410 : まほ落語寄席 2008/01/06(日) 21:19:26 ID:???
亜子「えぇ、明けましておめでとうございます。
引き続き、まほ落語寄席にお付き合いを願います。
えー、ちり紙交換なんて商いがありまして、その昔は屑屋と言って
ちり紙以外にも様々なものを買い取ったんやと。
この商いが難しいもので、何でも買い取る訳やなく、他所で売れそうなものを安く買い、
それを欲しがる人に売ったりしたそうで。
例えば、余白のある書き損じた紙なら紙屋に。真っ黒になった紙なら焚き付けように風呂屋へと
売りに行ったそうでんな。
商いになる他、リサイクルにもなるんだそうで、今の消費社会では真似できんやろなぁ。
今こそ、見習うべきやと思いますな」
411 : まほ落語寄席 2008/01/06(日) 21:20:47 ID:???
夏美「屑ぅ~、お払ぁい~、屑ぅ~ぃ」
裕奈「屑屋さん、屑屋さん。」
夏美「へい。何でございましょ?」
裕奈「ちょっとこちらへ。・・父上、呼んで参りました。」
釘宮「ご苦労。えぇ、屑屋さん、仏像を買ってもらいたいのだが。」
夏美「仏像?えぇ、申し訳ありませんが、私は目が利かないのでそういう類は扱って」
釘宮「そう言わないで買ってくれないか?私は実はある家に仕えていたが、今は浪人で、
釘宮円と申す者だ。昼は近所の子を集め、読み書きを教え、夜は辻占で生活している。
ここしばらく雨が降り続いて家業が成り立たんでな、どうも暮らしがな。
私は別に構いはしないが、娘が不憫でならん。どうか助けると思って」
夏美「あのあの、どうぞ頭を上げてください。
うぅん・・そこまでされますと。分かりました、二百文でこれを預かります。
で、この仏像が他で二百より高く売れましたら儲けを半分づつにしましょう。」
亜子「で、屑屋さんが籠に入れましてあちこち歩いてますと、あるお屋敷へ」
夏美「屑ぅ~、お払ぁい~」
刹那「これ。屑屋、屑屋。こっちだ、上だ。」
夏美「へい。へい。・・あの、何でございましょうかぁ?」
刹那「その籠の中に入ってるのは仏様か?」
夏美「へ~い。仏様で、土左ヱ門ではございません。」
刹那「何を申しておる。その仏様は何でできておる?・・木?木像か?
そうか、手にとって見たいので、御門番にな、桜咲刹那の部屋へ通ると申して来い。」
412 : まほ落語寄席 2008/01/06(日) 21:21:49 ID:???
夏美「遅くなりまして。これが仏様の木像でございます。」
刹那「うむ。・・かなり時代が付いてるな。うん、気に入ったので買い求めたい。
いくらで譲ってくれるか?」
夏美「えぇ、実はこれ、裏長屋のご浪人さんから二百で買いまして、
二百より上で売れたら儲けは半分ずつの約束なんで・・・二百より・・上なら」
刹那「フム。元値を言う商人ってのは珍しい。正直者だな。
では、こちらから値を付けて悪いが、三百で求めるが良いか?」
夏美「へへぇ。ありがとうございます。」
刹那「では三百で。明日菜、三百もって参れ。・・・では三百渡すぞ。
後な、その方、正直者で気に入った。しばらくしたら屑がたまるでな、また来るが良い。」
夏美「ありがとうございます。それじゃあお得意様がありますので失礼いたします。」
刹那「ああ、商いの途中に悪かったな。
明日菜。この木像を清めるので、金盥にぬるま湯と清めの塩を入れて来てくれ。
- 入れて来たか。・・なかなか良い物だな・・・ん?中でコトコト音がするぞ?
腹篭りか?なかなか縁起物だぞ。」
亜子「洗ってますうちに、台座が破れまして中から小判がジャラジャラと出てきましたんで」
刹那「おっ。おや?台座が・・紙だったのか。」
明日菜「あっ!小判が!どれどれ・・・三十三。やりましたねぇ、三百で・・三十三両の儲けですよ。」
刹那「馬鹿な事を申すな!拙者は木像を買い求めたが、中の小判まで買った覚えは無い!
良いか?あの紙屑屋が通ったら呼び止めるように。」
亜子「翌日から」
413 : まほ落語寄席 2008/01/06(日) 21:23:00 ID:???
美空「屑ぅ~お払い~」
刹那「屑屋。屑屋。」
美空「何でございましょ?」
刹那「被り物を取って顔を見せい。」
美空「へい。取りましたが?」
刹那「こら、姿を消すな!・・何?居ます?居たのか?地味なキャラだ。行って良いぞ。」
ハルナ「屑~払い~」
刹那「屑屋、屑屋。被り物を取って顔を見せなさい。」
ハルナ「?はいどうぞ?」
刹那「ん?御器齧りの化け物め!成敗してやるからそこで待て!」
ハルナ「ひぃぃ!」
亜子「こんな調子ですから、紙屑屋仲間の間で」
美空「聞いた?聞いた?朝倉様の所の御家来、桜咲様の噂。」
風香「なになに?どんな噂?」
美空「どうもこうも、あそこを通る紙屑屋を片っ端から呼び止めて
面を改めてるんだよ。」
ハルナ「私、そこで、成敗してやるって言われたのよ~。
夏美「おやおや?盛り上がってますね。」
美空「夏美さん、久しぶりだね。どうしたの?」
夏美「いやぁ、風邪ひいちゃって三日ばかり休んでた。」
ハルナ「そりゃ大変だ。・・・そうそう、朝倉様の所の桜咲様が斯く斯く云々」
夏美「えぇ?そりゃきっと私を探してるんだよ。」
風香「何かしたの?」
夏美「実は木像云々」
ハルナ「それだよ。木像を洗ってたら首が落ちて、縁起が悪い!こうなったら屑屋も同じ目にって」
夏美「あっちゃ~!まずい事になった」
414 : まほ落語寄席 2008/01/06(日) 21:24:13 ID:???
