EYE'S ep3 PP~OP

■PREPLAY

◆Preplay 01 前回のおさらい




今回予告!

妖魔王バラールの復活の刻が近づいている。上位魔族アロケンと神具のアバターであるセラから明かされたのは驚愕の事実であった。
妖魔王を封印する鍵である聖剣カリブルヌスを求め、かつての聖都ティンダージェルへと向かうことを決意した君たち。
そんな君たちを遠くから見つめる一つの影があった…
アリアンロッドキャンペーン第三話「聖剣への道とピンクの女王」
冒険の舞台が君を待つ!

よしの:ちょっと待って、ピンクの女王って聖剣と絶対関係ないし!(一同笑)
GMだから言ったじゃん、シナリオのタイトルになるんだからピンクでいいんだな?後悔すんなよって~。
Kuro:あーあだよ(笑)
かい:まあなんとかなるよ。
くろ:あとなんだこのカリブルヌスとかって。
GM:前回ちょっと言わなかったっけ。てか言ったよ。
「あいつを完全に止めることはできませんが、かつてバラールの魔眼を封じた神聖王の使った剣であれば封印できるかもしれません。それがティンダージェルにあるんです。」ってところでシナリオが終わったはず。
くろ:そうだ、ティンダージェルだ。
よしのえっと、聖剣は聖なる剣でいいのかな?だってピンクっていかがわしい…(一同笑)
くろやかましい!
GM:シナリオがいかがわしくなるのはやーよ!まだお昼!

注:セッション時の時計の針は午後1時過ぎである

くろこんなゲーム好きが集まって聖剣の文字に迷うってどういうシチュエーションだよ!!(笑)
GMいや、重要だよ。飲み込んで僕のカリブルヌス…だから。
よしのもう意味深の塊だな…
かい:ひどい…もうひどすぎる…(笑)

注:セッション時の時計の針は午後1時過ぎである




◆Preplay2 成長報告


◎シド――虹色カラーリングは公式設定


GM:さて、続けますか。自己紹介がてら前回からの成長報告をお願いします。まずはkuroさんから。
kuro(以下シド):はーい。
よしの虹色の羽根です!
シドまだ何も言ってないわ!まず名乗らせろ!!シドです。えっとですね、メインクラスはウォーリア、サポートクラスはサロゲートです。神の代行者です。年齢は27歳くらいを設定しています。結構性格はガッハッハな感じの気前のいいお祭り男といった感じです。ドゥアンのオルニスなので翼が生えてます。
GM虹色です。
シド:召喚具を出すと虹色になります、じゃあ。
せいろん:ホントに虹色になるのか…
シド:聖なる光な感じ。オーロラみたいな。装備は一個変えて、スキルとしては≪カバームーブ≫が1つあがったので二回まで皆さんを離れたところから守ることができます。あとは≪ホーリースマイト≫のレベルが4になったのでもう少しで全部の敵に【精神】が乗っかるまであと1レベルです。
かい:うーん、強い。
シド:あと範囲攻撃がねぇって話になって、≪ブランディッシュ≫を2にしました。
GM:≪ブランディッシュ≫弱いけど、レベル上げてけば≪リバウンドバッシュ≫になるしね~。
シド:これで同エンゲージだけど4体まで対象にできます。
よしの:助かる助かる
シド:あと盾役ということで≪ホーリーベール≫を。防御と魔防にsl×2乗せるというパッシブ。ちょっとずつ防御も上げてければなと思います。なんやかんや物理防御が22、魔法防御が9
GM:硬-なー
シド:攻撃力は一応召喚具装備時にかかるパッシブを合わせると一応25あるのでそこそこ。
せいろん:まあ恐ろしいー
GM:素で25でしょ?やだなぁ(笑)
シド:あとせいろんさん知らなかったかもしれないけど、召喚具でフラガラッハという両手剣を持っていまして…
せいろんフラガール?(難聴)
シド:そんなフラフラしてなーい(一同笑)で、こいつの効果でシーン一回だけ戦闘で相手の防御無視できるという効果があるので。
かい:そんな効果があったんだ…
シド:よく使ってるよ!?
GM:シーン一発だから普通に強いよね。
シド:という効果があるのでボルテクスと合わせてとかガツガツ使っていければなと。はい、以上です。ちなみに行動値は控えめの6です。
GM:かわいいもんだ。でも、6あれば十分だと思うよ。世の中5を切るやつなんてどんだけでもいるんだから。
せいろんやめてください。ドラドルは3です。
シド:せいろんがやったキャラで行動値高いのはナギぐらい?
GM:ナギ高かったね~。
せいろん:さっき見たら23あったよ。
一同:はえええ…
GMまあリーネさんは最終的に30超えてたんだけどね?
せいろん:ぐぬぬ…



◎シャオレイ――設定山盛りてんこもり少女


GM:さて、シドさん聞いたんで次はシャオレイかな?
よしの(以下シャオレイ):えっとシャオレイは18の女の子です。身長が162、髪の色が藤色。瞳の色は翡翠、肌の色は色白です。
せいろん:藤色って紫?
シャオレイ:薄い紫だね。メインクラスがメイジで、サポートクラスがガーデナーやってます。
GM今回でメイジとはお別れです。(一同笑)
シャオレイ:それもあながち否定できないんだよね(笑)いろいろ設定凝っててめんどくさいんですが…基本的にシャオレイは幻術師で幻術しか使えません。幻術の演出はガーデナーのほうでやってます。この子風魔法で攻撃するんですが、それはシルフィーという妖精さんが付いていて、その子が風魔法を撃ってくれます。
シド:改めて聞くとすげー面白いよな。
シャオレイ:ちなみにシルフィーちゃん、シャオレイにしか視えてません。
シド:視える人には視えるんじゃなかった?ちなみにシドには視えてません。
かい:そう、視える人には視えてるのよ。(ニッコリ
せいろん傍から見ると怪しい人ってことだね!
シャオレイ:種族が一応フェイのナイトメアなんですけど、データだけという感じで…(一同笑)異邦の血、混血の女の子で、人間と何かの血が混ざったハーフの女の子です。
シド:なんだよ、何かってなんだよー
シャオレイその辺はまあGMに投げていいかなって(暴)
GM:投げていいの?
シャオレイ:こっちで決めちゃってもいいけど…
GM:基本的に外せない部分、これだけはどうしてもってのをくれればこっちでごねごねしておくよ。まあだいたい今言ってくれてることでほぼ全てだと思うけどね。
シャオレイ:だいたい伝えた気がする。
GM:やりたいことがあったらパパっと言ってくれないとシナリオの方向性が定まっちゃうから気を付けたほうがいいよ!

