花園稲荷神社 はなぞのいなりじんじゃ

〒110-0007
東京都台東区上野公園4-17 花園稲荷神社
公式HP


  • 御祭神
倉稲魂命(うがのみたまのみこと)又の御名は豊受姫命(とようけひめのみこと)ともいう
須佐之男命(すさのおのみこと)の御子・伊勢の外宮(げぐう)の大神幸魂(さきみたま)は、屋船神(やぶねのかみ)と申し家屋の守り神

  • 由緒
 御創祀の年月は不祥ですが、古くからこの地に鎮座し、忍岡稲荷(しのぶがおかいなり)が正しい名称ですが、石窟の上にあった事から俗称、穴稲荷とも云われていました。

承応三年(約340年程前)、天海大僧正の弟子、本覺院の住僧、晃海僧正が、霊夢に感じ(家光の命とも言われている)廃絶していたお社を再建し上野の山の守護神としました。幕末、彰義隊の戦では最後の激戦地(穴稲荷門の戦)としてしられています。
後、明治六年に岩堀数馬伊藤伊兵衛等の篤志家によって再興され、花園稲荷と改名、五條天神社が現地に御遷座になるに及び、社殿も南面して造営され神苑も一新されました。(旧社殿は俗称お穴様の処です)

お穴様の左奥にありますお社は、古書に弥佐衛門狐と記され、寛永寺が出来る時忍岡の狐が住む処が無くなるのを憐み、一洞を造り社を祀ったと云われます。
社地は約二千坪(約6600㎡)ありましたが、明治の上地の為、現在は五條天神社と併せて約一千坪になりました。




  • 手水舎
拝殿の向かって右

  • 狛犬
設置位置:参道

  • 忍岡稲荷(しのぶがおかいなり) 穴稲荷
最終更新:2010年04月12日 20:52