乱れ撃ち読書録@chipmunk1984内検索 / 「太陽風交点」で検索した結果

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  • 太陽風交点
    太陽風交点 書名: 太陽風交点 著者: 堀 晃 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 死んだはずの恋人オリビアがヘルクレス110で待っているという。急がなければならない。その彼の目に前に現れたのは、漆黒の宇宙空間に大輪の花を開いたような太陽ヨット--しかも、それはオリビアの待つヘルクレス110から飛来したのだった。愛と死、そして大宇宙の美しさと挽歌を、ハードコアSFの若き旗手が詩情豊かに、本邦SF界の到達点を示す。第1回日本SF大賞受賞作! 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) 今や日本ハードSFの大家になってしまった堀晃のデビュー作『イカルスの翼』を短編集.この本が出版されたとき,『やっと日本にもハードSFをかける作家が出てきた』と感じた衝撃は忘れられない.どの作品もサイエンスをしっかりと理解している著者ならではの作品とな...
  • 堀 晃
    堀 晃 梅田地下オデッセイ 恐怖省 太陽風交点 バビロニア・ウェーブ
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    ... 太陽からの風 太陽風交点 スタープレックス ロシュワールド 虚空王の秘宝 下 虚空王の秘宝 上 終局のエニグマ 下 終局のエニグマ 上 太陽の簒奪者 沈黙のフライバイ バビロニア・ウェーブ 火星縦断 自由軌道 タイムスケープ 下 タイムスケープ 上 アド・バード 老人と宇宙 反逆者の月 サイボーグ・ブルース サマータイムマシンブルース アンドリューNDR114 旅のラゴス 顔のない神々 下 顔のない神々 上 プレイ-獲物- 下 プレイ-獲物- 上 火神を盗め 宇宙潜行艇ゼロ 宇宙戦艦ヤマト 敵は海賊・海賊版 天使墜落 下 天使墜落 上 火星航路SOS 秘密 ゴールデン・フリース 神はサイコロを振らない 魂の駆動体 幼年期の終わり 継...
  • 梅田地下オデッセイ
    .... おまけ 太陽風交点(徳間書店版)もそうだったんですが,この紹介文もなんか文章が変ですね.早川JA版からの転載なのですが,出版社はこういうところにもしっかり気を配って仕事して欲しいものです.堀晃ってなんかこういうところに運が無いんでしょうかねぇ?
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    ... 太陽からの風 太陽風交点 太陽の簒奪者 タウ・ゼロ たそがれ清兵衛 旅のラゴス 魂の駆動体 ターミナル・エクスペリメント 地下鉄に乗って 地球光 超革命的中学生集団 沈黙のフライバイ ツィス 継ぐのは誰か? 冷たい方程式 ディアスポラ T型フォード殺人事件 天使墜落 上 天使墜落 下 Twelve Y.O. トヨタが北米を席捲する時 トリガー 上 トリガー 下 <な行> 夏への扉 ニッサンがルマンを制覇する時 日本沈没 上 日本沈没 下 日本沈没 第二部 <は行> 果てしなき流れの果てに バビロニア・ウェーブ パプリカ 半落ち 反逆者の月 万物理論 秘密 ビッグ・ウォーズⅠ 神鳴る永遠の回帰 ビッグ・ウォーズⅡ 火星戦線異状なし ビッグ・ウォーズⅢ 真白き神々の降臨 ビッグ・ウォーズⅣ 宇...
  • 太陽からの風
    太陽からの風 : 太陽からの風 著者: アーサー・C・クラーク (山高 昭・伊藤 典夫 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 途方もなく大きな円形帆は、惑星の間を吹く太陽からの風を受けていっぱいにふくらんでいた。レース開始まであと3分。これから地球を2周して、その加速で地球から脱出し、月へとむかうレースが始まる…男たちの夢とロマンをのせ、宇宙を疾駆する太陽ヨットレースを描いた表題作をはじめ、木星の生命体との驚異のファースト・コンタクトを見事に描き、ネビュラ賞を受賞した「メデューサとの出会い」など全18篇を収録。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) クラークの神髄は、シンプルなテーマに対しディテールを描き込むことによって壮大な世界を構築していくことにあると思っている.なので,クラークの短編はテーマはともかくディテール...