シャオレイ:ライフパスは出自が禁断の恋でー
かい出自からおかしい(笑)
シャオレイ:境遇が隷従で目的が変革です。
シド:禁断の恋で奴隷の隷従だよ。大変だよ。
せいろんでも禁断の恋しないとハーフにならないでしょ。
シャオレイ:そう、そういうことよ。隷従もなんなら魔族のアストレートの子飼いというGMの設定からもってきてるね。この子一応マジックスタッフをデータでは持ってるんですけどー
GM:この子、「データでは~」が多いよね、好きだよそういうの。
シャオレイ:背中に挿した指揮棒のようなものを使って魔法を使う感じの演出です。あとは…レヴィテートローブを装備していて、パッシブで飛んだり飛ばなかったりできるんですけど、シルフィの風の力で飛ばせてもらってることになってます。胸元にはスティグマがありまして、烙印がおされていて、シャオレイ魔力を使いすぎると瞳が紅くなります。
かい充血しちゃうってやつね。(一同笑)
シャオレイ:充血じゃないよ!
せいろん:シルフィのおかげでドライアイなのね…
かい:レベルアップでスキルのほうは何あげたの?
シャオレイ:そうだった。≪マジシャンズマイト≫とか≪エアリアルセイバー≫とか≪グリーンサム≫とかその辺のレベル上げかな。あと≪シールドガーデン≫をレベル5にして、≪プロテクトガーデン≫を取ったね。
GM:これでガーデン張らなくても打てるようになったんだっけ。
シャオレイ:うん、離れてる場合は単体だけどね。
かい:十分十分
シャオレイ:あと≪セラピストガーデン≫取りました。シナリオ一回場面選択でHPとMPを2D+CL×5回復するっていうスキルありまーす。固有結界展開する感じのシチュエーションも考えてます。この子主に≪シールドガーデン≫とか≪ヒーリングガーデン≫とか≪セラピストガーデン≫とか取ってるので防御や回復を今まで担っていました。その分攻撃力はお察しです。
GM:とはいえ、同じく向こうのアコライト担当のシェンファンよりも火力高いんじゃないかな。
シド:そんなに低くはないんじゃない?
GM:やっぱり悔しいよね、専業メイジとして南樹先生に火力負けるのは…
かいすいません、アコライト放棄しているので。(一同笑) ≪ヒール≫と≪プロテクション≫だけしかやってませんから(ドヤァ)
シャオレイ:まあ、そんな感じですかね。
せいろん:はーい。



リン――厨二満載系ヒロイン


かい(以下リン):リンさんは23歳の女性で種族はフィルボルです。身長は95cmなんだな~。
シド:ちっちぇえ!
リン:そう、一番ちっちゃいんですよねー。クラス的にはシーフ/ルイネーターで左手のほうにスティグマっぽいものがありますよ。
GM:真魔の刻印だっけ。
リン:そうそう。まあライフパスはあんま面白くないから割愛して… あーそうだ、包帯を巻いてる。
シド「くっ、左手が…!」
せいろんみんな患ってるな~(笑)
GMしゃあない。今回そういうパーティだから。

―みんな(厨二を)患っている、そういうパーティなのである。

リン:一応シーフなのでトラップ判定・解除、危険感知それぞれ持ってますね。シャオレイちゃんのシルフィは視えてないけど、存在をちゃんと認識はしてます。
GMだいたいここの二人(シャオレイとリン)が厨二会話を繰り返すから楽しいよ。
リン:スキル的にあんまシーフらしいことやってないんだよなぁ。≪インタラプト≫はいい加減取りましたねぇ。
シャオレイ:私≪リゼントメント≫取れるかな…(ボソッ
一同取って!!!
リン:その代わり≪ドッジムーブ≫がまだ4なんで早く5にしたいです。今回からの新要素として、白兵攻撃がすごく強くなったよ。5Dで白兵攻撃!というのも≪ブレイカーブランド≫で白兵攻撃に+3D。ただし、EPの初期値が-2される。
シド:それ、NPCに一歩踏み出す代わりに力を得るってやつでしょ。
リン:そうなんです。あと≪トランスビースト≫と≪エングレイブド≫がレベル5になりました。それで≪ブレイカーブランド≫取れるようになったのです。
GM:EP少ないところにそんなもん取ったらNPCまっしぐらだね。
リン:EPはすでに最大値14です…。
GM:≪トランスビースト≫ぶっ放すと行動値が?
リン:32?^^ でも、最終的には平目でこの30を目指しているので。あとはどこぞのヨルと同じパターンです。
GM:組み方はヨルなのかな?ヨルの詳細のデータ知らないけど。
リン:私もヨルのデータわからないけど、≪デスブレイド≫がやけに強かったことしか覚えてなくて。
シド:ミアズマミアズマ~
リン:そうそう、あと≪ピアシングミアズマ≫があるので貫通するよっていう。
シャオレイ:貫通は3回だっけ?
リン:6回だね。EP使うけど、今のところ≪トランスビースト≫は特に使うことがないので。将来的にはフェイト使わずに強引に回避判定を振りなおすというひどいことをしようかと。クリティカル打消しなんかもあるし、結構いろいろできそう。
シャオレイGMのストレスがマッハだよ!!!
リン:あともう一個迷ったのが厨二病キャラを強化するために≪ナイトロード≫を取ろうかどうか…。
シャオレイ:それ使い勝手悪いよ~
GM:明度3でも発動するならだいぶ強くない?
リン:そう、ちょっと暗ければ発動できるのですよ。
GM:一般スキルにあなたの存在するエンゲージにブラックアウトするってスキルがあったはず。
シドすみません、サロゲートのパッシブスキルで≪スリル≫のブラックアウト破壊するものがあるんですが…
リンそれ、殺すよ?1ターン目に全力でウォーリアを殺しに行くよ。(一同笑)
せいろん:いいんじゃない、陰と陽で(笑)
GM:うまい具合に陰と陽のサロゲートとルイネーターがいるからこれは使わん手はないと思ってるんだけど。
リン:まあそんな感じです。
GM:装備品の購入はいいのかな?
リン:装備品の更新はないです。ポーション補充して所持金が1800Gだよ。
GM:まあ貯金したくなるよね。これからも前回くらいの額を出していくよ。そういえば、前回守りの指輪を持ったのは?
シャオレイ:私でーす。
GM:誰でも装備できるから誰がするかな~とは思ったけど、なるほど。


