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edcast」を以下のとおり復元します。
#contents
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※edcastとoddcastは名前が違うだけで同一のものです
*初期設定
**プログラムの入手
[[公式サイト>http://www.oddsock.org/tools/edcast/]]から使用するエンコーダー用のedcastを入手しインストールする。


**エンコード用codecの入手
下準備としてmp3で配信するなら
http://www.rarewares.org/mp3-lame-bundle.php
からlame_enc.dllを入手し(安定版であればLAME 3.97、最新版であればLAME 3.98 beta~に付属している)winamp.exeのあるフォルダにコピーする。

oggで配信するなら同様に
http://www.rarewares.org/ogg-libraries.php
からogg vorbis dlls using aoTuV~をDLし解凍して出てきたファイルをwinamp.exeのあるフォルダにコピーする。(ogg.dllとvorbis.dllのみでもおそらく可)

aacで配信するならデフォルトのままでおk

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*基礎知識

**起動方法
edcastを呼び出すには
Optioin→Preferences(Ctrl+P)
Plug-ins→DSP/Effect
edcast DSP v3
と辿ってクリックする。

**出力される音声
基本的にWinampからDSPへ転送された音声がエンコードの対象になる。
通常スピーカーから流れる音はPlug-ins→DSP/Effectの2つ上にあるPlug-ins→Outputで処理された音である。よってスピーカーから聞こえる音と配信している音は別物と考えた方がいい。
Winampがデフォルトで備えているOutput plug-insのフェードアウトを使用しても配信に反映されないのはこの為である。
メインパネルのLive Recordingを切り替えることにより再生されている音を全て録音する事が出来るモード(ステレオミックス)に切り替えれるが、要はPCが発している音を全て拾い、またサウンドカード固有のノイズも延々と拾い続けるのでマイクを使うとき以外の使用はあまりおすすめはしない。

**Peak Meterの適正値
音が割れる(ノイズが発生する)のは赤くなった時でも0dbに達した時でもなく、0dbより更に大きな音を発しようとした時である。要はPeak Meterの表示の範囲内であれば音割れは基本的に発生しない。そもそもCDに収録されているものをそのまま取り込んだものを再生した場合はそうなるものである。
-録音対象がDSP(Winampの音を直接エンコ)の場合
--音質が高め(mp3ならLame使用で96kbps以上)なら音質や音量を弄ってない限り基本的に真っ赤だろうが無視して問題ない。ただしそうでない場合や心配性の方はノイズや音割れを考慮してWinamp本体のEQから音量を若干落とすといい。再エンコを行う鏡が付くのであれば、その過程で音が割れる可能性を考慮し音量を若干落とす事を推奨する。
-録音対象がそれ以外(サウンドカード取り込み)の場合
--赤い部分がちらちら見える程度が望ましいが、時々振り切れる程度なら普通はそんなに気になるものではない。

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*edcast解説

**メインパネル
:Metadata|送信されているメタ情報。メタが固定されている場合は送信されない。
:Peak Meter|edcastが受け取っている音声の入力レベルを表示する。クリックでon/offの切り替え。これが全く動いてない時は無音。
:Live Recording|アイコンをクリックすると音声ソースを指定のサウンドカードの録音デバイスに切り替える。&br()真ん中のセレクトボックスはサウンドデバイスの選択。&br()右のセレクトボックスは録音対象の選択。ちなみにここが空欄になるデバイスを使用時にLive RecordingをONにするとプログラムが落ちる場合がある。下のスライドバーは録音対象の音量設定。&br()マイクとBGMの併用を行うなら録音対象をステレオミックスにし、ここからボリュームを頻繁に弄るようなことは推奨されない。BGMの音量はWinampのボリューム設定、マイクの音量は「アクセサリ」→「エンターテイメント」→「ボリュームコントロール」から調整すること。&br()ちなみにステレオミックスを持たないサウンドボードを使用している場合はマイクとBGMのミックスや、他の人のスカイプと自分のマイクの音を取り込むなどの事はできない。
:AutoConnect|自動接続。offで問題ない。
:Connect/DisConnect|用意してあるEncorder Settingsを全て配信開始する。
:Add Encorder|Encorder Settingを一つ追加する。
:Encorder Setting|エンコード設定のプロファイル。
:Transfer Rate|実際に配信されているビットレート等の表示。
:画面下部|「Recording from DSP」となっていればWinampのDSPからデータを受け取っている。Live Recordingを切り替えると選択されている録音対象が表示される(例:Recording from Stereo Mix)。

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**Metadata
-Manually Enter Metadata
:Lock Metadata|メタの内容を固定し変更しないようにする。
:Metadata|ここに設定したメタを送信する。トラックが進むなどしてメタが更新されると上書きされる。
:Append String|ここに設定した文字列を常に曲名の後ろ付加する。即反映されるわけではなく次回メタ更新時に付加される。

-External Metadata

-Grab Metadata From Window Title

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**Encoder Settings
この設定内容はエンコード中に変更できない。変更することは一度Disconnectedしてから変更する事。

***Basic Settings
:Bitrate|目標ビットレート。
:Quality|VBRでありビットレートが若干変動する。QualityBase(QB)とも呼ばれる。こちらの方が概ね音質は良くなる。
:Samplerate|サンプリングレート。44100か22050を推奨。
:Channels|チャンネル数。1だとモノラル、2だとステレオ。2を推奨。
:Encoder Type|導入してあるcodecで選択肢が増える。
:Server Type|Icecast2とShoutcastから使用するサーバーソフトに合わせて選択する。
:Server IP|サーバーソフトのあるPCのIP。自分のPCにあるならlocalhost。他のPCなら指定のIP。
:Server Port|上記サーバーソフトで設定されたPort番号。初期設定なら8000。
:Encorder Password|同じくパスワード。
:Mountpoint|配信時のURLの後ろにつけるファイル名のURL。Icecast2なら必須。Shoutcastなら無効。同じIcecast2内で同じ名前のMountpointは1つまでなので特にねとらじ使用時は他人と被らないようにする。mp3以外は.oggや.aacと拡張子までつける事を推奨。
:Reconnect Seconds|サーバーに切断された場合や接続できなかった場合に再度接続を行うまでの待ち時間。

***YP Settings
ここの設定項目は基本的に視聴者のプレイヤーには届かない。
SHOUTcastやIcecast2のステータス画面において表示される。
:Public Server|YP Settingsの内容をサーバーに送るかどうかのスイッチ。
:Stream Name|配信者名。
:Stream Description|配信内容の詳細。
:Stream URL|配信の関連URL。webページやBBS等。
:Stream Genre|配信内容のジャンル。
:ICQ#|
:AIM|
:IRC|

-[[ねとらじ>http://live.ladio.livedoor.com/]]での表示パターン
 Stream Name
 [Stream URL] Stream Genre
 Stream Description
 http://Server IP:Server Port/Mountpoint.m3u
正確にはServer PortとMountpointの間のスラッシュは無く、Mountpointの設定の先頭に付けておきます。


***Advanced Settings
:Save Archive Of Stream|チェックを入れると配信内容をローカルに保存する。
:Save As WAV|wave形式に変換して保存。容量が非常に大きくなるので注意。
:Achive Directory|上記を保存するフォルダ。
:Log Level|保存するログの細かさ。
:Log File|ログファイルの保存場所。

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