亜子「これから、屑屋仲間の間であの屋敷の前は静にやり過ごそうとなるんですが、
夏美さん、ついつい」
夏美「屑ぅ~、お払ぁい~」
刹那「屑屋、屑屋。被り物を取れ。」
夏美「しまった!・・・えぇ、金魚ぉ~、金魚ぉ~」
刹那「屑籠もった金魚屋がどこに居る!被り物を取らんか!」
夏美「・・・へい。取りました・・・。」
刹那「んん!その方だ!こちらへ参れ。」
夏美「さいなら」
刹那「こら!こっちへ来い!」
夏美「・・・お待たせしました・・・。」
刹那「あぁ~。実はな、あの木像を湯で清めてたらな」
夏美「首が落ちて、私も同じ目にって」
刹那「馬鹿を言うな。そうではなく、台座の紙が剥がれ、中から三十三両出てきた。
その方、裏長屋のご浪人から買ったと言ったな。察するとそのご浪人の先祖が後々のことを考え、
仏様の中に小判を入れてたんだろう。・・・私はな、木像は買ったが、中の小判までは買ってない。
この三十三両は長屋のご浪人に返してまいれ。」
夏美「なるほど。中身は買っていない。へぇ、失礼なことを申しますが、桜咲様は正直なお方ですな。
私も、正直夏美と言われてますが、とても私には返そうなんて考えは・・・。
では、この金子を返してきます。・・・・いやぁ、正直な人ってのは居るもんだなぁ~。
釘宮さんも喜ぶだろうなぁ~。なんせ、三十三両出てくるなんてなぁ~。
ごめんください。」
釘宮「どうぞ、お上がりに。・・おや、この間の屑屋さんか?この間はどうもすまなかった。」
夏美「へぇ、それはどうでもよろしくて。それより、この間の木像が三百で売れまして、
まずは、儲けの百の半分、五十文をここに。・・いえ、これは買ったときのお約束ですから。
後、別に三十三両・・・」
釘宮「何だその金は!」
415 : まほ落語寄席 2008/01/06(日) 21:25:28 ID:???
夏美「ひえっ!あの、これは斯く斯く云々」
釘宮「何?あの木像の中から?・・・そうか。・・これは受け取れん。」
夏美「そうでしょ、そうで・・受け取れないって?!何で?!」
釘宮「ご先祖様が、子孫が困ったときにと金子を入れてたのに気づかず売ってしまった。
これでは申し訳が立たんし、あの木像とは売ったときに縁が切れている。
この金子は・・・うむ、確かに今の暮らしを考えればこの三十三両、のどから手が出るほど欲しい。
が、これを受け取れば武士の魂を売ることになる。・・この金子は受け取れん。返してまいれ!」
夏美「えぇ?そんなぁ!」
釘宮「ごちゃごちゃ申すとこの刀が物を言うぞ!良いか!刀に掛けても受け取らんと言って参れ!」
夏美「さっ、さいならぁ!・・・・・あのぉ~」
刹那「おぉ!屑屋。先方は喜んでいただろう?」
夏美「いえ。怒りました。」
刹那「そうかそうか。たいそうよろk・・怒った?何故に?」
夏美「実は、斯く斯く以下略」
刹那「何?相手が刀に掛けて受け取らんとな?気に入った、浪人の名は?・・釘宮円?
では、その釘宮殿に、拙者もこの夕凪に掛けても受け取らん!と申してまいれ!」
夏美「えぇぇぇ!」
亜子「こうなりますと、どうにも行かないので、釘宮さんの住んでる長屋の大家さんに話しますと、
相談に乗ってくれまして、十五両ずつ分けて、三両はアンタが貰えば良いとの案。
これを桜咲様に話しますと、それならば受け取ろうとの事。
ですが、釘宮は首を立てに振らない。」
夏美「そんな事を言わずに・・・だめ?・・・じゃあこうしましょう!
桜咲様に何か品物を渡して、それを十五両で売ったことにしましょう。ね?」
釘宮「そうか。それならば・・・裕奈、その茶碗を持ってまいれ。
これも古くからある物で、この茶碗を桜咲様に」
416 : まほ落語寄席 2008/01/06(日) 21:26:55 ID:???