  • 太陽の簒奪者
    太陽の簒奪者 書名: 沈黙太陽の簒奪者 著者: 野尻 抱介 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 西暦2006年、水星から突如として噴き上げられた鉱物資源は、やがて太陽をとりまく直径8000万キロのリングを形成しはじめた。日照量の激減により、破滅の危機に瀕する人類。 いったい何者が、何の目的でこの巨大リングを創造したのか?――異星文明への憧れと人類救済という使命の狭間で葛藤する科学者・白石亜紀は、宇宙艦ファランクスによる破壊ミッションへと旅立つが……。新世紀ハードSFの金字塔、ついに文庫化! 評価 評点:★★★☆☆( 5/10点) ハードSFのホープと言われる著者の短編集.確かにネタ的にはハードSFですが,読みながら『無限アセンブラ』とか『宇宙のランデブー』とか『ロシュワールド』とか『銀河旅行』とか過去のSF作品が頭をよぎるだ...
  • さよならジュピター 下
    さよならジュピター 下 : さよならジュピター 下 著者: 小松 左京 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 火星で発見された地上絵に隠された“宇宙メッセージ”の解読が進む中、「木星太陽化計画」主任・本田は、太陽系開発機構から恐るべき報告を受ける—二年後、ブラックホールが太陽を直撃するおそれがあるというのだ!人類滅亡の危機を前に、木星を爆破させて、ブラックホールのコースを変えようという計画が浮上するのだが……。空前のスケールで描く宇宙SF巨篇完結。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) (この評価は上下巻あわせた評価です.) もちろん小松御大の作品ですからきちんと読ませます.ただ,何度読んでも,これって『妖星ゴラス』をモチーフにした『日本沈没』の焼き直しなんですよね.『大宇宙の海に木星が沈む……』(DAICON-VIの...
  • 野尻 抱介
    堀 晃 太陽の簒奪者 沈黙のフライバイ
  • ローダン・ハンドブック
    ローダン・ハンドブック 書名: ローダン・ハンドブック 著者: 早川書房編集部 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 高度な文明をもつ異星人と月面で出会ったペリー・ローダンは、異星人の助けをかり地球を統一。やがて太陽系帝国を築きあげ、宇宙へと乗りだし、強大な星間帝国や銀河にひそむ謎に挑戦していく!世界最長・最高のおもしろさを誇るスペースオペラ――宇宙英雄ローダン・シリーズの魅力と人気の秘密を、太陽系帝国年代記、人物事典、小百科、天体カタログなどで紹介。本書さえあれば、途中の第200巻からでも楽しく読めます。 精神医学研究所に勤める千葉敦子のもうひとつの顔は「夢探偵」パプリカ。患者の夢を共時体験し、その無意識へ感情移入することで治療をおこなうというもの 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) マルペとか言われながらもローダンシリーズ...
  • 栄光のスペース・アカデミー
    栄光のスペース・アカデミー 書名: 栄光のスペース・アカデミー 著者: ロバート・A・ハインライン (矢野 徹訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 太陽系文明の守護者にして、自由の戦士――それが、太陽系パトロール隊だ!オイスター・ホワイトの制服に身を包んだパトロール隊士官は、ぼくらの憧れのまと。そう、ぼく、マット・ダッドソンもパトロール隊士官を夢見て、士官学校に入学したのだ。サンタバーバラ・フィールド基地にあるヘイワース・ホールでの厳粛な宣誓式のあと、士官候補生となったぼくは、地球軌道上の練習船ランドルフ号へと向かった。だがそこで待ちうけていたのは、信じられないほどの苛酷な訓練だった……巨匠ハインラインが宇宙に乗りだした若者の友情と冒険の日々を鮮やかに描く傑作宇宙SF! 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) 1948...
