桜場コハル作品エロパロスレ・新保管庫

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coharu

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マコちゃんが部屋に入ると、すでに内田は寝息を立ててベッドにいた。

「おーぃ。内田? 寝てるのか? もしもーし?」
「…スー……スー…」
「…寝てるのか……そうだ!」

そう言うとマコちゃんは千秋の机からマジックペンを持ちだした。

「よーし、どんな落書きしようかなぁー。…とりあえず額に肉だな、肉!」
「…むにゃむにゃ……」
「それにしても…こいつ、千秋のベッドで良く寝てるなぁ。」
「…ぇへへ……」
「うわっ、しかも夢まで見てるのか?」

マコちゃんは少し落書きをやめて、内田の寝言を聞くことにした。

「ぇへへ…ぅん……そうだよ……」
「?」
「…あたし…マコト君の事………」

マコちゃんはドキッとしながら更に耳を澄ました。

「………むにゃむにゃ……こんな事……恥ずかしいな…ェヘッ……」
「…って! ちょっ、肝心なとこ聞こえなかっ…」

思わず声を出してしまったマコちゃんは、慌てて自分の口を押さえ内田の様子を伺った。
「スヤスヤ……」
「…よかった……寝てるみたいだ。……でも何て言おうとしたんだろう…気になるなぁ……」

そう思った時、マコちゃんはお風呂場で内田にした事を思い出した。
(そう言えば、オレも内田にちゃんと告白とかしてなかったなぁ…よし!)

するとマコちゃんは何か思いついたように、髪止めを外しマコトに戻った。

「内田、お風呂場でははっきり言わなかったけど…オレ、内田の事好きだから。…その、これからもヨロシクな。」

「……はぃ。」

「……え?」

マコトが驚いた顔をしていると内田の目が開き、『クスッ』っと少し笑った。

「な…お…お前いつから起きてたんだよ!」
「うーん…いつ起きたって言うか、正確には寝てなかったかな。」
「そんな…オレをだましてたのかよ!」
「えぇー…人聞きが悪いなぁ。私は千秋のベッドで横になってただけだよ?」

それを聞いてマコトはその場に崩れおちた。



「くっそー! よりによって内田なんかに騙されるなんて…!」
「ちょっ…『なんかに』って…傷つくなぁ……」
「しかもオレ…あんな恥ずかしい事……」
「えーっと、確か『オレ、内田の事好きだから』だっけ?」
「い…言うなよ!!」
「アハハハハ、マコト君顔真っ赤だよ。」

そう言われると、マコトは机にあったノートで顔を扇いだ。

「ねぇ、マコト君。」
「わー! ごめんなさい、許して下さい。もう何も言わないで!」

「私もマコト君の事好きだから。」

「………え?」
「だ…だから、私もマコト君のこと好きだって! 2回も言わせないでよ恥ずかしい!!」

そう言うと内田はマコトのノートを奪い自分の顔を扇いだ。

「ねぇ、マコト君…。」
「は…はい!」
「…クスッ……何元気よく返事してるの?」
「えっと、ごめん。ちょっとドキドキしてて…」
「私もドキドキしてるよ…。」

その後1分ほどの沈黙が続き、内田がゆっくりと口を開いた。

「……お風呂場の続き…してみる?」
「…えっ……それって…」
「……ぅん…。」

マコトの手を引きベッドに連れてくると、内田はパジャマのボタンを外し始めた。

「ェヘヘッ…なんか脱ぐの見られてると恥ずかしいね……」
「あっ…ご、ごめん!」
「アハハ、何かさっきからマコト君謝ってばっかりだよ?」

そう言って内田はパジャマを脱ぎ、布団の中へ潜り込んだ。



下着姿になってベッドにもぐりこんだ内田は、手際よくマコトのズボンと下着を脱がした。

「あれ? マコト君のココ…お風呂場の時より小さくなってる?」
「あ…当たり前だろ! なんて言うか…ドキドキしたら大きくなるんだよ、きっと。」
「ふぅーん…じゃあ…マコト君、キスしてみよっか。」
「えぇぇ?!」

そう言うと内田は布団から頭をヒョコッっとだし、いきなりマコトにキスをした。
そして再び布団にもぐりこんだ。

「あー、ホントだ。少し大きくなったみたい。今ドキドキしてるの?」
「べ…別に、してないよ。」
「本当に? …私はドキドキしてるよ。」

そう言うと、内田はマコトの手を自分の胸に当てた。

「ね?」

「………」
「? どうしたの?」
「…なんて言うかさ、内田ってエッチな事する時、すごく大人っぽい事言ったり、したりするよな。」
「そ、そうかなぁ?」
「うん、…胸も色気もないけど。」
「でも……そんな事言ってる割には…またココ大きくなったみたいだよ?」
「………」