亜子「これを先方に話しますと、それでは頂こうとまとまります。
さあ、この話しが家臣達の中で噂になる。しますと、お殿様の耳にも入りまして」
朝倉「うん。近頃ではそのような話しを聞かないな。
そのような正直者の家来を持って私は幸せ者だ。桜咲にその茶碗を持って来るように伝えよ。」
亜子「茶碗を丁寧に箱に収めまして、殿様の元へ」
朝倉「その方が桜咲か?」
刹那「ははぁ!私が桜咲でございます。本日はお目通り」
朝倉「堅苦しい挨拶は無用である。件の茶碗とやらを見せてもらいたい。」
亜子「これでございますと茶碗を差し出しますと、殿様、じ~っと見つめ」
朝倉「う~ん。これはもしや・・おい、目利き役を呼んで参れ」
夕映「お呼びでしょうか?」
朝倉「来たか。・・この茶碗、余は、井戸の茶碗と見るが、どうだ?」
夕映「ん?おぉ!これは正に井戸の茶碗!これは世に二つと無き名品で、
古くは(ry」
朝倉「おぉ!やはりそうか!・・桜咲、この茶碗を求めたいのだが、譲ってくれぬか?」
刹那「はい。」
朝倉「おぉ。譲ってくれるか。値はいくらで・・・十五?万か?えっ十五両?
世に二つと無き品をそれではいかんだろう。・・・倍の三十でもいかんな。三百でよいか?」
亜子「なんと三百両の値が付いてしもた。」
夏美「桜咲様、お呼びだそうですが、何か?」
417 : まほ落語寄席 2008/01/06(日) 21:28:15 ID:???
刹那「実はな、あの茶碗が三百で売れた。」
夏美「えぇ?!・・えぇ、へぇ、えっ!世に二つ無き品?!良かったですねぇ~」
刹那「良くない・・。半分の十五両であれほどの騒ぎ。・・・今度は三百。
四の五は言わぬ。三百の半分、百五十。釘宮殿に持っていけ~!」
夏美「うへぇ~・・・・まいったなぁ~。十五で刀・・百五十じゃ最悪でミサイル、
良くても大砲でズドンだよ。・・・・あのぉ~」
釘宮「おぉ。屑屋さんじゃないか。この間は済まなかったな。」
夏美「えぇ、ようござんすよ。・・・あの、お嬢様、逃げるときの為に戸は開けっ放しで。
あのぉ~、実はあの茶碗が世に二つと無き品で、殿様が三百でお買いに云々」
釘宮「・・・。・・・。そうか、あの茶碗は父上が臨終の折、絶対に手放さないでくれと申した品。
木像は売り、茶碗まで手放すとは・・・。」
夏美「あの~、その~、で、桜咲様が半分の百五十両をと」
釘宮「分かった、受け取ろう。」
夏美「ですよね~。受け取・・・受け取る?えっ!拒否するときは受け取らないが正しい」
釘宮「何を申すか。今までタダで受け取ったか?」
夏美「いいえ。」
釘宮「知っての通り、私に一人娘が居る。桜咲殿に御内儀が居ないのなら、
娘を先方に受け取っていただきたい。用は嫁に差し上げたい。
なに、今までの付き合いで、桜咲様は真っ直ぐなお方とお見受けする。
そのようなお方なら、この娘を預けても良いと思ってな。
娘を嫁に貰っていただけるのなら、この百五十両は支度金として頂こう。どうだ?」
夏美「なるほど!それなら話が通りますよ!もし受け取らないなら私が娘さんを貰います」
釘宮「お前にはやらん!早く行って来い!」
夏美「チッ。・・・・行って参りました。」
刹那「どうだった?」
夏美「へぇ。先方はこれこれこうと」
418 : まほ落語寄席 2008/01/06(日) 21:28:41 ID:???
刹那「何?娘を?嫁に?・・・そうか、なら頂こう。」
夏美「会わなくて良いんですか?」
刹那「うむ。釘宮円と申す浪人、お会いしたことは無くとも正直なお方とお見受けする。
そのようなお方の娘とあらば見なくても頂こう。
あぁ、どのような娘か楽しみだ。」
夏美「へぇ、今はボロを着てますがこちらで磨きを掛けてみなさい、良い奥方になるでしょう。」
刹那「いや、磨くのはよそう。」
亜子「『また、小判が出るといけない』
『井戸の茶碗』と言うおめでたい一席でございます。」
429 : 真夏の日々 2008/01/07(月) 14:16:24 ID:???
部活が長引いたせいで寮に帰ってきたのは夜になった。
「あら、夏美ちゃん。お帰りなさい。」
「夏美姉ちゃんお帰り~」
部屋に戻るとちづ姉と小太郎君が出迎えてくれた。
いいんちょはネギ先生に会いに行ってる、らしい。
「ただいま~・・・。」
私はそのままぐったりとソファーにもたれかかり、大きく息を吐く。
「元気ないわね~、どうしたの?」
「ん~、ちょっと部活でね~・・・」
今回の舞台、私は初めてメインヒロインに(半ば強引に)選ばれた。
なんでも、私、村上夏美をイメージしたお姫様、だそうで。
しかし、まだ王子様の役が決まってない。
なかなかイメージに合う人がいないんだって。
それでも始めて主役に抜擢された、そのことだけでもうれしくてしょうがない。
そういえば・・・ 思いっきり声を出して練習すれば覚えるのが早くなる、
とかどこかのテレビ番組でやってなかったっけ?
「ちづ姉、ちょっと練習してくる!」
「あ、ちょっと夏美ちゃん!?天気予報・・・」
私は台本の入っているバッグを持って制服のままで外へと飛び出した。
やる気になってるときにやらないとね!