  • 神の鉄槌
    神の鉄槌 書名: 神の鉄槌 著者: アーサー・C・クラーク(小隅 黎&岡田 靖史 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 西暦2109年、太陽に接近しつつある未知の小惑星が発見された。その後の観測の結果、恐るべき事実が判明、この天体は八ヶ月後に地球と衝突するというのだ!そうなれば爆発の被害はもとより、粉塵による太陽光の遮断と硝酸雨のため、地球は今後数十年住居不能な死の星と化してしまう。この危機に際し、最新鋭の宇宙船<ゴライアス>は特殊任務を命じられ小惑星へと向かったが……巨匠が満を持して放つ迫真の宇宙SF! 評価 評点:★★★★★ ( 9/10点) 映画ディープインパクトの原作(原案)として知られるクラークの中編.ただ,ディープインパクトを念頭に読むとあてがはずれるだろう.映画のような『泣ける』作品ではなく,この作品は,クラ...
  • 竜の卵
    竜の卵 書名: 竜の卵 著者: ロバート・L・フォワード (山高 昭訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 紀元前50万年、太陽系から50光年離れた星域で中性子星が誕生した。超新星爆発の怖るべきエネルギーによって、秒速30キロ、すなわち一万年に一光年というかなりな固有運動を与えられた中性子星は、一路近くの隣人、太陽系へと向かったのである……。そして2049年、探査宇宙船セントジョージ号は、<竜の卵>と名づけられたこの中性子星の周回軌道に乗り、観測を開始しようとしていた。だが、直径20キロにみたぬこの中性子星上に、まさか知的生物が存在しようとは!?最新の科学理論を駆使して、人類と中性子星人とのファースト・コンタクトを描く、ハードSFファン待望の書! 評価 評点:★★★★★ ( 9/10点) これぞハードSF中のハードSFという...
  • アーサー・C・クラーク
    アーサー・C・クラーク 2001年宇宙の旅 2010年宇宙の旅 2061年宇宙の旅 3001年終局への旅 イルカの島 渇きの海 神の鉄槌 銀河帝国の崩壊 過ぎ去りし日々の光 上 過ぎ去りし日々の光 下 太陽からの風 地球光 トリガー 上 トリガー 下 マグニチュード10 幼年期の終り 幼年期の終り(光文社古典新訳文庫)
  • 三惑星連合
    レンズマンシリーズ6 三惑星連合 書名: 三惑星連合 著者: E・E・スミス(小隅 黎 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 銀河パトロール隊が創設される以前、人類は地球を中心に三惑星連合を組織していた。その彼らを、エッドア人が操る、かつてない超兵器を備えた海賊艦が襲撃した。戦いのさなか、人類はさらに太陽系外の両棲生物ネヴィア人の宇宙艦と初めて遭遇する。三つどもえの戦いの行方は?さらに本巻では、宇宙を二分する善と悪の闘いが、はるかアトランティス時代にまで遡って明かされる。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) レンズマンシリーズ新訳第六弾.銀河パトロール隊が創設されるまでの地球の歴史が語られます.一部はドク・スミスの自伝的な部分もあるようです.正直,シリーズのほかの作品の輝きに比べ,今ひとつという印象はあります.でも,...
