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372 : Dr.アコー診療所3rd・10 2006/11/21(火) 14:33:57 ID:???
Dr.アコー診療所3rd・10

1/6

麻帆良学園中等部の保健室。そこにはちょっと性癖に難のあるドクターがいました。

『ハッピーバースディ、亜子!!!』

ぱぁん!! とクラッカーが鳴り、賑やかな声が保健室から聞こえてきます。本日は亜子先生のお誕生日。
助手である裕奈さんまき絵さんアキラさん、同僚の二ノ宮先生に超さん、といった主だった方々が勢揃いし、
亜子先生を祝福していました。
「えへへ……、みんなありがとうな!!」
ケーキに立てられた蝋燭の火を消し、亜子先生は感謝の言葉を述べます。そしてケーキを切り分けようとしました。
しかし……、
「う……。アカン、ウチには切られへん!!」
亜子先生、ナイフを構えたままいやいや、とかぶりを振っています。一体、どうしたのでしょうか?
「こうなると思った……。亜子、ちゃんと切り分けないとダメだよ?」
裕奈さんはにやにやしながら煽ります。
「せ、せやかてウチにはたゆんを切るやなんて残酷なマネ出来へんもんっ!!」
おっぱいを象ったたゆたゆケーキを前に、亜子先生は駄々をこねています。やれやれ、とばかりに裕奈さんは
ナイフを引ったくると、ちゃっちゃとケーキを等分に切り分けてしまいました。
「ああっ!? たゆんたゆんが! ゆーなのたゆんが~っ!!」
「勝手に人の胸をモデルにするなっての!」
がっくりと肩を落とす亜子先生に裕奈は冷ややかな目線で突っ込みつつ、ケーキをみんなに振る舞います。
「しかし、ゆーなサンのたゆんサイズを再現したのは事実ネ!」
ケーキの提供者である超さんはにやりと笑っています。そして、悪戯っぽく宣言しました。
「では、みんなでゆーなサンのたゆんを味わうヨロシ!」
「人聞きの悪いコトゆーなあっ!!!」
すぱーん! と裕奈さんのスリッパが超さんに炸裂しました。
その音を合図に、亜子先生の誕生パーティーは始まったそうです―――


373 : Dr.アコー診療所3rd・10 2006/11/21(火) 14:34:38 ID:???
2/6

「しかし亜子先生、本当にプレゼントはいらないのか?」
くいっ、とカクテルを飲み干しながら、二ノ宮先生が尋ねます。
「あはは。そない気い使わんでもええって。ウチはいつも通りでええんやし」
亜子先生はにぱー、と微笑みながら手をぱたぱた振っています。が、この人の場合、いつも通りというのが
一番厄介なのかも知れませんね。言ってる事は普通ですが、実行する事は最低です。
「今日はたゆってたゆってたゆりまくるで~♪」
早速亜子先生は二ノ宮先生の背後に回り込み、むにゅっ、と豊満なバストに手を掛けました。
「たゆんたゆんたゆんたゆん……」
「しょうがない奴だな……。今日くらいは反応してやるか」
やれやれ、と溜息をついた二ノ宮先生、仕方なく口を開きました。
「あん。あん。亜子先生もっとたゆたゆして下さい」
棒読みです。実にやる気の無い棒読みです。これには亜子先生も逆に萎え萎えなご様子です。
「むー、二ノ宮センセにリアクションは期待しとらんもん!」
ぷいっ、と亜子先生は二ノ宮先生のおっぱいから目を背け、今度はアキラさんの背後を取りました。
「きゃっ! も、もう私なの……?」
「リアクションやったらアキラはいつまでも初々しいもんな~♪ ほないくで~」
たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆん……。
「んっ……、や、やめて亜子…ふあっ! んんっ、ああっ!」
「センセ、コレが正しい反応やで~? 演技するんやったらちゃーんとやってえな」
「余計なお世話だ」
今度は二ノ宮先生がぷいっ、とそっぽを向いてしまいます。そして、調子に乗った亜子先生は
すかさず裕奈さんのたゆんにも手を出しました。
「ゆーな、お待たせや!」
「こ、こら! あたしは今晩イヤってくらいたゆられるんだから、少しは遠慮してよ~っ!」
「たゆ?」
裕奈さんの抗議もなんのその。亜子先生はお構いなしにたゆたゆし始めました。
「んんっ! や、やだ今日のは一段と…ああっ! は、激しい……、ふあっ!? やあっ!!」
裕奈さんもまた、亜子先生の妙技の前に、息も絶え絶えになってしまいます。


