2日間に渡る、形だけと噂の内部進学試験。
成績が悪くて落ちそうになるとその学生のために会議が開かれるとかなんとか…。
私は担当教官から「何年か前に『この子普段は頑張ってるんです』って
お願いしたことあるけどそうならないように勉強頑張ってね。」と言われました。
うん!頑張る!頑張るよ先生~!(ただし過去問の暗記以外は頑張れない。)
化学科は希望人数が多いからか、募集人数も理学部で一番多い。
基本的には全入システム。
何年か前に誰かが落ちたという話を聞いたけど、どうも救いようのない点数だったらしい…。
2021年実施試験はCOVID-19の影響か例年よりも受験者数が多く、内部生と外部生で大混戦。
おそらく定員よりは多く合格すると思うけど、内部生も微妙なラインだと落ちるかも。
後輩の皆さんも気を引き締めて頑張って。
…と思っていたら先生たちが東奔西走内部生を全員押し込んだ。
あまり大きな声では言えないが、色々あったのです。
そのせいで競ってた外部生ももれなく全員合格。
定員の1.5倍以上入れるなんて世も末だよ…。
<対策>
基本的に過去問5〜10年分くらい解けば良いでしょう。
一番過去問通り。たくさんの年度の解答を覚えればかなり役に立ちます。
たぶん二人の先生で作ってるっぽいから、どの二人で来るか周期を見て予測するといいかも。
(外れても文句言わないでね…。)
無機は授業のノートがとにかく大事。
定期試験に向けて勉強したまとめノートなどが取ってあれば、それで勉強するのもかなりアリ。
特に勝田先生の「試験範囲教科書100ページ分♡」みたいな授業あったと思うんですけど、
あの授業からの出題も定期試験の過去問と院試の過去問かなり被ってるので、
改めて教科書100ページ分読み直すより、
定期試験用のまとめノート(なければこのサイトで過去問見るのもアリ)を見返した方がはるかに早いです。
とにかくノート、レジュメ、定期試験を見返そうということです。
あ、でももうそろ工藤さんいなくなるのか…。
有機に関しては…。私は苦手なので何も言えません。
問1は酸化還元反応や人名反応など、基本的かつ有名な反応を暗記すれば0点は回避できると思います。
3年生の演習の授業のノートとかは参考になるかな。
有機壊滅的な私はYouTubeの「もろぴー有機化学・研究ちゃんねる」の「有機化学講義(反応編)」
っていうプレイリストに載ってる反応だけで挑み、無事問1“のみ”は人間らしい点数を獲得できました。
有機なんて0点でいいだろっていう(私のような)物化系ヤンキーはぜひ繰り返し動画を見て暗記に励みましょう。
有機専門の人はジョーンズ読むなり授業ノート読むなりまじめにやってみてください。
ジョーンズの章末とかで練習するといいみたいなことは有機研の子が言ってました。
わりと過去に出題されている分野からの出題が多い気がします。
とはいえそれなりに量があるので真面目に対策すると時間がかかるかも。
過去問を解きながらアトキンスを理解していくのがおすすめ。
物化なんかやりたくねぇという他分野ヤンキーの皆様も、
せめて過去問だけは解けるようになってほしいなぁと思っております。
意外と配点が高くて馬鹿にできないので要注意です。
スーツ着用必須。毎年グループラインで「明日何着てく?」という投票箱に「私服」と投票するのがお決まり。
学科長と指導教官から簡単な質問を受けます。試験の出来とか研究の内容とか。
学科の教員全員を前にして答えるので緊張するかもだけど、明るくハキハキがとにかく大事です。気負わず頑張って。
<試験の基本情報>
千葉大学大学院理学研究科博士前期課程
入学試験学力検査問題 (基盤理学専攻 化学コース) 専門科目
1日目 筆記
2日目 口頭試問
180分
700点 (英語300点、口頭試問100点の計1100点)
与えられた4題(物化、無機、有機、生化)をすべて解く。
(令和3年度以降)
(以前は2題×4分野の8題の出題のうち、
7題を選んで解くことになっていた。)
最終更新:2021年09月30日 18:13