  • さよならジュピター 上
    さよならジュピター 上 : さよならジュピター 上 著者: 小松 左京 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 二十二世紀、火星で驚くべき発見がされた。火星の北極の永久氷床の下から、太古の宇宙人が残したと思われる“地上絵”が見つかったのだ!絵に秘められたメッセージの解読を進めるうち、木星の大気中に何か重要な秘密が隠されていると知った宇宙考古学者・バーナード博士は、「木星太陽化計画」主任の本田英二に、協力を要請するのだったが……。広大な宇宙を舞台に描く一大SF巨篇。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) (この評価は上下巻あわせた評価です.) もちろん小松御大の作品ですからきちんと読ませます.ただ,何度読んでも,これって『妖星ゴラス』をモチーフにした『日本沈没』の焼き直しなんですよね.『大宇宙の海に木星が沈む……』(DAI...
  • 銀河旅行
    銀河旅行 書名: 銀河旅行 著者: 石原 藤夫 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 1969年、アポロ宇宙船によって人類が初めて月面におり立って以来、宇宙旅行への夢は急速に現実のものとなってきている。月から太陽系内探査、そして<銀河旅行>へと。科学とロマンの時代である二十世紀後半の現代、<銀河旅行 はもはやSFだけの世界ではない。世界の科学者が計画した『ダイダロス計画』はその一つである。 本書は、現代宇宙科学の推移をふまえ、現在得られる最良のロケット技術と将来の可能性について述べている。銀河を飛翔する宇宙船の構造、推進システム、また、目的地、旅行航路等、宇宙旅行のわかりやすい解説書としてかっこうの入門書である。 評価 評点:★★★★★ (10/10点) 大学教授にしてSF作家 石原藤夫の名著です.少々古いですが,宇宙SFもの...
  • 神の目の凱歌 下
    神の目の凱歌 下 書名: 神の目の凱歌 下 著者: ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル (酒井 昭伸訳) イメージをクリックするとamazonに進みます -リスト 紹介 異星種属モーティーは、人類帝国への新たなジャンプ・ポイントの出現をいち早く掴んでいた!人類の予測より数万年も早い出来事だった。封鎖ももはやこれまで、ついに帝国は遠征隊をモートへ送り込む。だがその宙域は、小惑星文明による、熾烈な新生ポイント争奪戦のさなかにあった……。極彩色の宇宙戦闘、真紅の太陽内の交戦シーン。ハードSFの雄による、超弩級スペースオペラ。 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) (この評価は上下巻をあわせた評価です.) SF界に大きなインパクトを与えた『神の目の小さな塵』の続編.最初の『雪魎』なんてニーヴン流のファウンデーションシリーズみたいでとても楽しめ...
  • 銀河帝国の崩壊
    銀河帝国の崩壊 : 銀河帝国の崩壊 著者: アーサー・C・クラーク (井上 勇訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 数億年の未来、銀河帝国は滅び、かつて宇宙に雄飛した人類は、砂漠と化した地球の一角にかろうじてかじりつき、《侵略者》を恐れながら暮らしていた……。そんな時代、禁断の好奇心にとりつかれた少年アルビンは、閉ざされた待ちを脱出し、他の知性体を求めて宇宙へ旅立つ。彼が《七つの太陽》で出会った純粋知性体から明かされた人類の歴史とは?雄大なる人類と宇宙の大叙事詩! 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) 『都市と星』の原型となった初期長編で,ジュヴィナイルと言っても良い作品.クラークらしいビジョンが展開されここでしか味わうことのできない物語が展開されます.即物的な『銀河帝国の崩壊』か,観念的に昇華された『都市と星』かとい...
  • レンズマンシリーズ5 ファースト・レンズマン
    レンズマンシリーズ5 ファースト・レンズマン 書名: ファースト・レンズマン 著者: E・E・スミス(小隅 黎 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 恒星間飛行が可能になるとともに犯罪の規模も拡大の一途をたどった。これに対処するため、太陽系評議会議長ヴァージル・サムズと公安委員長ロデリック・キニスンは三惑星連合部隊を再編し、銀河パトロール隊の創設を企図する。そして謎の惑星アリシアへ赴いたサムズは人知を超えた働きをもつレンズを授かった。人類初のレンズマンの誕生である。黎明期パトロール隊を危機が襲う。 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) レンズマンシリーズ新訳第五弾.E・E・スミスの手によるレンズマンシリーズ・サイドストーリーです。正直レンズマンシリーズのサイドストーリーたちは成功したとは言えないのですが,この作品だけは...