「天気予報だと、この後大雨って言ってるのに・・・大丈夫かしら?」
誰もいないところで練習しよう。
そう思った私は一目散にいつも人がいない(といってもこの時間じゃ誰もいないよね)
森の中へと入っていきました。
最近この森で、少し広めの広場を見つけて
それ以来独りになりたいときはいつもここに来るようにしたんだ。
・・・そして、ずぶ濡れになりながら今に至ると言うわけです。
430 : 真夏の日々 2008/01/07(月) 14:18:07 ID:???
昼間来るときと違って暗くていつもの道が分からなくなっちゃって
軽く遭難です。そうなんです。ってダジャレ言ってる場合じゃない!
雨宿りできる場所を探さないといけないなぁ・・・。
台本の入ったバッグを濡らさないように抱え、震え始めた体をさすりながら歩いていると、ふと森が開けた。
「神社・・・?」
確か龍宮さんの実家・・・。
頭が熱い・・。熱でも引いたのかな・・・・。
神社から誰か出てきた。
「村上?こんな時間になんで・・・・」
私の意識はそこで途切れた。
ちづ姉がいきなり後ろから抱き付いてきた。
とっても暖かい。
目の前を見るとにこにこしたちづ姉が立っていた。片手には長ネギが握られている。
・・・・怒っているみたい。なんかよく漫画で見るようなオーラが後ろに。
熱い、熱いよちづ姉。
「おい、村上?」
誰かが私を呼んでる・・・。誰だろ?
私はストーブの前で毛布にくるまった状態で寝ていたらしい。
「ここは・・?」
電気がついてないので暗い。
服装も制服じゃない。だぶだぶのサイズの合わない服を着ていた。
431 : 真夏の日々 2008/01/07(月) 14:19:05 ID:???
「起きたか」
「ひゃうっ!?」
「ひどいな・・・。そんなに驚くことはないだろう?」
いきなり暗い部屋で声がしたら誰だって驚くよ・・・。
「服はずぶ濡れだったんでな。変えさせてもらったよ。私のだからサイズは合っていないが」
そう言って彼女は電気をつけた。
スラリと高い身長。大きい胸。褐色の肌。きれいな黒髪。巫女の服。
龍宮さんだ。
「じゃあ、私、そろそろ帰るね。服、明日返すから・・・」
と言うと、龍宮さんが真顔で
「今帰るのはやめた方がいい。私も帰れなくなってたところなんだ」
確かに、外は木が音を立てて揺れてるし、窓には大きめの雨粒が当たる。
時々、雷の音もする。
「今夜はここに泊まっていくといい。」
龍宮さんが真顔のまま続ける。
よかった~。龍宮さんに会えて。
「宿泊料は安くしておくよ。1泊と2食で3000円から。」
ぴしっ。
「え゛、お金取るの?」
「冗談だ」
龍宮さんの冗談、初めて聞いたかも。てか真顔で言わないで・・・
「・・・ふふっ」
龍宮さんが耐え切れなくなって笑い始めると私もつられて笑った。
しばらく笑いあった後、
「冷えた体は風呂で温めるのが一番早い。入ってくるといい。」
432 : 真夏の日々 2008/01/07(月) 14:20:40 ID:???
場所を教えられて浴場に行ってみた。
まだ少しふらふらするけどそれよりも早く温まりたいし。
どこかの旅館に来ちゃったんじゃないかと思うほど大きなお風呂だった。
私には何の木でできてるのかよく分からないけど木製のお風呂ってなんだか日本って感じがするよね。
やることがないのでこの広いお風呂を見渡してみる。
長方形の湯船は私がたとえ5人ぐらい寝てもまだ余裕がありそうなほど広い。
誰もいないし大丈夫だよね・・・
ちょっとだけ泳いでみたり 浮かんでみたり 潜ってみたりと
一通り楽しんだところでゆったり湯船につかっていると龍宮さんが脱衣所に来た。
「湯加減はどうだ?」
「うん、ちょうどいい感じ。」
「では、私も入るとするかな」
ガラスの向こうのシルエットには、龍宮さんの服を脱いでいる姿が見えた。
「ええぇ!?」
「何をそんなに驚くんだ?いつも大浴場で一緒に入っているだろう?」
ん~・・それはそうだけど。あんまり話したことが無い人と二人きりで入るのもちょっと・・・
などと考えている間に龍宮さんが入ってきちゃった。
やっぱりスタイルいいなぁ。腕とかも引き締まってるし。
龍宮さんが体を洗っている間、あまり視線を交わしたくなくて窓の外ばっかり見てた。
ちゃぽん。
龍宮さんが湯船に入った。
「ふぅ・・・・」
こういう時はなにか話したほうがいいのかな?
話題を考える、考える。考える。カン蛙・・・ あぁダメだ。全く浮かばない。
とにかく話しかけよう、と思いいざ口を開こうとしたとき、
「いい湯だな・・・」
「へ?は?あ、あぁ。そ、そうだね!」
・・・見事に出鼻をくじかれてしまいました。
433 : 真夏の日々 2008/01/07(月) 14:21:43 ID:???