374 : Dr.アコー診療所3rd・10 2006/11/21(火) 14:35:11 ID:???
3/6

「ほな、次はまき絵……は置いといて」
「酷っ!?」
一瞬だけまき絵さんに向けた手を、亜子先生は即座に引っ込めます。まあ、当然ですね。
「えへへ~、たまには超さんにもたゆんたゆんしたらなアカンなー?」
「やはり、そう来たカ……!」
きゅぴーん、と亜子先生の目が輝きます。対して、超さんは不敵な面持ちで薬を取り出しました。
「今日の所はワタシも大サービスするネ! けど、ワタシの誕生日にはきっちり反撃するヨ?」
「当然や。それがたゆリストの掟やもんな……!」
特別な日には自らのたゆんを同志に提供する。それがたゆリストの苛酷な掟だそうです。
亜子先生の返答を確認した超さんは、おもむろに薬を自ら服用しました。
「ちゃおりん、何を飲んだの?」
「ふっ、これは『びくびくせっちゃん』の効力を弱めた薬ネ! 従って……」
びくんっ! と超さんの身体が反応します。そして、心なしかおっぱいが二回り程大きくなっていました。
「きょぬー、とまではいかなくてもレギュラーサイズにはなれるネ!」
「ソレをまき絵に使ってやりなよ……」
自慢気に胸を張る超さんに、裕奈さんは冷ややかな目線で呟きました。ですが、
「アカンアカン、夢とたゆんは大きく持たな!」
「うんうんっ! 私はきょぬーがいいのっ!!」
亜子先生とまき絵さんの反論に、裕奈さんとアキラさんは顔を見合わせてしまいます。
「や、胸なんて大きすぎてもジャマなだけなんだけどにゃー?」
「うん……」
あまりに素っ気無い二人の会話に、亜子先生はぷくーっ、と頬を膨らませます。
「ゆーなやアキラには分からへんのや! ひんぬーの悲しみが……! このおっぱいブルジョワめ!!」
ひんぬーに悩む女子を代表して、亜子先生は叫びました。それはもう、ものごっつい気迫で叫びました。
これには裕奈さんもアキラさんも気まずい様子で苦笑いしています。
そして、気を取り直した亜子先生は、今やレギュラーサイズとなった超さんのたゆんと対峙しました。
「ほな、ぎょーさん堪能させてもらうで?」
「フフフ、ワタシの精神力を舐めてもらては困るヨ?」


375 : Dr.アコー診療所3rd・10 2006/11/21(火) 14:35:43 ID:???
4/6

「たゆんたゆんやああああああああああああっっっ!!!!!」
亜子先生の魔の手が超さんに襲い掛かりました。そして、渾身の早たゆを奏でます。その回数たるや、
一秒間に十回を超える勢いです。これにはクラウザーさんも驚くことでしょう。しかし……、
「さ、さすがは亜子先生ネ……。こんな刺激、初めてヨ……!」
耐えてます。超さんは見事に耐えています。亜子先生の技量に加え、薬の媚薬効果もある筈なのですが、
超さんは必死で亜子先生のたゆんを耐え抜いていました。
「ワタシをイカせられるのはまき絵ただ一人だけネ!」
「超さん、さすがやな……!」
亜子先生はすっかり感銘を受けていました。けれど、
「せやけど、ウチのたゆんはまだ始まったばかりやで!」
亜子先生はおもむろに超さんのおっぱいをむにゅっ、と押し付けました。そして、
「対しずな先生用に開発した技、とくと味わってや!!」

びくんっ!!!!!