  • 虚空王の秘宝 下
    虚空王の秘宝 下 書名: 虚空王の秘宝 下 著者: 半村 良 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 宇宙船は、長さ10キロ。幅5.5キロ。厚さは3キロ。400人を乗せた船は、独自の意志で飛び、搭乗員を教化する。露木一郎たちクルーは、船を「ママ」と呼ぶのだ。ママは、太陽系からワープし、さまざまな惑星に接近し、そこに進化した生命と構築された文明を観察させる。クルーたちは、蟻の知性体、蜥蜴星、植物の巨大な知性体と出会い、衝撃を受ける。ママは地球人達に、何を伝えたいのか? 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) (これは上下巻をあわせた評価です) 半村良によるスペースオペラ大作.何度も書きましたが本当にスペースオペラは難しいと思います.いかにも半村良らしい導入に練馬区ほどの大きさのある宇宙船と大きなスケールで話は進みますが,後半は...
  • 過ぎ去りし日々の光 上
    過ぎ去りし日々の光 上 : 過ぎ去りし日々の光 上 著者: アーサー・C・クラーク&スティーブン・バクスター (冬川 亘訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 西暦2033年、太陽系外縁で発見された巨大彗星が500年後に地球に衝突するとの報がもたらされた!迫りくる滅亡を前に人々は絶望し環境保全など地球の未来への関心が失われていった。そんなおり、ハイテク企業アワワールド社は、いかなる障壁にも遮られずに時間と空間を超えた光景を見ることのできる驚異の技術ワームカムを完成させた。はたしてその存在は人類にとって救いとなるのか?英SF界の巨匠と俊英による話題作。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) (この評価は上下巻をあわせた評価です) 晩年のクラークの共著作品は好きになれないものが多いのですが,残念ながらこの作品もその一つ...
  • リングワールドふたたび
    リングワールドふたたび 書名: リングワールドふたたび 著者: ラリー・ニーヴン (小隅 黎訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 驚異の人工世界、リングワールド探険の旅から、すでに23年の歳月が流れ、ルイス・ウーは電流中毒となりはてていた。そんなある日、かつて探険をともにしたパペッティア人のネサスが、彼のもとを訪れた。リングワールドの〈建設者〉の秘密をなんとか探りあてたいとのネサスの懇願に、ルイスはふたたびリングワールドを目指して旅立った!だが、巨大な環状世界は破滅寸前だった―中心がずれたため、あと1年半で太陽と接触、すべてが粉々に崩壊するというのだ。ルイスたちは必死でこの危機を防ごうとするが……ファンの熱い要望にこたえてニーヴンが放つ待望の続篇登場。 評価 評点:★★★★★ ( 9/10点) 『一発ギャグ』的オチの前作...
  • タイム・シップ 下
    タイム・シップ 下 書名: タイム・シップ 下 著者: スティーブン・バクスター(中原 尚哉 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 タイム・マシンで未来をめざした時間航行家は、最初の旅では見なかった驚くべき光景を目にした。地球の自転が操作され、四季の移り変わりや昼夜の変化までも失われ、さらには太陽にまで手が加えられている。そこは最初の旅で訪れたのとはまったく違う時間線の未来だったのだ!無限の時空をめぐる時間航行家の破天荒な冒険を描き、H・G・ウエルズの名作『タイム・マシン』の公認続篇として英米独の四賞を受賞した傑作。英国SF協会賞、ジョン・W・キャンベル記念賞、P・K・ディック賞、クルト・ラスヴィッツ賞受賞。 評価 評点:★★☆☆☆ ( 4/10点) H・G・ウェルズの名作『タイム・マシン』の続編として遺族の公認を受けた...