しかし、『いい湯だな』の1フレーズから私の頭は回転を始めた。
そうだ!ちづ姉の・・・
「い~い湯だな い~い湯だな」
突然歌いだした私に、龍宮さんは目を丸くしてこっちを見ている。
「よくちづ姉がお風呂で歌ってるんだよね。隣で聞いてたら覚えちゃった」
「ふふっ。そうなのか。」龍宮さん、笑。
予想通り。ウケると思ったんだ。
「まぁ、いつの歌なのか聞いたことは無いんだけどね」
聞いてはいけない気がする。大切な何かを失う気がする。
「ふ~ん。いい曲じゃないか。私にも教えてくれないか?」
浴場には二人の合唱が響きました。
龍宮さん、なかなか歌上手だったよ。
歌に勇気をもらって、私も話しかけられるようになってきた。
「龍宮さんってさ、演劇興味ある?」
「ある。・・・演じるのはニガテだぞ?」
龍宮さんも怖い人じゃない。
「龍宮さんってカラオケとか行くの?」
「あまり行かないが・・・ 誰も誘ってくれないだけだよ。興味がないわけじゃない。」
龍宮さんも女の子だ。
「じゃ、今度私たちと一緒に行ってみる?」
「ああ。機会があれば誘ってくれ。」
龍宮さんも私やいいんちょやちづ姉と同じ(?)中学三年生。
しばらくそんな会話をしてみてよ~く分かった。
とはいっても
私がしゃべって龍宮さんが聞く、相槌を打つ、そういう会話だけど。
ちづ姉とはまた別。いいんちょとも別。
だけどなんだか龍宮さんのそばにいると暖かいカンジ。
434 : 真夏の日々 2008/01/07(月) 14:23:51 ID:???
「龍宮さん、なかなか聞き上手だよね~。なんでも話せちゃう」
「村上が話し上手なんじゃないか?」
「えへへ~。そうかも。」
・・・うんうん。やっぱり龍宮さんって
「お姉さんができたみたいだな~・・・」
「お、お姉さん!?」
「うん、ちづ姉はどっちかっていうと母親タイプだけど、龍宮さんは姉、って感じ」
「ふ~む・・・。それはほめられてるんだな?」
「もちろん!なんか優しい年上っぽい・・・ 威厳?に満ちてる」
「そうか・・・。」
気のせいか龍宮さん顔が赤い。
のぼせた?
「私は先に出るよ。タオルは出てすぐのところに置いておくから。」
やっぱりのぼせたのかな?
夕飯はカップラーメンでした。
「龍宮さん、材料なかったの?」
「・・・ある」
「いつもこんなのしか食べてないの?」
「いや、そうじゃないんだが・・・ 料理はあまり得意じゃないんだ。」
そういえば家庭科の時間に明日菜と一緒に鍋焦がしてたね・・・。
食べ終わった後また広い部屋に案内された。
「布団は敷いておいたから。何かあったら呼んでくれ。隣の部屋にいるよ。」
「うん、何から何までありがと!お休み~」
私は龍宮さんに心から感謝した。
435 : 真夏の日々 2008/01/07(月) 14:24:59 ID:???
早速寝る体制に入ったんだけど
慣れない部屋で一人寝るのと
さっきからずっと風と雷の音とが怖くて・・・。
寝れないよう。
「龍宮さん・・・・?」
小声で呼んでみる。寝ちゃったかな?
「ん?何かあったか?」
わわ、起きてた。
「ごめんね、起こしちゃった?」
「いや、私はいつもこの位の時間まで起きてるからな。で、何か用か?」
「え~とね・・・ さっきから風が強くて・・・ その・・・」
隣に来てほしい、というのは少しおかしい気がするので何と言い換えようか迷っていると
突然襖が開いて龍宮さんが来た。
で、私の布団にもぐりこんできた。
「つまり、」
布団の中から顔を出して龍宮さんが続ける。
「雷の音が怖くなったから一緒に寝てほしい、ということでいいか?」
図星。
「流石だね~、お姉ちゃん?」
私はふざけて言ってみる。
真っ暗なので互いの顔は見えないけど
笑う声だけはよく聞こえた。
「もちろんだ、妹」
そのあと少しだけ話をした。
何を話したのかは覚えてないけど
ぐっすりと眠れたことはよく覚えてる。
436 : 真夏の日々 2008/01/07(月) 14:26:40 ID:???
やっと寝たらしい。
無理もない。歩き続けだったらしいしな。
ま、たまには年上に見られるのもいい。
「お姉さん」と言う単語がどれだけ心地よく響いたことか。
さてと、私は銃の手入れでも・・・
布団から出ようとしたそのとき、
村上の手が私の腰周りにのびてきて絡みつく。
がっちり掴んで離さない。
そして
「お姉ちゃん・・・ すぅ・・・」
一撃。
布団に戻る私。
すまん。
今日ぐらいは手入れしなくてもいいよな?今日は使ってないし。
このかわいらしい妹のそばにいてもいいよな?今日だけだし。
自分に言い訳をしてる間、
村上はというと・・・
私の胸にほおずりしてました。
甘えぐせ、というべきか。
なんだか本当に妹ができたような・・・ 手間のかかる娘ができたような・・・
とりあえず何だ、このまま抱かれたまま寝てみたい。
これが母性本能と言うものなのだろうか?
幸せそうに微笑みながら寝息を立てる村上。
可愛い。愛らしい。純粋。無垢。そういう言葉が当てはまると思う。
気が付くと頭をなでている私がいた。
たまにはこういう時間もいいかもしれない。
437 : 真夏の日々 2008/01/07(月) 14:27:54 ID:???