GM:うーん、どうなんだろうなぁ。ここでせいろんさんのキャラを自己紹介させるべきなんだろうか。
せいろん:途中でする?
GM:OPで合流したと同時に自己紹介という斬新なスタイルはどうだろうか。
シャオレイ:それはそれで面白いと思うよ。それでいこう。
一同:はーい。
GM:じゃあせいろん、キャラの名前だけ秘密チャットで教えてー?登場シーンで使うので。
(せいろん、送信中)
GM:いいねぇ、私好きよ、この名前。シナリオのほうに書き換えなきゃ。わからんかったからせいろんのキャラの部分、全部本名で書いてあるからね(笑)
シャオレイ:それはやだなぁ(笑)
GM:さて、ではでは始めますよ~ …ってあれ、シドがいなかった。
せいろん大丈夫、シドはみんなの心の中にいつでもいるから!
GMいるけどぉ!いたんだけど、今は物理的にいてほしいから!(一同笑)
シド:(飲み物を携え)お待たせしましたー。
GM:はい、では行きましょう。



◎OP1――GM役、乗っとられる。


GM:個人的に問題のシーンなので真剣にやりましょう。
リン:あー、うん、個人的にね(笑)
GM:個人的にというか、僕のせいではないんだけども。(一同笑)

―魔族アロケンとの戦いの後、傷ついた体を癒すためにこの街でも被害が軽微であった孤児院で休んでいた…。

というところからスタートします。
シャオレイ:( ˘ω˘)スヤァ
GM:君たちは戦いの疲れからかすっかり熟睡している。そんな最中!
シャオレイ:ゴソゴソ
GM:君たちが眠りについた頃、そっとその場を抜け出す影が一人。
シャオレイ:ガチャ…パタン
GM:シャオレイがこっそりと闇夜に紛れていこうとした。しかし、それは簡単に見逃されるハズがなかった…。というわけで登場どうぞー?
リン:我々?
GMいや、あなたよ!(一同笑)
リン:あ、私か。「こんな夜更けに出歩くなんて、躾のなってない子ね。」(一同笑)
シャオレイいきなりその言葉!?(笑)
シド:夜遊び夜遊び。
せいろん:高圧的だなぁ(笑)
シャオレイ:「あ、リンさん。起きていらっしゃったんですか?」
リン:「あら、貴女が出ていくのが見えたから。楽しい夜遊びなら私も付き合うわ?」
シャオレイ:「いえ、それには及びません。少し、散歩をしてくるだけですので…。」
リン:「そう、さすがにあの魔族もすぐに戻ってくることはないでしょうけど、あんまり遠くまで行かないようにね。」
シャオレイ:「ありがとうございます。では、私はもう行きますね。」
リン:「ええ、気を付けて行ってらっしゃい。」といって言葉では見送るけど、当然見送らないよっていう。
シャオレイ:だよね~(笑)森とか林とかそういうのないですかね?
GM:見送るのか…(驚愕)まあ街の外にはありますわな、森とか林とか。あの~…シド来るかなぁ(苦笑)
リン:それな。目が覚めたことにすれば?
せいろんたぶん主人公補正で起きられるよ。
シド:二人も抜け出せばそりゃ起きれるよ!一応戦士だし。
シャオレイ:じゃあ街の外まで行っちゃう感じで。
シド:あとで二人を追いかけるよ。なんか二重に追いかけてる感じ。

シャオレイを追うリン、そのリンを追うシド。

なんとも間抜けな図である。

リン:だったらこうしましょう。森に入っていくところまで見届けて、瓦礫の中で周辺を見渡せそうな一番高いところまで登ってそこに座ります。
GM:上からスッと月影に照らされて姿が映る感じですね。かっこいいかも。シャオレイ、森に入っていっちゃうけどいいの?
リン:「まったく、やっぱり何かあるのね。」とだけ言います。ということで早く起きて!早く起きて!
シド:じゃあリンさんのいるところの下まで来てよう。
シャオレイ思ったより早い!(笑)
GM:そういう感じなんだ。てっきり、リンとシャオレイが二人で決着つけるのかと。
リン:それやってもいいんだけど、たぶんシドがいつまでも来られない(笑)
シド:とりあえず高いところにいるリンに声を掛けます。「おーい、こんな夜に何やってるんだー?お前は。」
リン:「あら、お寝坊さんはやっとお目覚めなのね。」といって下に降ります。
シド:「さすがに人が二人も出てったら起きるっつーの。」
リン:「はぁ、できることなら彼女が出ていこうとする前に起きててほしかったけれど…。もう森のほうへ行ってしまったみたいよ、どうする?」
シド「森のほう?まったく、魔族が来るかもわかんねーのに。とりあえず一人にするわけにはいかねーだろ。」
リン:「まあ、当然そうよね。彼女が魔族にやられるとはとても思えないけど。」
GM意味深(笑)
シド:「とはいえ、こないだみたいな上位魔族が出てきたら一人じゃさすがにあぶねーからな。」
リン:「それもそうね。追うの?」
シド:「おう。お前も行くだろ?」
リン:「ええ、じゃあ行きましょ。」といって走っていきましょう。
GM:このシドの抜けてる感じがいいね。ちょっとわかってない感じが。すげー好き。