そう言うと内田はゆっくりと手を上下に動かし始めた。

「ねぇ、マコト君。私少しは上手くなってる?」
「そ、そんなの分かんないよ。」
「じゃあ、これは気持ちいい?」

そう言うと内田は布団の中でもぞもぞと動き出し、マコトの足の間に体を入れた。
するとマコトは、さっきまでの手とは違う…暖かくて柔らかい物に包まれたのが分かった。

びっくりして布団を少しめくってみると、そこには口で咥えながら『どう?』と言わんばかりに、
上目使いで首を少し傾げる内田がいた。
マコトは恥ずかしくなって慌てて布団をかぶせた……しかし内田はマコトが顔を赤くしたのを見逃さなかった。

「マコト君は私が口でしてるの見るとドキドキするの?」
「そんな事無い…かな。」
「そっか、それじゃあ…お布団どけるね。」
「え、ちょっと…!」



そう言って内田は布団を取り払った。
すると、布団を少しめくった時とは違い、内田の全てがはっきりと見えた。

さっきは暗くて良く分からなかったけど、内田の顔は真っ赤だ。
咥えてり舐めたりしている内田の口元からは、エッチな音も聞こえる…
それに、膝をついてお尻を少しあげ、猫が伸びをしているようなポーズで咥えている姿にもマコトはドキッとした。
そして極めつけはやはりこの表情だった。

暑かったせいか分からないが、内田の呼吸をよく聞くと少し荒い気がする。
咥えたモノを奥まで入れた時に少し目をつむって苦しそうにする表情…
時よりマコトの表情を伺うような上目使い…
そのすべてがマコトの射精を速めていた。

「…内田……オレ……その…」
「ぷはぁ……どうしたのマコト君? …さっきから少し震えてるみたい…痛かった?」
「痛くない、痛くないから…だから…その……口で続けて…!」
「えっ? …うん、わかった!」

初めてのマコトからの注文に内田はさらに張り切った。
マコトも痛くないと言えば嘘になっただろうか…確かに内田の歯が時よりあたり、少し痛い時はあった。
しかしマコトはそんな事はどうでも良かった。
ただ、体全体が震える様な初めての感覚。
マコトは初めてだったが、何かがすぐそこまで近づいている事は分かった。

「内田…気持ちいい……かも…」
「…んんっ……ハァハァ…ホントに? …じゃあもっと気持ち良くしてあげるね……あむっ……」

そう言うと内田は、自分の喉に当たる程奥まで、マコトのモノを口の中に入れた。
それとほぼ同時にマコトは限界を迎えた。

「内田…オレ……もう…!!」

そう言って内田の手を握りしめ、マコトは初めての射精をした。
何が起きたか分からない内田は、苦しそうに眉をひそめ、目をきつく閉じていた。
そしてマコトの射精が終わると、急いで机のティッシュを取り口からマコトの出した精子を口から出した。

「うぅ……にがぃ…それに何だかくさいよぉ…」
「あの…内田、ごめん。」
「もう、マコト君! 出る時は何か言ってよ。こう…『出るー!』とかさぁ。」
「ホントにごめんなさい! 次からは気をつけます!」
「次からって……うん…わかった。」

そう言うと、内田は顔を赤くしてマコトの横に座った。
何やら内田はモジモジしてひっついている…マコトは不思議そうな顔をしていた。



「なぁ、内田?」
「はっ…ひゃぃ!!」
「ひゃい?」
「えっと…な、何? マコト君? どうしたの?!」

何やら内田は挙動不審というか…とにかく様子がおかしかった。

「あの…さっき内田の口に何か出しちゃったけど…うがいとかしないで大丈夫?」
「えっと…だ、大丈夫!」
「でもバイ菌とかあるかもしれないだろ? うがいとか…歯を磨いた方がいいよ。」
「そうかなぁ……じゃあ少し待っててね!」

そう言うと内田は何故か急いで洗面所へ向かった。
マコトはその間に、髪止めや服を着てマコちゃんに戻った。

(はぁ…なんだか急に疲れて来た…って言うか眠い……)

「お、おまたせ!」
「…スー…スー……」
「あれ? マコト君?」

そこには、本当に寝ているマコちゃんがいた。
内田は起こそうかと思ったが、あまりにも幸せそうに寝ているので起こすのをやめる事にした。

「はぁ~ぁ…幸せそうな寝顔しちゃって。……マコト君、私お風呂場での続きしようって言ったんだよ?」
「……スー…」
「なのに自分ばっかり気持ち良くなって、マコト君…先に寝ちゃうなんてずるいよ。」
「…ムニャムニャ……」
「その…お風呂場では…私だって……と、途中だったし……マコト君の舐めたりしてたから…その……」

「…んっ……うちだぁ~……」

マコトの突然の言葉に内田はびっくりしてマコトの方を見た。
……どうやら寝言らしい。

「はぁ…ビックリさせないでよ……」
「…うちだ……大好き……ぞ…スー…」
「な…なによ、『大好き…ぞ』って。」

そう言いながら内田は少し顔を赤くしベッドに入った。

そして、洗面所に行ったとき通りかかった居間での出来事を思い出した。


「タケルおじさん…布団にトウマを入れてたみたいだけど……まさかねっ。」


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