古代竜「白のケテル」から明かされたシドの出自、それはかつて風の時代に魔族と戦うために作られた兵器、という衝撃的な事実であった。
ケテルとの戦いを通じてそれを受け入れたシドたちは妖魔の本拠地、魔都ベルヴェの対岸に位置する街マジェスタに向かう。
しかしそこで繰り広げられていたのは思わず目を背けたくなるような各国の勢力争いであった。
瘴気の霧によってまともに進軍できない各国のためにアイノスは霧の影響下でも機能する魔法のビーコンをベルヴェに設置することを依頼される。
会議室を後にしたアイノス一行に三魔将バラムの側近であるジェラードが、醜い争いを続ける人間よりも魔族の支配の方が良いのではないかと誘いをかけてくる。しかし一行はあっさりとそれを断る。
飛空挺に乗り魔都ベルヴェに向かうアイノス一行、途中の脅威をはねのけ、何とか上陸に成功する。
そこで待ち受けていた上位魔族ファラリンを打ち倒し、ビーコンを起動させたのであった。
最終更新:2018年02月03日 22:44