Angler 萩原 磯貝 安達 店橋 都築 辰井
Writer 安達
こんにちは、4年の安達です。今年も野尻湖に行ってきました!
去年は偶然にも釣れましたが、正直長野県の湖には苦い思い出があります。今回も天気予報では大荒れと釣魚会らしくなっており、勘弁してくれよ…とモチベーションがかなり低下気味。それでもいつものことだと言い聞かせ、野尻湖に向かうのでした…
1日目
1日目は、1年生の辰井くんと同船することに。なんと、辰井くんは船舶免許を持っていたので11フィートの免許要艇に乗れました。それともう一つびっくりしたのが、辰井くんはバス釣り未経験だったことです。去年の一件があったので、かなり重大な任務を与えられたなと思いながら出船しました。
天気予報通り風がかなり強かったため、樅ヶ崎に行くのは諦めて弁天島西沖に入りました。魚探を見ているとかなりベイトが映るためライトキャロのシューティングで狙うことに。中層のスモールは釣るのが難しいので切り捨て、ボトム付近に映った瞬間に投入していきます。するとすぐに僕の竿が曲がり、すかさずアワセを入れました。2lbラインを使っているため慎重にファイトし、あがってきたのは40cmちょいくらいのスモール。

1匹釣って気分が良くなった安達は、ここで辰井くんに得意げにキャロについて語りだしました笑 辰井くんからは面倒な奴だと思われたかもしれませんが、とにかく釣って欲しかったのです。うざいレクチャーを受けた辰井くんはしっかりと実践してくれ、するとすぐにヒット!僕と同じ仕掛けを使っているため、ドラグ調整をサポートしながらファイトしてもらいました。緩めに設定していたのでドラグ音が鳴り止みませんでしたが、そんなに勢いよくラインが出ているわけでもなかったので大したサイズではないなと思っていました。しかし、魚が見えた瞬間2人とも驚愕。見えてからが長く、「ゆっくり、ゆっくりでいいよ」とファイトしている辰井くん以上に安達は焦りながら声をかけネットを持って待機しました笑 10分くらいかけ無事にネットイン。僕の手メジャーでは46~7cmあるのではないかという良型のスモールでした。ホッとしたのと同時に、自分が釣った時以上の嬉しさが込み上げてきました笑 今日はいけるぞ!と思ったものの甘くはなく、それからはさらに風が強まってきたので弁天島の風裏(北側)に移動することに。しかし、たまにベイトは映るものの群れが小さい上に反応も全くありません。流れがしっかりと効いているポイントの方がいいのではないかと考え、勇気を振り絞って先程のポイントに戻ることに。魚探を見る限りでは風で流れが発生しているポイントの方がベイトが溜まっています。先程と同じようにボトムにベイトが映った瞬間にシューティング作戦で攻めることに。今度は萩原さんから頂いたドライブビーバーのヘビキャロでサーチしていきます。リフト、フォール、10秒くらいステイを繰り返しているとヒット!10lbラインだったのですぐに決着がつき、ネットイン。
(近くにいた店橋・都築艇からメジャーを借りました。)
辰井くんにもドライブビーバーをリグってもらい、軽くヘビキャロの動作を更に教えて釣りを再開。しかし、更に風が強くなり、このままでは転覆する危険があるのでこのポイントは断念することに。仕方なく風裏ポイントに入ると自分たちと同じく風を避けてきた人たちで船団ができていました笑 ベイトがあまりいない上に狭いエリアに人が集中してプレッシャーが高まっているためか帰着までノーバイト。そんなプレッシャーの高くなっている場所でも近くにいた磯貝艇は釣っていました。
帰着後は、安達の運転で妙高高原の食堂へ。私事ですが、今年の2月に免許が取れました。免許を取ってから全く運転はしていませんでしたが、先生に教えてもらいながら運転したので無事行って帰ってこれました(途中1回だけ危なっかしい運転があったのは内緒です笑)。
2日目
2日目は都築くんと同船です。昨日ボウズを引いたという都築くんに釣ってもらうべく、昨日釣ったポイントからスタート。ポイントには入れたものの風がなく、流れもないため昨日ほどのベイトは溜まっていません。ベイトが映った瞬間にシューティングしていきますが反応はなし。去年も2日目朝に1日目釣れたパターンを試して釣れなかった記憶があるので、これは想定内です笑 早めに見切り、桟橋を撃ちつつ樅ヶ崎へと向かいます。
樅ヶ崎に入るとライトキャロシューティングであっさり1匹取れました。
糸を結び直して、投げてからスマホを見ているとなんとまたまたヒット!2匹目は35cmくらいのサイズ。
