乱れ撃ち読書録@chipmunk1984内検索 / 「グリーン・マイル5 夜の果てへの旅」で検索した結果

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  • グリーン・マイル5 夜の果てへの旅
    グリーン・マイル5 夜の果てへの旅 書名: グリーン・マイル5 夜の果てへの旅 著者: スティーヴン・キング (白石 朗訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 死刑囚ジョン・コーフィは、少女殺しの犯人ではないかもしれない。それにコーフィには奇跡を起こす不思議な力がある―ドラクロアの鼠を生き返らせたのを目撃していた同僚の看守たちは、ポールの説明を信じた。そして脳腫瘍で死に瀕している刑務所長の妻を、コーフィに治療させるという計画を実行に移した。だが、その癒しの手が効力を表わした夜が、悪夢の始まりだったのだ……。 評価 (この評価は6巻を通しての評価です) 評点:★★★★☆ ( 7/10点) 日本ではあまり馴染みのないペーパーバックを毎月1冊ずつ6ヶ月連続で発売するという形式で発表された作品.文庫でも1冊1冊はかなり薄い本に...
  • スティーヴン・キング
    ...ロアの悲惨な死 グリーン・マイル5 夜の果てへの旅 グリーン・マイル6 闇の彼方へ
  • 書名別リスト
    ...クロアの悲惨な死 グリーン・マイル5 夜の果てへの旅 グリーン・マイル6 闇の彼方へ ゲイトウェイ? ゲイトウェイ2? ゴールデン・フリース 虚空王の秘宝 上 虚空王の秘宝 下 <さ行> サイボーグ・ブルース サマータイムマシンブルース サマー/タイム/トラベラー 1 サマー/タイム/トラベラー 2 サムライ・レンズマン さよならダイノサウルス さよならジュピター 上 さよならジュピター 下 しあわせの理由 時間泥棒 自由軌道 終局のエニグマ 上 終局のエニグマ 下 終戦のローレライⅠ 終戦のローレライⅡ 終戦のローレライⅢ 終戦のローレライⅣ 過ぎ去りし日々の光 上 過ぎ去りし日々の光 下 スタークエイク スタープレックス スフィア-球体- 上 スフィア-球体- 下 七胴落とし ジーリー・クロニクル1 プランク...
  • 神への長い道
    神への長い道 書名: 神への長い道 著者: 小松 左京 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 二十一世紀の地球。フジ・ナカハラは、精神の再生を未来に求めて、フロリダにある冷凍睡眠所で無期限の冷凍睡眠に入った。しかし、三千五百年後に海王星の衛星トリトン上のサイボーグ病院で覚醒した彼が目にしたものは、定向進化したにすぎない人類の現実だった。人類は再び旅立とうとしていた。可能性のまたたきを求め、フジは、人類は、どこへ行きつくのか……。表題作ほか、巨匠が描くハードな未来史五篇。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) 『果てしなき流れの果てに』『ゴルディアスの結び目』の流れに属する表題作を含んだ単中編集.小松左京の描く人類の行き先を描いた作品.しかしながら,構想の割に話がふくらんでおらず,肩すかしを食ったような印象だけが残ります.やは...
  • SF初心者これだけは読んどけ!
    2ちゃんねるの良スレSF初心者これだけは読んどけ!が8スレ目を迎えた.そこで,chipmunk1984流にテンプレを解析してみる. テンプレ(並びはアイウエオ順に変更) 評価は ◎=納得 ○=順当 △=そこまで? ×=異議あり! 作家名/作品名の太字はchipmunk1984追加.取り消しはchipmunk1984削除です. 評価は,作品のできもありますが,基本的に初心者が読むべき作品かどうかに軸を置いています.たとえば,エポックメーキングな作品とか,その後の作品で引用されるベースとなっているとか.なので,必ずしもその作家の代表作である分けでもないですし私のベストというわけでもないのでご了承下さい. 意外と未読が多かった.反省反省. <難しかった作家> アーサー・C・クラーク 良作ありすぎ.宇宙のランデヴー/楽園の泉/2001年宇宙の旅...