シャオレイ:じゃあそういう感じで二人が森へ進んでいくってことでいいですか?
シド・リン:うん。
シャオレイ:そうすると二人が深い霧に包まれることにしましょう。
GMなんかもうマスターいらねぇんじゃないかなぁ(一同笑)
シド:「なんか急に霧が出てきたなぁ。」
リン:「冷静に考えて、ある日突然霧が起きるはずもない。ということは、これはおそらく…」
シャオレイ:そんな話をしながら歩いていくといつの間にかお互いの姿を見失っているよ。
シド:「おい、なんかどんどん霧が濃くなってきた。おい、リン。大丈夫か?」
リン:「ふー、ここまでして我々を迷子にさせたいなんて。何を隠しているのやら…(ニコニコ)」
シャオレイ:そしたらリンさんだけシャオレイに追いつくことにしますか。
リン:「あら、私のほうが先に見つけてしまったのね、子猫ちゃん。」
シャオレイ:「あ、こんなところまでどうしたんですか?」
リン:「こんなところまでって…。シドが心配して『探しに行くぞ。』って言うから。さすがに一人で森の中に行かせるわけにもいかなくてね。」
シャオレイ:「そうですか…。シドさんもこちらに向かってきてるんですね。」
リン:「といっても、どうしてだかわからない霧に包まれて姿を消してしまったみたいだけど。」
シャオレイ:「そうですか…。そうなると、あまり時間はないようですね。
GMボスかな?(笑)
リン:「で、そろそろ教えてもらってもいいかしら。あなた、何を隠し持っているのかしらね。」
シャオレイ:「それをわざわざ聞かれるですか?リンさんはわかっていらっしゃるんじゃないですか?」
リン:「さすが。今のは当然答えがわかっている上での質問よ。私が聞きたいのは、『なぜそうまでしてそれをしたいのか』ということよ。」
シャオレイ:「その前に私からも一つ、質問をいいですか?」
リン:「質問に質問で返すのは感心しないけれど、聞くだけ聞きましょう。」
シャオレイ:「リンさんはどうしてここにきたんですか?」
リン:「私の目的?言ってなかったかしら、『お祭りの見物』って。」
シャオレイ:「本当の目的をお聞きしているんですが。」
シド:うわ~…(笑)
リン:「ふふっ、さすが鋭いのね。私はこれでもある人に仕える身分なの。まあそれはたぶん貴女も同じだと思うけど…。探し物のためにここにきた…と言えば、勘の鋭い貴女ならわかってもらえるでしょ?」
シャオレイ:「そうですね。でも、わかっていたとしてもその望みを叶えてあげることはできませんよ。」
リン:「私だって貴女と一戦交えてまで私の目的を果たそうとは思ってはいないわ。この状況じゃ明らかに分が悪いし。」といって周りの霧を見回します。
シャオレイ:「では私をこのまま見逃していただけるんですか?」
リン:「私の質問に答えてくれたらね。さっきの質問、答えてないわよ。」
GM:お~いいなぁ。
シャオレイ:「そうですね…。では、単刀直入に。先日の魔族はこの神具を狙って、あの街…アルテインの街を襲ってきました。」
リン:「そうでしょうね。そしてあの男の狙いは…いえ、まだ推論でしかないもの。話を聞きましょう。」
シャオレイ:「ですから、私がこの神具を持って、私が仕えるあの方の元へ帰らせて頂こうと思う次第です。」
リン:「貴女の主人もその神具を欲しているということなのね。でも不思議なものね、魔族って一枚岩じゃないってことが目の前で起きているのだから。」
シャオレイ:「その通りですよ。魔族といえど、決して一枚岩ではありません。昨日のあのアロケンのように出過ぎた真似をする魔族も、人間と同様にいるのですよ。」
リン:「ふーん、そう。さて、話をどう落としどころに持っていくべきかしらね…。」
シャオレイ:「このまま私を見逃してくれるのが一番てっとり早いと思いますが。」
リン:「貴女を見逃すのは容易いのだけど…。果たしてそれで納得するかどうか…。」
シャオレイ:「誰が納得するんですか?」
リン:「もちろん、この森を迷ってる… もうすぐそこまで来ていると思うけど。」

シド:じゃあそこで「あーもーめんどくせー!!」っていって召喚具の光がバーって霧を払いながら出てくる感じで。
リン:「短気の人相手にこういう気が長い人しか我慢できない幻術を使うのはオススメしないわね。」
シャオレイ:「本格的に時間がないようなので、そろそろ行かせてもらいますね。」といってリンに向かって武器を構えます。
リン:「はぁ、さっきも言ったけど貴女と一戦交える気はないのだけど…」といってこちらも一応武器を構えますよ。
シド:そこに振り回した剣で切れた木が二人の間に倒れる感じで。
シャオレイ:もう少し待とうよ(笑)
GM:戦わせてあげて!

リン:その木が倒れる音を聞いて、こう言うわ。「どうする?ここでこれ以上事を荒立てれば、貴女本当に主の元へ帰れなくなるわよ。」
シャオレイ:「そうですね…」
リン:「大丈夫、貴女が神具を持っていることはあの男には黙っておくわ。ただ、一つ忘れないでほしいのは“神具が遠くに持ち去られたのにアバターだけ出現できているのはどう考えてもおかしい”という矛盾に彼が気づいたら、貴女の隠している嘘はバレてしまうかもしれないわね。そこだけうまいことやることね。」
シャオレイ:「私としては、これ以上皆さんと一緒にいるつもりはないんですよ。」
リン:「それは、貴女の親玉からの命令かしら?それとも貴女の意思?」
シャオレイ:「これは私の意思です。あなた方をこれ以上魔族と戦わせるわけにはいきませんから。」
リン:「ふうん、でも貴女が望まなくても向こうの魔族はもう逃してくれないでしょうね。特にあの男、ただでさえ街を襲うような出過ぎた真似をするくらいですから、いずれきっともう一度戦うことになるでしょう。」
シャオレイ:「はぁ…。では、この場であなた方と決着をつけさせていただきます。」と言って霧を払うよ。バッ!!シューン…
GM:そうするとうまいこと月明りの下に対峙するリンとシャオレイの姿がシドの前に浮かび上がる。

