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工程管理指数 - (2010/09/23 (木) 16:36:21) のソース

 工程管理指数

要は、製品のばらつき(3σ)の大きさが管理限界値(R)に対してどんなもんかをあらわす値。
大きいほど工程能力は高いと判断される。

下記図に対して、(a)は統計的管理状態と言えるが(b)はいえない。



#ref(CP.jpg)


かたより(上側or下側)を考慮しない場合、

 (管理上限値-管理下限値)/ 6σ

で算出される。
ちなみにCpkのkはKATAYORIのkである。

【判断値】 
 工程能力指数が

 0.67未満 → 非常に不足している!(Cpkなら1σ以下に相当)
 0.67〜  → 不足している(Cpkなら2σ以下に相当)
 1.00〜  → まずまずである
 1.33〜  → 十分である(Cpkなら4σ以上に相当:約60ppm)
 1.66〜  → 十分すぎる!(Cpkなら5σ以上に相当)


 *Cpk=(管理限界値ー平均値)/3σ
  よって、(管理限界値ー平均値)=Cpk × 3σ であるから、
  
  Cpk=1.33の場合、(管理限界値ー平均値)=4σ相当となる。



【異常判定ルール JIS Z9021】
 1、管理限界線(3σ)より点が外にある。
 2、打点にクセがある
  a 片側9連    (中心線の片側に連続した9点)
  b 上昇(下降)6連(連続した6点が上昇(下降)している)
  c 交互14点   (14点が交互に増減している)
  d 連続する3点中2点が、中心線に対して同一方向の2σ外にある
  e 連続する5点中4点が、中心線に対して同一方向の1σ外にある
  f 連続する15点が1σ内にある
  g 連続する8点が1σ外にある
 

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めっちゃ適当なメモなので気が向いたらまた書き足します。。。
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