形式 |
小説 |
原題 |
Alhazred: Author of the Necronomicon |
作者 |
ドナルド・タイスン |
翻訳 |
大瀧啓裕 |
出版社 |
学習研究社 |
巻数 |
2巻 |
上巻初版発行日 |
2007/12/25 |
山羊の番人の家に生まれた「わたし」はイエメン王に詩才を見込まれ宮殿に引き取られるが、王女を妊娠させた咎で顔と陽根を削がれ荒野へと追放される。
荒野でわたしは無貌の男と出会い「アルハザード」の名を与えられあてのない彷徨が始まる。
神話要素
本質の塩からの死者蘇生が行われる。
登場・言及のある神や怪物など
繊細にして美しい容姿の輝く透ける体の風の精霊。
黒い大理石のような色をした蟷螂のように折り重なったキチン質の体の怪物。頭部は涙形で小さな無数の目、口の周りに無数の触角を持つ。
旧支配者と古ぶるしきものとの戦いの際に生み出された包囲攻撃用の馬のような生物。
- 太陽のない世界の茸に覆われた蟹のような生き物
- クロコダイルじみた種族
- 血を啜る生霊
- アメン
- 漏斗状の頭部の円錐形の生物に取り憑く亡霊じみたもの
- 獣
シュブ=ニグラスの子。人間の魂を体内に囚える。犠牲者のものである7つの頭は成長から腐敗の過程を繰り返し続ける。体は赤みがかり鱗に覆われており、蝙蝠のような膜状の翼を背中に持つ。
人間に似た体の頭部、肩、背中から透明な羽毛が生え広がる、腕は数え切れないほど多く、足は鷹の爪のような形状。額に巨大な単眼があり口から炎を落とす。
- クトゥルーの落とし子
- 人間の女の顔をした金色の蛇のような生物
- ヨグ=ソトース
- クトゥルー
- 旧支配者到来以前に地球を支配した種族
- 軟泥から生み出された怪物
- バスト
- セト神
- トート神
- ツァトゥグア
- シュブ=ニグラス
最終更新:2024年06月16日 06:01