  • 宇宙戦艦ヤマト
    宇宙戦艦ヤマト 書名: 宇宙戦艦ヤマト 著者: 石津 嵐 原案:豊田 有恒 紹介 ある日突然、地球は侵略者の魔の手に襲われた。放射能におおわれ、死の星と化した地球を救うために、巨大な宇宙戦艦ヤマトは謎の星イスカンダルを求めて宇宙へと旅立った。倒しても倒しても襲い掛かる敵の軍団。次々と死んでいく乗組員。長い戦いの旅路の果てに、傷だらけのヤマトが目的地で発見したものは?壮大なスケールで描く必読の宇宙冒険ドラマ!! 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) ご存じ有名アニメのノベライズ.石津 嵐の文章は,お世辞にも練れているとは言えないし,キャプテン・ハーロックとか,ボルゾン星人とかトンデモな部分も多い.けれども,読み返してみると,意外とキッチリSFしようとしていることが読み取れて,なかなか味のある作品でした.原案の豊田 有恒の功績が大きいかも知れません.なぜ,ガ...
  • アーサー・C・クラーク
    アーサー・C・クラーク 2001年宇宙の旅 2010年宇宙の旅 2061年宇宙の旅 3001年終局への旅 イルカの島 渇きの海 神の鉄槌 銀河帝国の崩壊 過ぎ去りし日々の光 上 過ぎ去りし日々の光 下 太陽からの風 地球光 トリガー 上 トリガー 下 マグニチュード10 幼年期の終り 幼年期の終り(光文社古典新訳文庫)
  • 3001年終局への旅
    3001年終局への旅 : 3001年終局への旅 著者: アーサー・C・クラーク (伊藤 典夫 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 31世紀初頭、海王星の軌道付近で奇妙な漂流物が発見された。それこそは、宇宙船ディスカバリー号の船長代理フランク・プールだった。はるか1000年前、宇宙船のコンピュータ、HAL9000によってディスカバリー号から放りだされたプールは、冷凍状態で星の世界へ向かっていたのだ。地球の軌道都市スター・シティで蘇生させられたプールがたどる究極にして最後の宇宙の旅とは…『2001年宇宙の旅』に始まるシリーズ完結篇。 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) あっちこっちに迷走を続けた『SPACE ODYSSEY』シリーズの最終作.ストーリー自体はやはりかなり迷走していて,2001年宇宙の旅はあれで完結し...
  • 果てしなき流れの果てに
    果てしなき流れの果てに 書名: 果てしなき流れの果てに 著者: 小松 左京 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 N大学理論物理研究所助手の野々村は、ある日、研究所の大泉教授とその友人・番匠谷教授から一つの砂時計を見せられる。それは永遠に砂の落ち続ける砂時計だった!白堊紀の地層から出土されたというその砂時計の謎を解明すべく発掘現場へと向かう一行だったが、彼らは知る由もなかった--その背後で十億年もの時空を超えた壮大な戦いが展開されていようとは。「宇宙」とは、「時の流れ」とは何かを問うSFの傑作。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) 導入は,素晴らしい描写で,それに続く野々村の挿話も息をつかせぬ展開でグイグイと引き込みます.ただ,惜しいことに,それ以降の挿話が説明不足というか構想をうまくまとめきれずに破綻しているきらいがあり,素直...
  • タイム・シップ 下
    タイム・シップ 下 書名: タイム・シップ 下 著者: スティーブン・バクスター(中原 尚哉 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 タイム・マシンで未来をめざした時間航行家は、最初の旅では見なかった驚くべき光景を目にした。地球の自転が操作され、四季の移り変わりや昼夜の変化までも失われ、さらには太陽にまで手が加えられている。そこは最初の旅で訪れたのとはまったく違う時間線の未来だったのだ!無限の時空をめぐる時間航行家の破天荒な冒険を描き、H・G・ウエルズの名作『タイム・マシン』の公認続篇として英米独の四賞を受賞した傑作。英国SF協会賞、ジョン・W・キャンベル記念賞、P・K・ディック賞、クルト・ラスヴィッツ賞受賞。 評価 評点:★★☆☆☆ ( 4/10点) H・G・ウェルズの名作『タイム・マシン』の続編として遺族の公認を受けた...
