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東京都、杉並区。都心へのアクセスに優れた交通網と、数の多い公園による緑の豊かさを兼ねた地域である。そのお陰か、この東京の中でも住みやすい。移動手段に長けている、という事実は住宅地としても密かに多くの人気を集めているそうだ。
しかし、今は静かだ。理由は単純。今の時刻が既に深夜であるからだ。
閑散とした街並み、その隣接する建物と建物の間、人ひとりがようやく入り込めるだろうか、という程に狭い路地裏に。
黒い、黒い装束を纏う男が一人、立っていた。壁面に背中を預け、鋭い眼光を瞳に宿し、虚空を睨んでいた。

『オイオイ、どうしたリゾット?辛気臭ェ顔しやがって……フッフッフッフッ!!』

 突如として、頭の中にけたましい声が響き渡る。念話、というものらしい。これのおかげで自分が召喚したサーヴァントにいつ何時もこのように絡まれるのはうっとおしくてたまらなかった。うんざりしたように男────リゾット・ネエロは目を細めた。

『少し黙れアーチャー。気が散る』

 念話で言い返すと、『冗談の通じねェ奴だ』という返答と共に黙った。天夜叉を名乗るこのアーチャーはどうにも煩い。陽気を気取ったこのサーヴァントは事実、プライドの高く内面は誰よりも冷めていて、誰も彼もを見下している。それをリゾットはサーヴァント『ドンキホーテ・ドフラミンゴ』を召喚したその瞬間から、理解しているのであった。
だからリゾットは、自分のサーヴァントを心底信用していない。それどころか、一秒でも顔を合わせたくない程に、嫌悪感を抱いていた。

 何よりもアーチャーのその在り方が、リゾットの追い求めた『ボス』、ディアボロに重ね合わせたからだ。きっと、ドフラミンゴの方も自分を心底信用していなくて、嫌悪しているのだろう。もしかしたら、アーチャーは『サーヴァント』という今の立場にすら、嫌悪しているのかもしれない。
どちらにせよ、確かなことは、彼らの間には徹底的な断絶が存在していることだけだった。

『オイ、リゾット。────サーヴァントだ』

 再び、ドフラミンゴからの念話。どうやら、他のサーヴァントの存在を知覚したらしい。
聖杯開始、一日目の出来事であった。


【リゾット・ネエロ@ジョジョの奇妙な冒険 】【アーチャー(ドンキホーテ・ドフラミンゴ)@ONE PIACE】

【マスター、サーヴァント、共に認証確認】

【杉並区・住宅街/リゾット・ネエロ(ジョジョの奇妙な冒険)/0:00】
【杉並区・住宅街/アーチャー『ドンキホーテ・ドフラミンゴ』(ONE PIACE)/0:00】


GAME START リゾット・ネエロ
GAME START アーチャー(ドンキホーテ・ドフラミンゴ)

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最終更新:2022年08月28日 17:28