密着状態からの一撃が、超さんのたゆんに襲い掛かりました。それは、一瞬おっぱいがぶれる程の衝撃でした。
その技を見た二ノ宮先生の表情が一変します。
「ま、まさかあれは『無空波』か!?」
「知っているのか雷電!!」
…………。
…………。
…………。
いつの間にか保健室にやって来たハルナさんの一言に、固い沈黙が流れました。ぶち壊しムード満点です。
皆の注目を集めてしまった恰好のハルナさん、ちょっぴり恥ずかしそうに頬を掻きます。
「いや~、何やらちゃおりんがラブ臭を放ってたから覗いてみたんだけど、この台詞を使う絶好のチャンスだったから
つい、ね。―――で、『無空波』って何なのにのみー?」
ハルナさんが慌てて取り繕うと、こほん、と二ノ宮先生は咳払いします。
同時に、超さんはゆっくりと崩れ落ちました―――


376 : Dr.アコー診療所3rd・10 2006/11/21(火) 14:36:24 ID:???
5/6

「ありゃ、超さん気絶してもーた……」
「ちゃおりん!!」
慌ててまき絵さんは恋人に駆け寄ります。その光景を目の当たりにした二ノ宮先生はゆっくり息を吐き、
神妙な面持ちで解説を始めました。
「無空波とは本来、とある古武術の技だ。至近距離から放たれる衝撃は、どんな相手をも一撃で倒したという……。

まさか亜子先生が、あの技をたゆん技に昇華させていたとはな……!」
「いや~亜子先生、このままだと四神も開けそーなイキオイだね~」
ハルナさんもまた、神妙な面持ちでうんうん頷いています。
「つーかパル、元ネタ知ってんじゃん」
蚊帳の外だった裕奈さん。ここぞとばかりに突っ込みます。対してハルナさんはそ知らぬ顔でとぼけていますが。
そして、まき絵に介抱された超さんが意識を取り戻しました。
「カンペキだたヨ亜子先生……。これなら、これならあのしずな先生も倒せるネ……!」
「超さん……。アンタの尊い犠牲は絶対忘れへん……!」
何やら二人のたゆリストは感涙に咽びながら友情を深めていますね。ですが、
「あの、これってバースディSSだったんじゃ……?」

ぴしっ。

アキラさんの一言に、皆さん凍り付いてしまいました。
「あ、あっぶねー……、このまま格闘SSになるトコだったよ……」
「け、けどこの状況をどうするの?」
裕奈さんとまき絵さんは腕組みしてうんうん唸っています。
「ウチはかまへんけどな~。いっぺんジャ○プ的なノリもやってみたかったし。友情・たゆん・勝利ってなカンジで」
「ジャン○なめんな♪」
爽やかな笑顔でハルナさんは亜子先生の首を絞めています。せっかく講談社のネタに合わせて修羅の門に
走っていたというのに、当の亜子先生がそんな事を口走っては台無しですからね。
「では亜子先生。やはり我々からプレゼントを贈りたいと思うのだが」
事態の収拾を図るべく、二ノ宮先生が一つの提案を切り出しました―――