今度は都築くんにも釣ってもらうべく、昨日から反応のいいコンポジットツインを使ってもらいました(余談ですが、このワームかなり釣れます。廃盤になっていてなかなか手に入らないので、復刻してほしいぐらいです笑)。するとすぐに都築くんも40upのいいスモールをキャッチできました。僕は止めている最中にヒットしましたが、都築くんは動かしている最中に釣れたらしいです。動かしている最中に釣れるサイズは小さく、釣れる数も少なくなるイメージがありましたが、そうでもないみたいです。色んなパターンが存在しているということなのでしょうか?それとも何でもいいのでしょうか? 安達にはどちらかわかりませんが今日はそんなにシビアな状況ではなかったことは確かです笑
その後、一度樅ヶ崎から離れ、砂間ヶ崎へと向かったものの生命感がなく樅ヶ崎へと戻りました。やはりここは別格です。ベイトだけでなく釣り人も多いです笑 しばらく無の時間が続いた後、後ろでは都築くんが釣っていました。釣り方を聞くと、なんとドライブクローラーをオフセットで刺したキャロで釣ったとのこと。意外な使い方と都築くんの発想力に驚きました笑 自分も試してみようとドライブクローラーにチェンジ。ズル引き→ステイを繰り返していると、根掛ったような感覚が。「根掛ったから取りに行くわ」と船を動かしていると、ラインが動き出しました。去年に引き続きやらかしてしまいました笑 去年は根掛りを魚と勘違いしましたが、今年は魚を根掛りと勘違い… 無事に獲れましたが、船団のど真ん中だったのでかなり恥ずかしかったです笑
その後は、前日と同じように風が強くなってきたので風裏の樅ヶ崎~舟瀬まで回りましたが特に異常はなし。夕方に樅ヶ崎に入るため金山付近に戻り、羽根モノを投げていると水面が割れました!!!強靭なタックルを使っているのですぐに寄ってきましたが、タモに入った瞬間にフックオフ。都築くんナイスキャッチです笑 浮上して
ルアーについた瞬間からバイトするところまで目視できたのでかなり興奮しました。
最後15時過ぎに樅ヶ崎に入りました。風が強かったので当たらない場所から魚がいそうな場所に投げると、すぐに反応が。たぶん〆になる魚だったので慎重にファイトすると、40あるなしのスモールがあがってきました。今回は、ズル引きでヒットしたので余計にわからなくなってきました笑 この1匹を釣った後は反応はなく、タイムリミットに。こうして自分の野尻湖遠征は無事に終えることができました。2日とも風に悩まされましたが、去年の遠征以降に学んだことを活かせることができ、良い釣りができたと思います。次来る機会までに、50upを釣れるように修行しときます笑
まとめ
「キャロは釣れる」
これに尽きます。去年は、「キャロは釣れない」と言っていましたが、明らかに使い方を間違っていました。野尻湖遠征の後、動かし方やリーダーの長さ、ワームを変えて色々なパターンを相模川で検証して、なぜあの時釣れなかったのかわかりました笑
僕はネコリグやダウンショットのシェイクが苦手で敬遠しがちですが、キャロには難しい操作が一切ないので愛用しています。キャストしてからは、ワームが勝手に仕事をしてくれるので僕のように大した技術がなくても魚を釣ることが出来ます。その反面、ただ引っ張るだけなので技術向上もなく飽きやすいです笑(それでも釣れるので使ってしまいます…) また、ワーム本来のアクションに頼るため釣れるワームと釣れないワームの差がでやすいです。釣果を伸ばすためにも、今後もキャロの研究を続けて試行錯誤を行っていこうと思います。
最後に
去年に続き野尻湖遠征を企画・車の運転をしてくれた先生ありがとう。殆ど運転しなくてごめんなさい…今後はしっかりと練習しときます笑 また、今回初めて遠征に参加してくれた辰井くん・都築くんもありがとう。自分は今年で卒業する予定だけど、時間があれば一緒に釣りに行こう!
↓自分が使っていたタックルの詳細です。来年参加する方がいれば参考にして下さい笑
ライトキャロ
ロッド:サイドワインダー レーザーウィッパー
リール:ルビアス
ライン:3lb + リーダー2lb 1m以上
ルアー:コンポジットツイン2.5インチ、ドライブクローラー3.5インチ、C4シュリンプ 2.8インチ 色は全てグリーンパンプキン系
フック:インフィニ ホビット #4
その他:タングステンシンカー1/8oz、シンカーストッパー、NTパワースイベル10番
ヘビキャロ・フリーリグ
ロッド:サイドワインダー スペックルレーサー
リール:SS SV
ライン:16lb + リーダー10lb 1m以上
ルアー:ドライブビーバー3.5インチ ロックシュリンプ
フック:インフィニ #1
羽根モノ
ロッド:サイドワインダー ブッシュバイパー
リール:ジリオン
ライン:20lb
ルアー:アベンタクローラーRS
最終更新:2019年06月24日 16:07