―ここぞとばかりのGM役の奪還である。

シド:「やっと霧が晴れたと思ったら…。おいおい、なんだこの雰囲気は。」
リン:「あら、乙女同士の会話に舞い込んでくるなんて、ずいぶん趣味が悪いのね。」
シド:「たまたまお前らのとこに出ただけだよ!で、シャオレイは何しにここへきてんだ?つか何やってんだお前ら。」
シャオレイ:「申し訳ありませんが、お二方にはもうしばらくの間眠りについて頂こうかと。」
シド:「はあ?!」
リン:「はぁ、あくまで事を穏便に収めたいのね。私は見送ってもいいけど、貴方はどうする?」といってシドに尋ねます。
シド:「待て待て、話が全然みえねぇよ。」
リン:「まあ話をつぶさにしたところで、シドがわかるかどうかは別問題だと思うけど。ねえ、シャオレイちゃん?」
シャオレイ:「そうですね。あまり細かいことに気にせず、首を突っ込まないのが一番いいのではないでしょうか。」
シド:「なんかよくわかんねーけど、何か隠してんな、お前ら。」
リン:「あら、乙女は秘密を守って美しさを保つのよ。秘密の一つもない女なんてつまらないじゃないの。」(一同笑)
シド:「まったく、これだから女は苦手なんだよ…。」 てか、シド的にシャオレイを止める理由ないんだよな…
リン:一つ確認していい?これって見送ったあとにシャオレイが自力で合流できるの?できるなら見送るんだけど。
GMうん、そろそろ収集つかなそうだから、僕はセラを出す気でいるよ。今。
シャオレイ:なるほど、そう来るか(笑)
リン:うん、そうしていただきたいな(笑)
GM:このままだと、シドも理由ないし、「わかったお前にもいろいろあるんだろ。」って見送るじゃん?まずいじゃん?
シド:シドが引っかかってるのは隠し事されてることだけだからね。「まあいいや、そういうことにしておいてやる。それにこんな危ないところにお前をこのまま巻き込むわけにもいかないしな。神具は俺たちの街の物だから俺が責任をもって取り返す。」
リン:「だって。どうする?今なら眠らせなくても帰らせてもらえると思うけど。」
シャオレイ:「そうですね、事が穏便に済むのなら私はこのままお暇させて頂きますよ。」
リン:「シャオレイちゃん、くれぐれも行く道には気を付けることよ。」
シャオレイ:「ご忠告ありがとうございます。それでは。」
GM:「ちょっと待ってください~!」といってどこからともなくふわ~っとセラが登場します。
シド:「お前は…セラか!」
GM(セラ):「はい。シャオレイさん、ホントに行ってしまう気なんですか?」
シャオレイ:「そうね、これ以上この方たちを巻き込むわけにはいきませんし…。」
GM(セラ):「ですが、あなたが私を持って行ったところで…」とネタバレします(笑)
シャオレイ:「私の主の元に行けば、確実に安全は保障されますよ。」
GM(セラ):「私の身の安全ではなく、私がいなければカリブルヌスも…」
シャオレイ:「聖剣なんて必要ないです。」
GM(セラ):「でもこのままではバラールが…」と困ったような表情をします。
リン:「さあどうするのかしら。その子は行きたくないみたいだけど。」
シャオレイ:「はあ。素直に従ってくれると思ったんだけどな。」
リン:「貴女も賢いからちゃんとわかっているでしょ?この状況下でそれ持ちだして逃げ出せるほど、現状は甘くない。そしてシド、さっきから気づいてないようだから言っちゃうけど…」
シド:「ん?」
リン:「貴方の失くした落とし物、シャオレイちゃんが拾ってくれたのよ?せいぜい感謝しとくのね。」
シド:「は?落とし物?」
リン:「あんたが敵にやられたときに落としたやつよ。ないないってさっきまで探してたじゃない。」
シド:「は?落とし物?…神具のことか!!」
リン:「敵に持ち去られたのなら神具のアバターがこうして目の前に出てこられるわけないでしょう?」
シド「あ、ホントだ!!そういやそうだ!!」(一同笑)
GMこいつバカだ!(笑)
シド:「ってなんでシャオレイが持ってんだ!?」
リン:「だからさっきも言ったじゃない。あのとき貴方が気絶して落としたものを、シャオレイちゃんが…正確に言えば、シャオレイちゃんのお友達かしらね。気づいて拾ってくれたのよ。私も気絶していたからその場では気づかなかったけど。」
シド:「なんだ、そうだったのか!いや~助かったぜ、シャオレイ!」
GM:前回魔族に持ちされれたって言ったところに関しては何も言わないのね(笑)
リン:何も言わないよ(笑)
シド:「なんで言ってくれなかったんだ、人が悪いな~」
リン:「さて、月夜の散歩も夜が更けましたし、孤児院に戻って今日は休むとしましょう。シャオレイちゃん、先に帰るわね?」といって先にすたすた帰るよ。

シャオレイ:じゃあ少しシドと会話を。「シドさん。」
シド:「ん?」
シャオレイ:「一つだけ、確認よろしいですか?」
シド:「なんだ?」
シャオレイ:「シドさんは…今後どうするおつもりなんですか?」
シド:「そうだな…。神具はお前が拾ってくれたから助かった。それはいいとしてだ。ただ一応神の代行者たるサロゲートとしては、魔族が蔓延るのを黙って見てるわけにもいかないしな。」
シャオレイ:「シドさんは魔族がお嫌いですか?」
GM:お。
シド:「まあ一概に嫌いってわけじゃないが…。」
GMフラグを建てに行くんじゃあないよ!(笑)
リンこれはフラグを建てにいってるぞ(笑)
シド:「中には人と神と秩序を乱す存在もいるからな。そういう奴らは見逃してはおけない。そもそも俺はそういう輩と戦ってきたわけだから。」
シャオレイ:「それは魔族に限った話ではないですよ…」
シド:「それはそうだな。人間の中にもそういう奴はいるけど…。俺が専門にしてるのは魔族やそういう魔のものってだけの話だ。」
シャオレイ:「私は…このままあなたのような存在を見過ごしておくわけにはいかないんです。」
シド:「あー?俺を?」
シャオレイ:「神にいいように使われるあなたを…ですかね。」
シド:「どういう…」
リン:すごい伏線を貼りに行ったよ(笑)
シド:「別にいいように使われてるわけじゃねーけどなぁ。実際神の本拠地離れてこっちにきてるわけだしな。」
シャオレイ:「まあいいです、今はそれでも。今後きっと、シドさんにはいろんなものを見て頂けると思うので。そのときに考えて頂ければ。」
シド:「ふーん、なんかよくわからねーけど、お前もリンもいろいろ考えるところがあるんだろうな。人それぞれ人生があるから深くは詮索しやしねーさ。とりあえず今はほら、帰るぞ。」
シャオレイ:「そうですね。今は…皆さんが待っているところに帰りましょうか。」といってちょこちょこと歩きながらシドに振り返る感じで(笑)
GMあ、これ綺麗なシーンだ。
シャオレイ:月光に照らされながら切なげな微笑みを浮かべましょう。
リンうん、すごい綺麗なシーンだ(笑)
せいろんスチル入るよ、スチル。
GM:スチル回収できるよ、やったぜ。
シド:じゃあシドはそれを見てふっと微笑み返して後をついていくとしよう。

