっ、ごふっ…!!(枯れた喉でニシルを呼び止め)」
ニシル「ビクゥ!!(男の断末魔のような叫びに驚愕する)…わわっ……(あ、あの人の声…だよね?)(周囲に自分と男以外の人間がいないことを確認し、再び男の方を見つめる)…な、なにか呟いてる…(性格故に男を若干警戒し、その場から退こうとするが…)」
芥川 龍之介似の男「ぶあ゛あ゛ああァァー…(全く人のいない殺風景な裏通りに、水晶玉の置かれた机に伏せて項垂れている)……あ゛ー…喉が…乾いできた…ぞ、ぞ…(ゾンビのような真っ青な顔を露わにし独り言を呟く)」
ニシル「はふぅー…あったかぁい…(
ジルコーから貰った温かい缶コーヒーを手の内でころころ転がしながら裏通りを歩いている)」
最終更新:2014年11月23日 21:20