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4-242
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/17(日) 23:07:46 ID:Y/NRo6+T0
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雨がよく降る日だった
千雨は少し寝坊して起き、時計をみて驚愕した
そしてまるでF1の車がピットに入ってから出てくる時間くらいの速さで
身支度をすませザジの寝顔にキスをした
「行ってきます」
それだけを言い残し千雨は部屋をでる。
遅刻ギリギリで教室に入り一つため息をついてから
席につく、それからの千雨の一日はいつもと変わらない
授業をボーっと聞きながしクラスメイトの悪ふざけを横目でみる
たまに朝倉がかまってくるが適当にあしらう。
そう、何もいつもと変わらない
ただ一つザジがもう1週間も眠ったままだということを除いては・・・
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4-243
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/17(日) 23:08:20 ID:Y/NRo6+T0
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──7日前──
いつもと変わらないはずの放課後だった
ザジが腕を組んできたり甘えてきたりするのを
愛しそうにみながら二人は帰宅した、
しかし部屋に戻るといつもとは様子が違った
部屋に足を踏み入れたとき千雨は背中にゾクリとするものを感じ
冷や汗がドッと出て額をつたった、ザジの顔をみると
ザジも同じように何かを感じたらしい
ただザジは一点を見据えている、千雨がそれに気づき
前を向いたときにはもう遅かった。ソレは一瞬でザジの前に近づき
目の前でパチンと指を鳴らた、その瞬間ザジはガクンと膝から落ちて倒れた。
千雨はその一瞬の出来事を素早く把握し
指を鳴らしたモノを睨みつけた
「お前・・・ザジになにをした」
「なぁに少し眠ってもらっただけですよ
僕の計画の障害になる可能性がありましたからね。」
ソレは軽い口調でそう言った
「いったいなにをいってr」
千雨が言いかけたその時だったボスゥッという鈍い音とともに千雨は
腹部に凄まじい痛みを感じ呻きながら気を失った。
「フフフッそれじゃあ次はあの坊やだな・・・
いや坊やは後にしよう、まずはあのお嬢さんだ。
楽しみは最後にとっておかないとね・・・」
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4-341
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/18(月) 19:09:34 ID:fvHCEBFk0
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「ちょっとネギ坊主!」
「わぁっ!」
「なにさっきからボーっとしてんのよ、ご飯中でしょ。」
「はい、すいません・・・」
「あははーネギくん疲れとるなー」
「ははっ・・・」
おかしい、かすかにだが魔力を感じる。自分のものでもない
エヴァのものでもない、タカミチのものでもない
自分が知っている誰のものでもない魔力。
誰かが侵入してきた、しかも隠し切れないほどの魔力を持っている。
ネギは考えるより行動にでた
「アスナさん このかさんスイマセンちょっと出かけてきます!」
「あ、ちょっと!」
「ネギくんどうしたえ?」
「さぁ・・・」
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4-379
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/18(月) 23:04:05 ID:fvHCEBFk0
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タタタタタタッ
ネギは寮をひたすら走った、あの魔力のほうに
だがいくら探してもかすかに感じるだけで
本体は見えない。なぜ どうして
そんな文字がネギの頭の中をグルグル回っていた、
「ぼうや」
「あ、エヴァンジェリンさん」
「ぼうやも気づいたか」
「はい」
「いくぞっ!何者かは知らんがあまり悠長なことは言ってられん」
「でも一体なんでここに・・・」
「おそらく生徒を狙ってるのでしょう」
「刹那さん!」
「ここの生徒にはコチラ側に通じる生徒もいますし、かなりの実力をもつ者もいます」
「よし二手に分かれるぞ、坊やと刹那はそっちを、私は向こうを探す」
「「はい!」」
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4-386
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[長編てウザイかな?] 投稿日:2005/07/19(火) 00:17:00 ID:C2cK5rG80
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千雨はいつのまにかベッドに寝ていた、おそらくヤツが運んだのだろう
それくらいの予想はつく。そうだ、ザジは!?