  • スタープレックス
    スタープレックス 書名: スタープレックス 著者: ロバート・J・ソウヤー (内田 昌之訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 探査宇宙船スタープレックス号は地球人とイルカ、六本足のウォルダフード族と統合生命体のイブ族という異星人の乗組員を乗せ、旅立った。建造者も建造目的も不明ながら、瞬間移動を可能にする謎の通路を使って、銀河系のさまざまな未知宙域を探険するのだ。異種族混合の乗務員を率いる宇宙船の指輝官キースが、壮大なる旅路の果てにつきとめた銀河創成の秘密とは…?ネビュラ賞作家のソウヤーが描く、驚異の冒険SF。 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) 人間とイルカそして異星人を乗せた宇宙船スタープレックス号の冒険とキース船長の遙かな旅を描いた大作.読み始めは,現在とドレイコニスの様子が交互に描かれる構成がちょっと読みにくく...
  • 神の目の小さな塵 下
    神の目の小さな塵 下 書名: 神の目の小さな塵 下 著者: ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル (池 央耿訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 「ほら、あそこ」モート人が空の果ての一点の光を指さした。「迎えの宇宙船です。さあ、これからわたしたちの世界を案内しましょう」――〈マッカーサー〉号から離れた着陸艇が、人類世界からの最初の使節団を乗せて、モート母星に降下していった。はたしてモート人は敵か味方か? ハインラインが“人類の、知的宇宙生物とのファースト・コンタクトを描いた小説としては最高のできばえであり、わたしが今までに読んだSFの中でもおそらく最良の作品である”と絶賛した壮大な宇宙叙事詩いよいよ佳境へ! 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) (この評価は上下巻をあわせた評価です) いかにもSFらしい作品で,初心者...
  • ロータリーがインディーに吼える時
    ロータリーがインディーに吼える時 書名: ロータリーがインディーに吼える時 著者: 高齋 正 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 不可能といわれたロータリーエンジンの実用化に成功した東洋工業。だがレシプロメーカーからのロータリー潰しの謀略に苦闘する首脳陣は『インディー500マイルレース』出場を決意して巻き返しを図った。ロータリーを開発した四十七名のエンジニア、メカ、そして抜擢されたルーキードライバー神保光太郎たちのインディーへの挑戦が始まったのだ。そして、インディアナポリスの五月の晴れた空に、フェラーリ、ポルシェほか世界の名車とならんで、東洋工業の総力を賭けた「六ローターRX500」が吼える……。 (この紹介文は,トクマノベルズ版の紹介です.) 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) 日本の自動車メーカーが日本人ドライバー...
  • サムライ・レンズマン
    サムライ・レンズマン 書名: サムライ・レンズマン 著者: 古橋 秀之 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 シン・クザク-―別名”サムライ・レンズマン”。ニヒルな白皙は日系アルタイル人の証。束ねられた長い髪。腰に携えられた特製の日本刀。彼は≪第二段階レンズマン≫の制服であるグレーのスーツに身を固めた盲目の超戦士だ。あの生きた伝説のキムボール・キニスンの活躍により撃滅したはずの、宇宙海賊ボスコーンの復活を察知したクザクは、≪ドラゴン・レンズマン≫ウォーゼルやヴァン・バスカークら、お馴染みのキャラクターと共に新たな戦いへ挑んでいく!俊才・古橋秀之が描く超宇宙大活劇。 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) 本を手に取った時には嫌な予感.まるでマンガのような本で,いわゆる『ライトノベル』かな?と考えながら読み出しました.しかし,...
  • ゴールデン・フリース
    ゴールデン・フリース 書名: ゴールデン・フリース 著者: ロバート・J・ソウヤー (内田 昌之訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 宇宙旅行都市計画の一環として、47光年かなたのエータ・ケフェイ星系第四惑星のコルキスをめざすバサード・ラムジェット宇宙船〈アルゴ〉。コンピュータ“イアソン”が完璧に制御しているこの船で、一人の女性科学者が死亡した。事故死?自殺?それとも……。自殺だというイアソンの主張に疑いを抱いた前夫が単独で調査を始め、困難の末にあばいた驚愕の真相とは?“感情を持つコンピュータ”をリアルに描いた話題作。 評価 評点:★★★★★ ( 9/10点) 宇宙船のメインコンピューターが犯した殺人.その理由を倒叙と呼ばれる形式で描いた作品.読み始めは,2001年宇宙の旅(というか『2010年宇宙の旅』で語られた『20...
