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300 : 三国志な、ま! 2007/12/23(日) 01:22:18 ID:???
三分後投下~

ちょっと人物紹介


曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
好きなゲームソフト=エアーズアドベンチャー

呂布(千鶴)奉先[りょふ ほうせん]
好きなゲームソフト=ほしをみるひと

陶謙(弐集院)恭祖[とうけん きょうそ]
好きなゲームソフト=スペランカー

劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
好きなゲームソフト=たけしの挑戦状

関羽(円)雲長[かんう うんちょう]
好きなゲームソフト=アタックアニマル学園

張飛(美砂)翼德 [ちょうひ よくとく]
好きなゲームソフト=デスクリムゾン


301 : 三国志な、ま! 2007/12/23(日) 01:25:20 ID:???
三国志な、ま!


1/3
曹操が呂布と闘うため徐州を去った後、徐州には再び危機が訪れました
何とそこを治めていた陶謙が病に倒れたのです
曹操が攻めてきたという心労が祟ったかどうかまではわかりませんが、危篤になったのです


弐集院 「ば、馬鹿な。血糖値が350越えだと!?いかん、喉が渇いてきた・・・」
桜子 「センセ。そのケーキ食べないの?」
弐集院 「ぐっ・・・し、椎名君、このケーキ・・・食べるかい?」
桜子 「た、食べるぅ~!!ありがとうセンセ!!」
弐集院 「あ、甘いモノは控えないといかないのか」
美砂 「桜子ずるい!!」
円 「牛丼のケーキ和え、無いのかな?」

すでに先は長くないと悟った陶謙はある覚悟を決めました
子供や重臣達と相談した結果、徐州を劉備に譲ろうと決心したのです
普通は世襲制で、子供がこういった地位を受け継ぐのが普通でした
でも、子供達も重臣達も、そして徐州の民衆達がそれを望んだのでした

劉備は悩みました。陶謙の子供を差し置いて自分かそこを治めれば、天下に地位を奪い取ったかのようにうつります
でも民衆のため、天下のため、そしてそれを望んでいるのは当の民衆なのだと・・・
やがて劉備は徐州を継ぐことを決心しました
こうして徐州太守、劉備が誕生したのです
それからしばらくして、陶謙は安心したかのように息を引き取りました


302 : 三国志な、ま! 2007/12/23(日) 01:26:23 ID:???
2/3
さて、曹操と呂布ですがイナゴの被害も収まったので再び対峙することとなりました
しばらくは互角に戦っていた二人でしたが、将兵の質が勝負の明暗を分けたようです
きちんと律された曹操の兵に対し、元々略奪ばかりしていた呂布の将兵
民衆からしてみれば略奪、暴行をする兵士達なんているはずがありません
再びえん州を曹操に治めて貰おうと、えん州内部から反乱の手が上がったのです

千鶴 「うふふ、今日は長ネギの味噌焼ね。お味噌汁も長ネギづくし♪」
小太郎 「今日も長ネギかいな・・・たまには他のモンでも食いたいわ」
明日菜 「コタ君、お腹空いてる?いいものがあるんだけど・・・」
小太郎 「あ、明日菜の姉ちゃん!?み、緑のはもうええで?」
明日菜 「・・・違うわよ。くーちゃんの特製中華よ」
小太郎 「ほ、ホンマか!!食う!!めっちゃ食う!!」

曹操と対決するために城を出た呂布、一戦交えてきた呂布が城へ帰ってきてみると城に入れません
そう、民衆が城門を固く閉ざしてしまったのです
こうなってしまっては、もう曹操と戦争をしている場合ではありませんでした
呂布は曹操の追撃をかわしながら、何処かに落ち延びてゆくしかありませんでした

千鶴 「最近コタちゃんがいっぱい食べてくれなくなったわ・・・まさか・・・何処かで外食してるんじゃ・・・」
小太郎 「なんやちづ姉ちゃん。深刻な顔して」
千鶴 「コタちゃん、私決めたわ!!今日から百日、長ネギづくしよ!!世界の長ネギ料理を作るのよ!!」
小太郎 「ひゃ、百日やて!!そんなん飽きるで!?食いもんは粗末にした無いけどそれは無理なんやないか?」
千鶴 「うふふ、大丈夫。上の口で食べれなくなっても、下の口から食べさせてあげるから・・・」
小太郎 「ちょ・・・ま!!アーーーーーッ!!」


303 : 三国志な、ま! 2007/12/23(日) 01:27:28 ID:???
3/3
流浪の呂布軍は様々な勢力を頼ることにしました。しかしどの勢力も呂布を受け入れようとはしません
それもそうです。二度の養父殺し、裏切りに乱暴者。それが呂布の批評だったのです
そんな人間を受け入れたらどうなるか。そう考えたら誰もが呂布を嫌うのです

しかしそんな中でただ一人、呂布を受け入れた者がいたのです
それが劉備でした

桜子 「お腹空いた~」
円 「牛丼まだ~」
美砂 「おつまみどこ~」
千鶴 「はいはい、食いしん坊さん達ね♪いっぱい作っちゃうから太るまで食べてね」
桜子 「うん。私、いくら食べても太らない体質だからいっぱい食べるよん!!」
円 「貴様は今、世の女性を敵に回した」
美砂 「死んで償え。いや、飲んで償え~!!」


劉備の配下の中には呂布を受け入れることに反対する者もいました
特に張飛は呂布を受け入れることに一番反対しました。ろくな事にならないと
やがて張飛のその危惧は現実のものとなって劉備に降りかかるのです

千鶴 「はい、お待たせ。はんぺんのねぎマヨ焼きとまぐろと焼きねぎの和え物、新鮮ネギ焼よ」
美砂 「うはぁ~。酒がすすむすすむ。だ、駄目。こんなに食べたら太っちゃう♪」
千鶴 「大丈夫。おネギのカロリーは低いからいっぱい食べてね」
美砂 「やったぁ!!いっただっきま~す!!」
千鶴 (お酒のカロリーはどうだったかしら?)



