花寵風結(カルペディエム)
風を司る邂逅録。
気流や気圧、空気の濃度変化を自在に操り攻撃転換する幅広い効果を発揮する。
殺傷能力に欠けるが意図的に風災を引き起こすことで対象を吹き飛ばし圧砕する破壊力を持つ。
また風を操る以外にも、対象者に幻影を齎す特殊な花弁『ハルシオン』を巻き起こす付加効果も存在する。
☆虚空槍(ヴァニタス)
任意の個所・方向に凄まじい貫通力を誇る烈風を光線状に解き放つ。刀身から放つこともできる。
高圧縮された烈風は従来不可能とされている人体への損傷を可能にするため“花寵風結”の中で唯一殺傷能力を持つ基本攻撃である。
強力な下降気流(ダウンバースト)を起こし、対象を風圧で圧砕する。
また四方八方に放つその派生“舞風狂乱”(ヴィブラ・タービュランス)も存在。
本人曰く“虚空槍”の起源となった技。
相手の攻撃によって起こる風圧に身を任せて回避する。
能力により生成された無数の花弁「ハルシオン」を纏った強烈な竜巻を巻き起こす。
花弁を見て幻想世界に囚われた者は竜巻内で風刃の餌食となり、幻想が終えると同時に現実に引き戻され死滅する。
- 神聖域『天空楼閣』(エルドラード『カエルムカステルム』)
自身を中心に広域に乱気流を巻き起こすことで敵の身動きを封じこむ空間能力。
不規則に転変する気流の中を自在に動くことができるのはティモネ自身だけである。
剣術
抜刀と同時に四方八方に鎌鼬のような鋭い斬撃波を無数に解き放つ。
より鋭さと飛距離を増したその派生“遥首窮奇”(とうしゅきゅうき)がある。
抜刀と同時に相手を蹴り上げ、間が空いた後に空中で斬撃を連続的に炸裂させる。
天へ打ち上げた斬撃が織り返り、無数の斬撃の礫となって対象を突き刺す。
対象を瞬間的に5つに斬り落とす高速剣術。
もともとは名もなき剣術だったが、人間の身体から肢体と頭の5つの部位を斬り落としたことからこのような名前で呼ばれるようなった。
何重にもなる十字状の斬撃を瞬間的に叩き込む高速剣技。
劇中ではオリジナルとして、“五斬十刹"風穿"”(ペンタメロン・ベンタロン)という派生技を繰り出した。
剣豪最強のティモネが放つ究極抜刀術。
遥か遠くに点在する山々をも両断する程の圧倒的な威力を誇る。
Ⅹ回路派生
“結塊”の派生。
結晶体の翼を生成し飛翔能力を得る。
“結塊”と“士騎”の混合派生。
“士騎”の効果を纏った“結塊”を全身に覆うことで攻防共に増強させる。
二段階へ開放することで通常よりも効果時間と効力を増やす“二次結合”(ノドゥス・セクンドゥス)へと派生できるが、減速する欠点がある。
“結塊”の派生。
大きさと展開枚数を格段に増やした“結塊”。
ティモネのみが誇る“結塊”の究極派生技であり、完全無欠の最強防御と謳われている。
“刹那”の派生。
一陣の風と同化した高速移動。
発動時にハルシオンの花弁が舞い、見る者を幻想世界に惹き込む。
“結塊”と“刹那”の混合派生。“イカロスの翼”展開時に使用。
飛翔能力が付加された“刹那”で天地を高速で駆け抜ける。能力の花寵風結と併せることで風を纏い、更なる効果を発揮できる。
ノウェム曰く、ティモネが地上で“刹那”を発動するよりも“結翔星”による高速飛翔術の方が格段に速い。
“左右眼鏡”の派生。
他者や動物に自然物など、限定範囲内にいる全ての生命の視覚を共有する能力。
回避や防御に応用することで絶大的な効果を発揮する。
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