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本記事では、ゲームキューブの映像出力について、端子別に紹介する。
様々な方法があるが、単にゲームキューブのソフトをプレイする場合以外は選択肢が限られる。例えばゲームボーイプレーヤーを使用する場合はWiiが使用できない。またD端子/コンポーネントを使用する場合は型番がDOL-001でなければならない。もうひとつ注意したいのが、キャプチャーしたい場合はAV・RCA3ピン・コンポーネント・HDMI以外はあまりおすすめできないという点。S端子やD端子は一般的なキャプチャーボードに接続できない場合が多く、いちいち変換器を使用しないといけなくなる。

ステレオAVケーブル

AV仕様ファミリーコンピュータ,スーパーファミコン.NINTENDO64と同じものが使用できる。特徴として最も入手が容易であると同時に最も画質が悪いとされる。Panasonic Qでは使用できない。

モノラルAVケーブル

音声出力が1本しかないためステレオAVケーブルに比べて音声の臨場感が薄い。
AV仕様ファミリーコンピュータ,スーパーファミコン.NINTENDO64と同じものが使用できる。Panasonic Qでは使用できない。

RCA3ピンケーブル

Panasonic Qの場合、D端子・コンポーネントのほかこのケーブルが使用できる。解像度はAVケーブルと変わらない。

S端子ビデオケーブル

ステレオ/モノラルAVケーブルに比べて解像度が高い。

D端子ビデオケーブル

純正品の映像出力で最も解像度が高い。音声が出力できないため別途AVケーブル等が必要。ただしゲームキューブ用のD端子ケーブルは純正品がプレミア化しており安くて1万円越え、独自基板の影響で非純正品も存在せず敷居が異常に高い。なお、型番DOL-101の後期型ゲームキューブではD端子は削除されており接続できないので注意。

コンポーネントビデオケーブル

D端子と互換があり画質は同じだがこちらはD端子よりも数が少なく金を出しても手に入らないレベル。あまりにも貴重すぎて、手に入れても怖くて使えないと思う。型番DOL-101の後期型ゲームキューブではD端子は削除されており接続できないので注意。ちなみにこちらも音声出力がないため別途AVケーブルが必要。

HDMI(備考)

公式にはケーブルが発売されていないが、サードパーティ製の変換器を使用することで出力可能。ゲームキューブの本来の比率は4:3であるため、比率切り替えスイッチがあるといい。なお、なくてもテレビ側の設定で4:3にすることはできる。とはいえ余白の関係で正常な比率にはならないこともある。また非純正品のため商品の品質にはばらつきがある。
アナログAVアウト端子に接続してHDMIに変換するものと、デジタルAVアウト・アナログAVアウト両方に接続するタイプとあるが、おそらく後者のほうが画質はよくなる。

Wii(備考)

ゲームキューブのソフトを遊ぶだけなのであれば、D端子ケーブルやコンポーネントケーブルが高騰していないWiiを使用するのもあり。ただしゲームボーイプレーヤーを使用する場合などはやはりゲームキューブを使用するしか方法がない。

最終更新:2021年05月06日 22:17