377 : Dr.アコー診療所3rd・10 2006/11/21(火) 14:40:16 ID:???
6/6

「あはは……、そ、それは堪忍してえな……」
つつー、と亜子先生は冷や汗を流します。けれど、両脇をがっしりとまき絵さんハルナさんに押さえ付けられてしまい
身動きが取れません。そして、超さんはそっと先程の「弱性・びくびくせっちゃん」を取り出しました。
「なあに、亜子先生の相手を務めるのはゆーなサンただ一人ネ! これなら無問題ヨ!」
そう言って超さんは問答無用で薬を飲ませました。びくんっ! と亜子先生の身体に衝撃が走ります。
「じゃあ亜子、みんなを代表してあたしからたゆんたゆんをプレゼントしてあげる……!」
じり、と裕奈さんは手をわきわきさせながらにじり寄ります。相手が恋人の裕奈さんとあっては、
さすがに亜子先生も暴走する訳にはいきません。観念して、亜子先生はぽつりと呟きました。
「や、優しくしてえな……?」
「さあて、ね♪」
不敵な笑みを浮かべつつ、裕奈さんは亜子先生の成長した胸に手を掛けました。そして、
たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……。
「ふああっ! ゆ、ゆーな意外と上手やん…ひぃんっ!? そ、そない強う…ああっ! ア、アカンて……っ!」
裕奈さんは日頃バスケで鍛えていたドリブルワークを披露しました。薬の相乗効果もあいまって、
亜子先生は瞬く間に高まってしまいます。
「―――では、我々は退散するか」
二ノ宮先生の合図に、みんなはぞろぞろと保健室を後にしました。ちゃっかりと鍵を閉めて。
「ふふふ……。亜子ってば受けに回ると弱いんだよね~♪」
「やぁあぁん、そないなこと…ゆわんといてえ……!」
「このままたゆたゆしててもいいけど、どうしよっかにゃー?」
「ゆ、ゆーなのいけず……」
「ん~? 亜子はどうして欲しい?」
意地悪な裕奈さんの質問に、亜子先生はたゆたゆされたまま、真っ赤になって答えました。
「ゆーなぁ……、お願いやから、最後までしてぇ……!」
「はい。よく出来ました♪」
こうして、保健室からは亜子先生の艶やかな嬌声が響いていたそうです―――

(寸止め状態でつづく)

379 : 『One More Sweet』愛のしるし 2006/11/21(火) 21:31:53 ID:???
『One More Sweet』愛のしるし

1/4

楽しいパーティーの時間も終わり、部屋には裕奈と亜子の二人だけが残される。
「お誕生日おめでとう、亜子……」
改めて、裕奈はそっと告げる。けれど、その表情は何故か寂しそうで。
「ゆーな。どないしたん?」
亜子は笑顔のまま小首を傾げる。
「な、なんでもないよっ! ―――と、取り合えず後片付けするね!」
そう言って裕奈は立ち上がり、カチャカチャと食器を手にした。
「せやね。ウチも手伝うわ!」
「い、いや亜子はゆっくりしてて。あたし一人でへーきだから」
と、裕奈は亜子が手にした紙コップを奪い取ろうとした。しかし……、
「きゃあっ!?」
ぱしゃっ。
つい手元が狂ってしまい、中に残っていたジュースがこぼれてしまう。運悪く、ちょうど中腰の体勢だった亜子の髪に
ジュースが飛散してしまった。ありゃりゃ、と亜子は思わずぽかーんとしている。
「ご、ごめん亜子っ!!」
「や、別にそない謝らんでも。―――けど、ゆーながポカするやなんて、なんや珍しいなあ……」
「服は大丈夫? 染みになってない?」
「んー、別になんともあらへんよ?」
あたふたとうろたえる裕奈とは対照的に、亜子はまるでひとごとのように落ち着き払っている。
「と、とにかくシャワー浴びよっ!」
「せ、せやね……」
裕奈に引っ張られる形で亜子はお風呂場に急行した。何やら取り乱した裕奈の様子が気になって仕方が無いようだが。

「ごめんね、亜子……」
いつもの調子はどこへやら。裕奈は借りてきた猫のようにしょんぼりしながら亜子の髪を洗っている。
亜子はうーん、と目を閉じたまま思案していた。思えば、今日はずっと裕奈の様子がおかしい。