304 : マロン名無しさん 2007/12/24(月) 01:06:47 ID:???
閑散としたスレに救世主が!!

⌒●__●⌒
  ヽ|・∀・|ノ  クーフェイマン!
__
 


⌒●_●⌒
    フ |・∀・|ノ  よい
./|__┐
/ 銚子
""""""""""""""


⌒●__●⌒
((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
|__| ))
 
銚子
"""""""""""""""""


305 : マロン名無しさん 2007/12/24(月) 01:33:53 ID:???
殺伐としたスレに世紀末覇王降臨!!

来 い誰   |    |  食 わ そ
る つ な   了从从  っ し ん
が でん   (ヽ)))|  た. の な
い .も じ   /'')) "〈  の プ 事
い  ゃ  (,,,(从ノ|  は リ よ
/     (;;  {;;;;;;;;t      ン り
  •   _,,,,r''{{;; ソ;;;;;;;从;;;ー、___/
ミ)⌒tt ,i;;" {{:〈リ〈;;"从从//"iシ彡;}
シ'/(,t、;;i、ii'、、从ヽijj、リ,,レii,、、jj,,,|シ彡;}
;;j iミ、ミ'',,=、ーミ'';ノri-zz,、'''';彡}彡与
〈 :::::::~" ̄ ̄フ彡;;i〉" ̄ ̄´'"リ:/i|)
、', :::::   ::::::( ,リリ:i :::::::::::''  リ/)リリ
,〉', ::::::::.....::::::::r'ニ:::ノ>ヽ、'"  /イ=/ノ
'ー't ::::::::::::::":::`~:::"'´    /:: ,'イリ
;:;;;;', ":::''"::::: ,,、''ェ::' 、   ;;;; ,' i,))
;:;;;;;;', ii   ''" ''""" `'   ;; ,'ノ|i,,,,,
;:;:;;;;;;', ヽ::  ,、 ''"::::`'   i::/:: ||  ~''
;:;:;:;;;;;~' 、  :::::::::::::::::   /;;;  |~' 、
;:;:;:;:;;;;;;;;;;~' 、 :::::":::" /;;;;:::::  |;;;;;;;~'
、、;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`'ー――'";;;;":::::  i;;;;;;;;;ノ
~'' ー、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''":::::" :: |;;;、'"
:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;:;:;''":::::::" ::: /
~''- 、:;:;:;:;" :;:;:;:、:;:;:;" ::::::::" /:::
,,,,,,,,,, ~'' - 、:::::" ::::::::: ::::::: ,/:::/ /:
 ̄ ̄~~'ー~''ー    ー'" ::/ /:::"


306 : マロン名無しさん 2007/12/24(月) 03:33:59 ID:???
        , -───‐- 、
      ,. ‐'´       丶  丶
    /  , / / i !   ヽ ヽ 丶ヽ
,.'´ / ,' i! i|!. |iト ヽ l!  i   ヽ.i
,' j!. |l! |l」 l| L_」 ` ``' `!  i   li
 !. i! |'´コ!     -=─-、 i.  ト    !ト
l |リl Y´Τ`     ,.-.._ l ├、 i  l ヽ
   !l  l ,イ〒、   ´ l i;!|リ | .l  !ト  ト.ヽ
  ノ! !  l 丶ソ     ` r'' l  |_,イ lヽ. l! `丶、
j i!  |、 |! 、      l;;i ,!  | lj  \!


l  | 丶!  ‐    / |   !j!
┌/)/)/)/)/)/)/)/)/)/)_  /   l  |     
|(/(/(/(/(/(/(/(/(/(/|||      l!  ト
r'´ ̄ヽ            | |.ト     / |  i l
/  ̄`ア             | | |  ⌒/  i  l入
〉  ̄二) 食べたよ      | | |  /   ヽ |/ ヽ
〈!   ,. -'               | | ヽ∠-----', ヽ l   ',
| \| |   正直      | |<二Z二 ̄  /     ',
|   | |               _r'---|  [ ``ヽ、      ',
|   | | スマンかった   >-、__    [    ヽ      !
\.| l.              ヽ、      [     ヽ    |
ヽ|              \    r'       ヽ、    |


307 : マロン名無しさん 2007/12/24(月) 18:54:23 ID:???
三分後投下~

ちょっと人物紹介


曹操(明日菜)孟徳[そうそう もうとく]
ほしいものは手に入れるのが俺のやりかたさ

呂布(千鶴)奉先[りょふ ほうせん]
お前のものはおれのもの、俺のものは俺のもの

劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
のんびり行こうよ、人生は

献帝(ネギ)[けんてい]
これからずっとおまえは俺の奴隷だ


308 : 三国志な、ま! 2007/12/24(月) 18:57:32 ID:???
三国志な、ま!