  • 2061年宇宙の旅
    2061年宇宙の旅 : 2061年宇宙の旅 著者: アーサー・C・クラーク (山高 昭 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 2061年、ヘイウッド・フロイドは高鳴る動悸を抑えきれなかった。75年ぶりに再接近してきたハレー彗星の探査計画への参加を要請されたのだ。最新型のミューオン駆動宇宙船ユニバース号に乗り組みハレー彗星をめざす―そして、みずからの手で彗星を調査する。だが、彗星に着地し探査を始めたフロイドたちを、思いもよらぬ事件が待ち受けていた。 評価 評点:★★☆☆☆ ( 4/10点) 『2001年宇宙の旅』シリーズ第三部.話はいよいよあっちに向かって迷走します.ここまで来るとクラークによる一発ギャグであって,とてもあの大作のシリーズとは思えなくなってきています.ただ,次の3001年はなかなかの佳作.そこへの『長い旅』...
  • アド・バード
    アド・バード 書名: アド・バード 著者: 椎名 誠 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 マサルと菊丸の兄弟は、行方不明の父親を探しに、マザーK市へと冒険の旅に出た──。そこは、異常発達した広告がすべてを支配する驚愕の未来都市だった! 赤舌、地ばしり、蚊喰い虫…珍妙不可思議な生物たちの乱舞。どこかなつかしさを誘う歌声。椎名誠独自の世界を打ち立てた記念碑的長編。「夢見る心を忘れない読者なら絶対にこの小説の虜になる」(目黒考ニ氏)。第11回日本SF大賞受賞作 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) 奇妙奇天烈な生物(機械?)が跋扈する,(おそらく)未来の地球で行方不明の父親を捜して旅をする兄弟のストーリー.この奇妙な生物(機械)たちの描写を『面白い』と感じられるかどうかがポイントかも.なぜ世の中がそんな事になってしまたのか?とか...
  • 火星縦断
    火星縦断 書名: 火星縦断 著者: ジェフリー・A・ランディス(小野田 和子 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 2028年、第三次有人火星探査隊は赤い惑星に降り立った。だが、彼らのミッションは重大な欠陥を孕んでいた。着陸早々、帰還船に事故が発生。隊員の一人が命を落とし、燃料も失われてしまう。いまや、地球への帰還が最優先事項となった彼らは、新たな帰還船を求めて火星縦断の旅に乗りだした!NASAの現役研究者である作者が、最新のデータを駆使してリアルな火星を構築。極限状態でのサバイバルを描いた傑作ハードSF。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) NASAの火星探査プロジェクトに参加もしている科学者の手による『ハードコア』SF.仕事で得た知見をうまく使って,ハードコアSF好きにはたまらない味を出しています.ただ,短い章が...
  • 天使墜落 上
    天使墜落 上 書名: 天使墜落 上 著者: ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル&マイクル・フリン (浅井 修訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 地球と敵対する軌道上の宇宙ステーションから、宇宙船が墜落した。飛行士の暗号名は<天使>。究極の環境保護政策を掲げ、科学技術を憎悪する連邦政府に捕まりでもしたら一大事だ。だが地球にも味方がいる――宇宙ステーションが助けを求めた相手とは、科学の信奉者と罵られ弾圧されながらも、性凝りなく地下活動を続けるSFファンたちだった!巨匠たちが贈る、空前絶後のドタバタSF大作。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) 『おたく』っていうのは世界中どこにでもいて...というSFギャグ大作.舞台はSF大会で,DUFFにTAFF,合い言葉はFIAWOL(Fandom Is A Way Of Lif...
  • 天使墜落 下
    天使墜落 下 書名: 天使墜落 下 著者: ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル&マイクル・フリン (浅井 修訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 連邦政府の魔手をふりきったSFファンと天使たち。彼らが転がり込んだ先は、極秘裡に開かれていたSF大会だった。そこで彼らはとある噂を耳にする。このアメリカのどこかに、今も飛行可能なロケットがあるというのだ!これで天使を宇宙に帰してやれる。全国に散らばったSFファンのネットワークが動きだし、北米大陸を横断する史上最大の作戦がはじまるが……宇宙船の打ち上げはなるか?  評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) 『おたく』っていうのは世界中どこにでもいて...というSFギャグ大作.舞台はSF大会で,DUFFにTAFF,合い言葉はFIAWOL(Fandom Is A Way Of Lif...
