本記事では、ゲームキューブの映像出力について、端子別に紹介する。
様々な方法があるが、単にゲームキューブのソフトをプレイする場合以外は選択肢が限られる。例えばゲームボーイプレーヤーを使用する場合はWiiが使用できない。またD端子/コンポーネントを使用する場合は型番がDOL-001でなければならない。もうひとつ注意したいのが、キャプチャーしたい場合はAV・RCA3ピン・コンポーネント・HDMI以外はあまりおすすめできないという点。S端子やD端子は一般的なキャプチャーボードに接続できない場合が多く、いちいち変換器を使用しないといけなくなる。
ステレオAVケーブル
モノラルAVケーブル
RCA3ピンケーブル
Panasonic Qの場合、D端子・コンポーネントのほかこのケーブルが使用できる。解像度はAVケーブルと変わらない。
S端子ビデオケーブル
ステレオ/モノラルAVケーブルに比べて解像度が高い。
D端子ビデオケーブル
純正品の映像出力で最も解像度が高い。音声が出力できないため別途AVケーブル等が必要。ただしゲームキューブ用のD端子ケーブルは純正品がプレミア化しており安くて1万円越え、独自基板の影響で非純正品も存在せず敷居が異常に高い。なお、型番DOL-101の後期型ゲームキューブではD端子は削除されており接続できないので注意。
コンポーネントビデオケーブル
D端子と互換があり画質は同じだがこちらはD端子よりも数が少なく金を出しても手に入らないレベル。あまりにも貴重すぎて、手に入れても怖くて使えないと思う。型番DOL-101の後期型ゲームキューブではD端子は削除されており接続できないので注意。ちなみにこちらも音声出力がないため別途AVケーブルが必要。
HDMI(備考)
公式にはケーブルが発売されていないが、サードパーティ製の変換器を使用することで出力可能。ゲームキューブの本来の比率は4:3であるため、比率切り替えスイッチがあるといい。なお、なくてもテレビ側の設定で4:3にすることはできる。とはいえ余白の関係で正常な比率にはならないこともある。また非純正品のため商品の品質にはばらつきがある。
アナログAVアウト端子に接続してHDMIに変換するものと、デジタルAVアウト・アナログAVアウト両方に接続するタイプとあるが、おそらく後者のほうが画質はよくなる。
Wii(備考)
ゲームキューブのソフトを遊ぶだけなのであれば、D端子ケーブルやコンポーネントケーブルが高騰していない
Wiiを使用するのもあり。ただしゲームボーイプレーヤーを使用する場合などはやはりゲームキューブを使用するしか方法がない。
最終更新:2021年05月06日 22:17