1/3
東の地で曹操と呂布に一悶着あった頃、西の長安で大事件が起ころうとしていました
現在、帝のいる長安が首都となっています
しかしなんとその帝の献帝が長安を脱出してしまったのです

かつて董卓が都を洛陽から長安へと遷都しました
その後、長安で董卓が呂布に害されたとき、その後の長安を占拠したのは李カクと郭汜です
李カクと郭汜は董卓に負けず劣らずの悪党で、民衆に董卓以上の悪政を布きました
その上、帝に対しても敬意の欠片もない対応をしたのです
そして人間の欲望というものは際限がないもので、やがて二人は権利を独占しようと争い始めたのです

そんな長安に嫌気がさした帝は忠義の部下と一緒に長安を抜けだしたのでした

ネギ 「お尻痛いよ・・・小太郎君、僕、汚れちゃった・・・」


李カクと郭汜の強みは帝を擁していることでした
それが無くなってしまっては、彼らはあっという間に他の勢力から袋だたきにされてしまいます
そうなっては困るということで、二人は手を結び帝を追いかけたのでした


309 : 三国志な、ま! 2007/12/24(月) 18:58:33 ID:???
2/3
いろいろな手を尽くし、犠牲を出しながら帝は廃墟となった元の首都、洛陽にたどり着きました
しかしいくら元は首都だったといえ、廃墟は廃墟。もしここに李カクと郭汜が攻め込んできたらひとたまりもありません
そこで帝は各地の勢力に使いを出して李カクと郭汜から守ってもらうようにしたのです
そんな中、一番にに帝の護衛についたのは曹操でした

明日菜 「アンタ何泣いてるのよ」
ネギ 「みんなが僕のお尻を狙うんです。もう僕・・・僕・・・」
明日菜 「もう、泣いてないで帰るわよ。小太郎君も待ってるし」
ネギ 「え、小太郎君?・・・でも僕汚れ・・・」
明日菜 「もう、ごちゃごちゃ言ってるんじゃないわよ!!ほら、首に縄をつけてでも連れてくわよ!!」
ネギ 「あっ!!アーーーッ!!」


帝が曹操に保護されてからしばらくして李カクと郭汜の軍勢が現れました
そして帝を取り戻さんと曹操の軍に攻め入ります
しかし各地で戦いをしてきた曹操の精鋭達と、長安で略奪などの悪事しか働いてこなかった兵では戦いになりません
李カクと郭汜はぼこぼこにされた後、ほうほうの体で長安へと戻っていったのでした

その後、李カクと郭汜は各地の勢力に狙われて滅んでゆくのです


洛陽にしばらくとどまった曹操軍ですが、すでに廃墟の洛陽では上手く政治が出来ないと帝に進言し、拠点の許昌へと移りました
こうして帝は曹操に保護されたのです
しかし・・・やはり帝は政治利用される運命にあったらしく、曹操の下で傀儡となるのでした



310 : 三国志な、ま! 2007/12/24(月) 18:59:44 ID:???
3/3
夏美 「ちづ姉どうしたの?」
千鶴 「あのね、最近いいネギがないの。どうしたものかしらね」
夕映 「それならば千鶴さん。自分で栽培するといいです」
千鶴 「そうね、無いなら自分で作るか。名案よ」
夕映 「まあ、土地なんて学園の何処かを勝手に使えばいいです」
夏美 「そ、それってまずいんじゃ」
千鶴 「大丈夫よ。誰かが何か言ってきたらちゃんとぷすっと説得するから♪」
夕映 「栽培は私も手伝うです。それといっては何ですが・・・純粋栽培ネギジュースを作って欲しいです」
千鶴 「いいわよ。じゃあ早速その土地を探しに行きましょう」
夏美 「はぁ・・・」

劉備の客将となった呂布でしたが、その胸に秘めた野望はますます燃え上がるのでした
武では文句のない呂布ですが、謀略は大変粗末なものだったといいます
それを支えたのは参謀の陳宮(夏美)公台[ちんきゅう こうだい]という者でした
元は帝に仕えた官吏であり、その後曹操に仕えるも、曹操の非常さについていけずその元を去ったのです
そして何の因果か呂布に仕えたのでした。この後、陳宮の献策もあって呂布は一勢力としてのし上がってゆくのです

またもう一人、呂布には優秀な部下がいました
その名を張遼(夕映)文遠[ちょうりょう ぶんえん]といい、丁原の時代から呂布と一緒にいる名将です
呂布には及ばないもののその武勇は大変優れ、知略謀略にも優れていたといいます
やがて呂布が滅んだ後は曹操に仕えるのですが、それはまた別のお話


夏美 「ここってチア部の練習場だね」
千鶴 「・・・ちょっとここを借りましょう。日当たりもいいわ」
夕映 「では早速耕すです。鍬を持ってきたです」
千鶴 「きっといいネギができるわ。いっぱいね」

裏切りの猛将、呂布の野望は劉備へと向けられるのでした


315 : 超 ○に至る病 2007/12/27(木) 20:10:49 ID:???
超 ●に至る病


私の名前は超鈴音。麻帆良という小さな世界では天才で名が通っている
一般人から見れば珍妙な発明する相棒と共に、目標のために日々を過ごしてきた

では天才とは何か?
まあ奇異な発想をしてそれを実現できるもののことをいうのだろう
例えば世界を征服しようと言った者がいるとする
実行できれば不世出の天才、言うだけだったらアイツは馬鹿、ということになる
天才とはそういう者ではないだろうか・・・