  • ジーリー・クロニクル1 プランク・ゼロ
    ジーリー・クロニクル1 プランク・ゼロ 書名: プランク・ゼロ 著者: スティーブン・バクスター(古沢 嘉通・他 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 西暦3600年代、マイケル・プールが開発したワームホール・テクノロジーが、恒星間宇宙への扉を開いた。豊饒にして冷徹なる時空の真理、多種多様な生命形態との遭遇を繰り返していく人類。だが、その前途には、宇宙の黎明期から存在する謎の超種属ジーリーとの邂逅、そして百万年にもおよぶ興亡の歴史が待ち受けていた……。時空の誕生から終末までの数百億年、SF史上最大のスケールを包含した共学の未来史連作集第1巻 評価 評点:★★☆☆☆ ( 4/10点) ひたすらインフレする年号.ガジェットにすぎない量子論.センスオブワンダーを感じることはできませんでした.ネタ的にもバクスターの長編である『天の...
  • タイムスケープ 下
    タイムスケープ 下 書名: タイムスケープ 下 著者: グレコリイ・ベンフォード(山高 昭 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 1962年、カリフォルニアは平和だった。抜けるような青空、風に揺れる椰子の木。海の向こうで激化するヴェトナム戦争も知らぬげに若者たちはサーフィンに興じている。だが、カリフォルニア大学の物理学者ゴードン・バーンスタインは、核磁気共鳴実験に混入する雑音に悩まされていた。もちろん、それが世界の運命を一変させる鍵であるとは知るはずもない。雑音の謎を解明したとき、ゴードンを待つ驚くべき運命とは……? 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) (これは上下巻をあわせた評価です) あまりに暗い1998年.状況を変えるべく数々の苦難を克服しながら1963年に時を越えて通信を送ろうとする科学者.1963年では...
  • 2001年宇宙の旅
    2001年宇宙の旅 : 2001年宇宙の旅 著者: アーサー・C・クラーク (伊藤 典夫 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 三百万年前の地球に出現した謎の石板は、原始的な道具も知らないヒトザルたちに何をしたのか。月面で発見された同種の石板は、人類に何を意味しているのか。宇宙船ディスカバリー号のコンピュータ、ハル9000はなぜ人類に反乱を起こしたのか。唯一の生存者ボーマンはどこに行き、何に出会い、何に変貌したのか……。発表以来25年、SF史上に燦然と輝く記念碑的傑作に、作者クラークの新版序文を付した完全決定版ついに登場。 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) 究極のSF映画『2001年宇宙の旅』のノヴェライズ.とは言っても映画の制作にかかわったクラークの手になる作品ですから間違いはない.イメージ先行の映画と異なりき...
  • 2010年宇宙の旅
    2010年宇宙の旅 : 2010年宇宙の旅 著者: アーサー・C・クラーク (伊藤 典夫 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 2010年、宇宙船アレクセイ・レオーノフ号はいま地球を旅立とうとしていた。10年前に遥か木星系で宇宙飛行士4人が死亡、1人が失踪した事件を調査し、遺棄された宇宙船ディスカバリー号を回収することがその任務だった。果たして真相は究明されるのか?そして、木星軌道にいまも浮かぶ謎の物体モノリスにはどんな奇怪な目的が秘められているのか……。前作を上回る壮大なスケールで全世界に興奮を巻き起こした傑作長篇。 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) クラークによる『2001年宇宙の旅』の補足.巨匠クラークなのでそれなりにはまとまっていますが,やはり,蛇足の称号は免れないところでしょうか.一応おさえておく程度に...
  • リングワールドふたたび
    リングワールドふたたび 書名: リングワールドふたたび 著者: ラリー・ニーヴン (小隅 黎訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 驚異の人工世界、リングワールド探険の旅から、すでに23年の歳月が流れ、ルイス・ウーは電流中毒となりはてていた。そんなある日、かつて探険をともにしたパペッティア人のネサスが、彼のもとを訪れた。リングワールドの〈建設者〉の秘密をなんとか探りあてたいとのネサスの懇願に、ルイスはふたたびリングワールドを目指して旅立った!だが、巨大な環状世界は破滅寸前だった―中心がずれたため、あと1年半で太陽と接触、すべてが粉々に崩壊するというのだ。ルイスたちは必死でこの危機を防ごうとするが……ファンの熱い要望にこたえてニーヴンが放つ待望の続篇登場。 評価 評点:★★★★★ ( 9/10点) 『一発ギャグ』的オチの前作...