と、そんなことを考えていると、村上の手が動き始めた。
私の浴衣に手が掛かると浴衣を器用に脱がせて
揉み始めた。
浴衣がはだけて上半身があらわの私。
その隣でスヤスヤと眠る村上。
この状況を誰かが見たらどう思われるだろうか。
特に早乙女や朝倉あたりが見たら・・・
考える必要も無い。
流石に手をどけようとした私だが、
ここで村上の寝言が
「お姉ちゃん・・・」
ダメです・・・ 抵抗できません。こんな可愛い子、起こしちゃいけません。
待て・・!村上!ソコは・・・弱いから・・・
振りほどこうとする私に
「お姉ちゃん・・・」
こうして夜は更けていく・・・。
438 : 真夏の日々 2008/01/07(月) 14:28:48 ID:???
2時間は経っただろうか。
やっと村上の腕が私から離れた。
このときを逃すわけには行かない。
私は布団から飛び出ると壁まで這っていき、
壁に背をもたれた状態で力尽き、眠ってしまった。
・・・後々に那波に聞いたところ、
彼女達の胸はすでにやられた痕、だそうだ。
揉めば大きくなる、とはよく言ったものだ。
・・・最近では新しいルームメイトも標的になっているとか。
恐るべし村上。
441 : マロン名無しさん 2008/01/07(月) 19:58:19 ID:???
三分後投下~
劉備(桜子)玄徳[りゅうび げんとく]
やり方は三つしかない。正しいやり方。間違ったやり方。私のやり方よ
張飛(美砂)翼德[ちょうひ よくとく]
酔って狂乱、醒めて後悔
袁術(史伽)公路[えんじゅつ こうろ]
三度炊く 飯さえ硬し 軟らかし 思うままには ならぬ世の中
孫策(和美)伯符[そんさく はくふ]
与えられたるものを受けよ。与えられたるものを活かせ
442 : 三国志な、ま! 2008/01/07(月) 20:01:20 ID:???
三国志な、ま!
1/3
張飛のポカで拠点を失ってしまった劉備。袁術と戦争をしている場合ではなくなりました
前門の虎、肛門の狼という状況になってしまったのです
拠点を失うということは末端の兵士にとっては主君を見限る大きな理由となります
それ故に劉備の兵士はどんどんと逃げていったのです
追手から身を隠しながら劉備は再び雌伏の時を迎えるのでした
さて、一方劉備と争っていた袁術ですが、その元には一人の若者がいたのです
その若者とは孫策(和美)伯符[そんさく はくふ]という若者といいます
この若者はかつて董卓との戦いで大活躍した孫堅の忘れ形見なのです
和美 「ぬふふ、これだけのネタがあれば・・・脅迫、もとい、皆が協力してくれるよね」
この時、孫家は家長の孫堅がいなくなってかつての力はなくなってしまいました
何とか袁術の食客、つまり居候にまで落ちぶれていたのでした
かつての孫家の力を取り戻すため、中華の大陸に名をはせるため孫策は思案の日々を送っています
そしてついに孫策は禁断の秘宝を使い、力をつけようと企んだのでした
443 : 三国志な、ま! 2008/01/07(月) 20:02:22 ID:???
2/3
和美 「ねえふみちゃん。ちょっと美化委員で栽培しているお花畑の蜂蜜くれないかな~」
史伽 「ふえ?あれは今年あんまり取れなくてあげられないです」
和美 「・・・ねえ、ちょっとこれ見てよ。この写真」
史伽 「何ですか・・・うぁぁ!!!」
和美 「これ・・・ふみちゃんがお●●●してるとこだよね?よく撮れてるでしょ」
史伽 「ちょ・・これなんで写真ですか!?誰が!!ありえなうひゃぁ!!」
和美 「ああ、下着濡れてるね。パジャマも・・・うわぁ、お布団までこんなに濡れて・・・」
史伽 「くぁwせdrftgyふじこlp!!!」
孫策は孫堅から受け継いだ秘宝、玉璽を袁術に差し出すことを思いついたのです
玉璽とは皇帝の持つ印鑑のことで、これを持つ者はつつがなく栄える縁起のいいものです
まあ、持っている孫策は栄えていないので効果があるかどうかは疑問ですが
以前から孫策は孫家再興のため、かつて孫堅と共に闘った将兵を返してもらうことを願い出ていました
しかし袁術はそれを承諾しませんでした。孫堅の部下達は優秀だったからです
そこで最後の手段として孫策は袁術に玉璽を差し出しました
すると袁術は喜んで孫策に1000人ほどの将兵を返しました
孫策は玉璽という大切なものを失ってしまいました
しかし・・・
孫策の元にはかつて孫堅と一緒に闘った将兵が戻ってきたのでした
一騎当千の猛将達が孫策の元へと戻ってきたのです
444 : 三国志な、ま! 2008/01/07(月) 20:03:22 ID:???
