之永

《梶井 之永/Yukinaga Kajii》

アイコン ゲスト
年齢 -
性別
種族 人間
身長 175cm
豚骨ラーメン カップ焼きそば
医者
最近の悩み 主治医から逃げたい
趣味 将棋 文通
職業 妖魔探偵
Theme


人物


月見浜町在住の文学青年。跳ね気味の黒の短髪に青い眼、少年然とした顔つき。体型も標準的
若くして小説『孤島ノ螽斯』を書き上げ東部を中心に多くの愛読者を持つ物書きでもある。太宰治の作品を愛読する
明治時代に主流であった装いを好み、普段から当時の知識人然とした服装で出歩く

外見平凡な青年であり人当たりよく物腰柔らかに接し快活によく話す
決して弁が立つという風でもないが率先して悩み事の相談を引き受ける面倒見のいい気質
滅多に『怒らない』ことで有名。これを疑った童が書きかけの原稿を川に捨ててしまったことがあったが、
これを『二度はないからね』と困り気味に苦笑して諌めたという

このように穏やかな人柄とは裏腹に『相当なバトルマニア』らしく、
腕がたつ武人と遭遇すれば飲みに行くような感覚で模擬戦に誘うという
武芸こそ好むが争いを憂う

水の国の平屋に住居を構える
『怪異』を専門にした探偵業を営み細々とその日暮らしを続けている
妖怪と会話するスキルを持ち彼自身が妖魔の類と縁が深いことから、
彼らの罪を暴くよりも彼らの濡れ衣を晴らすことを理念とした稼業としている
大概、事件を暴くと怪異より『異能者』による犯罪が多いため荒事に遭遇しやすい

基本『妖魔』とは対話によって共存できると考えており、
『闘争』によってパワーバランスを保つという考えの『绯連』とは馬が合わず、
遭遇すれば彼らしくもなく速攻荒事に及ぶ犬猿の仲

長く妖魔と接して来たせいか『衰憑』という祟り神の一種に憑依されており、その作用として肺を患っている
『衰憑』は宿主を苦しめるが共存する存在でもあるため死にちょっけすることこそないが日常生活に影響を及ぼす
主にオカルトの類に理解のない医者に彼が毛嫌いする西洋医学を執拗に勧められると言った類だが…

来歴

水の国、大和に生を受ける。薬屋の番頭として育てられるが商いの才気がなく本人も嬉々として弟の『恒喜』に地位を譲り親からはろくでなしと罵られ少年時代を過ごした
産まれながら『妖気』に耐性があり、付喪神や屋敷妖怪を見る目を持ち、対話をして過ごす
“鬼”がレサーティア本島に出没し酒気に酔い暴れた際には対話によってこれを諌める
以降は人外との交流が多いレサーティアにおいて『相談役』としてトラブルを収める役職に就く
彼自身妖怪を好いているようで今の現状に満更でもないそうな

戦闘


いわゆる『才人』。活字、視覚認識などの情報から技を理解し会得する術に長けている
瞬間記憶力と術理に対する理解の速さがなせる技である
持って生まれた器用さの助けもあって要領よく獲物を振るう
ただ、彼は異能や魔法とは無縁の『ただの人間』であり、耐久面は他の『化物』に大きく劣る

一手千業

『書物』から得た流派。このため免許皆伝は永劫訪れない
『武において手段は選ばない』というものの考え方、獲物は布切れであれ使い、敵を撃つというもの
『剣術』『槍術』『弓術』を主流し、何も『殺す道具』として捉え基本の術理に習い会得するというもの
この三種を完全に極めてこその『一手千業』の完遂を成す訳だが、之永は『弓術』においてはまるで才がなかった

小太刀

比較的強度が高い小太刀を盾にし体術を鉾として用いる攻防一体の型
単純な殺傷力は無論小太刀の方が『効率的』ではあるが、
単純な火力では『気攻』を練り上げた体術に及ばない為この型を主流とする
何より『痕跡が残らない』。土壇場の戦闘において殺しの必要性はなく、素手で仕留めた方が後腐れがなく都合がいい

短槍

釣竿のように細い『短槍』を要いる
メインウェポン。相性を考慮して装備は使い分けるが此方の方が勝手がいい
先端に『気攻』を集約させ振るう武器と気を複合させた戦闘スタイル
単純な火力、殺傷力においても無駄がなく、気の消費も最低限に絞ることで長期戦も苦なく続けられる

打刀

自ら封じたもの。そこそこの業物を保有し、毎日欠かさず手入れをするが、
これを実践に登用する姿はあまり見られない
『剣術』は『極めなかった』と推測される


著書


  • 孤島の螽斯
無実の罪で孤島へ幽閉された『囚人番号12番』を主軸に描く不条理文学
ただ一人しかいないはずの孤島で、置き手紙を媒介に始まる文通
物資運搬船もなくさして広くもない孤島で出会うことのない二人
文通の相手は『囚人番号12番』と『A氏』の二人を初めに、一人、二人と次第に増えていく……
その対話の隅々に、『囚人番号12番』が孤島に幽閉された本当の『罪状』が見え隠れし、
己の内にある理不尽と『囚人番号12番』は対面することとなるが……

緋明文庫より出版/初版:2012年


関連人物

関連ページ

関連画像




コメント
名前:
コメント:

すべてのコメントを見る

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2019年04月13日 14:51