380 : 『One More Sweet』愛のしるし 2006/11/21(火) 21:32:26 ID:???
2/4

「ゆーな。何や悩みでもあるん? ウチにまで隠し事やなんて水臭いで?」
思い切って亜子はそう切り出してみた。ぴたり、と裕奈の手が止まる。
「う、うん……」
歯切れの悪い、裕奈の返事。しゃあないなあ、と、亜子はシャワーを手に取った。そして、背後にいる裕奈を
目掛けて思いっきり蛇口をひねる。
「きゃっ!? ……あ、亜子?」
すっかりびしょ濡れになった恰好の裕奈は目をぱちくりさせている。ぴったりとTシャツが張り付いて、
まるで雨に打たれた子猫のような有様だ。そんな裕奈に構わず、亜子はシャンプーを洗い流し、えへへと笑った。
「ゆーなに悩みなんて似合わへんよー? 洗いざらいぶち撒けてスッキリしたらえーやん」
「もう、しょうがないなあ……」
ようやく裕奈は表情を崩す。そして、濡れた衣服を全て脱ぎ捨て、ひとまずお風呂場から出て行った。
裕奈はそのまま洗濯機に衣服を放り込み、タオルを持って戻って来る。
「ううっ、さみ~よ~っ! 亜子シャワー貸して~」
「ほい」
「ぅにゃああ……」
亜子にお湯をかけてもらい、ようやく裕奈は一息つく。くすくすと亜子は穏やかな表情で笑った。
「―――ほんで、今日はどないしたん?」
「ゔっ……」
無邪気に問い掛けられては、いよいよ裕奈も観念するしかない。ちょっぴり頬を赤くして、裕奈は話を切り出した。
「今日はさ、亜子の誕生日ってコトでみんな集まったでしょ?」
「うん……。ウチ、めっちゃ嬉しかってん……」
「まき絵にアキラ、チアの三人に、史伽とか……。他にもいっぱいクラスメイトが来てたよね……。
それでね、あたし思ったの。亜子はこんなにもみんなに好かれてるんだなあ、って」
「ひょっとしてゆーな、妬いとるん?」
やや悪戯っぽい表情で亜子が問うと、裕奈はううん、と首を振る。
「だって、みんなが集まってくれるのは亜子がいい子って証拠だもん。あたしも嬉しいよ。でもね、あたし自身は
そんな亜子に対して、いっつもお世話になりっぱなしだなあ、って思うの」
やや俯き加減に、裕奈は打ち明けた。


381 : 『One More Sweet』愛のしるし 2006/11/21(火) 21:34:08 ID:???
3/4

「亜子の為に、あたしは何をしてあげられるんだろう? って思ったんだけど、いい案が思い浮ばなくて……」
「ほんで、今日はずっと元気無かったんやね?」
「うん……」
はあ、と亜子は溜息をついた。そして、

「えいっ」

裕奈の顔目掛けて、再びシャワーを浴びせたのだ。これには裕奈もびっくりしたまま硬直してしまう。
「にゃああっ!? ちょっ、亜子やめっ……!」
「あははっ、ゆーなはホンマにアホなんやから……」
カチャリ、とシャワーを戻し、亜子はにっこり笑う。そして、ぎゅっと裕奈を強く抱きしめた。
「なんべんもゆーとるやん。ウチはゆーなが傍に居てくれるだけでええんや、って。ウチがヘコんどる時に、
ゆーなはいっつも隣に居てくれたやん。それでええんよ……」
「亜子……」
「ゆーなは普段通りに居てくれるんが一番や! せやから、いつもはウチがお世話焼いとるくらいで
ちょうどええ思うで? そらまあ、ゆーなはいっつもハメ外してウチを困らせてばっかやけどなー♪」
「うっ……」
「えらんちょっかい掛けてくるんはしょっちゅうやし、たまーにけだものさんになるし……」
「ううっ!!」
ぐさぐさっ! と亜子の指摘が裕奈を直撃する。けれど、亜子はくすりと微笑みながら更に告げた。
「でもな、ゆーなはいざって時はめっちゃ頼りになるんよ? それに……」
ゆっくりと亜子は裕奈の首に腕を回し、顔を引き寄せる。そして、
「ゆーなはホンマに、ウチをぎょーさん愛してくれとるやん……!」
シャワーを浴びたままの状態で、二人は唇を重ねた―――
「んっ…はあ……っ」
シャワーの音色にかき消されそうなくらい、微かな吐息がこぼれる。やがて、裕奈の表情は徐々に緩んでいく。
「亜子……」
そして、裕奈はふっ切れた様子で積極的に舌を絡めていった―――