  • マイナス・ゼロ
    マイナス・ゼロ 書名: マイナス・ゼロ 著者: 広瀬 正 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 タイムマシンを駆って、少年時代の自分の住んでいた懐かしい古き良き時代にやってきたひとりの男……。非凡な空想力と奇想天外なアイディア、ユーモア精神と奇抜などんでん返しで、タイムトラベル小説の最高峰と謳われ、今や日本SF史の記念碑的存在となった著者の第一長編小説。   解説・星新一 評価 評点:★★★★★ ( 9/10点) 複雑なタイムトラベルテーマをモダンで洒脱な文体と構成で描いた日本SFの名作.太平洋戦争を挟む時代を描きながら,いたずらな悲劇に走らず,時代の空気をうまく描きつつ,主人公 浜田俊夫の数奇な運命を描ききっています.紹介にあるように,まさに日本SFの最高峰の一つです. 解説で星新一に『SFを長編で書く場合、いかに日本の風土...
  • エデンの戦士
    エデンの戦士 書名: エデンの戦士 著者: 田中 光二 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 紀元二六〇〇年、地球は地磁気の逆転による放射線の脅威に晒されていた。人類滅亡を危惧した一部の科学者たちは、人工凍眠させた二人の男女に地球の未来を託した。――それから二〇〇〇年、二人は、長い眠りから目を覚ました。男はハワイで、女は遠く離れたヨーロッパで……。放射能によって変わり果てた地上で、互いのまだ見ぬ姿を求め、旅する二人は……。傑作ヒロイック・ファンタジー。 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) 今読み返すと,さすがに古い.いわゆるファンタジックSFなのですが,そのSFとしての部分もファンタジーの部分もまだまだ未完成で,現在の視点で考えればそれなり...の評価しかできません.ただ,この作品が発表された当時,私が初めて読んだ当時に...
  • タイムスケープ 上
    タイムスケープ 上 書名: タイムスケープ 上 著者: グレコリイ・ベンフォード(山高 昭 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 1988年、世界は破滅の危機に瀕していた。異常気象、食糧難、エネルギー危機……。全ては60年代以降に使われはじめた農薬などの科学部室による環境汚染が原因のだ。過去を変えないかぎり、世界は救えない――そこでケンブリッジの物理学者ジョン・レンフリューは、光よりも速い粒子タキオンを使って過去へ通信を送ろうと考えたが!?タイム・パラドックスに挑む科学者を鮮やかに描く、ネビュラ賞受賞の傑作ハードSF 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) (これは上下巻をあわせた評価です) あまりに暗い1998年.状況を変えるべく数々の苦難を克服しながら1963年に時を越えて通信を送ろうとする科学者.1963年で...
  • 神の目の凱歌 下
    神の目の凱歌 下 書名: 神の目の凱歌 下 著者: ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル (酒井 昭伸訳) イメージをクリックするとamazonに進みます -リスト 紹介 異星種属モーティーは、人類帝国への新たなジャンプ・ポイントの出現をいち早く掴んでいた!人類の予測より数万年も早い出来事だった。封鎖ももはやこれまで、ついに帝国は遠征隊をモートへ送り込む。だがその宙域は、小惑星文明による、熾烈な新生ポイント争奪戦のさなかにあった……。極彩色の宇宙戦闘、真紅の太陽内の交戦シーン。ハードSFの雄による、超弩級スペースオペラ。 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) (この評価は上下巻をあわせた評価です.) SF界に大きなインパクトを与えた『神の目の小さな塵』の続編.最初の『雪魎』なんてニーヴン流のファウンデーションシリーズみたいでとても楽しめ...