ザジが倒れた瞬間の光景が千雨の脳裏をよぎる
「寝てる・・・」
ザジは静かな寝息をたてていつものように眠っていた
「おい、ザジ」
かるくザジを揺さぶる、いつもはこれくらいで目覚めるはずだが
「ザジ?おい!ザジ!!」
ザジを強くガクガクと揺さぶってもなにをしても目覚めない、
ただ静かに眠っているだけ。
「・・・ザジ・・・・」
そうだ、アイツだ・・・あの時指を鳴らされただけでザジは倒れこんだ
だとしたら原因はアイツにあるとしか考えられない。
まだどこかに居るはずだ、探さないと、ザジを目覚めさせないと。
このままでは・・・いやな予感がする
行こう! 千雨は勢いよくドアをあけた、その時
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4-388
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[おやすみ] 投稿日:2005/07/19(火) 00:47:48 ID:C2cK5rG80
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ドンッ!
「いった〜」
「いたたた」
「大丈夫ですか!?ネギ先生」
「ネギ・・・先生」
「千雨さん、どうしたんですか顔色悪いですよ」
「ネギ先生!ザジが!ザジが!」
「一体どうしたんですか?千雨さん落ち着いて話してみてください」
千雨は帰ってきて部屋に入ってからあったこと
そして今のザジの様子がおかしいこと
全てをネギと刹那に話した。
「・・・ネギ先生この仕業は」
「えぇ。」
「??」
「行きましょう!ネギ先生」
「はい!」
「・・・待ってください!ネギ先生たちはザジをこうした犯人を追ってるんですね?」
「えっと・・・」
「正直に話してください!」
いつもは我関せずを通してる千雨がここまで取り乱してる
そのことを思うとネギは頷くしかなかった。
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4-421
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/19(火) 14:31:08 ID:C2cK5rG80
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「わたしも・・・いきます」
「え」
「私も連れて行ってください!」
「で、でも・・・」
「ネギ先生」
刹那は首を横にふった
魔法使い同士の戦いになる、言うまでもなく危険が付きまとう
それに千雨をコチラ側に入れるわけにはいかない。
「ザジをこんなふうにしたやつを探したいんです!」
「えっと・・えぇっと」
「わかってますきっと凄く危険なんだってことは
でも・・・でも・・・」
「千雨さん・・・・」
「お前の言いたいことはわかった」
「あ、エヴァンジェリンさんどうでしたか?」
「もうこの寮内には居ないみたいだな、おい千雨」
「エヴァンジェリン・・・?」
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4-446
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/19(火) 20:01:01 ID:C2cK5rG80
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「このナイフを貸してやる」
そういってエヴァは千雨に刃渡り10センチほどの
金色に光るナイフを手渡した。キラキラと光るその刃は
廊下のライトを反射して千雨の顔を照らす。
「せいぜいそれで自分の身を守れ、ただし死んでも責任はとらんからな」
「わかった」
「でも師匠(マスター)、もう寮内にいないとすると何が目的でこんなことを」
「わからん。だがとりあえずひッ捕まえて吐かせる、これに限る」
〜10分ほど前〜
コンコンッ
明日菜と木乃香の部屋のドアをノックする音がする
「はーい」
「ネギくんかな」
ガチャ
「ちょっとネギどこにいってた・・・」
明日菜はドアをあけたときに見えた影で
ドアの前に立っているモノが自分の全く知らない人物だとわかった
そして大きく跳ぶように後ろに下がり「アデアット」を唱え武器を構える
「あんた・・・だれよ」
「名前などありません。影から影をうごくもの
そうですね、シャドーとお呼びください。」
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4-486
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[ストックがなくなってきたにも関わらず続き思い浮かばず] 投稿日:2005/07/20(水) 01:10:55 ID:7cval8jt0
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「な、なんなのよ!いったい」
「あまり騒がないでください、彼らが来てs !!」
「でやぁぁああああ!」
アスナは走りながら武器を上にふりあげシャドーに叩きつけようとした
だがシャドーはそれを左手でうけとめ右手で
アスナのオデコをツンとつついた