リンこれ、まずいぞ。思った以上にシドが早〇女アルト(※某マク〇スFの主人公)だぞ!まずいぞ!(一同笑)
シド:早〇女アルトかぁ、それはちょっとやだなぁ(笑)
GM:じゃあとりあえずシーン切るよ。うーん、自分の想定していたOPとずいぶんずれたからどうしようかと思ってる。
シャオレイ:私も想定したOPとずいぶんずれてたからどうなるのかなぁ。
リン:え、これはどうすればよかったの。見送ってあげればよかったの?
GM:もっと事を構えると思ってた。
シャオレイ:うん。
リン:事を構える気はないって言ったでしょ!荒立ててもよかったけど、この状況下で荒立てても得がなさそうだったのよね。
GM:うーん、ちょっと微修正。シーンを一個挟もうかな。せいろんさん、もう少し待っててね。



◎OP2――出会いは突然に。


GM:それではOP2に入ろうか。
シャオレイ:はーい。
GM:一夜明けたアルテインの街。君たちはセラからティンダージェルについての話を聞いていた。というシーンです。
GM(セラ):「皆様はティンダージェルについて、どの程度ご存知ですか?」
シド:「俺はほとんど知らないんだけど…。」
リン:「せっかくだから、知らない人に合わせるレベルで説明お願いできる?」
シド:「しらねーっつっても街の存在くらいは知ってるからな!!」
リン:「まあまあ、貴方が得ている知識がみんな得ている知識とは限らないし。」
GM(セラ):「わかりました。それでは、改めて説明させていただきますね。ティンダージェルはかつて風の時代に神聖王の王国の首都だった場所です。風の時代の終わり、妖魔王バラールの手によって滅ぼされましたが。滅ぼされて以来、歴史から抹消されていました。しかし、地の時代の終わり、地の粛清によってティンダージェルの一部が崩壊したことで今の時代…火の時代の冒険者に発見されます。」
リン:おー。
GM(セラ):「多くの冒険者がティンダージェルの攻略に挑みましたが、ただでさえ天然の要害である上に、非常に強い濃度の瘴気によって阻まれ、生きて帰った者はおりません。」
リン:「で、そこに何が?」
GM(セラ):「そこに今なお神聖王の使っていた聖剣、カリブルヌスがあります。」
シド:「誰も見たことがないのにあるって…」
GM(セラ):「私は、見れますから…」といって寂しそうな微笑みを浮かべます。
シド:「なるほど、さすが神具だな。」
GM(セラ):「それに、私は実体がありませんからね。」といって近くの机をすり抜けたりします。
リン:「ということらしけど、どうするのかしら?」とシドとシャオレイのほうを向きます。
シド:「その剣がないと今後バラールの封印をすることもできないんだろ?」
GM(セラ):「はい、一度バラールの魔眼を貫いていますから、それだけの力があるはずです。」
シャオレイ:「でも、街は瘴気に包まれているんですよね。」
GM(セラ):「なので正規のルートではなく、かつて風の時代に使われていた地下水道を通って上がっていこうと思います。今だと瓦礫に埋もれてわかりづらくなっていますが。」
シド:「そういうルートがあるならそっちのほうがいいな。」
GM(セラ):「しかし…」といって口を紡ぐセラ。
リン:「何か問題があるの?」
GM(セラ):「そこも長い間放置され、今や魔物の巣になっていることでしょう。」
シド:「なるほど、裏ルートといっても一筋縄ではないわけだ。」
GM(セラ):「道はしっかりと整備されているので表のルートの山道よりは安全だと思います。ただ…」と君たちを見渡す。
シド:「なんだ、まだ何かあるのか?」
GM(セラ):「いえ、皆様の実力を疑っているわけではないんです。しかし、やはりそうなってくると今のままの皆様だとちょっと…
アコライトがいないと不安ですよね!」(一同笑)
リン:「確かに。アコライト…医療職を専門とする人はいなかったものね。」
GM(セラ):「もしくはギルドを組めれば…と思うのですが。」

―このアバター、非常にメタである。

シド:「ギルドか。そういや考えてなかったな。」
シャオレイ:「考える必要がなかったですしね。」
シド:「一緒に冒険することになるなんて思ってなかったからなー。」
リン:「一緒に冒険することが決まったような言い方だけど…それもどうなのかしら。」
シド:「なんだ、違うのか?」
リン:「私はともかくとして…ってことね。」
シド:「いいじゃねーか、聖剣を取りに行くまでは一緒なんだろ?」
リン:「うーん、私の今回の目的はお祭りを見に来ることだからもう果たされてしまったのだけど。」
GM(セラ):「一緒に冒険することについて、シャオレイさんは大丈夫ですか?」
シャオレイ:「私は、セラさんについていこうと思っています。」
GM:そこでセラは複雑そうな表情をします。「うーん。」と皆で困っていると、ちょうどそこへ君たちに声をかける者がいる。ということで登場どうぞ。
シャオレイここで!?(一同笑)
シド:今孤児院だよね?
GM:そうだよ。なんか声かけてくれればシーン切れるから(笑)
せいろん:えー…何にしよう第一声…
シャオレイ:重要だね。
リン「報酬は出るのかしら?」
シャオレイおかしいだろ。それ入ること決定事項じゃねーか!(笑)
せいろん:じゃあ…「お困りかしらー?」(一同笑)
GM:困っている君たちに突如声をかける人影が現れたところでシーンを切ろう。



◎OP3――ピンクの女王、メルヴィナ登場。


GM:というわけでようやくOP3だ。おまたせしました、せいろんの新キャラ『メルヴィナ』さんのシーンです。
シャオレイ:メルビナ?
GM:メル ヴィ ナ。
リン:メルヴィナさん…綺麗な名前。
GM:時間軸をちょっと戻しまして…。
―夜明け頃、君がアルテインの街に戻るとそこはすっかり燃え尽き、廃墟と化していた…
せいろん(以下メルヴィナ)「また…焼かれてしまったのね…」(一同笑)
GMまたぁ!?
シャオレイなんか、抱えてるこの人!(笑)
リン:さすが…さすがです…。
GM:まずは、君は同僚のいる孤児院に向かうことにした。
孤児院は火の被害が軽微で、ほとんど影響はないように見える。
メルヴィナ:「皆様、ご機嫌麗しゅう。」
リン:シスター!
GM:まだみんな寝ているが、起きている人はいるようだ。
毎度おなじみ孤児院のお兄さん。今回初めて名前がつきました。ジェラードさん。
リンきえええええええの人?
GMきえええええええの人はメルヴィナさん。

