気動魔術とは
トワイラが持つ気動の一種、「魔」の気動を持つ者にのみ使用が許される魔術
一般に使われる魔力や精霊を使用せず、自身の持つ気動エネルギーを利用して発動する
術には基本の5属性とそれを合わせた複合術があるが、5属性は全ての人間が全て利用できる訳ではなく欠けている部分がある
先述の記事にある通り、初見では相手が何種類の属性を持つかは把握できない
しかし術発動時には基本5属性に限り気の色が変わるため、それを見ると大体の術属性の種類が分かる
基本5属性
火炎術
基本5属性の1つ
一発で消費する気の量は多いものの、威力も消費量に比例して増大していく
発動時に術者は赤の気を見せる
- 火炎術「焔玉」
5属性基本術の1つで、野球ボール大の火球を放つ術
放つ場所はどこでも構わないが、初心者は手の平からの射出が多い
手馴れの術者ともなると、予備動作をせずに100個単位での火球を放つ事も可能
- 火炎術「紫陽火」
バレーボール大の火球を作り、時間経過で炎が紫陽花の様に燃え広がる術
球速は遅くゆったりとしているが、その火球に秘めるエネルギー量は其処らの炎の比でなく多い
流水術
基本5属性の1つ
攻防両立ができる、バランスのいい術構成となっている
発動時に術者は青の気を見せる
- 流水術「露包」
5属性基本術の1つで、身体を水玉の牢に幽閉する
未熟者は顔や腕などの部位を拘束する傾向にあり、身体全体を拘束する程の技量は持ち合わせていない
自身への使用も可能で、水のクッションとして落下衝撃を和らげるなどの利用が可
疾風術
基本5属性の1つ
切断系の技が多く、火炎術よりも一発の威力は低いものの物量作戦で押し切っていく
術発動時に術者は緑の気を見せる
- 疾風術「鼬刃」
5属性基本術の1つで、1つの疾風の刃を発生させ飛ばす
手で空を薙いで発動するが、最初から大きいものが作れるわけではない
熟練者は常識というスケールを越えて身体全体を包み込む球体状に刃を形成することもある
- 疾風術「真空昇裂」
真空の玉を作り、投げてからゆっくりと上昇して爆裂、真空の空間を広範囲に作り出す
勿論相手に当てることも可能で、そのまま相手を吸引し密着させたまま空中で破裂する
大地術
基本5属性の1つ
防御に回る術が多めで、その堅牢さは他の追随を許さない
術発動時に術者は茶の気を見せる
- 大地術「迫陸」
5属性基本術の1つで、地面に手を当てて周囲の地面を押し上げる
相手を押し飛ばす他に、簡易的な遮蔽物としたり高台にしたりといった用法がある
電撃術
基本5属性の1つ
攻撃速度は断トツで、術発動後の見切りを行うことは極めて困難
術発動時に術者は黄の気を見せる
- 電撃術「聖電」
5属性基本術の1つで、指先から1本の雷を発射する
その攻撃は1本で十分な威力を持ち、また雷速で移動するので初心者でも使用しやすい部類の術に入る
上級者はさらに掌から収束させたものを発射する
応用術
Unknown
最終更新:2015年12月20日 02:27