ページの目的
ChatGPTでさまざまな操作を行う方法を説明します。プロンプトの書き方、画像や音声の利用、ファイル分析、Webブラウズ、画像生成、カスタムGPTの活用などを具体的に学べます。
基本的な会話とプロンプト
- シンプルに質問を入力するだけで回答が得られます。例えば「昭和の日とは何ですか?」や「プレゼン資料のアウトラインを作ってください」など。
- 明確な条件を指定すると精度が上がります。「手順を筆考書きで教えてください」「中学生にもわかるように説明してください」のように指示します。
- 長文の入力や複数の要件がある場合は段落を分けると理解しやすくなります。
画像入力と画像解析
- GPT‑4o以降では、画像や図をアップロードして内容を説明させることができます。
- チャット画面のクリップアイコンから画像を選んでアップロードし、画像に関する質問や要望を記述します。例えば「このグラフの傾向を教えてください」「この料理のレシピを推測してください」など。
- 読み取った情報からテキストや数式を抽出したり、図表の要約を行ったりできます。著作権や個人情報が含まれる画像のアップロードには注意しましょう。
音声モード(ボイスチャット)
- スマートフォンアプリではマイクボタンを押すと音声モードを開始できます。Web版もマイクアイコンが表示されている場合は音声入力が可能です。
- 音声モードでは自然な会話ができ、AIが話しかけられた内容を理解して音声で答えます。OpenAIの説明によると、当初のVoiceモードは2025年9月に終了し、より高品質なボイス機能に統合されています【568715520995358†L14-L20】。
- 利用できる声は複数あり、設定から選択できます。会話が長くなると数分の制限がかかりますが、Plusプランではほぼ無制限に利用できます【568715520995358†L174-L179】。
ファイル分析と高度なデータ分析
- 「高度なデータ分析」(Advanced Data Analysis)はPython実行環境を備えたツールで、CSVやExcel、JSONなどのファイルをアップロードしてデータを解析できます。
- チャット画面でクリップアイコンからファイルを選び、「このデータの平均値とグラフを作成してください」のように依頼します。Pythonコードは自動生成され、グラフや統計結果がチャット内に表示されます。
- コード実行に外部インターネットアクセスはなく、機密データを扱う際はファイルを共有する前に内容を確認してください。
Webブラウズ
- 「Browse」機能をオンにすると、AIがインターネット上の情報を検索し、最新のニュースや記事を要約して提供します。ただし全てのサイトにアクセスできるわけではなく、情報は要約されます。
- 検索が必要な場合は具体的に指示します。「2025年のノーベル賞受賞者について調べてください」など。結果は引用元とともに示されます。
画像生成(DALL·E)
- ChatGPTではテキストから画像を生成できる機能が利用できます。プロンプトに描きたいシーンやスタイルを記述すると、AIが画像を作成します。
- 例えば「朝焼けの海辺を水彩画風に描いてください」のように具体的に指示します。生成物は創作物であり、実在の人物やブランドロゴを真似することは避けましょう。
- 生成した画像はチャットからダウンロードできます。
GPTsとカスタムGPT
- GPTsはユーザーが自分専用のカスタムGPTを作成し、特定のタスクに特化させられる機能です。説明文やツール接続、データファイルを設定することで、用途に応じたアシスタントを作れます。
- 作成したGPTは公開して共有したり、自分だけで使ったりできます。機密情報を含むファイルは接続しないようにしましょう。
最終更新:2025年08月20日 13:52