―※違います。

シド:きえええええええ
GM(ジェラード):「よく戻りましたね、メルヴィナ。御覧の通り、すっかり街は燃え尽きてしまいました…。」という彼の姿もかなりボロボロで頭には包帯を巻いている。
メルヴィナ:「あら、あなたボロボロじゃない…。」
GM(ジェラード):「私はボロボロですが、安心してください。子供たちは無事ですよ。」といって奥ですやすや眠っている子供たちを指す。
メルヴィナ:「それはよかった。この子たちには期待しているもの。
GM何をだろう…(一同笑)
リン暗殺者集団でも育てられそうな勢い…(笑)
GM(ジェラード):「それで…今回の任務の首尾はどうでした。」
メルヴィナ:「上々…って感じかしらね。わたしにかかればどんな任務もイチコロよv」
シャオレイ:イチコロ(笑)
GM(ジェラード)イチコロな任務ってなんの任務なんだ…わかんねぇ!(笑)
「なるほど、お疲れさまでした。ゆっくりと休んでください。…と言いたいところですが、すぐに次の任務についてもらいます。
メルヴィナ:「なあに?今度はあなたの個人的な任務かしら。」
シド:いちいちエロい(笑)
GM(ジェラード):「そんなもんじゃありませんよ。先日この街を襲った上位魔族…その魔の手から救ってくれた冒険者一行、彼らに同行してください。」
メルヴィナ:「あら、偵察って感じかしら?」
GM(ジェラード):「偵察…いや、あくまでこれは手助け、ですよ。」
メルヴィナ:「まあ若い子たちと一緒に行くのは私も元気をもらえるからいいかもしれないわね。」
GMお前はロリババアか。
シド:メルヴィナさんいくつなんだ…
GM(ジェラード):「幸い、アコライトがおらず困っている様子。仲間に入るのは容易でしょう。」
メルヴィナ:「そう…わたしがいろいろ癒してあげなきゃね。」
GM(ジェラード):「ええ、本来ならば私がその役目をするべきなんでしょうがね。」と自傷気味な笑みを浮かべながら「私は…あの方に愛されていないのか。私には戦う力がありません。」
リン:あの方って…(笑)
メルヴィナ:「わたしはあなたを愛しているわよ?」
GM(ジェラード):「あなたに愛されても…ははは。」と乾いた笑いをします。
メルヴィナ:「あら失礼。昔はあんだけお世話してあげたのに。」
GM(ジェラード):「昔の話はやめてください。今は私のほうが上でしょう。」
メルヴィナ:「そうね、わたし、そもそも出世に興味ないし。」
GM(ジェラード):「まあ役職なんてどうでもいいんですが…。と、おや?ちょうど何か話し込んでいるみたいですよ。ぜひ助けてあげてください。」
リン:で、お困りかしらー?
メルヴィナ:「じゃあちょっとわたし準備してから行くわ。」
シャオレイあれ持ってくる気だ!!?(笑)
GM(ジェラード):「ええ、お任せします。」
シドやめてやだ、怖いよおおおやだよおおお
GM何があるんだろう、やだよ俺も怖いよおおおお
メルヴィナ:で、シーン切れるの?
リン:あれでしょ?
シャオレイ:あれだよ。

GM:では、時間軸を戻し…。「アコライトがいれば…」「ギルドがあれば…」
メルヴィナ:「お困りかしらー?」 みんな外に来なきゃだめだよ?
シド:「あ?なんだ?」
リン:「外のほうから何やら声が聞こえるわね。」
シャオレイ:「何か嫌な予感がするんですけど…」
リン:「あらシャオレイちゃん、奇遇ね。私も。」
シド:「とりあえず出てみるか。」つってガチャッと扉を開きます。「誰だ?」
メルヴィナ:「あら皆様、おはようございます。ハイヤー!」

―そこには鞭を片手に三角木馬を乗りこなす妖艶な美女の姿が…

シド一回閉める。バタン。
リン「現実を直視する勇気も必要よ。」と後ろから肩を叩くよ。
シド「だってまだ朝だぜ?朝。」
シャオレイ「幻術の可能性はないですよ。」
リン:「ほら、シャオレイちゃんもこう言ってるし、現実を受け止めましょう。ほら勇気を出して。」
シド:「よし。」ガチャ
メルヴィナ「ハイヤー!!」
シド:バタン。
リン:「いや、だからあんたが一番前にいるんだから、あんなが出ないと私たち見えないじゃないよ!」
シド:「さすがの俺でも飲み込める量を越えてるぞ。さっきの姿は。」
リン:「これだから男は…。シャオレイちゃん、私たち二人で行くわよ。」
シャオレイ:「はい。」ガチャ。
メルヴィナ:普通に何にも乗っていません。無垢な子には見せてはいけないからね。
シャオレイ:なるほど(笑)
リン:「何よ、何もないじゃない。」
メルヴィナ:「ご機嫌よう。」
シド:「いやだって今あいつ…だって馬に…ほら」
シャオレイ:「何のことですか?」
シド:「あれ…。いや悪い、なんでもない。」
メルヴィナ「いくら若いからって朝っぱらからイケナイ妄想は良くないわよ?」
GMピンクだ!思った以上にピンクだ!!(笑) 
シド:「やかましい!お前は何者だ!」
メルヴィナ:「わたし?わたしはそうね…通りすがりのアコライトってところかしら。」
シド:「ここの孤児院や教会で働いていたやつか?」
メルヴィナ:「そうね、あなたたちがどうやら困っていたみたいだったから。」
リン「私たち困っているのかしら。」
シャオレイ「どうなんでしょうね。」