382 : 『One More Sweet』愛のしるし 2006/11/21(火) 21:34:40 ID:???
4/4

やがてゆっくりと顔を引き、二人は笑った。
「今日の亜子って、随分と積極的だよね……」
「えへへ。ゆーなに元気をあげるチャンスなんてそうそうあらへんもん!」
どこまでもお世話好きな恋人に、裕奈は苦笑するしか無かった。
「あーあ。今日は亜子にたーっぷりとお礼をしたかったのになあ。これじゃまるっきり逆じゃん」
「えへへ。せやったら―――」
ちょっぴり恥ずかしそうに、亜子は裕奈の耳元で囁く。

「……今日はぎょーさん可愛がってえな♪」

思わず裕奈の方が真っ赤になってしまう。けれど、すぐさま不敵な表情で答えた。
「あれ~? さっきけだものさんがとうのこうの言ってたのは誰だったかにゃー?」

すると亜子は耳まで赤くなりながらも、
「ウ、ウチかてゆーなやから、その……、えっちなこととかされても、いややないんよ……!」
と、恥ずかしさを堪えて打ち明けたのだ。そして、亜子は潤んだ目で裕奈の顔を見上げた。
「―――りょーかい♪」
一瞬、理性が飛び掛けた裕奈であったが、かろうじて踏み止まると、そっと亜子の胸元にキスをした。
「んっ……! ゆ、ゆーな?」
「じゃあさ、今夜はあたしの愛の証をいっぱい残してあげる……!」
そう宣言し、裕奈はキスマークが残るくらい、亜子の白い肌を吸ったのだ。
「もう、ゆーなってば……」
微かに困った表情を浮かべたものの、亜子はすぐさま笑顔満面でもう一度裕奈を抱きしめた。
「めっちゃ恥ずいプレゼントやね……」
「ふふ、お誕生日おめでとう、亜子―――」
こうして、二人はそのまま身体を重ねた。亜子の身体には、無数のキスマーク。それは確かな愛のしるし。
裕奈の愛に包まれて、亜子は幸せの海に浸り続けていた―――

(おしまい)



387 : 新田 2006/11/21(火) 22:00:36 ID:???
そんなことより私と や ら な い か ね?>>386


388 : マロン名無しさん 2006/11/21(火) 22:10:05 ID:???
久々くぎみんの本気狩爆弾が炸裂↓


389 : マロン名無しさん 2006/11/21(火) 22:20:41 ID:???

,. :──-、_                 . ’      ’、   ′ ’   . ・
/´::::::イ::::::::::::::ヽ:::.ヽ         、′・. ’   ;   ’、 ’、′‘ .・”
     /. // :' |l:.::li.、:::::::ヘ`. :.ヽ          ’、′・  ’、.・”;  ”  ’、
/./. :./::|..:i :||::::|| ヽ:::::ヘ:ト、 :.ヽ      ’、′  ’、  (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;
   ,'.:,'.:::/:::i:|:::|:::ll::::lゝ Uヽ :::l:::l:::::.|        ’、′・  ( (´;^`⌒)∴⌒`.・   ” ;  ’、′・
,'.::i:::::ll::::|:!:::l:::|| :::l _, -ゝ!:::| ::i:l      、 ’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人      ヽ
,':,イ::::::七'!「`丶jl ゞ'´ ヽ l:::::!:::|:|           、(⌒ ;;;:;´'从 ;'>>387 ;:;;) ;⌒ ;; :) )、   ヽ
!」 L_ヤ,r┬ ミ   =ヤ¬j::::|1!j           ( ´;`ヾ,;⌒)´  从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ ヽ    ,[]
  |::::::i` ゝ'     ゝ '7:丿リ      ′‘: ;゜+° ′、:::  ::>>***⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ     ヽ/´
|::::::ト """     """/ヶ'            `:::、 ノ  ...;:;_)  ...::ノ  ソ ...::ノ
レ'⌒丶、  r ‐z  /'/
        `7: 、_, ィ'´|/ ′
/ l.    ,ハ
/| ゝ  /  |`丶、


