2006-10-28



立体周期表“エレメンタッチ”

エレメンタッチとは、元素の周期表を立体で表したものです。
京都大学教授の前野悦輝さんが2001年に考案したもので、京都大学固体量子物性研究室エレメンタッチのHPから、その型紙がダウンロードできます。ペン立てとして商品化もされているそうです。
以前から周期表にもうちょっと工夫できないものかと思っていたこともあり、面白そうですので、さっそく作ってみました。


作り方



まずはエレメンタッチのHPから、型紙をダウンロードします。OHPシートを使う簡単工作バージョンと、普通紙を使うちょっと面倒バージョンの、2種類の原稿が選べます。私はOHPシート用の原稿を用いました。が、OHPシートには印刷せずに、PLUSの厚手マット紙に印刷しました。我が家のプリンターで印刷しようとすると、「そんな端っこまで印刷できへんで!」といったような警告を受けたのですが、「それでも印刷する」ボタンをクリックすると問題なく印刷できました。

印刷した原稿をカッターで切り取り、木工用ボンド速乾で接着したら完成です。オリジナルの作り方では、缶コーヒーの空き缶に巻き付けて本体を作るようになっていますが、厚手マット紙なら、紙だけでも十分な強度があります。オリジナルの作り方でOHPシートに印刷するはずの赤とピンクの部分は、リボン状に切り取り接着しました。


完成!



99Esアインシュタイニウムは物理学者アルバート・アインシュタインから命名された元素です。自然界には存在しない超ウラン元素のひとつです。
100Fmフェルミウムは物理学者エンリコ・フェルミから、101Mdメンデレビウムは周期表を最初につくったメンデレーエフから命名されました。
68Erエルビウムはエルビス・プレスリーから命名されたのかと思ったのですが、どうやらそれは違うようです(もしそうなら、エルビシウムになるか)。



参考文献



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最終更新:2006年11月06日 21:00