  • 宇宙消失
    宇宙消失 書名: 宇宙消失 著者: グレッグ・イーガン(山岸 真 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 2034年、地球の夜空から星々が消えた。正体不明の暗黒の球体が太陽系を包みこんだのだ。世界を強行が襲った。この球体について様々な仮説が乱れ飛ぶが、決着のつかないまま、33年が過ぎた……。ある日、もと警察官ニックは。病院から消えた若い女性の捜索依頼を受ける。だがそれが、人類を震撼させる量子論的真実につながろうとは!ナノテクと量子論が織りなす、戦慄のハードSF。 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) ハードSFであることが強調されますが,そんなにハードではないです.シュレディンガーの猫の逸話が理解できれば,量子論になじみがなくても物理にそう詳しくない主人公の設定と巻末解説で乗り切れます.物語も物理論に終始するのではなく,...
  • バビロニア・ウェーブ
    バビロニア・ウェーブ 書名: バビロニア・ウェーブ 著者: 堀 晃 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 太陽系から3光日の距離に発見された、銀河面を垂直に貫く直径1200キロ、全長5380光年に及ぶレーザー光束―バビロニア・ウェーブ。いつから、なぜ存在するのかはわからない。ただ、そこに反射鏡を45度角で差し入れれば人類は膨大なエネルギーを手中にできる。傍らに送電基地が建造されたが、そこでは極秘の計画が進行していた。日本ハードSFを代表する傑作。星雲賞受賞。 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) 日本の誇るハードSF作家 堀 晃による長編.堀晃らしいテクノロジーに対する深い知見をベースとしながらテクノロジーに拘泥せず人間模様を描こうとする意欲作です.3光日とか,いかにも堀晃らしい設定でわくわくしながら読み進められます. た...
  • ビッグ・ウォーズⅣ 宇宙元年創世記
    ビッグ・ウォーズⅣ 宇宙元年創世記 書名: 宇宙元年創世記 著者: 荒巻 義雄 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 神々の勝利で神人戦争が終結して6年。だが南極に集結した天国都市同盟は、神々との戦争を続けながら、地球離脱の機会をうかがっていた。停戦交渉の代表団長となった私=ハイパー・マグドナルドの使命は、天国都市同盟の真の狙いを隠し、時間稼ぎをすることでもあった。金星や水星までも一緒に動かして太陽系を離れるこの壮大な計画に、人類再生の願いがこめられた。スペース・オペラ惑星篇完結。 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) (これはビッグ・ウォーズシリーズ全体の評価です.) 荒巻 義雄が仮想戦記シリーズに行ってしまう前,まだSF作家だった頃(?)のスペースオペラ大作.どこかでも書いた気がしますが,本当にスペースオペラは難...
  • ビッグ・ウォーズⅠ 神鳴る永遠の回帰
    ビッグ・ウォーズⅠ 神鳴る永遠の回帰 書名: 神鳴る永遠の回帰 著者: 荒巻 義雄 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 二十五世紀、人類はかつて“神”として自分たちの上に君臨した者たちと大戦に突入していた。太陽系を植民化しようとする人類、これを阻むために銀河系外から飛来し、水星を要塞とする神々。人類と神々はすでに対等だった。私ハイパー・マグドナルドも地球防衛軍に志願、大戦に加わり、同僚の浄土一成らと共に人体強化処置を施されて、神々の砦・水星を目差した…。スペース・オペラ巨篇。 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) (これはビッグ・ウォーズシリーズ全体の評価です.) 荒巻 義雄が仮想戦記シリーズに行ってしまう前,まだSF作家だった頃(?)のスペースオペラ大作.どこかでも書いた気がしますが,本当にスペースオペラは難しい...
