ヴォイニッチ手稿
英語:Voynich Manuscript
イタリアで発見された、未解読の文字や不可思議な絵が記されている古文書。
ヴォイニッチ写本、ヴォイニック写本とも呼ばれる。
概説
ヴォイニッチ手稿は、発見者のポーランド系のアメリカ人ウィルフリッド・ヴォイニッチにちなんでこの名が名付けられた。手稿が記された時代や作者は判明していない。1912年の発見以来今日に至るまで多数の有識者によって解読が試みられたが、未だに完全な解読は行われていない。
また、この手稿の内容は意味を成さない架空の創作物という説も存在している。
記載されている内容としては「植物」「
天文学」「
生物学」「宇宙学」「薬学」「料理」をテーマにしていると思われる6つのセクションに分かれている。
補足
記されている文章については、トルコ古語や俗ラテン語、既に絶滅した言語であるという説など様々なものがある。
最終更新:2021年09月03日 00:19