390 : さよ 小さな知識 2006/11/21(火) 22:24:27 ID:???
さよ 小さな知識


さよ 「辛いことは人を成長させることを知ったさよです」
刀子 「先日はよくもあんなことを言ってくれましたね。あなたを現世から消し去って・・・」
さよ 「先日は申し訳ありませんでした。もうこの世に未練は無かったはずですが・・・一つだけ知識を披露させてくださいな」
刀子 「え・・・あの・・・はい?」
さよ 「もう一回だけで良いんです。小さな知識、披露させてくださいまし・・・」
刀子 「はぁ・・・」

さよ 「今日の知識は賞味期限と消費期限についてです」
刀子 「うぐっ!!」
さよ 「違いをご存じですか?」
刀子 「た、確か賞味期限は美味しく食べれる期限、消費期限は・・・」
さよ 「そうですね。消費期限はもう食べられなくなる期限を意味します」
刀子 「そ、それが・・・」
さよ 「うふふ・・・私はもう消費期限が過ぎてしまいました。でも・・・この姿は賞味期限まっただ中なんですよ」
刀子 「あうう・・・」
さよ 「刀子さん。あなたの賞味期限と消費期限を・・・」
刀子 「い、いやぁぁぁぁぁ!!!」
さよ 「もう一度聞きますね。刀子さん?あなたの賞味期限と消費期限を教えてくださいまし・・・」

刀子 「まだ切れていないもん!!!消費期限もまだ・・・」
さよ 「あと三日ぐらいですか?うふふ・・・8年もバツイチっていう冷蔵庫に入っていましたからね」

刀子 「うわぁぁぁん!!!酷すぎるぅ!!!酷いよぉ!!!」
さよ 「うふふ・・・なんだかブラックというのも良いですねぇ。知識、また教えてあげないと・・・」



393 : 真名ちゃんもっこり日記の切れ端 2006/11/21(火) 23:39:24 ID:???
真名ちゃんもっこり日記の切れ端

大学ノートの付け足しや余ったところに書いているがもうスペースが完全になくなった。
二冊目が欲しいというのにアキラは依然として財布の紐を握ったままだ。

ついに完成した…第二の分析隊。
ポイント制度やシステム作成よりスポンサー集めが一番大変だった。

この仕事をして資金を入手し二冊目を購入するまではこのシリーズは凍結だな。


405 : マロン名無しさん 2006/11/22(水) 01:52:34 ID:???
恋の一方通行

円「あっ、桜子。どうしたの?」
桜子「ねー円、千雨ちゃん知らない?」
円「…知らないわ」
桜子「そっか、千雨ちゃんでこぴんロケットのCD返してもらおうと思ってたのに」
美砂「案外自分の物にしちゃったりして」
円「そこまであいつジャイアニズムだっけ?つーか桜子、まだ長谷川を追いかけてたの」
桜子「うん、千雨ちゃんにあと一押しってところなの」
円「でも全部かわされてるのに?」
桜子「恋は突撃あるのみだよー」
円「ちょ…桜子、待ちなさい!…っ…痛たた」(キリキリ)

