ConanExilesは公式に日本語がサポートされてはいるものの、残念ながら現状では十分な翻訳が行われているとは言い難いです。
また、ゲーム内に表示されるチュートリアルも未完成となっております。このページでは「インストールは終わったけど何から始めればいいの?」
という人向けに、ゲーム序盤の流れを解説していきます。
ただしこのゲームはワールド設定の自由度が非常に高く、シングル/マルチプレイの選択や各サーバーの設定、プレイヤーの目標により
最適な行動も序盤から大きく異なってきます。
ここではこのゲームを初めて遊ぶプレイヤーが1人で公式のPvE(プレイヤー同士の戦闘が無効化された設定)環境で
キャラクターを作成したという仮定で話を進めていきます。
※今後のアップデート内容にもご注意ください
キャラクター作成
サーバーの選択が完了するとゲームはキャラクター作成の画面から開始されます。キャラクターはいつでも作り直せますが
原則としてキャラクターデータは各サーバーにつき1つまでであり、プレイ中にキャラクターが倒れてしまった場合でも
レベルやステータスは引き継がれますので基本的に最初に設定した内容を長く使い続けることになると思われますので
見た目にこだわりたい方は時間をかけて設定を行いましょう。項目毎に説明を加えておきます。
男性・女性から選択可能でこの後に調節する外見の特徴と声が大きく異なります。装備可能な
アイテムやステータスの幅に差はありません。
14種類の人種から選択可能ですが早期アクセスサービス開始時点で差異はありません。今後のアップデートにより
何らかの特徴が与えられることが予想されますが、プレイ環境を大きく変化させる内容は事前に告知されると思われますので
現時点では深く考えずに決定して構いません。ゲーム内の設定資料を知りたい方は「
キャラクター」のページも合わせてご参照ください。
4種(将来的に7種になる予定)の中から選択できます。この項目はゲーム開始後もステータスのポイントを振りなおすことで
変更したり複数の信仰を活用することもできますが、実際に変更できるようになるのはある程度レベルが上がってからのことになりますので
信仰に関する施設を活用したいと考えているプレイヤーは慎重に選択しましょう。各信仰の詳細については「
信仰(Religion)」のページをご覧ください。
男女各6種から設定可能です。ゲーム内のキャラクターが喋る機会は少ないのですが、戦闘時の叫び声などは一定範囲内の敵・味方にも聞こえる場合があります。
顔や体型についてはパーツ毎に設定可能です。しかしながらPvP環境やPvE環境でもボスモンスターとの戦闘を視野に入れるとゲーム中盤以降は
全身に防具を身につける人がほとんどです。頭装備の中には顔が完全に隠れるものもありますのでせっかく時間をかけて作成してもあまり
見なくなることもしばしば。特にこだわりが無ければ各種族のデフォルト設定やランダムボタンの活用も有効かもしれません。
また、体つきの項目に「裸身」の設定があります。これは防具を身につけていない状態での性器の描写露出表現を変更するもので「なし/半裸/全裸」
の3種から選択可能(ゲーム開始後も変更可能)です。サーバー側の設定で規制をかけていない場合、全裸でフレンドではない他のプレイヤーと接触する可能性も
ありますが、世界各国の老若男女が同じサーバーでプレイしている可能性を考慮した上で最低限のマナーは守ってゲームを楽しみましょう。
最後にキャラクター確定ボタンを押すとキャラクターがズームアップされ、名前・種族・罪状が表示されます。
他のプレイヤーにも表示される名前はこの画面から変更可能でボイスチャット/チャット機能を使用する際にも使用されるものとなります。
罪状はランダムで設定されるようですがステータスに影響を与えるものではありません。
以上の項目を確定するといよいよゲーム開始となります。マルチプレイ環境ではゲーム内の時間を止めることはできませんので、水分ゲージや空腹ゲージは
徐々に減少していきますし、
モンスターや(PvP設定の場合)他プレイヤーに襲われる可能性もあります。このページを見ながらゲームを進めている方は
以下に続くチュートリアルにも軽く目を通してからゲームを開始したほうがいいかもしれません。
サバイバル生活の開始
1.体力ゲージ