超 「ついに出来たネ!!」
覚醒剤、お酒など人の性格に影響を与える薬剤というのは存在する
そしてその性格、思考の変更に方向性を持たせたらどうか
つまりは人を凶暴とか残虐性とか内に秘めた想いを強烈に刺激する薬を作ってみようと思った
超 「で、誰に飲ませるかダケド・・・偶然に任せてみるカナ」
その結末までの全てを自分の計算通りというのもいいが、偶然による不測の事態というもの面白い
故に・・・誰かの置き忘れたジュースとして寮のロビーに置いてみることにした
翌朝、そのジュースは消えていた。誰かが飲んだのか処分したのかはわからない

超 「称好、サツキ。今朝の超包子の仕込みのネタは何カナ?」
五月 ああ、超さん。食材はですね・・・いま届いたんですよ・・・たった今ね
超包子の中を見渡してみるが、肉とか魚とかは見あたらない。ただ一つ、見覚えのある空き缶が置いてあった
アレは確か・・・

五月 かつて古代の中国において歴代皇帝すら求めたという究極の食材は何だったかご存じですか?超さん
包丁を持ってサツキが迫ってくる。確か・・・その食材とは・・・現在では禁忌中の禁忌、ニンゲン・・・



318 : 『One More Sweet』 身も心も 2007/12/28(金) 07:25:42 ID:???
『One More Sweet』 身も心も

1/5

「はにゃああ~♪」
恍惚、といった表情を浮かべながら裕奈はスプーンを口に運ぶ。すっきりした甘さがひんやりと沁み込んで、
やや火照った身体を内側から冷やしていく。
「やっぱりこたつアイスこそ冬の醍醐味だよね~♪」
「せやね~♪」
裕奈と向かい合う形でこたつに入っていた亜子もうんうん頷く。そして、ジェラート状になるまで練ったアイスを
ゆっくりと口にした。途端に亜子の表情が蕩けていく。
「はわあ……、やっぱハーゲン○ッツのバニラは最高や……! なんちゅーかバニラ気持ちええわ~♪」
「何ソレ」
謎の呟きに裕奈がツッコミを入れると、やはりこたつに入っていたアキラもくすりと笑う。
「ふふ……。まき絵も早く帰って来ないかな」
「そろそろ帰って来る時間だと思うけどにゃー?」
ちらり、と裕奈は時計を見た。時刻は午後七時を過ぎている。今日は四人で鍋パーティーの予定だが、
まき絵だけは部活が午後からであったので、三人は時間を持て余しているのだ。一応、下準備はしたものの、
味付けとなると四人の中で一番料理上手なまき絵にお願いしたい所である。そんなこんなで今はまき絵待ちなのだが、
小腹が空いたので三人は食前のデザートを堪能していた。
「たっだいま~っ!」
噂をすれば影である。部屋に入った途端にコートを脱ぎ捨てたまき絵はすぐさまこたつに突撃した。
「おかえり~。まき絵の分のアイスもあるけど、食べる?」
「今はパース! えへへー、ぬくぬく~♪」
裕奈が尋ねると、瞬く間にこたつむりと化したまき絵はアウトオブ眼中といった様子で断る。
「わ。まき絵の足めっちゃ冷えとるやん!」
こたつの中で触れたのだろうか。亜子は思わずびくりとしてしまう。
「今日は寒かったからね~」
「うんうん。体育館も寒いったら! カラダ温まるまでは地獄だったよ~。ボールも痛いし……」
まき絵が答えると、裕奈も神妙な面持ちで頷く。この季節のバスケットボールはある意味で凶器と化すのだ。


319 : 『One More Sweet』 身も心も 2007/12/28(金) 07:26:36 ID:???
2/5

「私の所は温水プールだから平気だけど、みんなは大変だね……」
「ま、野ざらし状態の亜子に比べればマシだけどね」
アキラがぽつりと呟くと、裕奈はちらりと亜子に目線を送る。当の本人は最後の一口を名残惜しそうに食べながら、
きょとんとした表情で小首を傾げていた。
「ホント、亜子ってばスゴいよね~。私とゆーなは身体動かしてるからなんとかなるけど、亜子はマネージャーだもの」
「しかもだよ!? 外は風がキツいってのに亜子は生足なんだよ!? あたしじゃぜってームリだわ!」
こたつむりと恋人からの羨望の眼差しに、亜子はやや照れくさそうに手をぱたぱたと振る。
「あはは。でもちゃーんとパーカー羽織っとるし、カイロも常備しとるから。慣れればどうてコトあらへんよー。
それに全然動かへんワケやないし……」
「慣れねえ……」
裕奈が何やら思案げに呟いていると、まき絵がもぞもぞとこたつから這い出してきた。
「じゃ、そろそろ鍋作るね~」
まき絵は制服の上からエプロンを着けると、そのまま台所へと姿を消していった。その後ろ姿を見届けた裕奈は、
きゅぴーん、と目を輝かせる。
「あたしはダメだわ。寒いのニガテなんだよね~」
そう言って裕奈はそれまでまき絵が潜り込んでいたスペースを確保するように足を伸ばす。……だけでは無かった。
「…………!!」
突然の感触に、亜子はびくりと反応してしまう。
「―――でも、風邪引かないように気を付けてね」
「あっ、せ、せやね!」
雑談を続けるアキラに、亜子はやや動揺しながら答える。そして、ジト目で裕奈を睨み付けた。
だが裕奈はお構いなしといった様子で悪戯を続行する。表面上では雑談に参加したままで―――
「あたしなんて運動する時以外はストッキング二枚重ねだもんなー」
「ふふ。ゆーなはこたつで丸くなる、だね……」
「ほっとけー!」
「~~~~っっ!」
裕奈とアキラがおしゃべりする傍らで、小刻みに身体を震わせながら、亜子は声を出すまいと懸命に堪えていた。
ストッキングを履いた状態の、裕奈の足に太ももを愛撫されながら―――


