性悪説


荀子によって提唱された、人の本質は基本的に悪であるとする説。


概説


性善説の反対的な意見として用いられる場合が多いが、本来の意味は「人間の本質は悪であるが、それは努力次第で善になることが出来る」というもの。
あくまで、人の本質を善に注目したのか悪に注目したのかの違いでしかなく、人間が悪になってしまう傾向の意見に過ぎない。

補足


悪とは、人間は様々な意味で弱い存在だということ。犯罪などの本当に悪い意味合いではない。

孟子の提唱した性善説への主張。

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最終更新:2021年07月20日 13:28