いわゆるHPゲージです。インベントリを開く(デフォルトでは[I]キー)とその他のゲージも含めて具体的な数値を確認できます。
ダメージを受けてHPが0になるとキャラクターが死亡扱いとなり、一定時間(死後に若干の猶予があり、近くの味方にアイテムの受け渡し等が可能)の後
指定されたリスポーン地点(設定されていない場合は全体マップ南端の定位置)に復活します。死亡時のペナルティはサーバーの設定によりますが、
公式を含めた多くのサーバーでは「PvPで倒した相手からはアイテムが略奪可能/自然死の場合でも持っていたアイテムは全て失う」というルールが
主流となっています。不幸にも死亡してしまった場合でもレベル等のステータスは引き継がれますので、失ったアイテムを取り戻しつつ新生活を始めましょう。
減ったHPは時間経過で回復する他、自然回復力を上げるアイテムもあります。
2.スタミナゲージ
走る/ジャンプ/回避行動/ツール使用 などの行動により消費し、残りゲージが不足していると前述したような行動がとれなくなります。
モンスターはこちらよりも移動速度が速く設定されているものが多いので、戦闘・逃亡時にはこのゲージ管理が重要な要素となっています。
3.水分ゲージ
時間経過により減少していき、0になると喉の渇きにより体力ゲージが減り始めます。最大値は100固定。水や水分を含んだ食べ物を摂ることで回復可能。
4.食料ゲージ
時間経過により減少していき、0になると空腹により体力ゲージが減り始めます。最大値は100固定。食べ物を摂ることで回復可能。
5.経験値ゲージ
採取/生産/戦闘/時間経過 により経験値を取得し、一定値に達するとレベルが上がります。イベントリ内、レベルアップタブにて 現在値/次のレベルに必要な値 を確認できます。
レベルアップにより得られる能力値や知識ポイントは次のレベルに持ち越すこともできるので、1度に2レベル以上上昇する経験値を得ても無駄になることはありません。
6.積荷ゲージ
「重量ゲージ」といったほうが分かりやすいかもしれません。装備や持ち物にはそれぞれ重量が設定されており、プレイヤーには一度に持ち運べる最大重量(積荷)が設定されています。
(現在の重量÷最大重量)に応じた移動速度ペナルティがあり、ペナルティが一定値を超えるとプレイヤーが全く移動できなくなります。その場合はアイテムを消費するか地面に落とす(多くの場合再度拾うことができます)などして
現在の重量を減らしましょう。
7.ツールバー
インベントリからアイテムをこのスロットに移し、ショートカットキーで装備の切り替え・アイテムの使用・アイテムの生産が行えます。
よく使うツールや建築用のアイテムを登録すると操作効率が上昇します。
周辺探索~水分の確保
ゲーム開始後は周辺探索をしながら操作キーの確認を行ってください。スタート地点は数種類のパターンがありますが、基本的にマップ南端のどこかから始まります。
マップはMキーで確認できますが、スタート地点はマップに映ってないことが多いので地面に敷かれた通路に沿ってある程度北上すると現在地が表示されると思います。
道端の石や繊維、素材はEキーで採取可能。後述するツール作成のためにまずは樹枝10本、石10個程度を目安に周辺の様々なオブジェクトを探ってみましょう。
しかしスタート地点付近には水場が無いので長居していると飢死してしまいます。MAPに見える川を目指して進んでください。途中でモンスターに襲われる場合があるかと思いますが、
この付近の敵であれば素手でも十分倒せると思います。倒したモンスターからアイテムを回収するにはツール(武器以外でも可)が必要です。
なお川の水はEキーで直接摂取可能です。
アイテムの生産について
アイテムの生産はイベントリの右側から行います。詳細は下の画像をご覧ください。
各種ツール作成~仮拠点の設営
サバイバル生活を安定化させるための仮拠点を決めましょう。最序盤においては木材・石・繊維がバランスよく採取できそうなエリアがおすすめです。
画像は仮拠点となりそうな立地例
仮拠点を見つける頃には採取や戦闘、時間経過によりレベルが上がっていると思います。能力値の上げ方は基本的に自由ですが迷った場合は
STR(攻撃力)、GRIT(スタミナ)、積荷、生存あたりから必要と感じた能力を優先的に上げてください。
生産法はひとまず「新米職人」を取得し、石オノと繊維の寝具(必要素材のひもは繊維から生産できます)を作成。