「いけませんねぇ。邪魔はしないでください!」
シャドーのパンチと同時にアスナの体が部屋の壁に激しく衝突する
「がっ・・・は」
「アスナー!」
「おっと貴女が近衛 木乃香さんですね?少々私の遊びにお付き合いください」
そういってシャドーは窓から背中に隠していた羽を広げ飛んだ。
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4-534
名前:17歳ニート ◆NEET.TEVOQ [ヤベー続き思いうかばねぇよ(´д`;)] 投稿日:2005/07/20(水) 12:59:48 ID:eqXxCZOr0
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千雨の部屋で話し合いをしていたネギは微かに違和感を感じていた
背中にスーっと寒気が走る
「なんだかイヤな予感がします」
「ネギ先生もですか、私もです」
「なんだと・・・ふん、わかった」
「あのマスター、チャチャゼロさんはなんて・・・」
「坊や!神楽坂アスナと近衛木乃香の部屋にいそげ!」
「え、はいっ!」
ネギは部屋へと駆けていった、その背中に焦りを背負いながら
「刹那、長谷川、お前たちは私についてこい。
チャチャゼロが奴を見つけたようだ・・・」
「ではすぐに!」
「だが・・・くそっ!」
「どうしたんですかエヴァンジェリンさん」
「奴が木乃香を誘拐したらしい・・・」
「な、お嬢様が!?」
「下手に手はだせんぞ」
「と、とにかく急がないと!」
「でもなんでザジの次に近衛なんだ?」
「えぇい!説明はあとでする!とにかく急ぐぞ!」
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4-587
名前:17歳ニート ◆NEET.TEVOQ [とうとうストックなくなった・・・] 投稿日:2005/07/20(水) 21:11:49 ID:eqXxCZOr0
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バンッ!
ネギはデカイ音をたてドアをあけた
そして目に入ったのは壁にあいた大きな亀裂と
その下で倒れているアスナ。
「アスナさん!どうしたんですか!」
「ネギ・・・木乃香が変な奴にさらわれて」
「クッ・・・」
「ネギ・・・追う・・わよ・・・いたっ・・・」
「でもアスナさん怪我してるじゃないですか!」
アスナの背中にはいくつかの石片が刺さっている
血がでているが大事には至っていないらしい。
「大丈夫よ、このくらい。いくわよ!」
「わかりました、行きましょう!」
「・・・・・ピクッ、追いついてきたようですね。」
「なんなんあんた!えぇ加減にせんと怒るでしかし!」
「彼女たちも来ました、下におりましょう。(しかし?)」
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4-799
名前:17歳ニート ◆NEET.TEVOQ [もうだめぽ] 投稿日:2005/07/22(金) 20:51:14 ID:ym4KrMxd0
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シャドーは地上に降り、そして寮の方角の空をみる
コウモリのようなマントと天使のような羽そしてそれに抱えられた少女
なんとも不可思議な光景だ、シャドーはつぶやいた
「エヴァちゃん!せっちゃん!」
スタッ
真っ先に木乃香に駆け寄る刹那、シャドーはそれを止めようともしなかった
「お嬢様!申し訳ございません!」
「えぇんよ、ウチなんにもされてへんから」
「おい貴様、目的はなんだ」
「神鳴流剣士、人形使い(ドールマスター)、君は・・・そうかザジ・レニーディの
ルームメイトだったね、クククッ」
「長谷川 千雨だ、てめぇザジになにしやがったんだ!」
千雨は怒りを抑えられずシャドーに詰め寄ろうとしる
しかしソレをエヴァンジェリンにとめられた
「まて長谷川、うかつに近づくな」
「困りましたね、ハッキリいって作戦失敗です」
「ほぅ、ではお前がしたかったこと、話してもらおうか」
「ふんコチラも作戦が失敗して少々腹が立っています
聞き出したければ私を倒してみてくださいっ!」
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5-9
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/24(日) 11:59:07 ID:G+ml3mok0
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言い放った瞬間シャドーの姿は夜の闇に消える
そしてどこから放たれてるのかも判らない鋭利な刃がエヴァンジェリンたちを襲った
「ちぃっ!」
「くっお嬢様大丈夫ですか」
「うん」
「おい、エヴァンジェリン!なんなんだよこれ!」
「・・・・・」
「エヴァンジェリン?」
「・・・・そこだっ!」
エヴァンジェリンの指から放たれる紫の光が
なにもないはずの空中で消え
紫の光があたった場所のまわりはユラユラと歪み始めた。
「グッ・・・さすがドールマスター。やりますね」
「ふん、若造が知った口を。」
最終更新:2007年07月29日 02:34