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第59話 起き攻め巡査長

基本情報

項目 詳細
掲載号 週刊少年ジャンプ 2025年21号
単行本 未収録
前回 第58話 二次会巡査長
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登場人物

  • 尖里リリ
  • 超条巡
  • 一本木直
  • ホッさん

あらすじ

尖里リリの悩みと超巡の助言
  • 尖里リリは、クラスメートと遊びに行く約束をしたものの、友達付き合いに不安を感じて超巡たちに相談する
  • 彼女は「超巡の読心術で相手の気持ちを教えてほしい」と頼むが、超巡は「超能力に頼った人間関係はうまくいかない」と助言し、断る
クラスメートとのぎこちない交流
  • 翌日、尖里はクラスメートとコスメ売り場を巡るが、会話についていくのが精一杯で本音を隠してしまう
  • 途中でゲームセンターを見つけ、3人でプリクラを撮ることになる
ゲーム対決と本音の発覚
  • 尖里が「本音を隠して付き合うこと」に戸惑っていると、超巡が現れ、アーケードゲーム「スコⅡ」で勝負を挑む
  • 尖里はオタク趣味がバレることを恐れて距離を取ろうとするが、超巡の煽りで勝負に応じ、圧勝する
新たな友情のきっかけ
  • 尖里は「オタバレで友達を失う」と思い込むが、クラスメートは有名配信者の影響で「スコⅡ」を始めたばかりの初心者だった
  • これをきっかけに、尖里はクラスメートとゲームを通じて自然に打ち解け、友達として遊ぶ仲になる
エピローグと尖里の成長
  • 後日、尖里は超巡にお礼を言いに珍宿西交番を訪れるが、超巡は「自分は何もしていないし、超能力も使っていない」と否定
  • 尖里はそのひねくれた態度に、格闘ゲームの煽り言葉で返し、物語は締めくくられる

このエピソードは「超能力に頼らず、自分自身で一歩踏み出すことの大切さ」と「趣味をきっかけにした自然な友情の形成」が描かれています。

「対空出てねぇな」とは

「対空出てねえな」という格ゲー用語の煽りは、相手がジャンプ攻撃に対して適切な対空技(ジャンプ攻撃を迎撃する行動)を出せていない、つまり「飛びを全く落とせていない」「ジャンプ攻撃を好き放題通されている」状態を指摘・嘲笑する言い回しです。

この煽りの背景には、格闘ゲームにおいて「対空を出す」ことが非常に重要な基本技術であるという前提があります。対空が出せないと、相手はジャンプ攻撃から強力なコンボや有利な状況を何度も作り出せてしまい、一方的に攻め続けることができるため、試合展開が著しく不利になります。

「対空出てねえな」と言われる状況の例:
  • 相手のジャンプ攻撃に毎回ガードや被弾で対応してしまい、全く迎撃できていない
  • 対空技を出す意識や反応が遅く、ジャンプ攻撃を通され続けている
  • コマンド入力が間に合わず、対空技が全然発動していない
この煽りには、「お前は格ゲーの基本ができていない」「その程度の腕前か」といったニュアンスが含まれます。格ゲーコミュニティでは、対空が出せない=初心者・未熟という評価が根強いため、相手を見下す意図で使われることが多いです。

まとめると、「対空出てねえな」という煽りは「ジャンプ攻撃に全く対応できていない、格ゲーの基礎ができていない」という意味で、相手の技術不足や経験不足を揶揄する言葉です。

パロディ・元ネタ解説


その他

項目 内容
P1柱コメント 過去一で神妙な顔のリリちゃんのお悩みは友人関係…!!確かにお友達の話を聞いたことないかも…?
P2扉絵コメント リリちゃんの意外な素顔とは!?
P19柱コメント ゲーム外でも煽りは厳禁です!!
次回予告 なし
巻末コメント 作者はオタクに対する世間の風当たりをあまり感じずに過ごしてきた世代です。
最終更新:2025年04月23日 09:37