3/3
将兵を得た孫策は早速丹陽という地で闘っている叔父の元へと駆けつけました
そしてその地で戦いの才能を開花させていったのです
和美 「ちょっとこの映像を見てくれないかな?ここに映っているのって・・・」
苦しい戦いもありましたが、孫策は各地の戦いで勝利を重ねたのです
それは決して孫策の力だけではありませんでした
乳、孫堅の威光。そして孫策の元へと集まってきた人材の力でもあったのです
その中の一人に義兄弟の契りをかわした知将がいたのです
超 「お、朝倉サン。超包子の宣伝お願いできるカナ?」
和美 「報酬は?」
超 「肉まん2ヶ月分か、ネギ坊主の秘密。どちらがいいカナ?」
和美 「・・・ネギくんの秘密で」
その者の名は周瑜(超)公瑾[しゅうゆ こうきん]といいます
知略に優れ、水軍を操らせては天下一と謳われた名将です
後に呉という国が出来上がると、その大黒柱となる人物なのでした
孫策の軍は長江の下流のあっという間に攻め落としていきました
孫策の軍は悪人を退治して善政を敷くというものだったので、各地では孫策来るというだけで悪人は逃げ出しました
そして領民達に大歓迎されて支配地域を広めていったのです
こうして長江下流には呉という国が出来ました
呉の国の者達は敬意を込めて孫策をこう呼んだのです
”小覇王 孫策”と
続
446 : まほ落語寄席 大喜利 2008/01/07(月) 20:45:57 ID:???
さよ「お待ちかねの大喜利コーナーです。司会の相坂亭さよです。どうぞよろしく。
まずは、正月だからボケてるのか、いつもボケてるのか分からないメンバーからのご挨拶です。」
美砂「年でボケてる司会者よか可愛げがあると自負してます。
えぇ、年も明け、心機一転芸名を変えようと思いまして師匠のハルナに、
大名人にあやかって亭号を桂、名前を可愛らしくヒ○ギクにしたいと申した所、
それは止めろと言われました。中に誰もいませんよ?柿崎亭美砂でございます。」
釘宮「ご贔屓の皆様おかげさまで、まほ落語寄席も長いこと続いております。
本年も一つお引き立て願います。釘宮亭まどかです。」
まき絵「えぇ、またまたメディアミックス(?)でアニメ三期や映画化などと噂が立っております。
作画崩壊の一期、キャラ改あk・・改変の二期と続けば怖いものなしのまき絵でっす!」
亜子「クリスマス、大晦日、初詣と今年も一人っきりでした。
バレンタインまでには何とかするでぇ!和泉家亜子です。」
ハルナ「日本人は気楽なもので、クリスチャンになったり氏子になったりと
何でしょうねあれは?あぁ言ういう他宗教の良いとこだけ真似するのを万華教と言うそうです。
初詣は龍宮神社へ。龍宮から宣伝を頼まれました、ハルナです。」
裕奈「昨日、ハルナ師匠から、亜子師匠と私の三人でパルック団を結成するから入会金代わりに
既刊同人を百冊買えと言われたので買ったんですけど、場所が無いので送り返したいんですがと
電話したら、じゃあ解約料に新刊百冊買えと言われました。
原作生まれ、キャラスレ育ち、ザジちうスレが第二の故郷の裕奈でーす!」
さよ「最後に、いつもボケてる桜子さんの挨拶からどうぞ。」
桜子「てーきの滅ぶるそれまではー進めや進めもーろともに~♪
そろそろ司会者をヌッ殺s・・あっ、もう氏んでたね。椎名桜子です。」
さよ「んの野郎、覚えてろ。一番座布団の多かった人はアメリカの
ヨセミテへの旅行券にちなんだ商品が送られます。」
447 : まほ落語寄席 大喜利 2008/01/07(月) 20:46:50 ID:???
さよ「一問目。ブログや掲示板などで、返信が殺到する状態を炎上と言うそうです。
そこで皆さん、何か燃えてるのを見ながら『燃えろ~』と言って下さい。私が、
景気が良いねと返しますので、何か一言。」
釘宮「はい。」
さよ「釘宮さん。」
釘宮「燃えろ燃えろ燃えろ~!燃えろ燃えろ燃えろ燃えろ燃えちまえ~!」
さよ「景気が良いね。」
釘宮「さて、問題です。私は、燃えろと何回言ったでしょう?」
さよ「椎名さん、一枚持ってって。コッチが問題出してるんですよぉ。」
ハルナ「はい」
さよ「ハルナさん。」
ハルナ「あ~ハッハ!燃えろ燃えちまえ~!」
さよ「景気が良いね。」
ハルナ「相坂さよのお焚き上げだ~いw」
さよ「椎名さん!全部持ってっちゃえ!」
裕奈「はい!」
さよ「裕奈さん」
裕奈「燃えろ燃えろ~」
さよ「景気が良いね。」
裕奈「ハルナの同人なんか焼いちまえー!」
さよ「椎名さん、一枚差し上げて。他は?」
亜子「はい」
さよ「和泉さん。」
亜子「燃えろ~燃えろ~」
さよ「景気が良いね」
亜子「ハルナの同人で焼き芋焼くと美味いんや」
さよ「なかなか粋な焼き芋ですね。一枚差し上げて。」
448 : まほ落語寄席 大喜利 2008/01/07(月) 20:47:44 ID:???
