カーゴカルト
メラネシアなどに存在する先祖の霊や神様が、船や飛行機に文明の利器を載せて現れる、という近代文化を独特な観点からとらえた信仰のこと。
各地に類似する信仰形態が存在する。
概説
記録では1885年に起こったカーゴカルトが確認できる最古のものである。
戦争時に広まったこの信仰は、白人主義でない社会を実現させるためのものだった説や、旧来の文化によって近代文明を独自の解釈によって理解した結果生まれた説など、様々なものがある。
補足
現在ではその信仰は失われたものの、飛行機のオブジェが存在したり、当時行われた儀式を偲ぶ祭りが行われている。
最終更新:2021年07月24日 22:27