  • 夜来たる
    夜来たる 書名: 夜来たる 著者: アイザック・アシモフ(美濃 透訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 二千年に一度の夜が訪れたとき、人々はどう反応するだろうか……六つの太陽に囲まれた惑星ラガッシュを舞台に、“夜”の到来がもたらすさまざまな人間模様を描き、アシモフの短篇のなかでもベストの評価をかち得た、SF史上に名高い表題作はじめ理想的な植民惑星に見えたセイブルックせいに潜む恐るべき陥穽をスリリングに綴る「緑の斑点」、他の知的生命体と異なりなぜ地球人のみが不死ではないのかを研究する異星人がたどり着いた皮肉な結論「ホステス」など、バリエーション豊かな短篇の数々を、著者の軽妙な詞書きにのせて贈る、アシモフの面目躍如たる傑作短篇集! 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) 1941年の作品でさすがに古いです.これらの短編に描...
  • 火星航路SOS
    火星航路SOS 書名: 火星航路SOS 著者: E・E・スミス(井上一 夫 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 地球=火星航路に就航中のアルクトゥールス号が、何者かに襲われた。奇怪な光線により船体は分断され、緊急脱出した救命艇も牽引ビームで捕縛された。たまたま惑星間航行会社の社長令嬢を連れ、宇宙船下部のエンジン部門を案内していた計算士スティヴンスは、敵の隙をつき、閉じこめられていた区画を分離、脱出に成功するが、二人が漂着したのは、未知なる衛星ガニメデだった……“スペース・オペラの父”が描く宇宙冒険絵巻! 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) レンズマンシリーズ,スカイラークシリーズでおなじみE・E・スミスのスペースオペラ巨編.舞台こそ太陽系内に限定されますがスミス節はここでも健在で,古き良きスペースオペラが楽しめま...
  • 沈黙のフライバイ
    沈黙のフライバイ 書名: 沈黙のフライバイ 著者: 野尻 抱介 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 アンドロメダ方面を発信源とする謎の有意信号が発見された。分析の結果、JAXAの野嶋と弥生はそれが恒星間測位システムの信号であり、異星人の探査機が地球に向かっていることを確信する――静かなるファーストコンタクトがもたらした 壮大なビジョンを描く表題作、一人の女子大生の思いつきが大気圏外への道を拓く「大風呂敷と蜘蛛の糸」ほか全5篇を収録。宇宙開発の現状と真正面から斬り結んだ、野尻宇宙SFの精髄。 評価 評点:★★★☆☆( 6/10点) ハードSFのホープと言われる著者の短編集.確かにネタ的にはハードSFで,読んでいてそれなりに理解はしているなとは思えるのですが,それぞれのネタ/ガジェットを消化して新しい世界を切り開いているとは言え...
  • 反逆者の月
    反逆者の月 [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...) 書名: 反逆者の月 著者: デイヴィッド・ウェーバー(中村 仁美 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 人類が月だと思っていたのは、実は巨大な宇宙戦艦だった!5万年前に発生した反乱により、やむなく太陽系にとどま...
  • SF初心者これだけは読んどけ!
    2ちゃんねるの良スレSF初心者これだけは読んどけ!が8スレ目を迎えた.そこで,chipmunk1984流にテンプレを解析してみる. テンプレ(並びはアイウエオ順に変更) 評価は ◎=納得 ○=順当 △=そこまで? ×=異議あり! 作家名/作品名の太字はchipmunk1984追加.取り消しはchipmunk1984削除です. 評価は,作品のできもありますが,基本的に初心者が読むべき作品かどうかに軸を置いています.たとえば,エポックメーキングな作品とか,その後の作品で引用されるベースとなっているとか.なので,必ずしもその作家の代表作である分けでもないですし私のベストというわけでもないのでご了承下さい. 意外と未読が多かった.反省反省. <難しかった作家> アーサー・C・クラーク 良作ありすぎ.宇宙のランデヴー/楽園の泉/2001年宇宙の旅...
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