さよ「二問目。大喜利イエスノークイズです。
皆さん、私に何か問題を出してください。私は全て、イエスと答えますので、
正解不正解を発表した後に何か一言。」
亜子「はい。」
さよ「和泉さん」
亜子「麻帆良学園都市は実在する?」
さよ「イエス」
亜子「不正解です。どうもアナタは現実と空想が区別できませんね。
もう一度、入院してください。」
さよ「・・・一枚取って。他に」
まき絵「はい。」
さよ「まき絵さん」
まき絵「司会者は、次回から私に司会者の座を譲る?」
さよ「ノー!椎名さん、一枚持っていって。
アンタにやらせたら滅茶苦茶になっちゃいますよ。他は?」
ハルナ「はい。」
さよ「ハルナさん。」
ハルナ「著作権保護団体は回収した著作権使用料をちゃんと分配している?」
さよ「イエス」
ハルナ「答えはノー。実際は回収した著作権料は著作権者に渡されず、団体幹部の私ふk(ry」
さよ「危ない危ない!えぇ、次の問題です。新年を向かえ、新しい目標を決めた方も
いらっしゃると思います。そこで皆さん、去年の反省は何々ですと言ってください。
私が、今年の抱負は?と聞きますので、抱負なり目標なり答えてください。」
449 : まほ落語寄席 大喜利 2008/01/07(月) 20:48:49 ID:???
亜子「はい。」
さよ「亜子さん。」
亜子「今年の反省点は、大喜利の司会になれなかったことです。」
さよ「今年の抱負は?」
亜子「大喜利の司会者になることです。」
さよ「ハッキリ申し上げます・・・無理です。他は?」
まき絵「はい。」
さよ「まき絵さん。」
まき絵「去年は成績が悪かった事です。」
さよ「今年の抱負は?」
まき絵「ホウフって、あの白くて四角くて冷や奴にする奴ですよね?」
さよ「なるほど。成績が悪いわけですね。」
裕奈「はい。」
さよ「裕奈さん。」
裕奈「去年の反省点は、芸に磨きをかけられなかったことです。」
さよ「今年の抱負は?」
裕奈「さよさんに追いつくことです。・・・でも、雲の上の人だしw」
ハルナ「有る意味で雲の上だよねw」
さよ「椎名さん!あの二人の一枚ずつ持っていって!」
ハルナ「私、ゼロ枚だよ?」
さよ「じゃあ、裕奈さんのもう一枚とって。」
裕奈「そんにゃ~」
450 : まほ落語寄席 大喜利 2008/01/07(月) 20:50:14 ID:???
亜子「はい。」
さよ「亜子さん。」
亜子「去年は早口言葉を言えなかった事が反省点です。」
さよ「今年の抱負は?」
亜子「言える様になる事です。にゃにゃむぎにゃにゃごめにゃにゃにゃなご!」
さよ「赤巻紙青巻紙黄巻紙。ハイ」
亜子「あかまみまみあおまみまみきまみまみ!」
さよ「これが萌えって奴ですね、一枚差し上げて。
以上、大喜利のコーナーでした。えぇ、座布団が一番多いのは・・・亜子さんが二枚ですね。
優勝は亜子さんです。椎名さん、商品を持ってきてください。」
桜子「はい、かしこまりました~♪」
さよ「優勝おめでとうございます。ヨセミテへの旅行券に因み、『寄席見て』として
麻帆良学園都市駅から、上野駅、新宿駅、地下鉄浅草駅、池袋駅の
落語定席最寄り駅の鉄道乗車券を差し上げます。あっ、もちろん木戸銭は自腹ですからね。」
亜子「わ・・・わーい・・・。」
さよ「まほ落語寄席はこれでお開き。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。」
451 : マロン名無しさん 2008/01/07(月) 22:19:23 ID:???
こういう底冷えする日はコレに限るな。
コタツにどてら、うん素晴らしい! ちうとしてはおよそ見せることはできんが… うん?
肩にずっしりとした重み。ザジがあごを肩にのせてきていた。さっきからザジがちょっかいをかけてくる。
「………」
「ザージー、もうちょっと後でなー」
エンコードが上手くいかない… くそっ40M超えちまう。
前後編にわけるか? ヴォーカロイドなんぞ目じゃないってコトを見せ付けてやりたいのに…
「………」
ザジがいつの間にか対面に移動してミカンでお手玉をしている。
「食べ物で遊ぶなよー」
「……♯」
MADなんかはよっぽどじゃなきゃな… キーボードクラッシャーやドナルドなんかも取り入れてみるか…?
「うーむ… って、な、なんだ!?」
背中に猛烈な違和感。正確にはどてらと背中の間に何かがって…
「ザジ! お前…」
「………」
振り返るとザジと目が合う。無言でじっと見詰めてくる。二人羽織状態で逃げ場が無い…
うぅ、その目は… 最近構ってなかったからなぁ… ここは一つ…
「あ、あー、ミカンが食べたい気がするなぁ…」
「!」
途端にミカンの匂いが広がる… ていうか、どっから出した?
ミカンを持った褐色の手がどてらの袖から伸びる。そのまま私の口に… って、一房じゃなく半分かよ!
「ちょっ、こんな大きいのはむぐっ?」
無理やり口に押し込められる。ザジ! 一体何を…
と、思った時にはザジの顔が目の前にあった。正確には咥えたミカンのちょうど向こう側。
同じようにミカンの反対側を咥えて、じっと見詰めてくる。
見詰めながら、ミカンを一房ずつ口の中に収めながら、近づいてくる。
当然最後には―
ミカンを食べたのか、食べられたのかよくわからん。
作業は当然中止になった。
最終更新:2009年01月25日 02:42