GM(ジェラード):「メルヴィナ!混乱していますよ!?」といって近くに駆けてきます。
シド:「なんだジェラード、お前が呼んだのか?」
GM(ジェラード):「呼んだというか…そうですね、彼女はこう見えても腕利きのアコライトなんですよ。」とフォローをしよう。
シド:「アコライトぉ!?」
メルヴィナ:「専門は回復じゃないのだけど。」
シド:「そうなのか…。…どういうことだ?」
GM(ジェラード):「皆様、ちょうどギルドを組めず困っていた様子でしたので私はアコライトとしての力がありませんし、そこでうちのエースであるところのメルヴィナに、皆様についていってもらおうかと。この街を救ってもらった恩もありますし、私も魔族は許せませんから。」
シド:「なるほど。つまり聖剣を取りに行く旅に同行するってことでいいのか?」とメルヴィナに投げかけます。
メルヴィナ:「私は聖剣とか難しいことはわからないから、どうでもいいのだけど。あなた、なかなかイイじゃない?
GM(ジェラード):ジェラードはすごく困惑した顔をして、「い、いや、彼女はこうみえてもすごいいい子なんですよ?」と精一杯のフォローをします(笑)
シド:「どうもこいつ胡散臭いんだけど…。」
メルヴィナ:「あら、失礼ね。」
シャオレイ:「そうですよ、シドさん。女性にその言い方は失礼です。」
シド「お前ら、最初にこいつが何に乗ってたか見てないだろ!?」
リン:「何かに乗っていたようには見えなかったけど…。」
シド:「ジェラード、あいついつもあんな感じなのか!?」
GM(ジェラード)それについては明後日の方向を見よう。(一同笑)
シド:「くっ…」
メルヴィナ「いい?あなたが見たのはくれぐれも秘密よ?」
シド:ぞわぞわぞわ
リンこれスチルが入ってるのかな?
シャオレイむしろ入るなら最初のところでしょ。
GM:ハイヤー!のところで入ってるね(笑)
シド:ドアを開けた瞬間固まるシドの姿もね(笑)

リン:「まあいいんじゃない?現実問題アコライトがいなくて困ってるのは事実だし。」
シド:「いいけど、お前、結構危険な旅になると思うけど、いいのか?」
メルヴィナ:「そうねぇ、わたしとしてはいつもリスクを避けてきたのだけど、こういう類のリスクは初めてだから…」
シドなんだこういう類のリスクって(笑)
リン:「いわゆる孤児院で雇ってるアコライトの方々って傷の手当や治療を専門にする方はもちろんだけど、実際前に出て戦う役目の人もいると聞くわ。」
シド:「あぶねーところに行くなら、それなりに回復役も必要だもんな。性格はおいておいて、技術は持ってそうだし、ついてきてもらうか。ということでいいんだよな、メルヴィナ。」
メルヴィナ:そうねー…
シドお前なんのつもりでここにきたの!?(一同笑)
メルヴィナ:いやー、なんて返そうかなぁと思って(笑)
「私も専門外の知識を深めるってことも大切なことだと思うの。」
シド:「へぇ。」
シャオレイ:「メルヴィナさんの専門って何なんですか?」
メルヴィナ:「ん~あなたにはちょっと早いかしら。時が来たら教えてあげる。」
シャオレイ:「そうですかー…。」
リン:「世の中には知らないほうがいい真実ってのもあるわよね。さて、旅立ちの準備を整えましょうか。」
GM(ジェラード):「すいません、皆さん。きっとご迷惑をおかけすると思いますが…。」
シャオレイそんな人選オススメしてんじゃねーよ!(一同爆)
GM(ジェラード):「少なくとも性能に関しては自信をもって…」
シド性能(意味深)
メルヴィナ:「ちょっと!わたしがモノみたいな言い方はやめてちょうだい!モノみたいに扱われるのも、嫌いじゃないけど。」
GM(ジェラード):首をふるふる振って、「もうちょっと性格が良ければ言うことないんですけどね…。」とため息をつきます。
シド:「こんな危険な旅だ。腕がありゃ誰でもいい。じゃあよろしく頼むぞ、メルヴィナ。」
メルヴィナ:「よろしく。」


GM:というところでキャラ紹介お願いします。
メルヴィナ:種族はフェイ:フェアリーです。
GM:フェアリーだったんか!ちっちゃい!
メルヴィナ:でも、でかい。身長は167。髪の色は金髪。眼の色は赤。
シド:かっこいいじゃん。
メルヴィナ:肌の色は色白。
シャオレイ:ピンクの要素はどこなの?(笑)
メルヴィナ:イメージカラーだね。(一同笑)
リンなるほどね、サイリウム持って応援するときの色ね(笑)
メルヴィナ:出自は謎の妖精。謎の妖精しかありえないと思ったんだよね。
GM:謎の妖精―どうやって生まれたかは知らない。偶然か何らかの意図があってかあなたはひとりでに生まれた妖精なのだ。
メルヴィナ:生まれたときから孤独感を知っている。今はそれを乗り越える術も知っている。乗り越える術(意味深)だよ!!
シャオレイ:そういうこと(笑)
メルヴィナ:境遇は天啓、目的は修行。メインクラスはアコライト、サポートクラスはドルイドです。
スキルは≪プロテクション≫5、≪ヒール≫、≪アフェクション≫、≪レイズ≫、≪アキュートアーツ≫(命中が感知判定)、≪アンチイビル≫5、≪イビルハント≫(対魔族貫通)、≪イビルベナム≫(毒2)、≪ハンターアーツ≫5、≪マスターアーツ≫2、≪フェイ・フェアリー≫。
武器は鞭です。防具はサークレット、癒しの衣、ファインポイントアーマー、高位聖印。
防御力が19、魔法防御が8、行動値10。能力はキャラ的に器用上げたかったけど、感知・敏捷・精神だね。
シャオレイ:年齢は?
メルヴィナ:31歳ですー。
GM:妖精だからあんまし関係ないのかな。
リン:強そう。
メルヴィナ:対魔族以外には皆無だけどね!
GM:ここのパーティ、対魔族に特化してる感あるね(笑)
シャオレイ:≪プロテクション≫と≪ヒール≫は助かるわ。
GM:あとは二重プロテクションがどこまで強いかだなー。
メルヴィナたいして強くないよね(棒
シャオレイたいして強くないよ(棒
GMつえーよ!!
リン:クルシスの≪プロテクション≫と≪サモン・アラクネ≫の二枚張り以来だね。
GM:考えてみて、そのときのマスターはだーれだ?
メルヴィナえ、そんな強くないよ?(棒
リンそんな強くないよ?(棒
GM:何べんでもいうが、≪プロテクション≫と防御スキルは取るべきだが取っちゃいけないスキルだと思ってる。なぜなら敵の攻撃が強くなるから!(一同笑)
シド:後半火力やばかったからなぁ。ひより◎さんが消し炭になる火力だったよね。

GM:さて、よろしいかな?情報の整理はできたかな?僕は怖いよ。うまいこと皆さん仲良くなってね。
シャオレイ:大丈夫、だれとでも仲良くなれるキャラだから。
GM:うん、いい子ではあると思う。
メルヴィナ:大丈夫、誰とでも仲良くなれる(意味深)キャラだから。
シド:一応シドも誰とでも仲良くなれるタイプなはずなんだけど。
リン:うん、なんとかなる。



最終更新:2018年01月02日 15:26