320 : 『One More Sweet』 身も心も 2007/12/28(金) 07:27:28 ID:???
3/5

「ほーい、あとは煮込むだけだよ~。……はれっ、亜子顔赤いよ?」
と、台所から戻って来たまき絵に指摘され、亜子は慌てて誤魔化す。
「や! その、ちょい暑うなったかも! あはは……、ひゃああっ!?」
語尾に素っ頓狂な悲鳴を混じらせた亜子に、アキラとまき絵のきょとんとした視線が注がれる。
「んじゃエアコン切っとく? どーせ今から鍋食べて温まるんだし」
そ知らぬ顔で裕奈はリモコンを操作する。その一方で、こたつの中では亜子の内ももを執拗に撫で回していた。
ストッキング特有の感触で刺激され、次第に亜子は吐息を漏らしてしまう。
もう一度、亜子は目の前のいたずら猫に抗議の視線を投げ掛けた。しかし裕奈はにやりと口許を緩ませるのみ。
(ゆーなのいけず~~~っ!!)
エスカレートする裕奈の愛撫に、亜子はなんとか抵抗しようとする。だが、身体は亜子の意思に反して
次第に足を開いてしまう。
(こ、こないなトコでっ……! まき絵やアキラもおるのに……!!)
俯きながら亜子が必死に戦っていると、更なる追い討ちがやって来た。
「もしかして亜子、熱でもある?」
「大丈夫……?」
まき絵とアキラが心配そうに身体を寄せてきたのだ。まき絵は亜子のおでこに手を当てようとする。
「ホ、ホンマになんともないんよ!!」
最早いっぱいいっぱいになった亜子が弁明する隙に、裕奈はトドメの一撃を放つべく目標を変更した。
太ももから、亜子の大事な箇所へ―――

「!!!!!」

びくんっ! と亜子の身体が震えたと同時に、何かがぷつりと切れた。理性の糸では無く、堪忍袋の緒が―――
―――がしっ。
涙目になりながら亜子は素早くこたつの中に手を伸ばし、しっかりと裕奈の足を掴んだ。そして……、
「きゃっ!? やだっ、ご、ごめん亜子やめっ、きゃはははははっ!! く、くすぐらない…で…あはははっ!
ひぃん! やっ、んんっ、あははっ、あははははははははははははははっっっ!!!!!」
全力くすぐりの刑に処せられた裕奈は、顔が引き攣るくらいの泣き笑い地獄に堕とされたのであった。まる。



321 : 『One More Sweet』 身も心も 2007/12/28(金) 07:28:20 ID:???
4/5

とっぷりと夜も更けて―――
「あたしが悪かったからさー、そろそろ機嫌直してよー」
未だに拗ねたまま背中を向ける亜子に、裕奈はひたすら謝り倒していた。あの後どうなったかというと、
みんなで鍋をつついている時から一言も口を聞いてもらえない状態であった。これは相当お怒りの様子である。
まき絵は苦笑しながらアキラと共に部屋を退散し、今は二人きりである。だが亜子は早々にパジャマに着替えると、
そのままベッドに潜り込んでしまったのだ。
やれやれ、と溜息をついて、裕奈も大人しくパジャマに着替える。そして、強引に亜子のベッドに入り込もうとした。
「―――!!!」
途端に亜子は振り返り、無言で頬を膨らませたまま裕奈の頭にぽこぽこ乱舞を降り注ぐ始末である。
だが裕奈は怯むことなく、そのまま亜子をぎゅっと抱きしめた。
「ごめんね、亜子……」
瞬時にして亜子の顔がぼんっ! と赤くなる。けれども亜子はジト目を注ぎながら、一言告げた。
「―――ゆーな。ウチがなんで怒っとるんか分かるん?」
「う……。なんかイタズラしたコトだけじゃない…よね……」
借りてきた猫のようにしゅんとした表情を浮かべる裕奈に、亜子は無言で目線を離そうとしない。
しばしの沈黙の後、根負けした亜子は重苦しく溜息をついた。
「あんな……、まき絵やアキラがおる時にあんなんされたら声出てまうやん。その……、ウチの恥ずい声なんて
ゆ、ゆーなにしか聞かせられへんのに……!」
たどたどしく説明すると、思わず裕奈はきょとんとしてしまう。けれど、それも一瞬のこと。
「えへへ~♪」
「ゆーなのあほ……」
嬉しそうに亜子の顔を胸に引き寄せると、裕奈はもう一度亜子を強く抱きしめた。
恨めしそうに見上げてくる亜子が、今は堪らなく愛しい。
「亜子……!」
そっと亜子の顔に手を掛け、裕奈はそのまま唇を重ねた。
「んっ……」
しばし亜子は裕奈のなすがままに舌を受け入れていた。微かに甘い息を零すと、亜子はそっと裕奈の首に腕を回す。
そして、貪るように舌と舌を絡ませていった―――


