アル=シュドラ 設定資料

これは黒野賀の脳内世界である「レヴィタール」の世界観設定の一つである


アル=シュドラとはベルドニア王国の北の国境境界壁の先
アーフガルド山脈とラース山脈を見晴らす
ゼルヴェイユ平原に位置する山麓行政地域である
首都は「科学都市ソル=マルキア」
街並みは明治〜昭和の日本にタイムスリップした様な
レトロな趣あるものとなっており
街の中心部を路面電車を走っている
ソル=マルキアの中心には大きな塔が建っており、
基礎部分の施設に行政機関と科学研究組織を併設した
「特殊行政法人詩律研究調停院ジェノマルキア」がある
塔そのものは電波塔として機能しており、
公共電波のメイン塔としてだけでなく
詩魔法のメインサーバーとしても使用されている
因みにバルナディシア連合とは同盟関係である

特殊行政法人「天地文詩律研究調停院(てんちもんしりつけんきゅうちょうていいん)ジェノマルキア」

科学研究組織とアル=シュドラの行政機関の二つの機能を併せ持った特殊機関
マルキアは「可能性」を指す言葉で、
「化学の可能性を切り拓いていく」研究機関として命名されたのが始まりであった
元々はレヴィタリア正教会の総本山である
「エルデ=フェルゴート教国」の領地であったが、
移民した始祖の技術を当時のフェルゴード領主が気にいり
現在の地域を分け与え研究所等の設立を援護した
初期はジェノマルキア研究所の従業員用市街として使用されていたが
徐々に外の人間が交流とともに流れてきて居住し始め
様々な文化と融合し、膨らんだ結果一般市街地として形成するため
行政用機関も立ち上げた為現在の形になる
研究所の主な研究内容は
「七軸式次元論による他世界の俯瞰観測」と
「量子波動論及び遺伝子工学に基づく魔道化学」である
その成果は上々で、数百年のブレイクスルーを引き起こすようなものを生み出している
中でも「他次元観測装置」はノーコストで他の世界を観測できる代物だ
ただし観測世界の座標(空間、時間、可能性、クオリア、世界の七つ)を手に入れる必要がある
(最も無作為に座標を入れていけば引き当てることも可能だが)
観測を逃れる方法は「次元接続レベルでのジャミング妨害をかける」か
「観測装置にハッキングをかけて妨害する」か
「そもそも座標が存在しない場所(白い壊れた世界は例外)に入る」ことである
最近は「自動学習観測機構」も開発し、既存の観測データから新たな次元データを得ることもできるようになった


「帝立天地文詩律研究調停院」
  • 学務省
(学問、詩律研究中心)
  • 行政省
(アル=シュドラ統治)
  • 上務院
(皇族関連)
  • 詩法省
(軍事、詩使い管理)

「ジェノマルキア研究所本部」
下方から
次元研究部門
詩律研究部門
魔導波工学研究部門
遺伝工学研究部門
管理部門
最上階には管理部門、
ジェノマルキア研究所長室がある

チェルティック・タワーの内部には多数の機械やサーバーが詰め込まれており
詩使いの詩魔法やジェノマルキアの技術、タワーの電波技術を支えている
その殆どをオペレーター・ナギが管理しており、サーバーを居住区としている
管理サーバーの中央に常に居座り、施設内放送や各部署のデータチェック、
タワーのメンテやアル=シュドラ軍、ICEYにアルスのサポートなども行っている

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最終更新:2019年10月16日 09:06