恐怖省
書名: 恐怖省
著者: 堀 晃
著者: 堀 晃
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紹介
雲海におおわれた異星の空の下、原因不明のまま失踪した基地隊員の秘密を探る遺跡調査員。彼が見た地底深く築かれた大文明の謎とその末路を描く「密の底」。ほかに地球再開発計画の「尖兵」として働く情報サイボーグが、情報省内の異常に感付いた時、凄惨なサイボーグ狩りが始まる表題作など、第一回SF大賞受賞作家の待望久しい本格SF小説集。解説:かんべむさし
評価
評点:★★★★☆ ( 8/10点)
日本におけるハードSFの旗手 堀晃の初期短編集.タイトルや裏表紙の紹介文がちょっとミスリード.いわゆる『情報サイボーグ』シリーズと『トリニティ』シリーズの初期作品集で,サスペンスものというより淡々としていてそれで情緒あふれる堀晃らしい短編集です.ちょっと手に入りにくいかもしれませんが,現在の堀晃を楽しむためにも是非入手して読んで欲しいと思います.
日本におけるハードSFの旗手 堀晃の初期短編集.タイトルや裏表紙の紹介文がちょっとミスリード.いわゆる『情報サイボーグ』シリーズと『トリニティ』シリーズの初期作品集で,サスペンスものというより淡々としていてそれで情緒あふれる堀晃らしい短編集です.ちょっと手に入りにくいかもしれませんが,現在の堀晃を楽しむためにも是非入手して読んで欲しいと思います.
おまけ
梅田地下オデッセイ同様,解説(byかんべむさし)が,今読み返すと一番面白い……というのはご愛敬(^o^)