少年探偵団 仲間割れ事件

<種類>
<人物>少年探偵団

帝丹小学校の1年B組では今日も少年探偵団による探偵ごっこが行われていた。

昨日
元太「おーい!コナン、灰原、歩美!」
灰原「今ちょっと無理。」
コナン「なんだよ!元太」
歩美「なーに?」
元太「それで、これこれこういうことだからこうして これ明日の休み時間だぞ。」

次の日 休み時間
元太「それでは次のミッションだ!!うな重がだれかの部屋にありました。何ものかが見知らぬ部屋のこのうな重だけを盗みます。その何ものかが、次にやる行動は何か推理をするというのだ!!」
歩美「また、うな重!?まあ、いいけど… えっとそりゃあ食べるに決まってるじゃん!」
光彦「いえいえ いつその場所に人が来るのか、分かりませんから…自宅もしくは人の立ち入りが少ない場所で食べるんじゃないんですかね?」
元太「灰原は?」
灰原「私、パス…」
コナン “…うらやましいな。灰原のキャラ。てか、あっち行っちゃつたし。”
光彦「じゃあ、コナン君は?」
コナン「まず泥棒は何らかの方法でうな重があることを突き止めて、だれか見知らぬ人の部屋に入って、うな重だけを盗んだ。これは計画的な犯行と見て間違いなさそうだけど、その泥棒はよっぽど、うな重が好きもしくは腹が減っていた。じゃあ、その場で食べちゃうんじゃないかな?で、犯人は元太みたいな人だな。」
元太「おう、やっぱそう推理するよな。犯人は別として… おい!光彦!なにヘボ推理してんだよ!これじゃ、依頼こなくなってくるどころか、俺たちも殺されちゃうぞ!」
コナン「まあまあ」
歩美「ケンカは良くないよ!」
光彦「元太だって、ヘボ推理してるじゃないか!!」
元太「なんだとー!呼び捨てするな!!」
光彦「こっちこそ呼び捨てするな!!」
コナン「お前たちやめろ!!」
光彦「コナンだって、いっつも歩美ちゃんといちゃいちゃして、かっこつけて!!」
歩美「あー光彦君!!コナン君にそんなこといっちやダメ!!!」
元太「て、いうことでこの少年探偵団には光彦の推理は必要ない!俺とコナン、歩美だけで十分だ!!」
光彦「じゃあ、いいですよ!少年探偵団をやめますよ!!」
元太「当たり前だ!!」
歩美「ちょっとふたりとも言い過ぎだよ!」
コナン「そうだそうだ!!あ、灰原が来た!」
灰原「あら?何やってんのかな?」
コナン「子供のくだらないケンカさ。」
歩美「ん?コナン君って子供だよね?」
コナン「まあいいじゃねーかー!ハハハ」
灰原「ねー江戸川君。円谷君、いないわよ。」
コナン「あー。帰っちまったみてーだな。歩美ちゃん!元太!灰原!休み時間が終わる前に光彦を連れ戻すぞ!!」
みんな「分かった!」
コナン「俺は1階、元太は2階、灰原と歩美ちゃんは3階探してくれ!」

元太「おーーい!!光彦!!」

歩美「光彦君ー!!」
灰原「光彦君ー!!」

コナン「俺らは1階の1年B組 東側のドアの前にいた。となると、抜け道は西側のドアとベランダだ。でも、ベランダは入るの禁止されているから、入ったら誰かが注意するはずだ。その声も聞こえなかった。1年B組から東側の教室にはいないはず。このドアについている窓から見えるはずだもんな。東側の教室は1年A組と1年C組と教材室だな。2階と3階はないはず。光彦は授業以外では、絶対に2階・3階は行かない。進級するまでは。っていってたもんな。」

1階の教室
保健室 校長室 1年B組 A組 C組 

コナンが見つけた手がかり
  1. 靴置き場には上履きがない。
  2. 校長室には校長先生が怖い顔でパソコンをのぞいている。
  3. 全ての教室のドアについている窓は透明
  4. 保健室には、具合悪くして寝てる人がいる。先生はいない。






光彦「はあー。誰もこない。」
ガラガラ
コナン「光彦!授業始まるぞ!」
光彦「コナン君!?」
コナン「お前さすがだな!緊急用のベッドにくるみ、カーテンをしめて、具合が悪い人だと思わせるなんてな」
光彦「あの…元太君に謝った方がいいですかね?」
コナン「いや、謝る必要はねえよ。」
元太「大成功!!」
コナン「ドッキリだよ!光彦!」
光彦「え!」
元太「おめえ、最近事件解決したからテングになってんじゃねーか?だから、そのテングを少しでもおさえようと思ったわけ。保健室に隠れているなんて、想定外だったけど…」
灰原「あら、私 聞いてないんだけど…」
コナン「当たり前だろ!「今ちょっと無理。」とか言って聞いてなかったから。」
元太「光彦に少年探偵団 再入団を要請する」
光彦「了解!!」

コナン「やれやれ」

少年探偵団 仲間割れ事件 完
最終更新:2013年02月24日 00:07
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