322 : 『One More Sweet』 身も心も 2007/12/28(金) 07:39:33 ID:???
5/5

やがて、どちらからともなく顔を引くと、ようやく亜子はにこりとはにかむ。
「えへへ……。ウチはずーっと、ゆーなだけのものやからね……」
ドキドキと高鳴る胸を押さえ、亜子は恥ずかしそうに囁く。
「うん……。ありがと、亜子……」
小さく頷き、裕奈はうっすらと頬を染めながら亜子を見据える。
「えと……、いいかな……?」
遠慮がちに裕奈が尋ねると、亜子はくすりと笑う。そして、か細い声で告白した。
「ウチもゆーなが欲しいんよ……。さっきはその……、生殺しやったから……」
「ふふっ、りょーかい♪」
みるみる内に赤くなる亜子に、裕奈はもう一度唇を合わせ、ゆっくりと亜子のパジャマを脱がせていった―――

「おっはよー!」
翌朝。まき絵が帰って来る頃には既に亜子も裕奈も朝食の準備をしていた。昨夜とはうって変わり、
いつも通りのラブラブな二人を見て、まき絵はくすくすと笑い出す。
「やっぱりさー、寒がりのゆーなには亜子がいなきゃダメダメだねっ!」
「なんやのん、それ?」
目玉焼きをお皿に移しながら亜子が尋ねると、まき絵は口許に手を当てて不敵に微笑むと、裕奈に視線を送った。
すかさず裕奈は亜子の背後に回り込む。そして、
「まーね。こうして亜子が温めてくれるからねっ! 身も心も♪」
そのまま裕奈はがばあっ! と亜子の背中越しに抱き付いたのだ。一瞬、亜子はびっくりしたものの、
穏やかな表情でくすりと笑う。
「それは、お互い様や……」
朝から二人の空間を作り出す二人に、まき絵はあはは、と呑気に笑うばかり。しかし……、
「な、なんかごちそうさまって感じ……」
後からやって来たアキラはすっかりあてられてしまったそうな―――

(おしまい)


327 : マロン名無しさん 2007/12/28(金) 19:58:44 ID:???
亜子(……サンタさん、来ぉへんかなぁ。プレゼント貰える様に靴下もさげたんやけど……)
ぎしっ
亜子(あっ!? サンタさんや。間違いない!!)
ふーか「フシュゥゥゥ……肉は、どこじゃァァァ……」
少女は一瞬にして悟った。ソレは――目を合わせてはいけないものだと。
常識の範疇を超えたもの。
亜子(ちゃ、ちゃう……あんなんサンタさんやない!)
ふーか「くっ……この靴下にも肉はないか……」
亜子(恐い怖い怖い恐いこわ――)
ちらりと目を開ける。
そこには満面の笑みを浮かべた  が居た。

見 ィ ツ ケ タ

亜子「きゃあああああああああああああああああああああああ!!」
まき絵「まひゃああああああああああああああああああああああ!?」
亜子「あ、あ……ゆ、夢?」
まき絵「ど、どーしたの亜子!?」
亜子「……恐い、夢みたんや……あ゛」
まき絵「よかったぁ。おどかさないでよー。あ、もうこんな時間かぁ……ちょっと早いけど走ってくるね」
亜子「う、うん。いってらっしゃーい」

亜子「ちょっとやってまった……あ」
ふと靴下を見ると何かが入っている!
亜子「サンタさん、来てくれたんや!!」
靴下を開けると、そこには――フライドチキンの骨が沢山。
そして、中に入っていたカードに……
“冥裏威・苦裏諏魔素 覇王より魂を込めて”

亜子「きゃああああああああああああああああああああああああ!!」


328 : マロン名無しさん 2007/12/28(金) 21:53:08 ID:???
wwwwww


333 : 今更ヤンマーニ 2007/12/29(土) 10:04:34 ID:???
真名「ふっ……他愛もない。政府軍などこんなものだ」     パル「BGMOK?」
新田「まったくです!」                         ゆえ「OKです」 パル「OK。GO」
ヤンマーニヤンマーニヤンマーニヤーイーヤーヤンマーニヤンマーニヤンマーニヤーイーヤー
新田「……あ、うおっ!? なんだあのボロキレを纏ったモンスターは!? あべしっ!」
真名「新田!? あ、頭を吹き飛ばしただと!? なんなんだあの化け物は!」
折れそうな幹の上でオサレポーズをとっていた巨漢が宙を舞う。手には何も持っていない。
否。握りこぶしのような握りの親指と人差し指の間に光る何か――
ふーか「食らえィ! 悪裟麗射撃(オサレショット)!!」
ズガァン! ガガァン!
真名「ひっ、人から放たれる威力じゃないぞ!?」
ガンドル「ちくしょう! 新田君の仇!!」
ダダダダダダダダダダダダダダ!!
ふーか「固有結界……夜無魔丹!!(ヤンマーニ)」
チュインチュインチュインチュインチュインチュイン
ガンドル「ば、ばかな!? 全弾当たってるはずなのに!?」
ふーか「固有結界において弾丸など無力……蚊ほども効かぬわっ!! 死ねい! 奥技……亀田バースト!!」
ガンドル「あ、が、シャーーーーコラーーーーーーー!!」
真名「あ、そ、そんな……こんな事が……」
ふーかがまたオサレポーズ
真名「モ……モンスタァ……くはっ」