美砂「大丈夫?まだ胃が痛むんでしょ」 つ『強力わかもと』
円「ありがと、でも長谷川は桜子の気持ちを踏みにじってるのよ、それが許せないの」
美砂「他人の心配もするのもいいけど、自分も大切にしなさいよ」
円「ごめん…」
美砂「そんなに桜子が心配ならいっそ告って自分のものにしたら?」
円「・・・…そんな独占欲、私にはないよ」
美砂「そう、でも忘れないで。仲間を心配してるのは円だけじゃないのよ」

ちゅっ

円「!!」
美砂「あっ、赤くなった」
円「―――っ」
美砂「ありゃりゃ、行っちゃった」






406 : マロン名無しさん 2006/11/22(水) 01:53:09 ID:???
長谷川「おい柿崎。ザジ知らないか?」
美砂「知らないけど、どうしたの?」
長谷川「椎名に借りたCD、今ザジが持っててな」
美砂「あっ、そうなの?でも何で桜子に『ザジが持ってる』って言わないの」
長谷川「あいつに近づくとウザイほどにべったりしてくるんだよ、釘宮は…まぁ話しずらいし
お前くらいだ、こうやって簡単な会話が出来るのは」
美砂「…そうなんだ」
長谷川「暇ならちょっと探すの手伝ってくれないか?」
美砂「うん、いいよ」

美砂(…あーあ、損だな~。私たちって)


409 : マロン名無しさん 2006/11/22(水) 20:26:31 ID:???
一分後投下~

真名 このお話のカオスの中心、不幸属性が付いてしまった。せつなからは”ちちうえ”と思われている

せつな 千鶴に抱擁されて精神だけ幼児化した刹那、言葉使いが幼女

ねこ裕奈 千鶴に抱擁されて精神だけねこ化した裕奈、人の言葉はわかるらしい

千鶴 カオスの元凶。本人にはたぶん悪気はないのだが、抱擁は止められないらしい 。せつなからは”ははうえ”と思われている


410 : 真名 こたつ狂想曲 2006/11/22(水) 20:28:21 ID:???
真名 こたつ狂想曲


さて、最近はとっても寒くなってきたわけで・・・当然我が部屋にも暖房器具が登場するわけで・・・
そういった訳でこたつさんの登場です

せつな 「うわぁ~こたつだぁ!!!」
裕奈 「うにゃぁぁん」
楽しそうな声を上げるせつな、そして頬を赤らめて甘い声を上げる裕奈
ふむ、これ自体はせつなにせがまれて買ったのもだが・・・もしかしてよい買い物だったのだろうか?

せつな 「とつげきぃ~」
裕奈 「にゃぁぁぁ!!!」
こたつを設置したとたん、早速こたつ布団の中に潜り込むせつなたち。しばらくこたつががたがた動いたかと思うと、やがて静かになった
千鶴 「あんまりおいたしちゃダメよ?」
その光景を見た那波が一度釘を刺した。しかしこの様子ではそんな忠告もあまり意味を成さないだろう

私もぼうっとしているのもなんなので、そのこたつに入ってみることにした。が、中からこんな声が聞こえて来るではありませんか
せつな 「やぁっ・・・ねこさん・・・ダメだよ。そこ・・・触っちゃダメだよ」
裕奈 「にゃぁ・・・」
せつな 「いけないよ・・・そこをそんなに・・・ねこさぁん!!!」

思わず頭から上半身をこたつに突っ込んだ私、そして一言
真名 「キミたち何してるのかな?私も、ま~ぜ~て~」
裕奈 「うにゃ?」
そこで見た光景はこうでした。裕奈がこたつの温度調節のつまみを最大まで回して遊んでいる光景だったのです

千鶴 「うふふ・・・おいたしちゃダメよって言ったじゃない、ね?」
し、しまった!!!こたつに上半身を入れていると言うことは下半身は無防備にもこたつの外に出たままじゃないか
この体勢はまさに長ネギをぶっ刺してくれと言わんばかりの・・・アーッ!!!

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最終更新:2008年10月26日 02:39