繊維の寝具は設置した後にEキーを押すことでその地点をリスポーン地点に登録できますが、回収不可・1度使うと消える(再登録しないと次回死亡時は初期スタート位置まで戻される)という点に要注意。
採取用のツール一式・繊維で作成可能な防具4点を作り、たき火(要「生存の達人」)で光源を確保してその付近に寝具を設置すれば仮拠点の完成です。
光源の確保を優先した理由としてはこのゲームの夜時間は本当に画面が見えない程に暗く、明かりの無いところでの採取や戦闘は困難を極めるからです。
サーバーの設定にもよりますが、夜時間は比較的短いのでたき火の近くでやり過ごすのが無難だと思います。
また他のサバイバルゲーム経験者はこの仮拠点に壁を張ったりアイテム保管用の木箱を用意したくなるかもしれませんが、実はあまりおすすめしません。理由は後述します。
MAP全体の構成と探索について
ネタバレになりすぎない程度にMAP全体を解説しておきますと、画像中青色で示した危険地帯(公式では"Unnamed City"と呼ばれています)がこのゲームのエンドコンテンツであり
必然的にそのエリアに近くなるほど出現するモンスターも強くなっていきます。装備や設備のアップグレードのためには鉄鉱石や石炭が必要なのですが、
仮拠点のエリアにはほとんど自然生成されない(大きめの石から微量に採掘できる場合があります)ため、プレイヤーは将来的に長距離の移動を強いられます。
その際にはMAP中央を避けたルートがおすすめです。東西いずれのルートにも新たなモンスターや他民族の集落、古代の遺跡、突如現れるオアシスなど
オープンワールドの探索を盛り上げてくれる要素がたくさん詰まっています。レベルや装備が整い次第(ソロでの目安としては鉄や石片が欲しくなってくるレベル10手前あたり?)
新たな冒険へと旅立ってみてください。くれぐれも水分と寝具は忘れずに。
補足
チュートリアルは以上となりますが、いくつか補足事項を書いておきます。
PvP、PvEどちらの環境においても本拠地を置くエリアはスタート地点から離しておいたほうが無難です。PvPにおいてはお互いの拠点(アイテムの保管箱など)の奪い合いがゲームの本質となる為、
相手から見つかりにくい立地(または攻められ難い立地)を拠点とするのが基本戦略となります。またゲーム中盤以降に必要な鉄など初期エリアには出ないアイテムの確保地点からの移動距離を考慮すると
最低でも上記MAPの赤枠外が本拠点の候補地になると思います。
建造物を建てる場合にはコストに注意してください。基礎や壁・ドアなどには大量の資源が必要となりますが、後になって拠点を移動したくなった際に建材は建材アイテムとして回収できません。
設置物を分解した場合の素材還元率は非常に低い上、建材やアイテム作成用の設備はいずれも高重量なため同時に多数持ち歩くことが困難です。
また非常に狭い閉鎖空間に寝具を設置した場合、リスポーン時にキャラクターが壁に埋まってしまい操作ができなかったり、扉を閉めるアクションの際にキャラクターが地面に挟まる(判定としては落下死)
などのバグが存在します。最悪の場合にはキャラクターの再作成を強いられます。これらは今後のアップデートで修正されていくものであるとは思いますが、
小さな拠点を設営する場合にもリスクがあるということを念頭に置いてください。
ゲーム内での説明がほとんど無いためクリック連打になりがちな戦闘について。
攻撃はクリックを押しっぱなしにし、溜めることで強攻撃になります。この攻撃は特に対NPCやPvPにおいて有効で、武器の種類によって相手をダウンさせたり盾の耐久値を大きく削ったり、
相手の右手の装備を外したりする追加効果があります。
またShiftキーと進行方向に対しての左右・後ろキーを組み合わせて入力することでサイドステップ・バックステップが出せます。モーションの短い攻撃は盾で防ぎ、隙の大きい攻撃はステップで回避する
などの細かいテクニックが貴方を勝利へと導いてくれるでしょう。
※アクション性に拘ったゲームではないことや、ラグの影響によりどうしても避けられない攻撃が多々あります。斬り合いに勝つか、時には逃走という選択も必要です。
基本的には手数がそのまま火力に直結するのでマルチプレイでは味方との連携攻撃が有用です。味方への誤射に気をつけつつ戦闘を有利に進めましょう。
最終更新:2017年02月06日 22:26