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チェックメイトの基礎4 - (2010/08/01 (日) 19:56:10) の最新版との変更点
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*KRvsK
ここでは、自分がキング一個とルーク一個持っている場合のメイトの仕方について解説します。
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**メイトの手順
次の図1を見てください。
図1(左下がa1です)
#ref(KRvsK 01.png)
相手はキングのみ、自分はキングとルーク1個を持っています。
クイーンと同じく端に追い詰めてメイトすれば良いのですが、ルークは斜めからの攻撃を受けるので、クイーンのときより手数がかかります。
メイトのコツは、&bold(){&color(red){端に追い詰めてオポジションを取る}}ことです。
では、実際にやってみましょう。
1.Kc2 Kd4
2.Re1 Kc4
3.Rd1 Kb4
4.Rd4+ Kb5
5.Kb3 Kc5
6.Kc3 Kb5
7.Rc4 Ka5
8.Rb4 Ka6
9.Kc4 Ka5
10.Kc5 Ka6
11.Kc6 Ka7
12.Rb3 Ka8
13.Kc7 Ka7
14.Ra3#
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&br()&br()
*KRvsK
ここでは、自分がキング一個とルーク一個持っている場合のメイトの仕方について解説します。
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**メイトの手順
次の図1を見てください。
図1(左下がa1です)
#ref(KRvsK 01.png)
相手はキングのみ、自分はキングとルーク1個を持っています。
クイーンと同じく端に追い詰めてメイトすれば良いのですが、ルークは斜めからの攻撃を受けるので、クイーンのときより手数がかかります。
メイトのコツは、&bold(){&color(red){端に追い詰めてオポジションを取る}}ことです。
では、実際にやってみましょう。
&bold(){1.Kc2 Kd4}
&bold(){2.Re1} (図2)
図2
#ref(KRvsK 02.png)
ルークによる壁を作ります。
&bold(){2...Kc4}
&bold(){3.Rd1 Kb4}
&bold(){4.Rd4+ Kb5}
&bold(){5.Kb3 Kc5}
&bold(){6.Kc3 Kb5}
このように、黒のキングを端に追いやっていきます。
&bold(){7.Rc4 Ka5}
&bold(){8.Rb4 Ka6}
&bold(){9.Kc4 Ka5}
&bold(){10.Kc5} (図3)
図3
#ref(KRvsK 03.png)
キングを端に寄せたところでオポジションをとりました。
ルークがいることで、黒のキングが動ける場所は一箇所だけです。
&bold(){10...Ka6}
&bold(){11.Kc6 Ka7}
&bold(){12.Rb3} (図4)
図4
#ref(KRvsK 04.png)
この時点でオポジションを取らずに、ルークをひとつ下げました。
これは手待ちです。
&bold(){12...Ka8}
12...Ka6 では、13.Ra3# でチェックメイトです。
&bold(){13.Kc7 Ka7}
チェスの盤には限りがあるので、キングはa7に戻るしかありません。
&bold(){14.Ra3#} (図5)
図5
#ref(KRvsK 05.png)
このように、メイトの最終形は向かいあったキングの横からルークでチェックするような形になります。
**補足
図6
#ref(KRvsK 06.png)
このようなポジションになっているときに &bold(){1.Rg6+} とチェックするのは有効な手段です。
キングはさらに端へと追い詰められます(動けるところは c7 d7 e7 の三箇所だけです)。
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&br()&br()