  • 夏への扉
    夏への扉 書名: 夏への扉 著者: ロバート・A・ハインライン(福島 正実 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているのだ。1970年12月3日、このぼくもまた夏への扉を探していた。最愛の恋人には裏切られ、仕事は取りあげられ、生命から二番目に大切な発明さえ騙しとられてしまったぼくの心は、12月の空同様に凍てついていたのだ!そんなぼくの心を冷凍睡眠保険がとらえたのだが……巨匠の傑作長編 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) 良質のファンタジイなのですが,ひねたSF者にはちょっと古くさくて物語の世界に素直に入り込めませんでした.評判を聞くとかなり高い評判を得ている書評もあるので,出会う時期さえ(例えば...
  • 過ぎ去りし日々の光 上
    過ぎ去りし日々の光 上 : 過ぎ去りし日々の光 上 著者: アーサー・C・クラーク&スティーブン・バクスター (冬川 亘訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 西暦2033年、太陽系外縁で発見された巨大彗星が500年後に地球に衝突するとの報がもたらされた!迫りくる滅亡を前に人々は絶望し環境保全など地球の未来への関心が失われていった。そんなおり、ハイテク企業アワワールド社は、いかなる障壁にも遮られずに時間と空間を超えた光景を見ることのできる驚異の技術ワームカムを完成させた。はたしてその存在は人類にとって救いとなるのか?英SF界の巨匠と俊英による話題作。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) (この評価は上下巻をあわせた評価です) 晩年のクラークの共著作品は好きになれないものが多いのですが,残念ながらこの作品もその一つ...
  • ファウンデーションへの序曲 下
    ファウンデーションへの序曲 下 (銀河帝国興亡史6) 書名: ファウンデーションへの序曲 下 著者: アイザック・アシモフ(岡部 宏之訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 銀河帝国の皇帝クレオン一世は、セルダンの心理歴史学を利用して銀河の平和をいつまでも維持しようと考えていたのだ。だが、この理論が銀河帝国の転覆をはかる敵の手におちれば、帝国は崩壊しかねない。その場合はセルダンを殺したほうがましだ、と皇帝は決断する。身の危険を感じたセルダンは、皇帝と敵勢力の追っ手から逃げまわりつつ、心理歴史学を完成させようとするが……絶大な人気を誇る巨匠の傑作シリーズ第6弾。 評価 (この評価は上下巻をあわせた評価です) 評点:★★★★☆ ( 8/10点) ファウンデーションシリーズのアシモフ自らの手によるサイドストーリー.若くて動き...
  • ファウンデーションへの序曲 上
    ファウンデーションへの序曲 上 (銀河帝国興亡史6) 書名: ファウンデーションへの序曲 上 著者: アイザック・アシモフ(岡部 宏之訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 銀河紀元12020年、惑星ヘリコンから銀河帝国の首都惑星トランターにやってきた若き数学者ハリ・セルダン。トランターで10年ごとに開催される数学者大会で、セルダンは、心理歴史学を応用することにより人類の未来を予言できるという理論について発表した。ところが、故郷へ帰ろうとしていたセルダンに銀河帝国の皇帝クレオン一世から、召喚の知らせが届いた……。伝説の天才数学者セルダンの若き日の八面六臂の大冒険! 評価 (この評価は上下巻をあわせた評価です) 評点:★★★★☆ ( 8/10点) ファウンデーションシリーズのアシモフ自らの手によるサイドストーリー.若くて...
  • 継ぐのは誰か?
    継ぐのは誰か? 書名: 継ぐのは誰か? 著者: 小松 左京 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 「チャーリイを殺す」――ヴァージニア大学都市のサバティカル・クラスの学生達に送られてきたこのメッセージは、単なる殺人予告ではなく,“人類への挑戦”だった!人類の科学技術を超えた手段で攻撃を仕掛けてくる“何者か”を追って,舞台はアマゾンへと移るのだが……。人類は果たして地球の“最終王朝”なのか,それとも“後継者”が現れてくるのか?SF長編小説の傑作. 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) ミステリー形式で進む長編SF.メインテーマとなる人類を超えるものの設定や最終的な解決(?)へのストーリーは今となっては若干古くさく,結末も拍子抜けするほど簡単にストーリーを収束させてしまっていてやや単純すぎるかなと思わせるところもありますが,それ...