ふーか「なんのこっちゃと思う人はMADLAXの第一話を見てくれぃ」


336 :  まほ落語寄席  2007/12/29(土) 20:44:36 ID:???
まき絵「えぇ、沢山のお運びで厚く御礼申し上げます。
実家に帰らないのが悪かったのかネットのほうでキセイラッシュに巻き込まれ、
一週間ぶりに再開することができました。
ご贔屓の皆様にはご心配おかけした事をお詫び申し上げまして、一席お付き合い願います。
食文化が変わって、今はどこでも何かしらの食べ物が手に入る世の中ですね。
昔は自分の店を持つ。持てない人は流しの屋台を引いてたんですな。
代表的なのが二八蕎麦屋。二八とは何かと申し上げますと、蕎麦粉が八に対し
つなぎの饂飩粉が二。値段はってぇと、二八の十六文が相場だったそうで。」


337 :  まほ落語寄席  2007/12/29(土) 20:45:33 ID:???
裕奈「そばぁ~~」
朝倉「おーい、そば屋ぁ~い!」
裕奈「へい!」
朝倉「何ができる?」
裕奈「花巻に卓袱ができやす!」
朝倉「卓袱熱く!」
裕奈「ありがとうがざいやす!」
朝倉「そば屋さん、最近寒くなってきたねぇ~。」
裕奈「えぇ。お寒ぅございますな。」
朝倉「どうだい、景気は?」
裕奈「いやぁどうも良くなくて」
朝倉「そうかい。そいつは良かったな。」
裕奈「いや、あの、良くないんですが?」
朝倉「なに、喧嘩を売ろうってんじゃないよ。昔からよく言うだろ?良い後は悪い、
悪い後は良い。世の中は回り持ちってね!飽きずにやらないと駄目だぞ、商いって言うんだからさ!」
裕奈「これは恐れ入りました。えぇ、勉強になります。」
朝倉「お?この行灯は的に矢が当たってるね。なんて屋号だい?」
裕奈「的に矢が当たって、当たり屋と申してます。」
朝倉「へぇ~。当たり屋かい?そいつは良い時に会ったね!
これから脇で持って、ガラッポンと悪戯して来ようって時にお前に会えて良かった!
向こう行ったら当たりに当たっちゃうネッ!こいつは縁起が良いや!」
裕奈「ありがとうございやす!へい、お待ち!」
朝倉「おぉ!こうやって話してる内に出来上がるとは有り難いねぇ!
江戸っ子は短気だから待てないんだよね!・・おっ!お前の所の割り箸は割れてない!
他ん所じゃ割ってある箸を使ってんだよ。あれじゃ誰が使ったか分からないから嫌なんだよね。
おやおやっ!こりゃ良い丼だね!こいつは世に一つしかないってやつか?違う?
へぇ~。物は器で食わせろって言うけどこいつは良いね!
それじゃきれいな割り箸と、丼で頂こうかね・・フーフー・・ズズズ・・・
おっ!出汁が効いてるね!鰹節たっぷり使ってるだろ?お前はそういう顔してるから分かるんだ。」


338 :  まほ落語寄席  2007/12/29(土) 20:46:35 ID:???
裕奈「へぇ、ありがとうございます。使い終わればお飯にかけてます。」
朝倉「そいつは、えころじぃで良いじゃねぇか。おやおやぁ?こいつは細い蕎麦だ!
楽しみだね!・・ズッズズズ・・うん!美味いね!蕎麦が口ン中でポキポキっと折れるね!
腰があって・・ズルズルッ・・フーフー・・なかなか他所じゃ無いよココまで美味いのは!
んんん?!こいつは竹輪かい?良いのかい?こんなに分厚く切って?間違い無い?
今なら口付けてないから切りなおせるよ?良いの?良い!
へぇ~。他所じゃ竹輪麩って麩を使ってんだよ。あんなの病人か金魚の食い物だよ。
フーフー・・ズズズ・・・ごちそうさん!いくらだい?」
裕奈「へい。十六文頂戴します。」
朝倉「十六文だな。銭が細かいから手ぇだしてくんな。」
裕奈「では、これに頂戴します。」
朝倉「良いかい?いくよ!ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ、いつ、むぅ、なな、やぁ、
蕎麦屋さん何時だい?」
裕奈「今は、九つで」
朝倉「九つ。とぉ、十一、十二、十三、十四、十五」