  • 復活の日
    復活の日 書名: 復活の日 著者: 小松 左京 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 MM-八八菌―実験では、摂氏五度で異常な増殖をみせ、感染後五時間で九十八%のハツカネズミが死滅!生物化学兵器として開発されたこの菌を搭載した小型機が冬のアルプス山中に墜落する。やがて春を迎え、爆発的な勢いで世界各地を襲い始めた菌の前に、人類はなすすべもなく滅亡する…南極に一万人たらずの人々を残して。人類滅亡の恐怖と、再生への模索という壮大なテーマを描き切る感動のドラマ。 評価 評点:★★★★★ ( 9/10点) 巨匠 小松左京がその頂点を極めた時期に書かれた会心の一作.米ソ冷戦下の兵器開発競争がいかにばかげていて,恐ろしいものであるかが,重厚な人間ドラマを縦軸に描かれます.そしてこの作品で,何より恐ろしいのは,人類を滅亡に導いたウイルスがインフ...
  • 神の目の小さな塵 上
    神の目の小さな塵 上 書名: 神の目の小さな塵 上 著者: ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル (池 央耿訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 時は3017年。人類は銀河系の隅々にまで支配の手をのばし、統一と戦闘とを繰返していた。帝国宇宙海軍の巡洋艦〈マッカーサー〉号で反乱軍の宇宙船との交戦から帰還したロデリック・ブレイン中佐は提督から艦長への昇進を言い渡され、艦の修理が終わりしだい首都星まで航行する任務に当たることになった。ある日のこと、正体不明の宇宙船が〈マッカーサー〉号の前に現われ、人類に接触を求めてきた。果して彼らの目的は何か……?「ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネルの合作コンビの記念すべき第一作。 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) (この評価は上下巻をあわせた評価です.) いかにもSFらしい作品で,...
  • エリコ 上
    エリコ 上 書名: エリコ 上 著者: 谷 甲州 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 二二世紀。無国籍都市・大阪。美貌の高級娼婦、北沢エリコは、中国系マフィア黒幇の売春組織への囮捜査を強要されたため、奇怪な陰謀の渦に巻きこまれてゆく。生物工学の先端技術による改造人間やクローン、疑似人格までが入り乱れ、謎が謎を呼び、猥雑と戦慄がからみあう、嗜虐と倒錯の近未来バイオサスペンス。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) (これは上下巻をあわせた評価です) ハヤカワロマンポルノ作品.作家という職業を選んだからには一度は官能小説をやらねば...と谷甲州が思ったかどうかは知りませんが,ポルノの,ポルノによる,ポルノのための作品.好みに合えばそれなりでしょうが個人的にはあまり楽しめませんでした.オチには結構おもしろい着想もあるのです...
  • 渇きの海
    渇きの海 : 渇きの海 著者: アーサー・C・クラーク (深町 眞理子 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 22人の男女を乗せて、観光船セレーネ号は、月の渇きの海を疾駆していた。細かい塵におおわれた、風も波もない月の海原やそびえたつ岩山に、乗客はみな感嘆の声をあげる。だが、その船を突然の地殻変動が襲う。一瞬のうちに船は、塵の海のなかに沈んでしまった!ふたり乗りダストスキー以外に近寄るすべのない塵の海に沈んだ船を、いかにして援助するのか?息づまる救助活動を迫真の筆致で描いた、巨匠の長篇。 評価 評点:★★★★★ ( 9/10点) クラークの初期長編の傑作です.『1987年版への序文』にあるように,このストーリーの根本となる設定は,どうやら否定されてしまっていますが,そんなことは関係なく,素晴らしいSFとして,人間ドラマと...
  • レオーネが荒野を駆ける時
    レオーネが荒野を駆ける時 書名: レオーネが荒野を駆ける時 著者: 高齋 正 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 四輪駆動車の生産に力を入れてきたスバル本社は、その性能を全世界にアピールするため、カリフォルニア半島を縦断する過酷なレース”ハバ1000”への出場を決定した。レオーネ4WDに荒地走破性を備えたスーパー・レオーネを開発し、オフロードレースに出場したいというテスト・ドライバー、尾島龍一郎の長年の夢がかなうことになったのだ!レースに賭ける男たちの熱い魂を描いた長編シリーズ第六弾! 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) 日本の自動車メーカーが日本人ドライバーを擁して世界の大レースを制覇する.何とも爽快なシリーズの第六弾.ただ,残念ながら今回は点数が低くなってしました.それは,”ハバ1000”というレースがあまりに日本で...
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