まき絵「十六と。じゃあなっとプイッと行っちまう。
こいつを見てましたのが、毎度落語のほうではおなじみ、ないすぼーっとしてる奴で」

エヴァ「んん?何だアイツ、べらべらと喋り捲って。
嫌だねぇお喋りって奴は。煩いし、何考えてるか解らなねぇから、
ひょっとして食い逃げかと見張ってれば、蕎麦屋さんは当たり屋で縁起が良い。
割り箸が割れてない、丼が良い、出汁が効いてる鰹節たっぷり、使ったのお飯に乗せて
えころじぃで良い、竹輪が厚く切ってある。しまいにゃあ蕎麦の値段聞いてやがる。
蕎麦なんてもんは十六文って相場が決まってんだよ。銭細かいってヤダねぇ~。
ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ、いつ、むぅ、なな、やぁ・・・アイツおかしな所で時を聞いたよ。
何時だい?九つで、とぉ、十一、十二、十三、十四、十五、十六。・・・あれ?拳になってる。
確か、十六だと小指が立ってないと駄目だよ?
ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ・・・・十六・・・??ひぃ、ふぅ、みぃ・・・・十六・・?
おかしいな?ひぃ、ふぅ・・十六。あっ、解った!アイツ一文ごまかしやがったな!」


339 :  まほ落語寄席  2007/12/29(土) 20:47:18 ID:???
まき絵「じゃあ私も一つやってみよ!なんて馬鹿な奴が居たもんで、
その日は持ち合わせが無いから後日改めて」

エヴァ「おい!蕎麦屋、止まれ!待て待て!」
明日菜「あいよ。」
エヴァ「蕎麦屋!何ができる?」
明日菜「花巻に、卓袱。」
エヴァ「卓袱熱くしてくれ!」
明日菜「ええと、卓袱の作り方はと・・・」
エヴァ「おい!蕎麦屋が手引書を見ながら作るな!
見ないと出来ない?・・じゃあ良いよ。肝心なのは食った後だから。
蕎麦屋!景気はどうだ?」
明日菜「おかげさまで、ご贔屓が多く、上々。」
エヴァ「・・あぁ、そう。・・・この行灯、丸に矢が当たってねぇ・・何だコレ?ここの屋号は何だ?」
明日菜「丸に孫と書いて孫屋です。」
エヴァ「へぇ?孫屋か?これからガラッポンと悪戯する前に孫屋か。向こう行ったら
まごまごしちゃう・・・。・・・こーゆー話ししてるのにまだ出来ないの?
火が消えてたから熾してます?江戸っ子は気が短いけど、私は外人だから別に良いけど・・。
      • あれ?蕎麦屋、ここの壁に手を付いた跡があるけど、これは?」
明日菜「へい。さっきウチの蕎麦を食べた人がいきなり白目剥きながら手を付いただけ」
エヴァ「あぁ、そっ、そう・・・。ここ、引っかいた跡があるよ?
え?悶えた人がいた?・・・なぁ、何か間違いが有ったんじゃないか?
おい、そこに花を置いて、手を合わせてる奴がいるぞ!お前の所じゃないのか?」
明日菜「さっ、さぁねぇ~?・・・はい、お待ちどう。」


340 :  まほ落語寄席  2007/12/29(土) 20:48:26 ID:???
エヴァ「ぜ、絶対にお前の所だ・・・。まぁ良い、私は不死身さ、もしもがあっても・・・。
お前ん所の割り箸は割って・・あるね・・割る手間が省けるってんだ。・・ネギが付いてるね。
こんなの落とせば・・・落ちないね。昨日今日に付いたんじゃ無いね。拭けば良いよ、うん。
箸は良いんだ、丼だね、物は器でって、ギザギザだね。・・こんな時は、他の所も欠けてるね。
全部割れてる・・・なに?茶の心得がある?煩いよ!さて、肝心の汁は・・ジュ・・ブッ!うぅ
うっ・・うえぇ・・!!!!あ゛あぁ・・・刺激的だね、手の跡が確かに付く!
汁は良いんだ、肝心の蕎麦は・・・太いねぇ!?えぇ!?・・・いや、食い応えがありそうだ。
ズズ・・ズ・・・クッチャクッチャ・・ズズ・・・ジュぶっ!!ゲホッゲホッ!!
うん、良いんだ良いんだゲホ・・えーと、麩、麩は?蕎麦屋!麩は?入れてる?
嘘だろ?これだけ大々的に捜索しても見つからないぞ?!・・え?縁に付いてってこれ?
えぇ?・・こりゃずいぶん薄く切ったね?向こうが透けて見えるぞ。
でも、こうやって口に入れたら・・・融けてなくなったぞ!こりゃ竹輪麩だろ!
      • やっぱり。竹輪麩なんて金魚の食い物だよ!でも良いんだよ、私の先祖、
よくよく調べたら金魚だったからね。週に一度は竹輪麩食わないと死んじゃうんだ。
今日がちょうどその日だったんだ。・・・はぁ、不死身なのに死にそう。
速いとこ、医者に行きたいからお勘定!」
明日菜「十六文だよ。」
エヴァ「へへーん!こいつの為に不味いの食ったんだ!銭細かいから手ぇだせ!
行くよ。ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ、いつ、むぅ、なな、やぁ。何時だい?」
明日菜「今は四つです。」
エヴァ「四つか?いつ、むぅ、なな、やぁ。何時だい?」
明日菜「今は四つですよ。」
エヴァ「四つか?いつ、むぅ、なな、やぁ。何時だい?」
明日菜「今は四つ。」
エヴァ「四つか?いつ、むぅ」
明日菜「あの・・・」

まき絵「『もう、十六頂きましたよ?』

お馴染みの『時そば』でございます。」

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最終更新:2009年01月25日 02:36